孟嘗君と呼ばれる中国史の人物が居ます。日本語ではモウショウクンと読みます。本名は田文とすることが多く、孟嘗君というのは敬称みたいな感じです。戦国時代の傑物として、四君の一人に数えられています。二千年以上も昔なので史実であるかは曖昧ですが、多くの逸話が存在します。まず誕生時、5月5日に生まれた子供は門の高さまで成長すると親を害するという理由で父親に殺されかけます。初っ端からハードモードですが、母親が匿って育てました。後に父と面会した際、『だったら門を高くすればいいだけ』と言い放ちました。頭の良さと胆力が見て取れます。最も有名なのは、数千人とも言われる食客を抱えていたことでしょう。食客とは、部下ではないものの寝食の場を与え、代わりに貢献できる分野で返す間柄です。現代でいうと、契約社員くらいの関係性になりますか。孟嘗君は一芸さえあればどんな人物でも登用したとされています。中には、動物の鳴き真似や盗みが得意といった変わり種も居ました。後年、あまりに優秀すぎて命を狙われるのですが、この両名のお陰で窮地を逃れます。これが鶏鳴狗盗(ケイメイクトウ)という、どんな特技でも使い所次第で活用できる的な意味の故事となりました。常々、人を使うには器量が必要と考えていますが、責任を負わないといけないので簡単に真似できないのも事実だったりするのです。 (・ω・) 社長がモノマネ芸人を雇ったら、会社終わったと思うよな 【逆に完全破綻してたら一周して納得感が出るかも】 マ:そんでルシフェルを旗印にして無視でけへん規模になったねん。 黄:何事も、第三の存在が話をややこしくするんだよぉ。 月:恋愛も、三角関係になってからが本番ですよね。 マ:なんちゅう薄っぺらい発言や。 黄:説得力は発信者の背景に大きく左右されるんだよぉ。 朱:せめて人格的に優れてれば誤魔化せてたでしょうに~。 【成立に必要な条件等はボカしていく所存】 マ:選択肢があるて提示されたんがアカンかったんやろな。 なんとなくどっちかに付いてた連中もざわめきだしたんや。 黄:独裁者は、革命の前例が認知されるのを恐れるんだよぉ。 月:前人未到と比べたら、心理的ハードルが違うのは分かる。 マ:一方で、奇跡的な一例だけを根拠にして、 無茶振りを推し進めるやつもおるねん。 【放置してたらいずれ実害を被るんだけど】 マ:そっからは、俺も俺もで大荒れや。 あいつの下にだけはなりたない精神で、 各地で叛乱が頻発しだしたで。 朱:相変わらず、自分の待遇ばかりです~。 月:世界がどうなろうと身の回りが落ち着いてるなら、 大して気にならんのは共通認識なんだな。 【人気アトラクション並の順番待ちが発生してそう】 黄:自立しようって気概は立派なんだよぉ。 朱:苦労を考えたら、雇われで良いかってなります~。 メ:実際、勢いで分離したはええけど、 維持でけへんで業務が滞るとこばっかやった。 月:まさに血で血を洗う戦国時代。 黄:一般的な乱世は庶民が苦しむものだけど、 地獄の場合は責め苦が楽になるんだよぉ。 神話業界は、なんやかんや縦型構造が多いです。これは統制するのに効率的な仕組みだからでしょう。今回の話みたいにほぼ同格の連中が干渉しあえば、混沌とするのは必然なのかも知れません。 PR |
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