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2016

1102

 皆さんは、日常の中に言い知れぬ狂気を感じたことは無いでしょうか。大分前の話になりますが、CSでアニメの一挙放送があったんですよ。たしか、百五十話くらいを三日間ぶち抜きで。一話三十分で、七十五時間だから……計算は合いますね。年末年始ということもありましたが、どういった意図の企画だったのでしょうか。一話か数話単位のオムニバス形式なら分からんでもないのですが、ストーリーの繋がりがあるものでした。リアルタイムで付き合う人はまず居ないでしょうから、録画してもらうのが目的なんですかね。視聴率なんか気にしないからこそ出来る話だとも言えそうです。
 他には、カードゲームアニメは、カードを売る気があるのかというものの方が面白い傾向が強いのはどういったことなんでしょう。後ろ盾がしっかりしていて、裁量を与えられているから、クリエイターが暴走を始めるのでしょうか。世には謎が多いです。自由に作らせた結果、駄作を連発するパターンも多いので、何とも言えない面がありますが。創作稼業に潜むクレイジーさは、色々と計り知れないものがあります。

(・ω・) 結局は、狂ってるっていう考え方が、そもそも狂ってるんだよ!

【ナースの不養生とか笑い話にもならない】
マ:消防士とか、技術向上の為に競技形式の大会なんか開くやん。
  ナースもあってええんちゃうかな。
玄:とうとう、安易に人気を獲得する展開に走ろうというのですか。
メ:人間、疲れが溜まると、本人も驚くような発想をするよね。
マ:極限超えてきたらボーナスタイムやで。
  大抵のことは苦にならへんからな。
メ:それは脳内麻薬が出て麻痺してるだけで、確実に蝕まれてる訳だから。


【新人研修用以外の何物でもない】
玄:とはいえ、注射の大会と開くと仮定しても、
 勝敗の基準が曖昧な上に、絵的にも地味だという問題があります。
マ:同じのんにぶっ刺して判定して貰えばええんちゃうか。
メ:しれっと、とんでもないこと言うよね。いつものこととも言うけど。
マ:最近は練習用の機械とかあるんやし、得点表示されればええのんにな。
メ:私達は無生物相手に高得点取っても何の価値もないって、
 口にしたらダメなのかな。


【費用対効果で考えれば最良の選択じゃないか】
玄:患者さんを車椅子に座らせることなどは、技術向上の甲斐がありますよね。
マ:時間を競うんやったら、ちょっと自信あるで。
メ:たまに放り投げるようにしてるのは、どうかと思うよ。
玄:でしたら、如何に負担を掛けないかなどを総合的に評価する指針を考えましょう。
マ:つまり、採点班を買収すればええんやな。
メ:真っ先にその発想をしてる時点で、全てが間違ってるって自覚しようか。


【量産型玄武はコストに見合うのかという問題は残る】
マ:こうやって考えてみると、ウチらの商売、患者の主観が強すぎやな。
メ:何処まで行っても、人間相手の仕事だからね。
玄:逆に、ロボット技術がどれだけ発展しようとも、
 私達の職務が完全に消え去るということもなさそうです。
マ:なんや、えらい違和感があるんやけど、気付かんかったことにしたるわ。

 仮にこういった大会があったとしても、この物語はフィクションなので、特に問題はありません。
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2016

