黄龍ちゃんを書いてたり読んでいて思うのは、青龍の過去って、マジで謎に満ち溢れてますよね。元は人間だった説があったり、天帝がどこかから連れてきたらしかったり、三龍が眠りに就いた時に朱雀、玄武、白虎を探してきたり、黄龍が麒麟に負けた時にヒョイッと乗り換えたり、売国奴だった先代白虎を誅殺したり、黄龍より、主人公っぽいかも知れません。見方によっては、上司も部下も旧友も大体が女性ですから、昨今の風潮に迎合しまくってますね。あのポジションに収まりたい人は、世界中探しても殆ど居ないと思いますが。 そう考えると白虎なんかは、割とサッパリした人生かも知れません。四百歳くらいまで東欧の実家でニートしてたら、父親が気紛れを起こして子供全員追い出して流浪の旅に出ることになって、百年ほど世界中をウロチョロして、ついでにニホンオオカミを絶滅寸前にまで追い込んで、百年くらい前に『急募:長寿の虎、白毛優遇、待遇応相談』の張り紙を見て白虎に収まった訳ですから。その間に、妹が窮奇になってたり、両親がフェンリルとヘルになってたり。うん、多少、波瀾万丈かも知れませんが、分かりやすい人生だな。そういや、窮奇以外の兄弟姉妹が居るとか思わせぶりなこと書いた記憶がかすかにあるような。窮奇がキャラ立ちしてない以上、広がる可能性はなさげだね。 (・ω・) 設定だけ抜き出すと、割と本気でカオスだな、こいつら 【雌伏の時が長すぎる】 月:下手に真面目に仕事して結果を残してしまうと、次からはそれが最低線になる。 黄:スポーツ選手にありがちなんだよぉ。 玄:逆に微妙な立ち位置から活躍することで、意外性という言葉を貰えますが。 月:不良が人並になっただけで何故か賞賛される理屈に通じるものがあるな。 黄:月読が生まれてからずっと低調なのは、 この理論を最大限に活用する為ということにしておけばいいんだよぉ。 月:わおーん。 【手の形を揃える為だとか何とか】 月:最初はグーと言っておきながらパーを出す奴は、信用ならない。 黄:もはや格言でも何でもない、只の偏見なんだよぉ。 玄:強調をして、敢えてグーを出す方はどうでしょうか。 月:言い訳を用意した上で、裏の裏を掻く姿勢、やはり信用ならない。 玄:となると、チョキは。 月:わざと負けてやったんだよと言い出しかねない様な輩は、当然の如く信用ならない。 黄:こうなってくると最初はグー自体が不必要な気がしてくるというか、 そもそもアレ、何の為に存在してるのかが分からなくなってきたんだよぉ。 【深夜のバカ話は三割増しで笑える理論】 月:日本のラーメンと餃子は、和風中華なのか、中華風和食なのか。 黄:美味しければ、どうでもいいんだよぉ。 月:カレーライスも、和風インド料理なのか、インド風和食なのかで意見が割れている。 黄:そんな議論に費やす労力をもっと有意義なことに回せと言いたいけれど、 どうしようもない話だから盛り上がるというのは往々にしてあるから困るんだよぉ。 【三つ子の真ん中は中庸なのか】 月:年上キャラは、それだけでハンデを抱えているという風潮。 黄:おう、ケンカ売りたいって言うなら、買ってやるんだよぉ。 玄:ともあれ落ち着いて下さい。 月:よっしゃ、姉さんより後に産まれた私は、まだまだ挽回のチャンスがあるな。 黄:そう思っておけば、と言うよりそう思わないとやってられない、 切ない心の機微を読み取ってあげるのが年上の器量なんだよぉ。 黄龍の年齢は、一万を超えているのはたしかなようですが、端数に関しては本人すらよく憶えていないので、私にも分かりません。 PR 最近、アニメを少々観ています。私は雑食なので序盤は一通り観るのですが、アレですね。全体的に、美少女ものより、美少年ものの方が完成度が高いように感じます。女性ファンの方が消費力が上と言われて久しいですが、人材やらがそっちに重心を移していることが顕著に影響しているのでしょうか。或いは、男性ファンは多少の問題点はあっても一定の集客を見込めると、足元を見られてるのか。数で言えば美少女ものの方が多いので、両方の理由かも知れませんが。 