カルトと呼ばれる言葉があります。英語のcultをそのままカタカナ語化したものです。本来は、儀式、崇拝、信仰など、宗教関連全般を意味します。いつからか、洗脳色が強かったり、先鋭化しすぎたといった、社会的に害悪な水準にまで達した教義や団体を指す用語となったみたいです。つまるところ、一般的なそれとの境界線は曖昧です。宗教そのものを否定する人からすると、全てがそう見える可能性はあります。何事にも功罪はつきもので、全てが善であったり、また悪ということはありません。まあ、99%以上が迷惑な存在ってのは居ますけど。そう考えると、反対にほぼ完璧に秩序に貢献するものって思い付きませんね。トータルでプラマイゼロにする為には、マイナス要素を片っ端から排除していかないと追い付かないのかも知れません。なんとはなしにカルトを毛嫌いする方は少なくないでしょうが、こういった理由の可能性はありそうです。 (・ω・) 現代でどんな大権威でも、新興時代は大体カルト扱いだったはず 【大体は再登場を請われて普通の人気キャラになるけどな】 月:準レギュラーとは、何処までを指す言葉なのだろう。 黄:また変なことを言い出したんだよぉ。 月:名前が設定されていて、 二回以上の出番があったのは最低条件だと思う。 黄:強烈なインパクトで、一回限りなのに長く語られるのも居るんだよぉ。 月:それは一発屋扱いだから、また別枠になるんじゃないか。 【割り振ったからって何かが進展する訳でも無さそうだし】 月:七割位は出張ってるのがレギュラーであることに異存は無いだろう。 黄:チラチラと映り込むけど、話には大して絡まないのはどうするんだよぉ。 月:そういったのは空気という名誉職が与えられる。 黄:どんどん例外とされて、何も残らなくなりそうなんだよぉ。 月:そもそも、区分することの意義を見出だせなくなってきてる。 黄:根底を覆すんじゃないんだよぉ。 月:人とは、誤りに気付きつつも歩んだ道のりを引き返せぬ生き物なのだ。 【御馳走は毎日食べてたら飽きるのに通じるものがある】 月:しかしちょっとは見えてきたな。 毎度のようにストーリーの中心ではないが、 それなりの頻度で顔を出してくるやつってことでどうだろう。 黄:その度合が、どのくらいかってのが問題なんだよぉ。 月:数年に一度でも印象に残るやつは少なくないかも知れん。 黄:エピソードやキャラクターの鮮烈さが肝っぽいんだよぉ。 月:むしろたまにだからこそ、常時出てるやつには難しい、 はっちゃけっぷりを披露できるんだろうな。 【立ち位置を例えるなら通行人その三が良いところだという】 月:『人生は主役を狙うより、準レギュラーくらいで丁度いい』 という名言風戯言を思い付いたんだが。 黄:年がら年中、面倒事に巻き込まれるのも疲れるから、 時折で充分ってことなら分からんでも無いんだよぉ。 月:生きることの達人は、控えめさを忘れないのだろう。 黄:アンタの場合、存在感を抑えすぎて認識されてるか怪しい部分があるんだよぉ。 ここ何年かは、黄龍ちゃんの登場キャラを分散させようと心掛けています。なので、レギュラーと呼べるのは黄龍と朱雀だけで、白虎、月読、玄武辺りは準レギュラーなのではと思わなくもないのです。しかし結局は個人が勝手に決めて良いことのような気もして分からなくなってきました。 PR 関の山という言葉があります。セキノヤマと読みます。何かを精一杯やった場合に、達成し得る到達点の予測を意味します。語源は、三重県に関町と呼ばれる土地があったこととされています。刀鍛冶で有名な美濃の関とは、特に関係が無いようです。この地の住人は祭りに熱心で、関東圏で言うところの山車作りに情熱を注ぎ込んでいました。関西圏では山と呼び、関の山を超えられる程に立派なものは作れない、ということで用法が確立した説が有力なようです。現代では亀山市に併合され関の地名はなくなってしまったそうですが、慣用句として現役なのはせめてもの救いなのではないでしょうか。しかしここまで持ち上げられると、ハードルの高さが尋常では無い気もします。毎年、どれほどのものを用意してくれるのかと思われたら期待に応えるのも大変です。熊手のように年々豪奢になっていき、いずれは限界を迎える結末しか見えません。実際は何処かで収束したのでしょうけど、マンネリ扱いされた可能性があります。