1030

 アメリカ大統領選挙も、最終局面へと突入しています。二百年以上の歴史を誇る、民主主義社会の旗印の一つとも言える選挙なのですが、今回に限って言えば、史上最低の決戦と揶揄されています。トランプ氏は元々、ネタ枠というか、賑やかしを担う面もあったので分からんでもありません。しかし、一応は政治経験をそれなりに積んでいるヒラリー氏がこれほどに嫌われているというのも、ある種、すごい話と言えましょう。基本的に旦那が元大統領と言うだけで、彼女自身は感情的になりやすい、只の凡人であるとバレているのが一つの理由ではないかと考えています。そもそも、その配偶者からして、人気者であったかと言われると、相当に怪しい訳でして。どうやってこの両者が予備選を勝ち抜いたのかが、今選挙最大の謎と言えるのやも知れません。現状、ヒラリー氏が有利とは言われていますが、第三極が勝利する州があるとすら言われ、予断は許さない状況です。どっちが勝とうが、世界や日本にとっていいことはないとすら言われてますが、民主主義的な手続きに不備があった訳でもなく、無かったことには出来ません。ルールが許すなら、オバマ氏にもう一年やってもらって、予備選からやり直せとは思っていますが。イギリスがユーロを離脱する時もそうでしたが、民主主義には、こういった面倒な罪業を抱えてる部分もあります。それでも、民主主義よりマシな社会システムは思いつかないので、結果は受け入れましょう。

(・ω・) 世には民意が反映されたとは言えないと、ガキみたいな理屈をこねる輩も居るがな

【誰しも足元の小銭は拾いたくなるものさ】
マ:思たんやけどな。猫の手も借りたい言うやん?
  実際に猫を調練したら、どれくらい役に立つんやろな。
メ:衛生的な問題があるから、動物はあまり入れない方がいいんだけど。
マ:せやけどちょっとくらい業務が楽になるかも知れへんやん。
メ:そう言われると、少しくらいの不衛生は大丈夫かもって思っちゃうよね。


【責任問題に発展する事態からは距離を取る】
玄:とりあえず、ネズミを捕獲、ないしは追い払うことに関しては天下一品ですが。
マ:院内でネズミなんか見たことあるか?
メ:病院として、大分ダメだよね、それ。
玄:でしたらモルモットに精神的ストレスを与える仕事というのはどうでしょう。
マ:この新入り、割と鬼畜寄りやな。
メ:元からの素質なのか、うちに染まったのかに関しては、検証しない方向で行こう。


【中世に猫狩りをして自滅した地方がありましてね】
マ:改めて考えてみると、猫っちゅうんはネズミ捕り以外の役に立たへんな。
メ:ネズミの大繁殖は穀物への打撃や病原菌の蔓延と、
 人間にとっていいことがないから、凄い仕事ではあるんだけど。
玄:消毒技術が発達した現代の病院では、特筆すべきものでもありませんね。
マ:なんやー、あいつら可愛いだけしか能がないんか。腹立ってくるな。
メ:逆にそれだけで人間社会に食い込んでる事実を称賛すべきな気もする。


【姑より動物の方が優しいとか言い出す流れだ】
玄:入院患者の精神的負担を軽減する為、
 犬や猫と触れ合う機会を設ける病院もあるとは聞きますが。
メ:いわゆる、アニマルセラピーっていうやつ。
マ:うちではやってへんなー。
メ:実家より居心地がよくなったら、誰も退院したくなくなるからね。
玄:その、一瞬だけ納得してしまいかねない理屈は、
 本当、どこで身に付けるのでしょうか。

 実際にアニマルセラピーに使われるのは犬の方が多いそうですが、猫派はどうすればいいのでしょうか。耐え忍ぶしか無いのだとすれば、これは由々しき事態であると断ぜざるを得ません。

2016

1028

 坊主という言葉があります。本来の意味は、仏教系寺院の責任者のことの様です。彼らは頭を丸めていることが多いことから、極端な短髪をそう呼ぶこととなったのだそうです。他にも、丸刈りが多かったかつての少年達もそう呼ばれることになったのだとか。意外に、範囲の広い言葉です。ここまでは全て男性限定という共通点がありますが。
 他にも、釣果が全く無いことや、木々が無くなった山に対しても使うことがあります。昔の人は、お坊さんを禿げ頭としてしか見ていなかったのでしょうか。親しみがあるととるか、馴れ馴れしいととるかは微妙なところです。更には男女問わずに使える、三日坊主なんてものもありましたね。常人には寺社での生活に耐えられないことから、こういった言葉ができたのだとか。褒めているような、けなしているような、微妙な感じです。いずれにしても、日本人にとって坊主が身近であったことは間違いないでしょう。本来の仏教と比べて魔改造が過ぎると個人的には思っていますが、日本人らしいと言えば、日本人らしい話ですしね。

