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 幹事長の土地購入問題で、当の小沢氏が告発人聴取を受けた上で記者会見をしました。まあ、別段、新しい発表も無く、『分かりません』、『法には触れてません』の連呼でしたが。
 ってか単純に、『国民目線』とか『庶民感覚』なんて言ってた当のトップ2が、13億のお小遣いを貰ってたり、何億もする土地を政治資金団体が購入したことがガシガシばれた上に、その対応がグダグダだったことが支持率下落の要因なんじゃないですかね。今更、無罪で不起訴だったとしても、支持率は回復しないと思います。その場合、民主党は検察を叩いて矛先を逸らそうとするでしょうが、せいぜい盛り返して5%くらいでしょう。
 感情論と言えば感情論ですが、民衆は感情で動くところが民主主義最大の欠点とも言えますよねぇ。

( ・ω・) やはりコンピューターに全て決定して貰う、電脳未来の登場だな

「……」
「シルビーさん、どうしたの?」
 いつも変な行動とってるのに、そう神妙な顔をされちゃ調子が狂うんだけど。
「何となく……懐かしい感じ」
「あぁん?」
「どゆこと? 昔、住んでた部屋に似てるとか?」
 案外、ちょっと雰囲気が近いだけで、そういう感覚になったりするものだよね。既視感って言うんだったかな。
「そういった次元じゃ、ない」
 言って、シルビーさんは部屋の中を探り始めた。
 うーん、何を言ってるかは分からないけど、僕もちょっと調べてみようかな。
「と言っても、特にめぼしいところも無いよね」
 部屋に置かれているのは、一人用の寝台に、服を収めるクローゼット、それに小さな作業机くらいだ。本当、シンプル過ぎて、生活感が無いと言えば無さすぎる。
「特に、服が入ってる訳でもないしね」
 普通に、客間として使うつもりだった可能性も考えてみる。魔力で完全に封じ込めちゃえば、汚れる心配も無いとか、メロニーヤ様なら、考えたかも知れない。
 でも、クレインが使ったところを見たこと無いって言ってるし、それは無いのかなぁ。単に、お客さんを泊めることが無かったなんて、寂しい話の可能性もあるんだけどさ。
「ん?」
 クローゼットの下、引き戸になっている部分に、違和を感じた。何これ。厚さの割に、内側の深さが全然、追い付いて無い様な――。
「よっと」
 引き抜いてたしかめてみたけど、やっぱりおかしい。この構造になる為には、指三本分くらいある板を使わないといけない。他の作りが割と安っぽいことを考えても、これは不自然だ。

 

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 鳩山総理が衆議院予算委員会で朝三暮四の意味を問われ、朝令暮改の意味を答えてしまったそうです。
 これは酷い。こんな不見識な輩に一国の宰相が務まると言うのか。もちろん、良識ある民主党議員の皆さんは、鳩山総理の総理としての資質を徹底追求するんですよね?