大衆とは熱しやすく飽きやすい、そんな典型例なのかも知れませんね。 (・ω・) 関の山には、頑張ったけどこれが目一杯ってニュアンスもあるよな 【政治家は上位に食い込むとか言っちゃう人も多そう】 月:社会的に要らない職業で潰し合うトーナメントが開かれたら、 教授は何回戦で消えるのだろうか。 黄:絶妙な問答を思い付きやがったんだよぉ。 月:必要な方が勝ち上がりなら、農業や漁業なんかの一次産業が優勝する。 無用が生き残るとなると壮絶な戦いが始まりそうだ。 黄:世の中、何の役に立ってるんだって仕事が多いのは同意するんだよぉ。 月:詐欺師辺りが最強候補になるだろうが、非合法は含めて良いんだろうか。 【和食での醤油みたいな立ち位置になるのかしら】 黄:ぶっちゃけ理系、それも工学系の学者なら早めに消えるんだよぉ。 月:生活に密着した技術を開発してるのも多いからな。 そういった意味では、文化学系は強い部類だ。 黄:喜ばしくないんだよぉ。 月:学問業界の期待を一身に受けているとも言える。 黄:その話をすると、哲学に勝てるのかという問題に行き着くんだよぉ。 月:全ての思考に於ける基本中の基本ではあるが、 単独では無価値に近いという、何とも言い難い存在だよな。 【それだけ聞くと無駄なエネルギーを消費してる様に思える】 月:投資家とかいう、金で金を回すだけの連中とは激闘になる気がしてる。 黄:歴史規模で見ればどっちも無いと困るんだろうけど、 絶滅したとしてすぐさま影響が出るかを考えると良い線なんだよぉ。 月:あっちは経済が死ぬと主張し、こっちは文明が衰退すると言い張る。 実際にどうなるかは、不確定要素が多すぎて予想しきれんが。 黄:専任が居なくても、別のが補完しそうではあるんだよぉ。 月:そうならない為に、権威をアッピールすることが仕事の一部なところがある。 【予算とアイディアが無いから前例に則るしかやりようがない】 月:とはいえ、クジ運はでかいと思うんだ。 初戦でスーパーパシフィックアドバイザーなんかと当たったら勝ち目がない。 黄:カタカナ職種への、謂れなき中傷があった気がするんだよぉ。 月:肩書で職務内容が想像できないのは強キャラな気がしてる。 黄:実は教授も、それ単体では幅が広すぎて絞り込みが難しいんだよぉ。 月:自然科学系だからって、ビーカーとフラスコ使ってるのは極一部だという。 黄:ことアンタに関しては、薄暗い部屋で古書や論文とにらめっこしてるという、 旧態依然のイメージ通りなのがコメントに困る訳ではあるんだよぉ。 もしかしてこれだけで一話分賄えるんじゃないかって気もしますが、例に依って食い足りないくらいで丁度良い理論で締めておきます。なお、あくまで生活水準や日々の満足感を得る為に優先度が高いのは何かという話であって、特定の職業を持ち上げたり貶めたりする意図はありません。文系学者は碌でもないのが多いってのが時事ネタっぽくなってますが、月読教授を書き始めた頃から一貫してるので、別に流行に乗ったって訳でもないです。 インチキという言葉があります。イカサマ同様、博打などの勝負事に於いて不正を働くことを意味します。転じて、真っ当ではない、偽物である、論ずるのもバカらしいほどに完成度が低い、などといった使われ方もします。インチキの誕生は明治期とされています。一般的となったのは更に下って昭和に入ってからと、比較的新しいもののようです。イカサマが江戸時代には浸透していたとされることから考えると、後発と言えます。そもそもインの部分はイカサマのイカが変化したものとされていて、子供みたいなものだという説が有力です。ちなみにチキは高慢ちきとか、とんちきなどと同源で、人の状態を表します。つまりインチキ野郎などの様に人間を指すものをくっつけると二重になって日本語として正しくなくなる訳です。元が俗語なので、そんな厳密に扱う必要があるかは別の話ですが。インチキとイカサマを並べてみると、前者の方が子供っぽいというか、低俗感が高い印象です。あくまで個人的感覚なので、世間的にどうかは議論の余地がありそうですけど。 (・ω・) イカサマが大人っぽいかと言われれば、どうなんだろう 【良いところも悪いところもそこそこある俗人辺りであろう】 白:そーいや青龍は巻き込まれたって聞いてるけど。 