そして同時に、古いアニメも鑑賞しているのですが、主人公の異様なまでの野沢雅子率に驚きます。そういや無かったことにされてる日テレ版ドラえもんもそうでしたっけ。あれだけ声にバリエーションがありながら、聞けば彼女だと分かるというのは、凄いことだと思います。私は耳が悪いのか、記憶力が無いのか、声優ソムリエの真似事はできないのですが、これくらい特徴的だと、ザ・声優業という感じがするんですけどね。アニメと声優の在り方が時代に依って変わるので、単純に今の若手中堅声優に当て嵌めることはできないやも知れませんが。 (・ω・) あと、とりあえず爺ちゃんキャラは故永井一郎氏みたいなパターンもあった 【良くも悪くも先行逃げ切り型】 月:昨今の創作物は、起承転結の起に重きを置きすぎている。 玄:掴みは当然大切ですけど、それと同じくらい中身も求めるべきじゃないでしょうか。 黄:ジワジワ面白くなるタイプには、辛い御時世なんだよぉ。 月:この件に関しては、異論が無いようだな。 黄:理屈自体は納得できても、 出オチが服を着て歩いてるような月読が言っても説得力を感じないのが最大の問題なんだよぉ。 【麒麟の話はやめておこうじゃないか】 月:安直なライバル枠投入は、身を滅ぼす。 黄:天照大御神のライバル枠みたいなのが、何か言ってるんだよぉ。 月:ファギュドギュメド! 黄:せめて、理解できる言語を喋りやがれなんだよぉ。 月:こんな感じで、扱いが粗雑極まりないのだっているんだからな! 黄:話を盛り上げるのに宿敵を放り込むのはいいんだけれど、 割と高い比率で失敗してどうしたらいいか困る点は、同意せざるを得ないんだよぉ。 【バスケですらシックスマンが重要なのに】 月:四天王の中でも最弱発言は、選んだ奴を侮辱しているという考え方。 黄:割かし、的を射ている気がするんだよぉ、 玄:トップが別に居るとして、 五番手で格落ちするというのも層が薄いですよね。 月:六番手以降の惨状が目に見えるな。 黄:所詮、悪の組織なんてものはちょっと規模が大きな同好会という、 ささやかにして物悲しい現実を知ってしまったんだよぉ。 【少数精鋭という名の焼け野原】 玄:そして、今の四神が、究極の消去法で構成されている話に繋がるんですね。 月:世界の理が五行に基づいてるから四神を選ばないといけないのか、 四神を選ぶことに依って五行が成立するのか。 黄:何が何だか分からなくなってくるんだよぉ。 玄:数を揃えることの本質を、師匠は考え直せと仰っておられる訳です。 黄:だけど数を設定しておかないと青龍以外全部クビになりそうだし、 枠を最初から決めておくのも、重要なことの気がしてならないんだよぉ。 ひょっとして大臣って、数が限定されてるから価値があるだけなんじゃって思わなくもないという社会的発言だったのさ。 正月の時の話なのですが、『よし、本格的にダラダラするぞ』と思い立ち、遠出をしたついでに中古ゲーム屋に寄ったんですよ。あんまし本格的にやり込むとキリがない性格ですし、昔にやりそこねた奴を軽くやる感じで、と何軒か回ったのですが見当たりません。ネットで何日か待ってまでやる程の情熱でもないし、諦めかけた最後の店で、特装版を発見。お値段、中古で三百円。『なるほど、これが運命論ってやつか』とアホなことを思いつつ購入。ゲームを買った帰りのワクワクは一体なんなんでしょうね。きっとこれが無くなった時が少年期の終わりなんでしょう。お前、何歳まで子供のつもりやねんというのはさておいて、帰宅後、パッケをビリビリ。特典はともかくとして、ディスク、ディスクと箱を開けたその瞬間――なんと、おまけディスクは入っているのに、肝心のゲームディスクが入っていないではないですか。ははぁん、万引き対策でディスクを抜いておいて会計の時に渡す→古くて安いソフトはディスクも店頭に並べているのが基本→店員は入ってると思い込み、チェックを怠ったっていう流れか。さすがのオイラも、こいつには一本取られたぜ。 とまあ、正月早々、どうしようもない展開になった訳ですが、その店、片道の電車賃が三百円を超えるので、文句を言いに行く気力も無かったり。