( ・ω・) 何が信じられないって、ダブルスタンダードの奴ほど信じられない奴はおらんわ

「たまには、うまい話もあるみたいだね」
「納得いかねぇ……」
 うん、シルビーさんの何に反応したかは不明だけど、抵抗がすっかり消えてる。このまま、扉を開けられるかな。
「女性である私が解除の鍵だったと仮定すれば、若干、いかがわしいものの可能性も鑑みるべきではなかろうか」
「あぁ、そういう意味じゃ、中を見るのは躊躇った方が良いかもな」
 なんて言いつつ、二人とも開ける気で満々な辺り、笑いの基本が分かってるよね。
「あいや、待たれい! 中身について、このアダムスがまず改めて――」
『ラリホー』
「ぐがー、ぐがー」
「若干、うるさいと感じたので眠らせた。とりあえず、反省はしていない」
 僧侶系魔法って、基本的なものでも、有用なのが多いから困ったもんだよね。僕ももうちょっと力入れてみようかな。
「さて、と。んじゃ、厄介なのが眠ったところで」
「私が鍵となった訳だから、その功績については評価されてしかるべき」
「ま、俺にとっちゃ無かったも同然の品だからな。大したもんじゃなきゃ、持ってきゃいいさ」
 本来の持ち主のメロニーヤ様が居ないと思って、言いたい放題だなぁ。ま、僕も見てみたいところは変わらないし、積極的に口にしないってだけで同類なのかも知れないけどね。
「お邪魔しまーす」
 どうにも、後ろめたい気持ちがあるからか、何とはなしに挨拶してしまう。
 クレインとシルビーさんが妙な目で見てるけど、どう考えてもそっちの方が変人なんだからね!
「ん?」
 室内をざっと見渡してみたけど、実に普通の部屋だった。書棚や、宝物があるといった訳でもなく、普通に人が住む為のものっていうか。
 何で、ここを封印する必要があったんだろう。

 

 小沢問題の何が問題って、あの党大会が動画として表に流出したことですよね。何、あの独裁国家。批判を一言口にしたら、家族まで粛清される訳?
 あれを見て、ドン引きするのが民主党支持層だ。拍手喝采するのが、良く訓練された民主党支持層だ。フッハッフー。この国は本当に地獄だぜ。

( ・ω・) 尚、最初から民主党好感度が最低線の私に、特別な感慨はない

「ところでクレイン」
「どうした」
「この、魔力で厳重に封をされた部屋って何なの?」
 片隅にある扉を指し示しながら、そう問い掛けた。家の構造から考えて、独立した部屋と言うより、物置といった大きさだと考えられる。その一角に張り詰めた魔力は、家に掛けられていたものとは比べものにならなくて、手を近付けただけでも圧力を感じる程だ。
「メロニーヤ様の、男としての秘蔵品が隠されてるとか、そういう話じゃないよね?」
 積極的にこんな冗談を言う辺り、僕も随分、こなれてきたものだと思う。
「あぁ、そこは開けたことねぇし、何が入ってるのかも分からねぇ。
 普通にやったんじゃ、家をぶっ壊しても傷一つ入りやしねぇから、とりあえず放っておいてある」
「メロニーヤ様しか知らない、特別な鍵が必要ってこと?」
「さぁな」
 何か気になるなぁ。愛弟子にも伝えてないってことは、凄いものが眠ってるんじゃないの?
 メロニーヤ様とクレインを攫った魔物達さえも放置したってことになるんだから、意外と、本当にどうでもいいものなのかも知れないけど。
「バラモスを倒せるヒントになるものが、入ってるかも知れないよね?」
「何処ぞの童話じゃあるまいし、んな都合の良いことがあってたまるかよ」
 でも、もしそんなことがあれば、シルビーさんが言うところの『一階の宝箱を取り忘れた心境』だよね。
「ちょっと失礼」
 不意に、シルビーさんが割って入ってきた。
「もしや、ここの中にこそ、私達が求めていたものがあるのではなかろうか」
「阿呆。だから、んな都合の良い話があるわきゃ――」
『ウォン』
 突然に、扉を覆っていた魔力が小さな音を立てて消えた。

 

 そういや、何かすげー気になってたことがあったんですが、思い出しました。ゆくゆくは総理になろうと思って小沢に媚び擦り寄った田中真紀子元外相、これからどうすんの?

( ・ω・) 彼女が媚びたら、逆セクハラとか言うな!

