2022
摩天楼という言葉があります。マテンロウと読みます。見上げるほどの高層建築群を称したものです。摩は触れてしまう程に近付くこと、楼は高い建物を意味します。なので熟語としては、天に肉薄する楼閣、といった感じになります。英語の、skyscraperを和訳したものです。元はニューヨーク市で19世紀末くらいから建ち並び始めた高層ビルに使われていました。現代でも、狭義ではこの場所だけを指します。scrapeは擦る、削る、といったニュアンスなので、意外にも直訳に近いのだとか。古来から摩天という天に届く的な意味合いの単語はあったのですが、中々に洒落た訳し方をしたものだと思います。人には、巨大なものに圧倒されるシステムが備わっている節があります。その対象は文明が成熟する以前は山だったのでしょうが、人工物へと移り変わっていきます。ピラミッドなどはその代表例でしょう。時代が下ると技術が発達して、何百メートルもの建築物を狭い場所に押し込められるようになりました。慣れた現代人でも迫力を覚えるのに、古代人が見たらどう感じるのでしょう。そして何百年先には、我々が腰を抜かして動けなくなるような摩天楼が生まれるのでしょうか。案外、実用性がそんなに無いなと頭打ちになる可能性はありますけどね。
(・ω・) 千メートルを超えると、気圧の問題とかが面倒になるらしい
【物量で攻められると胃もたれする面は否定できない】
朱:日本の特徴って、どんな感じなんでしょう~。
黄:傾向として大陸が豪華絢爛だとすると、
そっちは一点集中型が多い印象なんだよぉ。
月:リソースが限られてるのと凝り性なのが混ざり合って、
職人魂に火が付いた結果だな。
天:素材を大事にした味付けというのも良く言いますが、
それを負け惜しみと捉えるかは感性に左右されます。
【ガリレオ・ガリレイを気取っておけば負けを認めずに済むぞ】
朱:そういえば天照さんと月読さんって両方がマニア寄りという、
対にしては珍しいタイプの組み合わせです~。
天:仲良し似た者姉妹で通ってますから。
月:世間が認めるかは別にして、言うのは自由だ。
黄:ぶっちゃけ、天照の見解はほぼ合ってるんだよぉ。
朱:私も同意しますから、
この場は多数決で正しいってことにしておきましょう~。
【ちょっとした姉妹喧嘩で全面戦争した過去がある訳でもない】
黄:結局、一から構築するより、既存のを発展させるのが得意なんだよぉ。
月:原型を留めない改造技術は、他の追随を許しません。
朱:原案程度になっているものが多すぎませんか~。
天:顧客と言いますか、主要な対象である日本国民が納得してますし。
月:グダグダ言うやつは捨て置けば良い。
黄:こいつらが不仲なのは絶対に嘘だと、
自ら肯定していくスタイルで行くつもりっぽいんだよぉ。
【信仰は狭く深くでやってくとカルトと呼ばれる理不尽さがある】
月:具体的には、日本式ラーメンと中華の麺料理を比べるみたいなもんだ。
現地で繁盛してるなら、それ以上の証明はない。
朱:月読さんの分際で正論です~。
黄:閑古鳥なのを、味が分からないせいとか言い出すよりはマシなんだよぉ。
天:大衆向けは、人数が多い層に程度を合わせるのが重要になります。
朱:そろそろ、食事と宗教、どちらの話なのか分からなくなってきました~。
世間では、日本で魔改造されたものを外国に持っていってスゲーさせる番組が流行ってるとは聞きます。ちょっと時代遅れかも知れませんが。演出なのかどうかはともかくとして、視聴者が求めてるなら、それもまたガラパゴス需要なんですかね。
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2022
蒲公英と呼ばれる植物があります。タンポポと読みます。キク科に属する多年草です。一般には春に黄色の花弁を開かせるイメージですが、条件次第でどの季節でも開花するらしく、地域に依っては白色が優勢だったりもするようです。生命力が高く、アスファルトの裂け目に強靭な根を張っている様子を見かけることが少なからずあるでしょう。なにより印象的なのは、花が落ちた後に膨らむ綿毛だと思われます。乾燥した日を見計らって飛び立ち、動物に頼らない移動方法を確立していることは有名です。可愛らしい響きをした名前ですが語源は諸説あり、これといったものがありません。言い換えると、遡るのが難しいくらいの期間を共に過ごしてきたということでもあります。ちなみに英名はダンディライオンですが、これは獅子の歯という意味で、カッコいい男性を指すダンディズムとは関係がありません。実用的な使い道としては、葉や花を食べる、漢方薬の材料とする、根を煎じて飲むなどがあります。意外と栄養があるらしいので、口にしてみるのも悪くないやも知れませんよ。
