忍者ブログ
[443] [444] [445] [446] [447] [448] [449] [450] [451] [452] [453]

【賠償請求したろうか】
猫:まーお。
天:誰かを特定の場所から動かしたいなら、ドンチャン騒ぎが一番です。
黄:何処かで聞いた気がする話なんだよぉ。
月:ええい、腹が立つ、酒だ、酒持ってこい!
黄:尚、うちに置いてあったはずの酒は、
 このままだと妹さんが一人で飲み尽くす勢いなんだよぉ。

【普段の面影は何処に】
月:ういっく。
黄:猫に負けたくらいで、自棄酒というのもどうなんだよぉ。
月:うるちゃい。きちゃまに、このくるちちゃがわかるか!
黄:それにしても、酒が入るとここまで呂律が酷いことになろうとは、
 一体、誰が思ったであろうか、なんだよぉ。

【現金激安特価品】
天:ほぅら、楽しいですよー。踊り子さんですよー。
黄:考えてみれば、天照が舞うというのも珍しいんだよぉ。
白:ちょっとバカっぽく見えるけどね。
月:あはは。ばーか、ばーか、バカ姉ちゃん。
黄:ところでこの酔っ払い、そろそろ普段以上に邪魔臭くなってきたから、
 誰か安値で引き取って欲しいところなんだよぉ。

【抑えが利かない機関車か】
猫:うくぁ……。
天:な、何ですか。この、人を小馬鹿にしたかの様な視線は。
黄:多分、実際に呆れてるんだよぉ。
月:にゃはははは。姉ちゃんも、苦ちめー。
黄:何にしても、月読と酒の相性は限りなく最悪に近い、
 その事実だけは、揺るがないことを学んだんだよぉ。

PR

【敵が無くては生きられぬ】
猫:のわーご。
白:何か、この猫を力づく以外で動かしたら勝ちって話を聞いたんだけど。
黄:いつから、北風と太陽的なゲームになってるんだよぉ。
月:そんなルールが無くとも、先程の屈辱、忘れるものか。
黄:いや、勝手にケンカを売って負けただけで、
 そこまで気合を入れられるのも筋違いかと思われるんだよぉ。

【働かなくとも腹は減る】
月:とりあえず基本に則り、毛糸を垂らしてプラプラ。
黄:これは、狩猟本能が刺激されるんだよぉ。
猫:……。
月:何、この、つまらなそうなものを見る瞳。
朱:この子は~、こういう遊びに、とんと興味が無いんです~。
黄:でっぷりとした貫禄は風格が生み出したものかと思ったけれど、
 もしや運動不足が主因なのではと、仮説を立ててみたんだよぉ。

【チキンレースで大惨敗】
白:うにゃ、うにゃにゃ、うにゃにゃにゃにゃー!
黄:そして大きい野良猫さん、御約束ありがとうなんだよぉ。

【むしろこっちが野生寄り】
月:こうなれば、ナチュラルパワーを見せ付けてくれる。
黄:何が始まるんだよぉ。
月:なぁに、更に基本に立ち返り、道端に生えてる猫じゃらしを――。
白:うにゃ、うなー!
黄:どうやら完全にスイッチが入ったみたいで、
 もう、どうあろうと、妨害しかされないかなと思われる訳なんだよぉ。

【立場的には黄龍寄り】
猫:なーご。
メ:……。
猫:……。
黄:あそこは、何で見詰め合ってるんだよぉ。
月:何でも、根負けするのを待ってるとか何とか。
黄:平和主義的というか、暇人というか、熾天使というのは、
 他にすることは無いのかと問いたいところなんだよぉ。

【重役出勤の更に上】
メ:結局……どいてくれなかった。
黄:日が暮れるまで、御苦労様だったんだよぉ。
メ:明日こそは、何とか。
黄:いや、流石に明日は職場復帰しないと、
 弟辺りが泣き出しても文句は言えないところだと思うんだよぉ。

【心理的には鍔迫り合い】
月:という訳で、対猫戦に於ける最終兵器を出そうと思う。
黄:何だか、大仰な話になってきたんだよぉ。
月:そう。この猫缶を開ける音を聞かせれば、
 大抵の輩はこちらにまっしぐら――。
猫:……。
月:何、この、無視されることが最大限の屈辱になる展開。
黄:表現するなら、猫を小馬鹿にした行動が、
 そっくりそのまま刃となって返って来たというのが、
 正しいところではなかろうか、なんだよぉ。

