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 ケンタウロスと呼ばれる架空生物が居ます。ラテン語読みだと、センタウル辺りになります。馬の首の付け根から人間の上半身が生えている半人半獣の存在です。つまるところ六本の手足を持っている訳で、骨格がどうなっているのか気になるところです。同時に内蔵の詰まり方も謎に満ちています。心音はどちらの胸部からするのか、或いは両方なのか。消化器系も、下半身が草食なこともあって、とんでもなく長いんじゃないかとか考えてしまいます。この名はあくまで一族全体を指していて、特定の誰かのものではありません。個人として有名なのは賢者ケイローンでしょう。かの英雄ヘラクレスの師匠で、弓の名手でもあるという文武両道の傑物です。ヘラクレスが放った流れ矢で死んでしまうのですが、星座にしてくれという願いが聞き入れられて射手座となりました。一方で、この種族は粗野な荒くれが多いとされています。ギリシャ神話的に動物に近い生き物がそういった扱いを受けるのはしょうがない部分があるのかも知れません。けれど、お前のとこの最高神の品性を見直してから言えという気もしてくるんですよね。

(・ω・) ケイローンが強キャラなのは、ギャップ狙いの設定なのかしらね

【ストックがあるなら作中で使うわとなるわな】
マ:探偵の大会を開催したら盛り上がるんちゃうか。
玄:解決する事件はどうするんです。
  誰かが台本と模範解答を用意するしか思い付きませんけど。
マ:監修が専門家と犯罪者、どっちでも荒れそうや。
玄:小説家がトリックを提供してくれるとは考えにくいですし、
 地味な争いになる予感しかしません。


【男が多めの世界に姫は必須なのだ】
玄:その手のものは学生が基本ですよね。
マ:露骨に年齢制限かけてくるのやめーや。
玄:出演料がタダ同然、観客の年齢幅が広い、未熟でも許されると、
 構成側の理屈で言えば最強の人材ですし。
マ:オッサン共に紛れて、ウチみたいな若手が奮闘する想定やったんや。
玄:それだとチヤホヤされそうですが、
 イメージとしては麻雀の競技会に近いです。


【自身の都合で立ち位置を反復横跳びしてこそとも言える】
マ:まー、最中にほんまもんのが起こって有耶無耶になるんやけど。
玄:ありがちですけど、本筋の決着を付けて欲しいです。
マ:格付けしてまうと、後々面倒になるんちゃう。
玄:大人の事情に翻弄される訳ですか。
マ:ついさっき、作る方の論理を持ち出したんが口にするなや。


【真っ当に処理したいなら警察や弁護士を頼るべきなのは確か】
玄:と言いますか、予備選考で落とされない自信があるんですか。
  知名度か実績、どちらかが無いと弾かれますが。
マ:何事にも、裏ルートいうんがあるんや。
玄:正義を振りかざす立場としてどうなんでしょう。
マ:探偵なんて、裏社会に片足突っ込んどる存在やがな。
玄:そんなのを公の場に出して競わせること自体、
 コンセプトが誤っているのではと言っておきます。

 展開に困ったらとりあえずトーナメントを開けは常道ですが、完走するのが難しく投げ出してしまいがちです。目先の苦しみから逃れる為に面倒事を後回しにして難儀なことになるというのは、人生に通じる教訓が籠められているとも言えるんですかね。
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 グルという俗語があります。サンスクリット語で指導者や尊師を指す単語が同じ表記となりますけど今回は違います。現代日本語で分かりやすい熟語に変換するなら共犯者が近いでしょう。犯罪や悪巧みを行う集団の一員であるという意味です。主犯が居て、その片棒を担ぐ立場であるという部分が強いかも知れません。語源は、諸説あります。グループの省略形という見解もありますが、江戸時代に存在していた用法である為、否定気味なようです。有力視されているのは、着物の帯です。昔はグルとも呼んでいて、輪になっているところから連帯のニュアンスになったのだとか。これだけだと善悪は含まれていない感じですが、何故か後ろ暗い使い方が主流です。経緯は不明ですが、歌舞伎に於いて共謀と同義で用いられていたらしく、そこから来ている可能性はあります。逆に一般に浸透していたスラングを歌舞伎側が採用したのかも知れませんけど。何にしてもグル呼ばわりされる時は大体が批難なので、出来れば回避していきたいものです。

