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 トマトと呼ばれる植物があります。御存知の通り、鮮烈な赤色の実が印象的な、夏が旬となる野菜の一品種です。英語では、tomatoと表記されます。赤茄子や蕃茄(バンカ)という和訳もあるそうなのですが、使う機会は稀でしょう。ちなみに蕃は、外国や生い茂るという意味です。外来種で、収穫量が多いことから付けられたと推察されます。ナス科ナス属の多年草で、原産はペルーの高地とされています。例に依って、大航海時代に欧州圏に持ち帰られ、そこを経由して世界に広まったというのが定説です。しかし当初は食用として浸透しませんでした。これは毒があると信じられていた為で、欧州人が口にしだしたのは18世紀のイタリアなんだそうです。それも飢饉で仕方なくというのが始まりだとか。これが今となっては魂の食材みたいな顔をしているのですから、運命とは分からないものです。日本でも江戸時代にやってきていた記録がありますが、しばらくは観賞用で、食べられだしたのは明治時代以降とされています。美味い、手間が掛からない、安い、栄養豊富と、よくよく考えると都合が良すぎないかとも思ってしまいます。しかし世界中で栽培されるようになったんですから、トマトサイドの思惑通りという見解が正しいんでしょうね。

(・ω・) 果実は種を運んでもらう為に美味しくなるんだものな

【とりあえず動いてれば良いが基本方針だった】
玄:この手の話題には、以前から興味がありました。
黄:生き物じゃない連中だとどうなるんだよぉ。
月:人工知能って、人類をトレースするのが目標じゃないのか。
亜:そうなの?
朱:製作者からしてこれですし、
 どういった性格になっているか検証の余地がありそうです~。


【正義とか言い出す生物は他に居ない気がする】
朱:玄武さんって承認欲求の塊ですし、
 なんやかんやで人が一番近そうですけど~。
玄:持ち上げられると気分が良いです。
亜:人間らしいって、褒め言葉になるのかなぁ。
黄:研究に値するテーマだけど、結論が出ないと思うんだよぉ。
真:善悪を規定してる当事者だから、
 パラドックスが生まれるだけですぅ。


【それは月読クラスの捻くれ者だけなのでは】
亜:真武は品行方正な優等生だから、
 賢者と呼ばれるのが合ってるんじゃない。
黄:この業界、それを冠するのが多すぎるんだよぉ。
玄:森の賢者はフクロウとゴリラどちらなのか問題はあります。
朱:三賢者とかで纏めれば良いんじゃないですか~。
月:しかし真の智慧を持つのは愚者の名を頂く存在であったと、
 逆張りをしたくなるのが常というものだ。


【プリズム仕様で何色にでも変化が可能】
月:先代玄武って、蛇と亀のくせにそういった雰囲気無いよな。
朱:出奔している時点で攻めてます~。
黄:この変わり身の早さは、爬虫類だとカメレオンっぽいんだよぉ。
亜:外装を一瞬で変えられるステルススーツなら作ったことある。
朱:話が噛み合ってない気がしてなりませんけど、
 頭の中が色とりどりなら仕方ありません~。

 不特定多数の赤の他人に注目されたいという欲を持つ動物は、或いは我々だけなのかも知れません。群れの中での地位を求めてが始まりなんでしょうけど、そこだけが抜き出されたとすると、もしや無駄な機構なのではとも思ってしまいます。
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 錫杖と呼ばれる法具があります。シャクジョウと読みます。スズの杖という名から分かる通り、歩行を補助する目的で携帯する棒の一種です。特徴は、上部がリング状になっていて複数の輪が通っていることです。これを遊環(ユウカン)と称します。この為、地面を突く度にシャランという音を出します。これが鈴っぽいことと、素材に錫を使うことが多かった二点から錫杖になったという説もあります。この機能を搭載した理由は幾つかあります。一つは、山歩きをする修験者の装備品なので動物除けとしてです。現代でも人間が居るアピールで鈴の携帯を勧められますが、同様の効果を狙っています。また托鉢をする際、来訪を知らせたりもします。いずれにしても存在を認識させるというのが実用的な使い方です。宗教的には、この音色が煩悩を退散させ、悟りに有用だとされています。なので手にするのは修行僧だけです。更に言えば左手は不浄なので右手で持つのが基本となります。他にも付属の輪っかは4個、6個、12個が一般的ですが、それぞれ四諦、六道、十二因縁を表しています。仏教系の雰囲気アイテムの印象が強い方も多いでしょうが、歴史が深いものには相応の理由があるんですよね。