青:とある日、自室に乗り込まれたと思ったらこうなりました。 白:好みって訳でも無さそうなキュート系の服を着せられた上に、 実務の一切を取り仕切るって、弱みでも握られてるの。 天:言葉にすると、中々に強烈ですね。 亜:私を極悪人みたいに言ってないかな。 真:とはいえ、善人かと問われれば微妙と言わざるを得ねぇですぅ。 【そう思うならまずは姉をなんとかすべきなのでは】 白:前世でどれほどの悪さをしたら、こうなっちゃうんだろう。 青:転生に依る因果応報は、仏教圏での思想だったはずですが。 真:本当に、マメな拾い方するですぅ。 天:一家に一人居たら便利なのではないですか。 亜:言っとくけど、あげないからね。 白:ここだけ抜き出したら、モテモテに見える。 真:幼馴染みとしては、異性に偏見を持たないかが心配でならないですぅ。 【変わってしまったキッカケがある方が問題とも捉えられるけど】 白:今の世の中、映像が半永久的に残るし、 高校生くらいになったら、どう思うのかってのも気になる。 天:現在進行系でネタにされる過去を作ってるとも言えそうです。 青:青春とはそういうものだということにしています。 白:その考え方が既に若者から程遠い。 天:何歳くらいからこうなのでしょう。 真:幼稚園からの付き合いだけど、最初からこんなもんだったですぅ。 白:三つ子の魂百までを、ここまで地で行って良いのだろうか。 【交わる点は少ないけど似た者要素はありそうだ】 白:それはそれとして、アルテミスが全く話に入ってこないんだけど。 天:本当に、興味が無いことにはピクリともしません。 ア:人とは、そういうものですわよ。 白:私も社会性とか協調性は低い方だけど、ここまでじゃない。 天:一般的日本人は、大半が愛想笑いと日和見で構築されているのですが。 白:そういった無駄を削ってるから仕事が出来るのかも知れない。 真:なんだか、青龍の話をしてるように聞こえてしょうがないですぅ。 今年は諸般の事情で三話も書いておきながら、結局、朱雀は登場してきませんでしたね。出さなきゃならんってことは無いのですが、世界を繋ぐ鍵であるという説がある以上、少しくらいは気にしておくことにしているのです 真打という言葉があります。シンウチと読みます。寄席の演者、つまり落語家や講談師の身分は前座、二ツ目、真打の三段階で上がっていきます。真打はトリを飾ったり、弟子をとることが許される、言うなれば免許皆伝みたいな最高峰の称号です。順調に行っても入門から十五年程掛かります。また一生が修行の職種の為、あくまで一人前の証と捉える方も少なくないようです。転じて、後半になって登場する大物などを真打と呼んだりもします。強キャラが出し惜しみされるのは、伝統的な演出という見方も出来そうです。語源は諸説あります。江戸時代の話ですので、照明には蝋燭が用いられていました。最後の演目を終えると火を消す為、蝋燭の芯を打つ人で芯打となり、字が変化して真打となったというのが最も有力なようです。現代のエンターテナーもランクらしきものはありますが、見てる方には分かりづらいので作ってくれても良い気はします。まあ、一瞬で消費されるタイプも多いので、上がったら落ちることの無い制度は不都合があるのかも知れませんけどね。 (・ω・) そもそも統一組織が無いから無理な話か 【分かっていて止めないって共犯みたいなものなのでは】 ア:ところで、わたくしとしてはこの系列校も狙いたいんですの。 白:あー、そうだねー。 天:原点にして最終目標なのですから、当然の流れとも言えます。 亜:何の話してるのさ。 白:アルテミスって、世界中の女性と親しくなるのが夢らしい。 天:考えてみれば一貫校など釣り堀のようなもので、 狩場としておあつらえ向きすぎる気がしてきました。 【それが何語なのかについては永遠の謎になりそう】 ア:橋頭堡として、小妹々を虜にしたいところですわ。 亜:教頭先生がなんだって。 青:キョウトウホ。足掛かりとして敵地に築く拠点のことです。 白:小学生の語彙力じゃない。 ア:白虎さんも大概ですわよね。 天:第一言語が別にあるにも関わらず、 国語と英語の試験で苦労してるのを見たことがありません。 【私利私欲以上にやる気になるものなんて少ないからしょうがない】 亜:つまるところ、私達を釣り針に付ける餌にしたいと。 