(・ω・) グルっと回るとか言うけど、同源説があるのだとか

【倫理自体が社会を維持する為に作られた存在だからな】
マ:戦隊もんでヒーローが寄ってたかって悪役を倒すんは、
 どないなんって言われてるやんか。
玄:秩序を求めるなら道徳など些末な問題という暗喩なのでは。
マ:殴り合いで決着する世界観やし、しゃーないかも知れん。
玄:中途で話し合いを模索する展開もありますが、
 叩きのめした方が手っ取り早いのは事実ですから。


【三十人目辺りが何を言ってたか思い出せない自信がある】
マ:探偵も徒党を組んで犯人をボコったらええんちゃう。
玄:推理対決とか言い出してそれぞれ捜査をする印象ですけど、
 ちゃんと協調できるんですかね。
マ:百人くらい集めたら、誰か当たるやろになるかもな。
玄:律儀に全員分の見解を聞くとすれば、
 それだけで何日掛かるんだって話にもなりそうです。


【何故だか分からないけどテンション上がってきた】
マ:公平性を確保いうんやったら、犯人も増やさんといかんで。
玄:被害者もそれだけ必要になりますけど。
マ:医者と坊主が大忙しや。
玄:嫌な特需です。
マ:ロクでなしが死ぬことが多いさかい、
 悪魔も手が足らへんことになるやろなぁ。


【形にすることを考えたら無難が一番ではある】
マ:三桁はギャグにしても、五対五やったら何とかならへんか。
玄:安直に、探偵の中に真犯人が、
 そして容疑者っぽい方が真相を突き止める流れになりそうですけど。
マ:裏を掻くの好きやな。
玄:愛好家は、そういった可能性を真っ先に潰しますから。
マ:そないな先回りするからトンデモに走るんちゃうと言いたいけど、
 ウチも似たような思考してまうわ。

 ヒーロー物のオールスター作品は定番の域に達していますが、悪役とされるヴィランはどのくらいのクォリティにするべきなんですかね。見せ場を用意しないといけないので数は必要でしょうけど、リソースを注ぎ込みすぎると無理が出てくるので塩梅が難しそうです。

 デポジットという言葉があります。英語表記はdepositで、元は預貯金や手付金といった意味合いです。現代日本語として用いる場合は、サービスを受ける際に金銭を預け、後に返却してもらうか同額の支払いに当てるシステムが一番に来ます。施設のコインロッカーで硬貨を投入し、荷物の回収と共に返還されるのが分かりやすい例となるでしょう。こういった仕組みを導入する最大の理由は、心理的ハードルを上げて軽率な利用を防止することです。少額とはいえ金銭を投じるので、行動に判断が伴って軽々しく使わなくなるという理屈です。ロッカーのケースでは記憶に残りやすくなるので置き忘れを減らす効果が期待できるというのもあります。交通系のICカードは幾らか払わないと発行してくれませんが、返納すれば同じ分を返してくれます。こちらは、タダだと見当たらないくらいの軽い気持ちで申し込む人が後を絶たないからだと推測されます。今の日本は無料で何でもやってくれると考えている方が増えた気がするので、何事にも対価が必要とするのは良いことなんですかね。

(・ω・) 逆にメチャクチャ安くして、有象無象を集める手法も存在する

【天然の可能性をギリギリ否定できないラインだ】
マ:この雑居ビルの寄り合いで、何を話してええか分からへん。
玄:交流があったことに驚きました。
マ:裏路地の奥底で何しとるか分からん連中ばかりやし、
 少しは監視しとかんと怖ぅてしゃーないやんか。
玄:その発言が自虐を意図しているのか、
 或いは気付いていないのかで、こちらの対応が変わる訳ですけど。


【広い意味で特殊技能と言えなくも無いし】
マ:当たった試しが無い占い師、サイキッカー養成所、
 法定金利を守っとるとは思えん金貸しみたいなんがゴロゴロしとる。
玄:実績皆無の探偵では、対抗するにはキャラが薄いと思われます。
マ:別に勝負しとるつもりは無いんやけど。
玄:とはいえ、まともとは言えない事件が起こった時に、
 そういったゴロツキが活躍するのは定番です。


