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 今度は、自民党の森まさこ議員が、菅財務大臣を、『国会の居眠り王』と称したそうです。だから、何でもかんでも王をつければいいというものじゃ――何か、ヒット作品が出ると、パロディというかバッタモンが出回るのは世の常ですが、国会も同じみたいです。そういう意味では、与謝野先生の罪はあるのやも知れませんなぁ。

( ・ω・) 平成の脱税王を超えるインパクトは、中々、生まれないとは思う訳ですよ

「ふむ、消え去り草」
「どうかしましたか、船長」
 もう、色々な意味で疲弊してるんだけど、頭を休める訳にはいかないのが辛いなぁ。
「あちらの船長をこちらに連れてくるというのはどうですかね」
「はい?」
 一体、何処ら辺からそんな発想が湧いて出るんですか。素で変な声出しちゃったじゃないですか。
「いえね。このままの状況では埒があかないでしょう。ならばいっそ、こちらにお呼びだてしてしまうのは如何かと。
 人質にもなり、話し合いの余地も生まれるのではないですかね」
 な、何だか、妙に説得力があるような意見だけど――。
「具体的に、どうやってそれを成し遂げろと?」
 何処の世界に、明確に敵意を持ってるかはともかくとして、こう微妙な空気の相手の船に乗り込んでくれるっていう人が居るんですか。
 少なくても、僕がその立場だったら絶対にオーケーなんてしませんよ。
「ですから、その為に消え去り草を活用してはどうかと」
「……」
 ん?
「それって、要は拉致とか略取とか言いませんか?」
「生憎、最近の若者言葉には疎くてね」
 いえいえ、思いっきり昔からある言葉ですから。良く分からない誤魔化しをしないで下さい。
「で、でも、僕は一応、勇者な訳でして……」
「別に取って食おうって訳じゃないし、それくらいいーんじゃないの。盗むのがダメって言うなら、他には一戦交えて強奪するくらいしか思い付かないし」
 うう……他人の意見を否定する時はキチンと対案を用意しろとは言うけれど、僕も他には何も思い付かない訳で。相対で考えてみると平和的な手段なんじゃないかって、段々、本気で思えてきたよ。

 

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 全くもってどうでも良い話。ドラクエ3と言えば聖鳥ラーミアですが、うちのラーさんは、いきなり、ふにとか鳴き出しそうな。まあ、流石に理性でストップを掛けるでしょうけど、何だか訳分からないテンションになってたら或いは――。

( ・ω・) いや、やっぱり、さすがに無いですよね、多分

「っていうかさ。五年振りに会って、こんなに遣り取り出来るなんて、むしろメチャクチャ仲良いんじゃないの?」
 普通、本当に微妙な関係だったら、ギクシャクするもんだと思うんだけど。
「そこんところはどーでも良いけど、どーしたもんかなぁ。
 これじゃ、レッドオーブ手に入れる糸口が無いんだけど」
 だから、それはシスがややこしくしたからでしょうが。
「いっそ、盗んで来ようか」
「世間的に義賊と言われてる海賊集団から、義賊を自称してるシスが盗みを行うって、何て言うか凄くシュールだよね」
 しかもその当人達が、同じ義賊の師を持ってるとか、完全に戯曲の世界だし。
「うまいこと忍び込めれば何とかなると思うんだよねぇ。寝静まるのを待って、船内探して、無かったらアジトまで連れてって貰ってさ]
「はいはい、どっちにしても、盗みはダメだよ」
 元々、あの海賊団がどういう経緯で手に入れたかは知らないけど、僕は僕の信念として、筋を通さないで手中にするつもりは無い。
「えー、世界を平和にするのに必要なもんなんでしょ?
 だったら別に、義賊行為に変わりないじゃん」
 何だか、ポルトガで船をどうこうしようとした時も、似た様な問答をした様な記憶があるんだけど。ひょっとしなくても、僕達って、思ってるより進歩してないのかも知れないね。
「あ、そうだ、ランシールで買った消え去り草あるじゃん。折角だから、ここで使おうよ」
「盗みで使うって公言してるのに、僕が許可する訳ないでしょうが!」
 ああ、もう。何でいつも、押し問答になるのかなぁ。

 何か、岡田外相を中心に、核密約うんたらが公開されましたが、これってヤバくね? いえ、歴史的な問題もあってややこしい部分なので、是非を問う気は無いのですが、政局的に見れば、自民党だけじゃなくて、アメリカにも後ろ足で砂掛けてますよね。今、鳩山政権の命運は、ある意味、普天間問題に於けるアメリカとの交渉にかかっている状態で、アメリカサイドは、『NO』のわずか二文字で簡単に潰せる訳で。何でこのタイミングで公表したんでしょう。弱みを握ったとでも思ってるんでしょうか。