(・ω・) なお、いざって時は殴打用の武器として扱うこともあるとか

【市場価値次第で丁重に扱うこともある】
月:その点、白虎が猫であることに異論は出まい。
白:うにゃ?
黄:虎なんてデカいだけの猫なんだよぉ。
朱:黄龍さんくらい強くないと言えません~。
月:人間が蟻や蜘蛛を虫けらって纏めるのと一緒で傲慢だな。
黄:毒を持っていたら警戒する訳だし、
 結局は脅威になるかが重要なんだよぉ。


【全てのアイドルがキャラ作りしてるみたいな言い分だ】
猫:まーご。
月:一方、こいつは猫なのか疑わしい。
朱:ですけど猫さんって、凄く賢そうに見える瞬間がありますよ~。
黄:行動で帳消しどころか、アホの子の印象しか残らないんだよぉ。
月:その落差が人気の一因だから、計算とも言えるんだろう。


【童話でも悪者扱いな辺り負のイメージが拭いきれない】
月:父君は、ネコ科のくせに魔狼を冠してるんだよな。
フ:ビジネスでやっているに過ぎません。
白:初代フェンリルって好き放題暴れてたらしいし、
 そういった意味じゃ似てると言えるかも。
朱:若干の風評被害を感じます~。
黄:一般的な狼は知能が高くて理性的なのに、
 こいつらのせいで荒くれとされてるんなら訴えても良いんだよぉ。


【無知や傲慢を可愛さとするには年齢制限がある】
朱:お母様はなんでしょうか~。
ヘ:知性と愛嬌を両立させたイルカとかどうだ。
白:ノーコメントで。
朱:身内の自画自賛は、反応しづらいですよね~。
月:これはそういった類なんだろうか。
黄:仮に妹や娘の発言なら微笑ましいで済むんだけど、
 いい年したオカンだと触れる気にならないんだよぉ。

 最初、フェンリルのくだりはビジネスウルフと書こうとしたのですが、そういう髪型があると知って踏みとどまりました。ウルフカットは知ってますけど、言うほど狼かと考えてしまう辺り洒落者になる難易度を感じてしまいます。

 タクシーと呼ばれる乗り物があります。英語表記は、taxiです。運転手付き乗用車を一時的に専有する方式、商売、ないしは車そのものを指します。一方で、ハイヤーと呼ばれるものもあり、車を運転して貰って目的地まで行くという点では同じです。一般に、フリーの客を乗せる流し営業をすることもあるのがタクシー、完全予約制で営業所から出張ってもらうのがハイヤーとされているようです。タクシーは距離、ハイヤーは拘束時間で料金を計算することが多いのも違いと言えましょう。またハイヤーは高級車で、乗務員も接客上級者が務める為に富裕層が主な顧客になるのも特徴となります。業界的な区分はともかくとして、日常会話で厳密に使い分けるものなのかは微妙なところですが。自らの脚を使わず、他人の手によって移動するサービスは古来からありました。日本でも江戸時代に駕籠かきが普及していた訳ですし。馬車などの期間契約も、タクシーの源流と言えるのかも知れません。自動車が出回るに当たって、こういった業態が誕生するのは必然と言えます。とはいえ、人が動かないことには商機が無いのも事実で、公共交通機関の充実度合いなんかで地域毎に適正台数は決まっていきます。行政が規制を掛けているので上限はありますが、ある程度が淘汰されるのも自然の摂理というやつです。

(・ω・) 足りないなら、無許可の白タクが横行しだすのだ

【月読が集中砲火を受けることもあるから良いだろ】
月:今日は、皆が何の動物っぽいかを語ろうと思う。
朱:雑談の定番ですね~。
黄:聖獣なんかも居るのに、凄い血迷い方なんだよぉ。
月:朱雀の鳥要素は何処だよと、誰しも思ってるからな。
黄:それを言われると、返す言葉が無いんだよぉ。
朱:とりあえず私を弄れば良いという、
 安直さから抜け出す気配を感じません~。