【ネットの炎上も他人事ゆえに盛り上がる節はある】
マ:ちゃんと家賃を払うんが美点なんやけど、
 何処から湧いてるか怖くて聞けへんのもあるんや。
玄:マモンさんが躊躇うって相当ですね。
マ:同じ屋根の下やから、迂闊な行動は命取りになりかねへん。
玄:芸能人のゴシップも違う世界の出来事だから楽しめるのであって、
 家族が当事者で平気な方は珍しいのと同じですか。


【本業の調査で探ろうとは敢えて考えない】
玄:生計を立てられているかは別にして、
 世の中には色々な仕事があるものですよね。
マ:金を稼げるかいうんは、大事なとこやで。
玄:生活の為だろうとやりたくないことはしないというのは、
 自由人としての矜持に溢れていて好ましいです。
マ:この助手、たまにとんでもなく上から物を言うけど、
 ほんまもんのお嬢さんちゃうかと疑いたくなるで。

 適当にそこらを歩いているだけでも、利用層を推理できない謎の店が目に入ってきます。本格的に探したらちょっとしたドキュメンタリーになるんじゃないかと思うのですけど、関わりたくないというブレーキも働いてしまいますよね。

 だるまさんがころんだ、という児戯があります。参加人数は二名以上です。まずは鬼役を一人選出して、子役とも称される他のメンバーから距離を取ります。そして彼らが見えないよう後ろ向きになって、『だるまさんがころんだ』と大きめに発声します。これを言い終わると同時に振り返って視界に入れるのが、鬼側がすべきことです。一方の子側は、視認されない隙に近付いていきます。そして鬼がこちらを向いたと同時に静止しなければなりません。仮に動いていると指摘されたらアウトで、一時的にゲームから外され捕虜となります。鬼の勝利条件は全員を捕まえること、子は鬼に触れることです。細かいローカルルールはありますが、大雑把に言うとこんなところになります。何処からを動いたとする基準が無いのと、時間制限を設けなければいつかは反応してしまうという、遊戯としては曖昧な面があります。わちゃわちゃと出来るので低年齢層には人気ですが、いつしかやらなくなるタイプの遊びかと思われます。今時の子が嗜んでいるかは怪しいところがありますけど。ちなみに達磨が転ぶこと自体には大した意味がなく、語感が良いからくらいの理由とされています。それでこれだけ浸透したんですから、言葉選びって大事ですよね。

(・ω・) 実は歴史が浅く、確認できる最古は大正時代らしい

【平等を訴えるのが下層に多いのは間違いない】
マ:探偵も免許っぽいもん作って、
 ランク制で評価したら客も分かりやすい思うねん。
玄:最近、業界を明朗会計にしようと試行錯誤してますよね。
マ:界隈の不透明さにメスを入れる改革者になりたいんや。
玄:それは、大物になってからの方が効率的では。
マ:そっち側に回ったら利権を守るんに必死こいて、
 出てくる杭を叩くのに頭を使うんが人の性やで。


【権威が維持されるかまでは知らないけど】
マ:超弩級探偵とかが最高峰になる訳やな。
玄:と言いますか、誰が査定するんです。
マ:そら、専門チームを作るんや。
玄:私でしたら、間違いなく懐柔を試みますけど。
マ:世の中、金さえ積めば貰える賞が多いとは聞いとる。
玄:税金が使われる公的機関ならいざ知らず、
 民間での話なら特に問題は無いんですけどね。


【この文言で依頼が増える世の中は嫌だな】
玄:とはいえ、顧客満足度第一位と宣伝する探偵もどうなんでしょう。
  解決後にアンケートでも取るんですか。
マ:殺人事件やったら、おもろい光景になりそうや。
玄:大事な人を失いましたが、
 それ以外については文句が無いので星四つです、的な。
マ:ほんまにショック受け取るんかいないう感じあるけど、
 最近の子やったらこんなノリで答えてくれるかも知れへん。