(・ω・) もちろん、そこらに生えてるのは色んな意味でオススメしない
【大抵の公共事業に適用できそうなのが悲しいな】
天:新たな日本文化を生み出したいんです。
朱:何故だか、危険な香りがする発言なんですけど~。
黄:偉いのが先導してうまく行くこともあるっちゃあるけど、
失敗例が遥かに多いからなんだよぉ。
朱:政治的力学で決定した企画書を、
コネで採用された人材が実行するんですから仕方ない部分はあります~。
【最低限の形を作る為に台本は必要なのだ】
天:私は、そんな愚かなことはしません。
造詣が深い月読を責任者として任命する予定ですから。
黄:すぐさま回収する辺り、笑いを分かってるんだよぉ。
朱:更には、『何言ってんだコイツ』、
的な顔をしている月読さんも面白いです~。
黄:とりあえず話を通して無かったのは事実っぽいけど、
だからといって事態が好転する訳でも無いんだよぉ。
【疲れてるからもう寝たいとは言えない空気だよね】
月:聞いてないんだが。
天:サプライズですよ。
黄:必要性が無いんだよぉ。
朱:誕生日パーティとかなら分かりますが~。
月:あれも祝ってやってると、押し付けがましい面がある。
黄:この捻くれっぷりが月読であると、
姉のくせに分かってないのがこじれた一因だと思うんだよぉ。
【忠臣面してるのが実はスパイだったよりはやりやすそう】
朱:引き受けなかったらどうするつもりなんでしょう~。
天:残念ながら頓挫するとしか。
黄:計画性が無さすぎるんだよぉ。
月:最初に断るより、限界まで引き伸ばしてから撤退した方が、
姉さんの失策度合いは大きくなる気がする。
朱:考え方が最低です~。
黄:損切りは早い程に傷を広げずに済むんだけど、
こうやって足を引っ張るのが居たりして話がややこしくなるんだよぉ。
何年、何十年も掛けて行われる大事業は、社会情勢の変化などで意義を失い、進むに進めず負の遺産となることが少なくありません。中途で止まったバブル期のリゾート施設とか未だに放置されてるらしいですし、視野の広さって大事なんだなと思わされますよね。
2022
二十四金と呼ばれるものがあります。ニジュウヨンキンと発音するのが一般的です。K24などとするケースもありますが、基本的には同じ意味です。黄金ないしその合金を扱う際には純度が重視されます。現代人の感覚だと百分率であるパーセントを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし金に関しては、二十四分率が現役と呼べる水準で使われているのです。なので二十四金は限りなく100パーセントに近い純金で、十二金であれば50パーセントとなります。この場合の比率は体積ではなく、重量が基準です。Kはkaratの略で、日本語で発音するとカラット辺りになります。音だけ聞くと宝石の重さを連想しがちですが、こちらはcaratなので別物です。プラチナや銀は千分率を用いることが多いのですが、金だけは特別扱いされます。これは貴金属としての歴史が長い為に伝統として受け継がれているからです。なぜ24なのかについては諸説あります。有名なところだと一日が二十四時間だからというのが知られています。2、3、4、6で割り切れるのが便利というのもありそうですが、それは時間に関しても同様ではあります。十進法に慣れていると、逆に十四金の58.4パーセントにモヤっとするものが残ったりもします。十八金は75パーセントだなとか換算してしまう辺り、いずれ廃れてしまう可能性が無いとは言い切れません。
(・ω・) ゴールドは聖域として保護され続けるのも理解できるけど
【走るのが苦手という個性は認めないからな】
