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 北朝鮮の親玉と言うか、後見人として中国が主要なものとして取り扱われますが、こんだけ好き放題やられると、そろそろどうなんだろうと思わなくもありません。米国を主体としたいわゆる旧西側諸国の勢力が朝鮮半島の根元まで伸びてくるのと、北朝鮮を庇い続けることに依る国際世論の批判と、どちらがデメリットとして上か。まあ、国際世論なんてあやふやなもんは二十世紀に入ってからの概念の気がしますので、クラシカルな中国共産党としては、要所としての北朝鮮を選ぶ気がします。あくまでもしばらくは。

( ・ω・) 俺ならとっくの昔にブチギレて離縁状叩きつけてる気がするけどなぁ

「あれ?」
 この奥さん、フードを被っててすぐには気付かなかったけど、随分と若々しいような。ぱっと見、アクアさんとそう変わらないと思う。とても、こんな大きな男の子のお母さんには見えない。それにこの、やや冷たささえ感じる整った顔立ちは何処かで見たことある様な――。
「ん?」
 チラリと、彼女の耳が垣間見えた。人から見れば倍近くの大きさで、更に鋭角にとんがったその物は、一目見ただけで、特定の種族を連想させてくれた。
 えーと、この場合、どう接するのが正しいんだろうか。フードを被ってる以上、余り知られたくないと考えるのが妥当なのかも知れない。だけど単に日差しを避けてるだけかも知れないし、あんまし露骨に触れないのも不自然の様な――。
「ねーちゃん、エルフでしょ。久々に会ったけど、気配がやっぱ、かなり独特だよね」
「……」
 良いなぁ、シスのこの遠慮の無さ。こうはなりたくは無いけど、少しくらいは見習うべき部分があるとは思う。
「エルフに会ったことがあるんですか?」
「え、あー、ノアニールの近くでちょっと」
 そういえば、あの近辺にエルフが居るのはこの目で確かめたけど、全世界で言ったら、何個くらい集落があるんだろう。何しろ、世界を巡ってるって言っても、実際に触れることが出来てるのはほんの一部だもんなぁ。この世の中は、一人が知るには広すぎると思わなくもない。
「そこ、私の故郷です。わー、懐かしい。皆さん、元気にしておられましたか?」
「……」
 あれ、何だろう、この違和感というか、頭に何か引っ掛かってる感じは。

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 今日の鳩山語録。
『1%でも続投すると言ったが、あれは誤報だ。正しくは1%になっても続けて欲しいと友人が言ってた、だ』
 何だろう。わざわざ、このブログを含めて色んな場所にネタを提供する為にやってくれてるんじゃないかって思えてきましたよ。まー、あやつらの発言を弄るだけで埋まる埋まる。考えように依っては、マスコミ関係者へのサービス精神旺盛と言えなくもないのではないでしょうか。

( ・ω・) ゴメン、俺、今、かなり適当なこと言ったよ

「俺の名前はボブ。こっちは息子のジョンだ」
「何でこいつらに挨拶なんてしてんだよ」
「まあ、そう言うな。美人とお近付きになって損することなど無い。たしかにお前からすれば年上すぎるやも知れんが、可愛い妹さんがいるやも知れぬぞ」
 何だか、ここまではっきりと本音で語られると、射掛けられたことなんてどうでも良く思えてくるから、人間って面白い。
「あーなーたー。一体ジョンに、何を吹き込んでるのかしら?」
 不意に、女性の声がした。
「め、メアリー、誤解だ。これはあくまで、男児としての生き様を教えていただけで、俺自身が邪な気持ちを持ったりなどはしていない」
「さっき、アクアさんが美人ってだけの理由で、息子さんに手を上げてました」
「お、おいっ!?」
 とりあえず、夫婦ゲンカは男に分なんて無いという鉄則に従って、勝ち馬に乗らせて貰うことにした。
「うふふ、あなた~」
「ま、待てメアリー、話せば分かる。むしろ無益な争いを減ずる為には、話し合いこそが大事だとは思わぬかね」
「言い訳は、それで終わりかしら?」
「嗚呼、世とは何ゆえ、ここまで無常だというのか」
 ボブさんは大袈裟に天を仰いで、まるで神に祈るかの様なポースを取った。まあ、僕は気にしませんけど、神職さんの前で軽々にそういう格好をするのはどうですかね。メッてされちゃうやも知れませんよ。それが狙いなのかも知れませんけど。
「ごめんなさいね、うちの人、ちょっとバカで」
「いえいえ。男は大体、こんなものですから」
 こういう切り返しもどうかと思うけど、扱いが難しいし、この位で良いかなとも思うんだよ。

 今日の菅総理語録『支持率が1%になっても辞めない』。
 まあ、平然とこんなことを言える神経はさておいて、実際、どうなんですかね。いえ、1%は大げさにしても、支持率が20%切って持ちこたえた政権は殆どありませんし、一桁になったら目も当てられないというか。個人的に、どっちでもよかったら支持する日本という国で、支持率が20%を切るというのは、エヴァンゲリオンでいうところの、ゼルエル戦くらいの絶望感があると思ってますし。ドラえもんの鉄人兵団でもいいです。現実世界に、ウルトラCで起死回生の一手は中々ありませんよ。