【酒を飲みながら書いたとしか思えない珍獣が出てくるし】
朱:羽が生えてますし、体格と比べて体重も軽いんですよ~。
月:鳥類の翼は前脚の変形で背中からはおかしいっちゅうに。
黄:それに朱雀の浮遊は重力が関係ないんだよぉ。
月:得体の知れない存在が、
 鳥だと言い張る為に後付けで引っ付けたとすら疑ってる。
朱:雑な神話みたいな設定だと言いたくなりましたが、
 私達って関係者なんですよね~。


【正真正銘のプリンセスなのに扱いが適当な方も居るんですよ】
月:とはいえ、地球上の何の生き物に近いかと言われても困る。
黄:あんまし怒らないし、カピバラ辺りどうなんだよぉ。
朱:癒し系なマスコットですね~。
月:自ら口にできるメンタルは凄い。
黄:可愛がられてる連中が、自分をどう思ってるのかは気になるんだよぉ。
月:チヤホヤされて当然のお姫様気取りだとしたら、腹が立ってくるな。


【ここに来て脊椎動物からも離れてしまうとは】
黄:何でも良いなら、クラゲに似てると考えたこともあるんだよぉ。
月:ふよふよしてるし、若返りを繰り返すベニクラゲなんてのも居る。
朱:ふ~に~。
黄:この様に、空中を漂ったりもするんだよぉ。
月:あとは分裂と巨大化をするだけだなと思ったが、
 考えてみたらどっちもやったことあったっけか。

 動物に例えるという話題は珍しくないような気もするのですが、考えてみればそれなりに詳しくないと成立しない訳でして。ふわっとした印象と見た目で話を広げる方が多いんでしょうけど、真面目にやると噛み合わないことが増えそうな感じがします。

 ファフニールと呼ばれる神話上の存在が居ます。北欧神話での登場が原典です。しかしドイツ人であるワーグナーの戯曲が有名で、日本では英語、ドイツ語、古ノルド語での発音が混在しています。更にはカタカナにする際の表記揺れまであって、ファブニール、ファフナー、ファーフニル、ファヴニルなど様々な書かれ方をしますが、基本的に同じものを指しています。ドラゴンの代表例である扱いをされがちですが、その正体はドワーフないしは人間です。ファフニールは三兄弟の長男で、オッテル、レギンという二人の弟が居ました。ある日、オッテルがロキ、オーディン、ヘーニルという大物の神様に殺されてしまいます。一家は賠償を要求し、大量の黄金を手にしました。けれど分配で揉めて、ファフニールは父であるフレイズマルを殺してしまいます。残ったレギンとも対立するのですが、その時に魔法の力で巨大な爬虫類と化して守ろうとしました。これが、ファフニールがドラゴンと認知されている理由です。ファンタジー世界では龍族が財宝を枕に寝ていることが多いですけど、元ネタの一つとも言われています。その後、レギンはシグルズを養子に迎え、長兄の殺害を依頼して成功させました。出典に依って差異はありますが、大まかな流れはこんな感じです。色々と考えさせられるところはあるものの、北欧神話の高位神が素直に対価を支払った部分が面白すぎて、他の要素に頭が回らなかったりしているのですよ。

(・ω・) 悲劇的結末を分かっていて渡すくらいはする連中だ

【素質が乏しい訳でも無いのが余計に腹立つ】
青:今度、現場体験で見習いを招くことになりまして。
黄:そんな些事は下っ端に任せるんだよぉ。
青:ですが、未来を担う可能性がありますし。
白:こうやって何でも自分でやるから休む暇がなくなる。
黄:期待の若手だったかは知らないけど、
 経験が浅くても伸びるとは限らない好例がここに居るんだよぉ。


【平凡なことをやって何も感じないよりはマシなのかな】
玄:青龍さんの仕事を見せたら、
 すげーと憧れるか、働きたくないの両極端になりませんか。
朱:ちょっとした劇薬ですね~。
白:中和剤として、しっかり怠けないと。
黄:本当にこいつらを晒して良いのか考え直すべきなんだよぉ。
青:大人も色々居るんだと知るのは、早い方が得策とも言えます。