特典を三百円で買ったと思えばいいんだと思い込むことにしています。そんな大した思い入れの無いゲームなので、扱いには困りますが。 (・ω・) 前向きに、ここのネタを三百円で買ったと思おうじゃないか 【そこまで割り切るのが真の通】 月:何一つ問題は解決してないけど、いい雰囲気だけ出して投げっ放すのと、 新たな目標が出たところでぶった切る、いわゆる俺達の戦いはエンドは、 どちらが読者に対して誠実なのか。 黄:何でその二択なんだよぉ。 月:話を広げてる間に、締め方を考える余裕がある作家や漫画家が居るとでも思ってるのか? 黄:そりゃそういうもんかも知れないけど、あまりにぶっちゃけすぎると、 色々な方面にケンカを売ることにしかならないんだよぉ。 【山場なんて無かったがな】 月:近しい話として、とにかく全てに理屈を付けながら進めるのと、 細かいことなんか気にするなと勢いで押し切るの、どちらがいいのか。 黄:作風とかにも依るんだよぉ。 玄:要は、どちらが読んでいて面白いかですね。 月:その判断を付けるのが一番難しいのだと、意外に分かって貰えない。 黄:どこ向けにその愚痴を発してるのかが分からないけど、 月読の人生自体創作みたいなもんだし、納得しておくとするんだよぉ。 【分かってはいるのか】 月:意図的な主人公の交代は、九割方失敗する。 玄:数少ない例外は、一年交代と最初から決められている戦隊物などですね。 黄:結局のところ、大体の読者にとっては、 作品が好きなのではなくて、キャラクターが好きなんだということなんだよぉ。 月:日本神話も、天照や須佐之男から焦点を外す日は来ないのだろうなぁ。 【デフレスパイラル並の負の螺旋】 玄:まだ諦めるのは早いです。 世の中には、なし崩し的に主人公が交代する例が多々あります。 黄:世に言う、主人公カッコ笑い的なアレなんだよぉ。 月:或いは、スピンオフの方が人気出るパターンか。 玄:問題は、我々には主人公勢を食う程のエピソードも、 キャラクターとしてのインパクトも無いという点ですが。 黄:その現実には目を背け続けることで、何とか自我を保つ日々なんだよぉ。 主人公ってのは読者、視聴者が居てこその主人公という考え方は、割かし重要じゃないかって感じはします。 三つ子を書いているのが、楽しいです。テンションが上がってくる、読み直しても面白い、そして何より尺が稼げる、なんという作者に嬉しい特典コンボ、正直、セネレ随一の当たりキャラじゃないかとすら思っています、私見ですが。中身が無いのに面白いってどういう原理なんだと、謎を抱えてはいるのですが。 ただ思うのは、三つ子ばっかり書いてても、こうはならないんだろうなという感じがしています。あいつらはやっぱり、たまに湧いて出て、言いたいことだけ言って、去っていく竜巻のような立ち位置なのではないでしょうか。他の言い方をするなら、デザートは美味しいけど、そればっかり食べてたら、文字通り食傷気味になるというか。大した栄養にならない辺りもそっくりだ。 (・ω・) つまり似たようなことばかり書いていると太って鈍化するってことなんだよ! 【そこはもう今更だし】 月:中々イケるな、このノリ。 黄:そう思ってるのは、月読だけなんだよぉ。 玄:そうですか? 私の心にはズシリと響いてきましたが。 黄:結局のところ、宗教なんてものは個人が信じられるかどうかが重要で、 内容の重い軽いは、また別の問題だということなのかも知れないんだよぉ。 月:玄武に心があるかどうかについては、いいのだろうか。 【出鼻から大ゴケ】 月:よっしゃ、この勢いで弟子を作りまくって、一大勢力を築いてやる。 黄:その野心が、思想家にとって一番の大敵ではなかろうか、なんだよぉ。 玄:微妙に、ややこしい話になってきてないでしょうか。 黄:人に受けることを目指して構築された煩悩まみれの発想が本質に近付けるはずもなく、 後世に至るまで語り継がれる訳がないというだけの話なんだよぉ。 月:全力全開で論破されて、割と素直に遣る瀬無い私が居る。 【悟りを開く修行だと思えば】 月:それでもまあ、千や万もそれっぽいこと言っておけば、幾つか当たるだろう。 