ア:そういう解釈も可能ですの。 白:常に本音でぶつかる、真っ向勝負が信条のリーダーです。 真:その言葉だけなら、熱血系に聞こえるですぅ。 天:目的の為に考え得る全てを注ぎ込む、エネルギッシュな方ではあります。 青:何事も一つが違うだけで台無しになる恐れがあるものですね。 【テーマが無駄に大きくなってる気がしてならない】 青:どうあれ、私は守備範囲外なようで一安心です。 白:女装美少年が対象にならないのは意外なような、必然のような。 天:何処までを女性として扱うかというのは、 色々な意味で触れてはいけない領域だと思っています。 白:好奇心的にはラインを見極めたいけど、実際にやったら人として終わりそう。 天:学術的探究心と倫理観のせめぎ合いは、永遠の課題ですね。 アルテミスは直感で生物学的な男女を見分けられるようですが、精神的な部分についてはどうなんでしょうね。まあ、真面目にやると中編くらいは書けそうな規模の話ではあるのですけど。 カタルシスという言葉があります。ギリシャ語のkatharsisをカタカナ語化したもので、本来の意味は精神的な浄化になります。様々な業界で使用されることがありますが、現代日本ではアリストテレスが演劇用語として使ったものが軸となって継承されています。その内容は、悲劇に没入することで日常で溜まった鬱屈が霧散すること、らしいです。何故か今は少しズレて、沈んだ展開から解放された結果としての爽快感みたいな方が多い気もしますけど。とはいえ原義からすれば、心が晴れやかになりさえすれば細かい経緯は気にしなくて良いのかも知れません。実際、単純にスカッとすれば、使用する局面は関係ない雰囲気さえあります。となると、カタルシスという単語を使う必要はあるのかという話にはなります。日本人は気取ってカタカナ語を使いたがる生き物ではあるのですが、適当な和訳があるのかと言われると少し悩みます。端的な熟語がこれといって無い気がするのは、つまるところストレス発散が苦手な国民性を表しているのかも知れませんね。 (・ω・) 現代人が純粋な悲劇を受け入れるかと言われると微妙ではある 【偶然とは意図よりも奥深い存在である】 天:ところで、気付いたことがあるので発言して良いでしょうか。 亜:はぁ。 天:小妹々って、分解すると小、妹、妹じゃないですか。 若い女性という解釈で妹が亜沙さんと真武さん、 小が小学生である青龍さんだとすれば、ダブルミーニングになります。 亜:まさかそこに気付くとは。 青:ちなみにたまたまで、良くこじつけたものだと感心しているところです。 【本編だと月読にしか発揮されてないけど】 白:その並びだと、青龍がリーダーになっちゃうような。 真:似たようなもんですぅ。 亜:妹が辛辣だけどめげない。 天:亜沙さんに兄か姉が居れば、妹が二人で更に強化できましたのに。 白:天照って、良く分からないところに執着するよね。 ア:こういった方が愛に走ると、情熱的になるものですの。 【この世界には黄龍が居ないから溢れがちである】 白:それにしても、この振り付けや楽曲に関する資料の山と来たら。 天:物腰や言動とは裏腹に、努力家であることが伺えます。 亜:何、勝手に漁ってんのよ。 白:友達の部屋に入ったら、やらねばならぬって聞いている。 真:こっちも、ボケ製造機しか居ないですぅ。 青:処理の許容量を超えた際の対処法が引き出しに無いのですが。 天:放ったらかすという選択肢を憶えると、 生きることが少しくらいは楽になるかも知れませんよ。 【振り切ったとんでもなさは一種の清々しさを与えてくれるからかしら】 ア:これは、実はわたくし達のファンで、 動画などを隠し持ってるパターンですわ。 亜:この人、ヤバい。 白:奇遇なことに、それに関しては同意見という。 天:ヤバいという俗語の適用範囲は広いですが、かなり近い意味と思われます。 青:返す返すも、なんであなた達はユニットを維持できるのでしょうね。 一応、この番外編の主人公はアルテミスのはずなのですが、出張ってくると危険な香りが漂ってくる不可思議な存在ではあります。白虎と天照が漫才してる状態が平和に見える辺り、色々と感覚が狂ってると思わなくもありません。 |
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