黄:締めは持久走ってのが定番らしいんだよぉ。
玄:人道に反する罪になりませんか。
白:虐待の公開は、良い趣味とは言えないね。
朱:酷い言われようです~。
黄:それを感動路線に持っていくのが、腕の見せ所なんだよぉ。
玄:その手のドラマ仕立ては好みじゃありませんけど、
一定の需要があることは認めておきます。
【ヘルに任せたら延々と鬼ごっこしそうなところはある】
朱:白虎さんだって長距離はダメじゃないですか~。
白:純粋な肉食獣に必要ないし。
玄:追うことに特化してますものね。
黄:ダメなら足を緩めるから、限界が分からないんだよぉ。
朱:こちらも、検証してみる価値がありそうです~。
黄:それはつまり白虎を急き立てる役目が要るってことで、
疲れるからやりたくないんだよぉ。
【どれほど無能であろうと雰囲気さえあればいい】
黄:総合すると、人間の小学校低学年並なんだよぉ。
玄:見た目年齢に近いとも言えます。
朱:聖獣に大事なのは霊力とかですし~。
白:実際、そっちはどうなのさ。
黄:容量はやたら大きいけど、実用性が無いタイプなんだよぉ。
玄:偶像や御神体ってハッタリが本業みたいなものですから、
役割を果たしているのではないでしょうか。
【音声入力で色々できるし後一歩だと思うんだ】
白:最大の問題は、訓練しても体力が付くか分からないことじゃないの。
黄:極論を言えば、健康で不便が無ければ要らないんだよぉ。
玄:本当に困らない水準なんですかね。
朱:家電って、素晴らしいと思います~。
黄:いい時代に生まれたんだよぉ。
玄:全自動家事システムが開発されたら真っ先に導入して、
堕落街道を走りそうな危うさを感じてしまいました。
生存していく上で不必要なら切り捨てて、他に注ぎ込んでいくのが進化の基本です。人類が弱体化しているのも文明の発達で積極的に使わなくなったからなのですが、何かあった時にいきなり戻せないのも事実なのが厄介です。
2022
始祖鳥と呼ばれる動物が居ます。シソチョウと読みます。学名はアーケオプテリクスです。古代ギリシャ語の、古代、翼、鳥を組み合わせた造語となります。和訳は文字通り、原初の鳥類という意味合いで名付けられました。19世紀後半、1億5000万年程前の地層から化石を発見したのが始まりです。それは鳥の様な骨格で羽毛が確認されながらも、歯などといった爬虫類的な特徴も併せ持っていました。その為、当初は恐竜から現生鳥類に至る中間的な種であると予想します。しかしこれ以前の時代から羽毛を持った恐竜が発掘されるなどして、学説は二転三転しました。今のところは、先祖の一つかも知れないが、全ての祖とは考えにくい、辺りに落ち着いているようです。何しろ抜群の知名度を誇るものの化石は7体しか見つかっておらず、研究を進めるには材料が不足している状況なのだとか。現代を生きる鳥は、かつて恐竜と呼ばれた生き物の中で、激変した環境を耐え抜いた者達と言われています。恐竜そのものであるという人も居るくらいです。ここら辺は恐竜という単語の定義の問題で、言葉遊びに近いものがある気もしますけど。ペンギンが恐竜と言われたら、学術的にどうかはともかくとして、心情的に納得できる方は極少数なんじゃないですかね。
(・ω・) それほどまでに、恐竜は神格化されてる部分がある
【中途半端に遠慮されると余計な気疲れをする】
黄:握力や背筋力といった、単純なパワーはどうなんだよぉ。
玄:あまりに非力で、市販の器具だと誤差になるのでは。
白:精密仕様を、どっかから借りてこないと。
朱:特別扱いって、お姫様気分です~。
黄:脳天ひまわり娘の本領発揮なんだよぉ。
玄:気遣いは、これくらい気軽に受け取って欲しい面はありますけどね。
【才能が無いで片付けていい領域なのかしら】
朱:ふにっ!
玄:結局、子供用で測っている訳ですが。
黄:本当に軟弱な数値なんだよぉ。
白:鳥類って、肉多めなはずなんだけどなぁ。
玄:とりあえず常識に逆らっておけばいいという安直さすらあります。
朱:生まれつきをどうこう言われても、返す言葉が思い付きません~。
【目視でスキャニングとかギリギリ出来ない感があるし】
朱:肺活量を調べるやつはやってみたいんですよ~。
玄:でしたら、この風船をどうぞ。
朱:ふに?