黄:無能な編集者や、謎メニューを開発する料理店の様な考え方なんだよぉ。 月:褐色キャラが美白美容を始めるのは、私が真人間になるくらい自己を崩壊させる行為である。 黄:このペースで一万も何か言ったとしても、 何一つ有意義なことが聞けそうもない辺りに頭痛を覚えそうなんだよぉ。 【ドリルって戦いに全く向いてないよね】 月:修行シーンを省略し、血統による覚醒展開は安直すぎて目に余る。 黄:おい、生まれた時から高位神様、なんだよぉ。 玄:そうですよね。戦闘力の強化は、武装変更が基本です。 黄:或いは機体の乗り換えか、なんだよぉ。 月:要するに、真武の話か。 玄:この流れは落ち込みかねないので、とりあえず打ち切っていいですかね。 少年マンガだけに打ち切りってね、とか言っても、多分、玄武なら許されるから美味しいと思います。 さりげに、それゆけ黄龍ちゃん! は九期、エンプレスで完結にしようという考えもありました。元々、いつ終えても問題ないように一期十八話で一区切りつけてきた訳ですし。ちなみにこの十八話、黄龍、朱雀、玄武、青龍、白虎、麒麟を一括りとして、三ループもしたからいいだろうという考えからです。二期以降はそんなもん、どこいったやらの感じですが。というか、そもそもこの作品って、一期で終えたはずなんですよ。何をどうして再開したのかさっぱり憶えてませんが、半年くらい間が開いてる記憶がありますし。そう考えると、これだけ長くやってこれたのは二期登場の月読のお陰の様にも思えますが、認めないことにして。 十期以降も続けようと思ったのは、私の創作の鍛錬として、コントを定期的に書くのはいいことだというのが結構大きかったりします。だったら、別に辞める理由はないなというくらいの軽いノリです。色々グダりたいこともありますから、ブログを更新すべきかなぁとも思いますし。その割に、ここの文章のネタを、毎回毎回どっかに落ちてねーかと漁ってる気もしますが。 (・ω・) ともあれ、彼女達の騒がしい日常は、まだ終わりそうもない 【意外と揺るぎない事実】 月:あー、弟子に持ち上げられたい。 黄:いきなり、何を言っているんだよぉ。 月:キリスト然り、釈迦然り、孔子然り、 思想に於ける偉人は、大抵、弟子が祭り上げてることで成立してることに気付いた。 黄:あんた、その内、刺されるんだよぉ。 【これはこれで需要ありそう】 月:ソクラテスとか、自分では一冊の本も書いていないのだぞ? 黄:弟子が感銘を受けて持て囃すんだから、カリスマは必要なんだよぉ。 月:失敬な。私にだって、慕ってくれる者くらい居る。 玄:そうです、お師匠様を軽んじないで下さい。 黄:月読と玄武の師弟関係は、たしか不遇に対するものであって、 それを世に広めても、愚痴大会にしかならない気がするんだよぉ。 【黄龍プッシュとか狂気の沙汰】 月:甘く見ないで欲しいな。私だって、名言の一つや二つ、簡単に生み出せる。 黄:聞いてやってもいいんだよぉ。 月:主役級ではない脇役を好きになる奴は、マニアになる素質がある、とか。 黄:人生の何処で使えと言うんだよぉ。 月:それを考えるのは弟子の仕事だ、私の知ったことか。 黄:実際に、後世まで遺される名文も、現場はこんなものだったりしそうで困ったものなんだよぉ。 【世の中そんなもんだよ】 月:バカというものには際限がない。 そう、温度に絶対零度という下限はあるけど、上限は無いようにね。 黄:この、名文句を言ってやったぜという感じが癪に障るんだよぉ。 玄:バカを極めるということは、無限の荒野を耕していく開拓者にも似た行為。 意志を持って挑み続けることの価値を考えさせてくれますね。 黄:本格的に弟子の注釈ってのは誇大な願望や妄想が混じってるんじゃないかと、 思想書全てを深読みしたくなってきたんだよぉ。 ぶっちゃけ私、釈迦が興した頃の原始仏教は好きですが、日本に伝来した以降のものはどうにもピンと来ません。 |
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