完膚という熟語があります。カンプと読みます。膚は皮膚辺りでも用いられる漢字で、肌や表面といった意味合いです。無欠の外皮、ということで傷一つ無い状態を表現した単語です。主に、完膚なきまで、といった感じで否定と共に使われます。つまるところ全身余すところなくボコボコにされていて、キレイなところを見付けられない程にやられているということです。比喩とはいえ、凄い言い回しです。語源は、中国の故事にあります。唐の時代に蒋鎮という将軍が居て、反乱を企てました。その際、同僚である劉廼を引き込もうとするのですが、喋れない振りをして誤魔化してきます。そこで体中に灸を据えて火傷まみれにしてやったというのが由来なのです。拷問で屈服させようとしたとのことですが、同士にしようって時にこういった暴力は意味があるんですかね。家族を人質にするとかなら分かりますが、脅したところで爆弾を抱えているのと大差ないのではないでしょうか。腹いせが主目的だったんじゃないかと疑いたくなってきましたよ。 (・ω・) ここまで元ネタがえげつないと知ると、使用を躊躇いたくなってくる 【明度が低いほど格上とかになるのかな】 玄:ともあれ、題材を決めないといけません。 朱:色なんかは定番ですが~。 黄:意外と種類を用意できないんだよぉ。 玄:そこは同じ青でも紺碧や青藍といったように、 細分化していけばどうとでもなります。 メ:いっそ、ブルー系統だけで行こう。 黄:見分けが困難で混乱に繋がるから却下なんだよぉ。 【ほとんどの部品が銀色じゃないのはともかくとして】 朱:かく言う四神は、五行で色分けをされてるんですけどね~。 黄:今度からそう呼べばいいんだよぉ。 玄:ブラックと称されるのは、ちょっと唆られますが。 メ:何度聞いても、イメージが合致しない。 朱:機械ですから、メタリックシルバーの方がしっくり来ます~。 黄:それはそれで安直で伝統に反するんだけど、 そういった軽薄さも大衆受けには必要なんだよぉ。 【野暮ったさを忘れてはいけないとか面倒だな】 メ:星の名前も、ありがち。 玄:デネブやカペラなどですか。 朱:そこそこの知名度があって呼びやすいから良さげです~。 黄:カッコよすぎて似合わないんだよぉ。 玄:凄いイチャモンが入りました。 メ:だけど玄武にこんなオシャレな異称が合うかと言われれば、 首を傾げるのは事実だと思う。 【素人には差を認識できない部分で揉めるのが日常】 玄:星と言えば、水滸伝百八星は使えるはずです。 黄:多分、天剣星とか地妖星みたいなのの話なんだよぉ。 メ:上位三十六名が天、下位七十二名が地を冠するんだっけ。 朱:詳しくないと混乱しそうなんですが~。 玄:分かる人に通じればいいので問題ありません。 黄:逆にマニアしか集結しないせいで解釈違いを起こして、 ケンカ別れする結末しか見えないんだよぉ。 水滸伝には詳しくないのですが、108も居たら日本語の字面的にハズレっぽいのも居るんじゃないかと疑っています。ざっと見たところ、あまり使われない漢字が紛れ込んでるんですけど、これは当たりになるんでしょうかね。 PR |
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