玄:体積を概算すれば、ほぼ正確に導けます。
黄:たまにロボみたいなことしでかすんだよぉ。
白:定期的にアピールしないと忘れられかねないって理由で、
無理してるんじゃないかと疑ってる。
【一般動物の範疇に収まってたらそれはそれで釈然としない】
朱:ふ~に~。
玄:大玉のスイカ程度まで膨らむものだったんですけど。
黄:大きめのトマトくらいにはなってるんだよぉ。
白:というか、私達が酸素を取り込むのって代謝に必要だからでしょ。
朱雀のエネルギー生成に肺は不可欠な存在なの。
黄:そこら辺を気にしてるのは少なくないんだろうけど、
解析は恐ろしいものを呼び出しそうで躊躇してるんだよぉ。
昔の設定では、朱雀の握力は5kgということになっていたはずです。小学1年生が男女問わず9kgくらいらしいのでそれ未満ということになります。こういった数値は誇張されるものだからで済ませて良いのかは悩ましいところです。
2022
スティグマと呼ばれる存在があります。英語表記は、stigmaです。元はギリシャ語で烙印を意味します。赤くなるほどに熱した金属を皮膚に押し当て、生涯消えない印として刻みつけるものです。家畜や奴隷の所有権を主張する為、或いは罪人の証として使われていました。時代が下ってキリスト教全盛期になると、聖痕を指すようになります。イエス・キリストが十字架刑を受けた際に刻まれた傷跡が、後の聖人に現れる現象のことです。ファンタジー作品では、血統や天命に依って浮き出た特定の紋様に対して使用することが多いかと思われます。そして現代では、社会的スティグマの略称として用いられます。傷病や境遇などに依って、いわれなき差別を受けることなんだそうです。当人に責任が無いにも関わらず迫害されるという観点だと、本来の用法に近いといえます。こうして見ると、一度ポジティブになったのにまた下がるという過程を経ている訳です。掘り起こされた方にしてみれば溜まったものではありませんが、やらかした過去は千年単位の時が流れても消せないという、教育的なものが含まれている気もしてきましたよ。
(・ω・) 当時の倫理観で、悪印象があったかは別の話になるけど
【丁寧な前振りをしているようにすら見えてしまう】
黄:跳躍力も測っておきたいんだよぉ。
朱:これは得意分野です~。
白:浮遊は、ありなの。
玄:とはいえ、地面から数十センチしか離れられませんし。
黄:普通にジャンプした方が高くなると言い切れない辺りが、
諸々の信頼が欠如している証左に思えるんだよぉ。
【幸いなことに朱雀に対しては微笑ましくなる】
朱:ふ~に~。
玄:そういえば、浮く時はバランスの為か直立は難しく、
水平になるんでしたっけ。
白:腕を伸ばしてるけど、身長より低いとこにしか届いてない。
黄:ズルを許してくれないんだよぉ。
玄:ルールの盲点を見付けたと喜び勇んだ方が自爆する様は、
嫌いな相手であれば小気味よく感じるんでしょうね。
【どれかというと口が触れられないせいの気もする】
白:どうやら、身体の柔らかさも重要な項目らしい。
玄:ネコ科に勝つのは、簡単じゃなさそうですけど。
黄:たまに、本当に骨があるのかって形状になるんだよぉ。
朱:このしなやかさが図抜けた運動性能の秘密と伺ってます~。
白:なのに首の裏を掻くのは苦手という。
黄:それに関しては人間の指先が器用ってだけで、
物理的に届くかどうかの問題じゃないんだよぉ。
【なんならライターと激戦を繰り広げるかも知れない】
玄:一方で、朱雀さんならアメーバの如く自在に変形できる印象もあります。
白:脊椎動物の限界を超えてきた。
黄:ちょっと温めたら、キャンディみたいに溶けそうではあるんだよぉ。
朱:私自身が熱を発していることを忘れてませんかね~。
白:何年経っても、当代の朱雀が耐熱仕様なことにピンと来ない。
玄:ちょっとした焚き火に負けるのではと思わせてしまうのは、
ある種の才能とするのは言い過ぎなんでしょうか。
巷では、猫は液体なんてジョークがあったりもします。金魚鉢に形状を合わせて熟睡している様が激写されたりもしていますが、どなたか虎でやってみて欲しいものです。ちょうどいい器が小型の風呂桶辺りになるんじゃないかという問題点があったりするんですけどね。