( ・ω・) だからこそ、桶狭間は今でも教科書に載ってる訳なのさ

「い、痛いよ。何をするんだ、父さん」
 あ、うん。赤の他人の僕でも、今の行動は理不尽で不可解極まりない。
「バカモン! あんな美人が、嘘なぞ言う訳が無かろう。いや、仮に嘘だと分かっていても、黙って騙されてやるのが男の甲斐性というものだ。俺は貴様を、そんな情けない息子に育てたつもりはないぞ!」
 ああ、成程、この人、バカなんだ。
「えーえー、美人は得ですよねー。それだけで世の中渡っていけますものねー」
 何だか、何処かの盗賊のお嬢さんから怨嗟の声が漏れ出た様な気もするけど、気にしないことにして。
「いえいえ。分かって頂けたのでしたら、幸いですわ」
 そしてアクアさんの方も、微妙に会話が成立してないような気がしないでもない。
「やはりお子さんの行き過ぎた行動には、メッして叱るのが、正しい大人としての行動ですわよね」
 アクアさんにメッされるなら、多少のイタズラは辞さない大人がどれだけ居ることやら――じゃなくてさ。
「ところで、この近くに住んでおりますの?」
「うむ、我が嫁と共にな」
 息子さんが居るんだから、奥さんが居るのに何の不自然さも無いんだけどさ。何でだろう、この人が結婚できたことを素直に認めたくない僕が居た。
「わたくしは、アクアと言いますの。見ての通り、神に仕える身ですわ。こちらがわたくし達のリーダーで勇者をやっておられるアレクさんですの。女性は、シスさんですわ」
「なーんか、おまけ扱いされた気分」
 シスのやっかみが、いつもより強い感じがするけど、これも敢えて触れないでおこうっと。

 私的に割とどうでもいい部類の話なんですが、何日か前、歌舞伎の市川海老蔵さんが、一般市民にボコボコにされたそうです。まあ、詳しい事情を特に知りたいとは思いませんし、騒ぎすぎじゃねーかとも思ってるんですが、一つだけ気になったことが。
 30過ぎた妻帯者のオッサンが、還暦過ぎた実の親父にテレビで謝って貰うって、かなり人としてキツいですよね。

( ・ω・) 世が世なら、自決を選んでもおかしくないレベルだと思うんだ
 

 今日だか昨日だか、平成22年度補正予算案が、衆議院の優位性を以って成立しました。おせーよ。たかだか5兆の補正予算を通すのに何ヶ月掛かってんだ。もうちょっとで師走だぞ、フルァ。
 それはそれとして、今回の成立には、幾つかポイントがあります。一つは、社民党、新党改革以外は賛成せず、参議院では否決され、衆議院の優位性を以っての成立ということ。予算案というのは、衆参で意見が別れた時、それぞれが話し会って不調に終わると、衆議院の意見が通るものなのです。今の国会は衆参で与野党がひっくり返ってる状態なので、この話し合いというのは形式上だけのもので、ほぼ確実に決裂して終わります。つまり、究極的に言えば、予算案ってもんは、衆議院で300議席余りを持ってる民主党の意見が通るんです、最終的には。
 それでは、何故、ここまで政府と民主党は野党の顔色を伺ってきたのでしょう。それは、予算以外の法案で協力して欲しいという思惑が一つ。更に予算案も、それそのものは民主党単独で押し通せますが、国債がどうだの、税制をどうするだの、避けては通れない関連法案というものもあります。これを成立させないことには予算案を機能させようがないので、結局のところ、参議院でも通過させて頂く為に野党に歩み寄るか、三分の二ルールを使って、衆議院で再可決させる道を選ばなくてはいけない訳です。
 実は今回、公明党はこの関連法案には賛成をしています。まー、推察するに、たかだか補正予算でそこまで強行的な姿勢をとるのは世論の反発を買うと考えたのと、まだ菅政権の支持率が30~40%くらいはあった頃ですから、連立の可能性も潰しきらないという二点辺りからそうしたのでしょう。ジョイ君より良く落ちる支持率だなぁ。
 流石に、ここまで泥船になってしまったら、公明党も乗らないとは思いますが。仙谷、馬淵両閣僚の問責決議案も賛成しましたし。来年度の本予算を議論する通常国会こそが真の決戦場になるのではないでしょうか。まあ、それまで菅政権があるのかについては、予断を許さない状態ではあるのですが。

( ・ω・) 以上、猫でも分かる政治講座、番外編でした

 うわ、一番厄介な事実だけを抽出してくれちゃって。そのことだけ口にしたら、僕達、完全無欠の悪者じゃない。いや、善玉なのかって言われると、それはそれで疑問符が付くんだけどさ。
「何だって、そいつぁ、一大事だな」
 それにしても何だろう、このお父さん。喋り方が、妙に芝居がかってるって言うか。この地方独特の方言みたいなものなら、ある程度は仕方ないんだけどさ。
「さて、墓泥棒の諸兄よ。何か言い逃れすることはあるかね」
 うーん、ここはいつも通り、順繰りに事情を説明していくべきだろうか。だけど悪人だと疑われてる現状で、『僕達勇者の一行なんです』なんて言って信じて貰えるものなんだろうか。とりあえず、お父さんの方もそれなりの使い手っぽいけど、この距離で一瞬にして掃討される程とも思えない。ここはじっくりと喋る順番を決めてから――。
「お父様、誤解ですわ」
 と、こっちが色々と逡巡してる内に、アクアさんが先に口火を切った。
「わたくし達、魔王バラモスを倒す為の旅をしておりますの。その為にこちらの緑色の宝珠、グリーンオーブがどうしても必要でして、こちらに人が住んでおられるとは知らなかったものですから、許可を取らなかったことへの非礼はお詫びしますわ」
 真っ向勝負だと!? アクアさんの、こういう一本気と言うか、良くも悪くも純粋な性格は侮れないものがあると思うんだ。
「うぬぬ」
「父さん。何を考えてるんだ。こんな奴らが言うことなんて、口から出任せに決まってるだろ?」
「ぬおぉぉぉ!!」
 雄叫びと共に、お父さんの振り下ろしたゲンコツが、ジョンと呼ばれた少年の頭に叩き付けられた。



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