【下手に昇級すると来客が減るとかはありそう】
玄:低ランクだと、報酬も安いんですか。
マ:組合に所属するもんは、上が決めたことに逆らえへんのや。
玄:医者や弁護士でしたら公共性があるので結成せざるを得ませんが、
 探偵に必要かは議論の余地があります。
マ:結局は脱退して、好き勝手やるんに落ち着くかもな。
玄:ちょっとしたアウトロー感が魅力と言って良いのに、
 階級を誇るのはやはり違うんじゃないですかね。

 そういえば昔の日本酒は等級で酒税が変わったので、敢えて低いまま抑える戦略を取る酒造もあったとか。のんべにとっては安い掘り出し物を探せて楽しそうな気もしますが、単なるアル中には関係が無いんですかね。

 ドライアイスと呼ばれる物体があります。直訳すると乾いた氷となりますが、その正体は御存知の通り固体の二酸化炭素です。融点がマイナス80℃に近く極めて低温であるものの、常温に晒すと液化はせず気体になって散ってしまいます。というか、大気圧の範囲で液体二酸化炭素なんてものは存在できないようです。なので濡らしたくない時の保冷剤として良く用いられます。他にも昇華する様が白煙っぽいので、舞台の演出などで使われます。作り方の理屈は単純で、まずは工業的な副産物として発生した二酸化炭素を集めます。次に圧力を掛けて液体にします。これを一気に減圧すると気化熱が奪われて、凝固したドライアイスが残る訳です。この状態だと粉末なので、用途に応じて成型して完成です。実際は不純物を取り除いたりと厄介な点が多いのですけど、やろうと思えば家庭でも出来ないことはないようです。実験室レベルでは19世紀前半には液体化と固体化に成功していましたが、流通に乗ったのは20世紀に入ってからのようです。ドライアイスという名は商品名だったものが、一般名詞として定着したのだとか。和訳らしい言葉が見当たらないところを見るに、完璧なネーミングだったってことなんですかね。

(・ω・) 湿らせず冷やせるって、実は革命的なことだったのかしら

【口に出しとるやないかいとツッコまれるまでが様式美】
マ:怪人って、怪盗と並ぶ探偵の宿敵やんか。
玄:なんとなくで使ってますが、ふわっとした単語ですよね。
  具体的にどういった方を指すのでしょう。
マ:まんま怪しい人としたら範囲が広すぎるわな。
玄:その定義ですと探偵も含まれるのではと、
 思ってしまうまでならセーフだと信じます。


【現代だと特撮に於ける悪役の印象が強いかも】
玄:当時の規程で盗むの字が使えず、
 実質的に怪盗であるという話は聞いたことがあります。
マ:悪魔と堕天使が同一視されてるんと似とるでええんか。
玄:本質は同じなのに、都合で呼び方が変化するという意味でしたら。
マ:言い換えたところで中身は一緒やのに、
 人は進歩があらへんなと感じ入ってまうで。


【不法侵入とかで捕まる輩も居るんだけど】
マ:探偵として、独自の情報網を築かなアカンやろな。
玄:警察とは違う、泥に塗れた調査が持ち味ですからね。
マ:どないな相手とも親しくなれる話術が必須や。
  権力を傘に絞り出す連中とは別モンの資質が求められるで。
玄:一般人に捜査権が無いのは常識になりつつありますが、
 法の範囲でやる分には個人の勝手です。


【後世に残る可能性があるかどうかは大きいんじゃ】
マ:ちゅうことで、コツコツと街に出ては繋がりを作っとる。
玄:てっきり、井戸端会議が好きなだけかと思ってました。
  経済的に楽しめる庶民屈指の娯楽らしいですし。
マ:金持ちも、ハイソなだけで中身が無い話しとるがな。
玄:文化的と言えば聞こえは良いですが、
 生産性が無いという観点では同類と言えてしまうんですよね。

 アメリカの探偵は捜査権を持っているそうですが、単純に警察が日本より当てにならないという面はありそうです。銃を規制しきれないのも、あのバカでかい土地で警察官が来るのを待ってたら対処しようがないという世知辛い現実があったりするそうなので。


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