【淘汰と特化がされた先】
朱:うちの白虎は~、特定の銘柄じゃないと反応しないんですよ~。
月:何それ。奴は缶が開く音を、聞き分けてるとでも?
黄:凄い様で、無駄な高位能力なんだよぉ。
白:いや、私、獲物を見たら味が何となく分かるし、
 猫科には普通に備わってる能力なんじゃないの?
黄:生命の神秘とは、この様な時の為に使う言葉じゃなかろうかと、
 実に投げ槍な気分で、言ってみたりするんだよぉ。

【白虎だらけの中国大会】
猫:なーご。
黄:相変わらず、朱雀の飼い猫の白虎は、ふてぶてしいんだよぉ。
白:その名前、いい加減に変えない?
月:名前には、名付けた人の想いが宿っているから、軽々に変えてはダメ。
黄:とは言え、白くて猫科なことが由来な訳だから、
 白虎の家族全員が白虎になってしまう理屈ではあるんだよぉ。

【罵り合って堕ちてゆく】
猫:うなーご。
黄:それにしても、数年しか生きてないくせに、
 何でこんなに大物然としているんだよぉ。
月:全く、一万年生きても、嫉妬深い小物マムシも居るというのに。
黄:二千年も生きてイタズラをやめられない、
 子供神様が言うことでもないんだよぉ。

【比較対照に難がある】
猫:ぬあぁうふ。
朱:そ、それにしても、縁側から動きませんね~。
黄:この場所、何か未知の力が働いてるとしか思えないんだよぉ。
月:おのれ、私の憩いの場を奪うとは何たること。
  貴子の力、見せてくれるわ。
黄:そしてたった今、月読より、この何の力もない白猫の方が、
 器が大きいことが確定してしまった訳なんだよぉ。

【幾ら何でもそれはない】
猫:くぅあぁ。
朱:の、伸びをしました~。
月:これは、散歩に出掛ける前準備と見た。
猫:うなー。
黄:と思ったら、姿勢を変えただけだったんだよぉ。
月:こやつ、もしや朱雀より次の行動が読めないのではなかろうか。
朱:ふに~?

【思考停止で万々歳】
天:えくっ、えっく。皆さん、私をないがしろにして妬ましいです。
黄:何だか、気付いてはいけないものが視界に入ったんだよぉ。
月:それはきっと、幼い時分にしか見えない妖精の類。
  黄龍もまだまだ、ピュアな証。
黄:考えるのも面倒だからそういうことにして、
 何も無かったかの様に茶会を続けることにするんだよぉ。

【常人には無理だけど】
月:あー、姉さんの居ないところで飲む茶は旨い。
黄:今更だけど、こやつは外道なんだよぉ。
櫛:私の姉達は七人共、八岐大蛇に食べられてますから、
 この様な関係でも羨ましいものですわ。
黄:さらりと尋常じゃなく重い境遇を聞いたけれど、
 だったらこの姉妹の関係改善に、少しは貢献したらどうなのかと、
 思ってしまう自分が居るんだよぉ。 

【我慢大会的なもの】
天:そうです、姉妹は仲良くしないといけないんです。
黄:いつものことながら、弟がすっぽり抜け落ちてるんだよぉ。
月:そうそう。私は義妹の櫛名田と、しっとりやっていこうと思う。
黄:おいおい、何だか表現がやましいだろうと、
 ツッコミを入れたら負けに違いないんだよぉ。

【万年生きても見えぬモノ】
黄:とにもかくにも、やかましい連中なんだよぉ。
朱:ふに~。家族って、素晴らしいですよね~。
黄:たしかに、ある意味に於いて家族とはああいうものなのかも知れないけれど、
 あれが羨ましいかについて、まだ少し、考えさせて欲しいんだよぉ。



忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
最新コメント
[09/14 taka]
[09/10 美綾]
[09/10 taka]
[09/01 美綾]
[08/31 taka]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
バーコード
ブログ内検索