( ・ω・) 逆に普天間で結果を残す自信が、よっぽど無いんだなぁと思う訳で

「あんたら、一体、何処の賊よ!?
 人が戦ってる最中に、訳の分からない茶々なんか入れて!!」
 わーい。可能性は想定はしてたけど、やっぱりかなり恨まれてるよー。
「うっさい、トランス!
 雨が振ったくらいで文句言うなら、賊の看板なんて下ろしちゃえ!」
「……」
 ここで、何だか、妙な間があった。
「あー! あんた、もしかしてシス!?
 何でこんなとこにいんのよ!?」
 冷静に考えてみれば、シスがあの海賊団のお頭、トランスさんと離れ離れになったのは十歳の頃な訳で。五年も経った今、この距離ですぐさま把握するのは難しいかも知れない。
「手紙送ったら、あんた返事寄越して来たでしょうが!」
「昨日以前のことは、反省以外は綺麗さっぱり忘れる!
 それが賊として長続きする最大のコツよ!」
 うーん、何て言うか、こりゃ確かにシスの姉弟子かも知れないなって思わされてしょうがない訳で。
 って言うか、僕が交渉する以前に二人がヒートアップしきっちゃって、ここからどうしたものかなぁ。
「憶えてようと憶えてまいと関係ないから、とっとと例の赤い宝石を持ってきなさいってのよ!」
 そして、シスに猿ぐつわでも噛ましておくべきだったかなぁ。もう、完全に交渉って次元じゃ無くなってきてるよ。
「それが人に物を頼む態度なの!? そーいうこと言うなら、とりあえず土下座でもして誠意を示しなさい!」
「はぁ、まーったく、これだから育ちの悪い奴は困ったもんだよねぇ」
 いやいや、一時期とはいえ、シスも同じ師匠のもとで育てられたんでしょ。
 その上、ここまでこじらせたのはシスなんだから、ちょっとは反省して欲しいかなぁ。

 近頃、自民党の内部がゴタゴタしてることが話題となってます。しかし深読みすると、プロレスの可能性もなきにしもあらずですよね。現状、民主党が切れる、唯一の支持率回復カードは小沢幹事長辞任なので、それの直後に自民党も若手主体に入れ替えれば、選挙には有利になります。多分、素で揉めてるんでしょうけど。
 事業仕分け? あれこそ本物のプロレスじゃないですか。

( ・ω・) 宇宙人肯定派と否定派の論議ぐらい、ズブズブの関係ですよ

「シスー。賊業界って、縦関係はどうなってるの?」
 敵意が無いことを示しつつ距離を詰める中で、僕はシスにそう問い掛けた。
 何しろ半ば出会い頭のことなので、交渉役を誰にするかを纏めきってなかった。単純に面識があるシスにすれば良い様で、妹弟子という立場を考えると、押し切られる恐れもある。そもそもシスの場合、胆力はともかくとして、論理的な構築が出来るのかという問題があって、僕が出てった方が良いのかなとも思う訳で。
「んー、連中みたいに組織でやってるとこだったら、軍隊的な上下関係は強いけどね。
 あたしにとっちゃ、元姉弟子だし、今はギルド所属の半フリー盗賊だから、どーでも良いっちゃ、どーでも良い相手かな」
 だけどそれはシスの論理であって、あっちがどう思ってるかは不明だよね。
 うん、とりあえず僕が全面に出て、様子見ながら考えてみようかな。
「わたくしは、如何致しましょう?」
「初対面でアクアさんは、色々と錯誤というか、刺激が強すぎるので横に立ってるだけでお願いします」
 とりあえず黙ってる限りは只の美人僧侶で済む人なので、今回は華的な扱いで行こうっと。
「ん? でも、女性から見て美人って嫉妬の対象の様な気も?」
 少なくても健全な青少年にとって、必要以上に格好良い男性には妬み嫉みの感情が湧き立つものだよね?
「さて、と」
 十二分以上に対象船との距離も詰まり、それと思しき女性が前面に出てきた。後は話の進め方次第で、どうとでも揺れ動く。
 僕は覚悟を決めて、彼女と同様に、舳先へと足を運んだ。

 

 何処かの総理が、『CO2削減には原子力発電推進が不可欠である』とキリッとした表情で言ったそうです。まあ、火力と比べればまだマシという観点では間違っちゃ居ないんですけどね。日本人の核アレルギーからして、受け入れられるものなんですかねぇ。社民は露骨に反対してますし。

( ・ω・) ってか、シムシティ感覚で国を弄るの、もうやめて!

「ふぅむ、魔法の力というのは、凄いものですね」
 いえ、船長。これは本来の使い方と全く違いまして、余り褒められた気がしないんですけど。単に嫌味なのかも知れませんが。
「今度、飲み水に窮した場合はお頼みしようかと思いましたが、思ったよりも塩辛い。どうやら、海の水を多分に巻き上げたものの様で、無理ですね」
 そしてさりげなく、勇者のシンボルを便利な雨乞いの道具にしないで下さい。まあ、干ばつ地帯だったら、救世主には違い無いんですけど。
「んで、あっちの船はどうなったの?」
 降りも大分弱まって、シスの方を気に掛ける余裕が出来てきたよ。
「一言で言っちゃうと、ボロい方の一つが沈んじゃうねー。今もどんどん下がってるし、変なアブク出ちゃってるし」
「……」
 え?
「いやいや、たしかに凄いって言えば凄い雨だったけど、こんな短時間で、ねぇ」
 いくらボロ船だからって、そんなんじゃ船としての体すら成してないじゃない。
「やはり、常日頃の整備が大切なのですか」
 うわ、船長、なんですか、その勝ち誇った表情。
『海賊などという下賎な輩が、海の男としてここに居る事自体、場違いなのですよ』
 とでも言いたげじゃないですか。
「そして完全に混乱したヒゲチームが、一気に制圧されたみたいだね」
 はぁ。まあ、何て言うか、結果として姉弟子さんの援護になったのかなぁ。当初の予定とは、完全に違っちゃってる気もするけど。
「何にしても、これで話し合いの場に立てるのかな?」
 下手をすれば恨みを買ってる恐れもあるけれど、オーブの為には踏み込んでいかないといけない。僕は意を決して、微速での接近をお願いした。

 



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