【これを躾けられるくらいならとっくに世界制覇してるよ】
玄:思考停止した雑兵を量産するには、むしろ視野を狭めるべきでは。
黄:えげつないけど、管理側としては正論なんだよぉ。
白:宗教って、その為の存在みたいなところがある。
朱:凄まじい他人事っぷりです~。
青:白虎は考え方が独特なせいで制御が困難なのですけど。
玄:ここは敢えて宗教的な洗脳を試みるべきやも知れませんが、
 悪化する可能性についてからは目を背けます。


【龍族は永遠に働けるから世代交代を急がなくて良いのが幸いか】
青:しかし千軍は得やすくも一将は求め難しと言います。
朱:ふに?
白:兵隊はどうとでもなるけど、リーダーは簡単じゃないとかだっけ。
玄:幹部候補生は、過激な育成をするのも一つの手ということですか。
黄:単なる見学が、大層な話になってきたんだよぉ。
青:どなたかがしっかりしていてくれればこの気苦労は必要ないと、
 定型ではありますが述べておきます。

 考えてみれば五行の大御所たる四神が、同じ事務所で働いているというのも中々シュールなのかも知れません。各地を飛び回っていて、たまの会議で顔を合わせるくらいが妥当な気もしますけど、こいつらならしょうがないかなとも思ってしまうのです。

 バイキングないしはヴァイキングと呼ばれる存在があります。英語表記はVikingです。千年ほど前、現代のスカンジナビア半島周辺を拠点として、西欧諸国を荒らして回った武装船団を称したものです。海賊の代名詞として使われることもあります。この手の集団に共通して言えることですが、単なる略奪者ではなく海のエキスパートとして交易の一翼を担った側面があったりもします。今の世でも海路は危険で規模に依っては護衛艦が付くくらいなので、操船技術と戦闘能力を兼ね備えた彼らは使い方次第なところもあった訳です。一方で、バイキング料理の略称としても用いられます。複数種類の調理品から好きな量を取り分けるシステムです。北欧のスモーガスボードが原型とされています。バイキングの名を冠したのは、同名の映画に着想を得た為なのだそうです。帝国ホテルが元祖となりますが、粗野な荒くれのイメージが強い単語を良く採用したものだと思います。こういった大胆さこそが、プロモーションには必要なことなのかも知れませんね。

(・ω・) ビュッフェというのもあるけど、厳密には少し違うものらしい

【僅かでも生産性があるものをそう呼ぶだけな気がする】
朱:通販番組で衝動買いする青龍さんを見たいです~。
黄:常軌を逸した光景を目にしたくなるのは、
 知的好奇心を持つ者の宿命なんだよぉ。
青:野次馬根性を、良さげに言い換えないで貰えませんか。
朱:ですけど学術的探究心と本質的に何が違うのか、
 説明できる方は少数だと思うんですよ~。


【改善が見込めるなら何でも試してみるべき】
朱:似た感じで、スーパーでポイントカードを忘れて、
 『次回レシートをお持ち下さい』と言われてるのも悪くありません~。
黄:それ以前に、私生活を誰も知らないんだよぉ。
青:働く上で教える必要が無いですし。
朱:こちらのプライベートにも干渉してこないのは助かります~。
黄:あまりに伸び悩むと全てを管理されかねないから、
 安全圏とするのは早計かも知れないんだよぉ。


【例え話だけが秀逸よりは世の役に立ってるし】
青:仕事とは、サンドイッチの様なものなのですよ。
朱:ふに?
黄:たまにうまいこと言おうとするけど、
 大体が的外れで反応に困るやつなんだよぉ。
朱:意外と苦手分野がありますよね~。
黄:だから大得意の四神業に没頭しているとすると、
 辻褄は合ってしまうのが難儀なところなんだよぉ。


【どうせ好転しないなら投入してみるのも一興か】
朱:それで、どういった意味だったんでしょうか~。
黄:悪意なく追撃が出来るって強いんだよぉ。
青:複数の素材を重ね合わせてハーモニーを奏でる的な。
朱:普通ですね~。
黄:この空気感をどうしたものなんだよぉ。
青:いっそ扱いが面倒な客の応対をさせてみたいと考えていますが、
 どうなるか予想が困難で躊躇っています。

 上司として、堅物で親しみにくいのと、距離感が近くてウザったいの、どちらがマシなんでしょうか。なんでその両極なのと言いたくなるでしょうけど、バランス感覚に優れている方は稀なので仕方ないのです。


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