「ヒャヒャヒャ、宝じゃ、宝じゃ、お宝じゃ。
 これを全てダーマ神殿に納めれば、七大老筆頭の地位も夢じゃないぞい」
 ダメだ、完全に欲に飲み込まれてる。役に立ちそうもないや。
「昔の賢者は言いました。
 『メラで焼肉。ギラでロースト。イオでミンチ肉。バギでスライス。ヒャドで長期保存。嗚呼、魔法とは何と素晴らしいことか』と」
「肉ばっかりじゃねぇか!」
「僧侶じゃないし、節制する必要など無い」
「そういう問題じゃねぇ!」
「あれ、どこらへんから夫婦漫才に変わったの?」
「いやぁん、夫婦だなんて、そんな」
 シルビーさん、一瞬で頬を染められるとか器用だなぁ。
「こういう暗い世の中だし、色んなところで二人して笑いをとって回るのとか良いんじゃない? ほら、リオール君だと、逆に気分が落ち込みそうだし」
「成程。魔法使いが生業にならないのであれば、そういうのもありやも知れぬ」
「ねぇよ」
 一言でバッサリと切り捨てられた。
 笑いそのものには疎いかも知れないけど、クレインは、ことの本質を見極める能力は高いし、訓練次第では良い線行くと思うんだけどなぁ。本人のやる気は無視するとして。
「で、結局、何でここに来たかったの?」
「実は、私達の前の師の、更に師に当たる方の秘宝が、ここに保管されていると聞いたもので」
「吐くのかよ!」
「いや、何だか、はぐらかし続けても意味が無いかなって感じがして」
 そりゃ、まあ、ねぇ。
「んで、その宝ってのは何なんだ。物によっちゃ、縁切り銭代わりにくれてやる」
「それは、じっくり吟味した上で考える」
「あぁん! 今のもフカシか、クルァ!」
 三歩進んで五歩下がる。人生も、往々にしてこんなものなのかも知れないねぇ。

 

 二週間程前に、『もしかして小沢切ったらむしろ支持率上がるんじゃね? でも、民主党の内部事情的に小沢は絶対切れないんだよな』と雑談していました。まさにその通りの流れになってる訳で、自分でもびっくり。しかし、一日1,2%の単位で支持率が削られている現状は、針のむしろでしょうなぁ。菅氏なんかは、『予算を通せば、支持率は上がるよ!』などと言ってますが、一般市民は、去年、編成が終わった時点で通ったも同然と思ってますからねぇ。

( ・ω・) ま、与党ならこの程度、困難とも言えないんだから、精々苦しみな

「やっぱ基本は本だよね」
 文字という発明は、人が死後も知識を継承出来るという意味で、歴史的に大きな分岐点だった。魔法や何かで映像を残すという手段が無い訳じゃないけど、期間は魔力依存だし、かなりの熟達した腕が無いと出来無い。その点、本というのは特別な才能を必要としない上、キチンとした保管をすれば数百年だって残すことが可能だ。
 ここにある本は、かの大賢者メロニーヤ様が集めていたものだ。稀少で高価だというのはともかくとして、何よりも魔法使いとしてタメになる情報が詰まっているに違いない。
「こういう時、アリアハン人っていうのがちょっと得だったりって思うよね」
 魔法の世界で本を書き記す場合、アリアハン語を使うというのが基本になっている。これは、かつてアリアハンが世界を統治していた頃の名残だ。世界が再び分断され、各地の言語が分化し始めてるけど、意思の疎通が困難になるという理由で、学術の世界では厳格な適用が求めらている。この道に入ったばかりの人は微妙なニュアンスとかで苦労するらしいけど、僕にとっては便利この上ない。幾らか文面が、固すぎるなぁって思わなくも無いけどね。
「ん、『イオ系魔法の威力を上げる方法』……?」
 何か、凄く実用的なタイトルが目に入ってパラパラと読んでみたんだけど――。
「一言で纏めると、『気合でどうにかしろ』って書いてあるんだけど、どうしよう」
 いや、言葉に出して文句を言わないと、やりきないことってあるじゃない。
「ひょっとして、結構、玉石混交だったりする訳?」
 うーわ。一つ一つ読んでくのは大変そうだし、ここはアダムスさん辺りに、貴重で役に立ちそうな本を聞こうかな。
 こういう時、知識は無くても、どういう訳か価値判断は得意なシスが居ないと不便だよね。 

 



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