(・ω・) 創造とは、原型を留めない改変であると言いきってみたい気分

【隠すつもりが全く無いのが更に凄い】
則:医術は仁術とほざく輩も居るようじゃが、とんだ考え違いじゃ。
  善意で回る世ほど不安定なものはない。もっと己の欲に忠実にならんとな。
マ:まー、これも一つの考え方やとは思うけどな。
メ:この場合の欲が、物欲とか、名声欲とか、恋愛欲求じゃなくて、
 生きた人間の筋肉や内蔵を切り裂きたいっていうのが、何とも言えないよね。


【倫理は人が作った御都合主義くらい言い出しそう】
則:その一点を貫いて狭き門であるこの職に就いたのじゃ。
  美談でこそあれ、貶められる要素は無かろうて。
玄:物は言いようという言葉を、最大限に活用した例を耳にした気がします。
マ:自分の為ちゅうても、ここまで出来るんは中々おらへんゆうのはたしかやな。
メ:もう完全に感覚が狂ってきてて、何が何やら。


【だからこそ極められたという考え方もある】
メ:物の例えとしてだけど、神様が居るとするじゃない。
  これだけ特殊な趣味の人間に、それを叶えるだけの才能と執念を与えたのが、
 故意か偶然かって、難しい問題だと思わない。
マ:よう言うところの、一歩間違えたらちゅうやつやな。
玄:刃物を扱いたいというだけでしたら、肉屋か魚屋になるという選択肢もありそうですが。
メ:この人の場合、中途半端な欲の満たし方は、逆に鬱憤を溜める原因になりそう。


【野獣の食事を妨害するくらいには愚行】
マ:せやったら、いっそ全く関係ないことさせて、改心させる方が早そうやな。
メ:それはそれで超難易度が過ぎると思う。
玄:仮に成したとしても、人生単位で考えたら幸せと呼べるでしょうか。
則:そなたら、ほんに言いたい放題じゃの。
マ:どんな言葉浴びせても腹立てんの分かっとるからな。
メ:手術の邪魔だけはしない、それだけは共通認識として浸透してるけどね。

 強欲の悪魔が欲を絶たせるとか言い出す不可解な世界ですが、欲に詳しいからこそ煩悩の沈め方を知っている可能性もあります。

2016

1026

 お酒は、洋の東西を問わず、有史以前から人類と共にあったものです。極端な話をすれば、果物や穀物といった糖度が高いものをどこかに詰め込んで放置すれば、発酵して出来上がります。どの程度の確率で、普通に腐るかまでは分かりませんけど。しかし思うのは、通常とは違う味と匂いのものを、どうして口にしたのでしょう。食料が足りなかったにせよ、飲んだ連中は明らかにおかしくなります。気分が良くなるにしても、危機感は覚えなかったのでしょうか。人類ってこう、タガが外れてるというか、チキンレースでアクセル限界まで踏み込むみたいな、壊れてる部分がありますよね。だから、核兵器なんて無茶苦茶なものを作って保持しようなんてするのかも知れません。科学の発展も、それがあるからこその面もあるので全否定はしませんけど。科学にしても、文明にしても、一面だけを切り取って善だの悪だの言うのは、短絡的だと思うんですよね。全て人の活動から成るもので、比率はともあれ功罪があるみたいな。お酒も、これだけながーい歴史を持ってるんですから、いいことも悪いこともたくさんあったでしょう。それでもまだ共にあるんですから、なにがしか、人類にとって欠かせないものがあるのやも知れません。

(・ω・) その上で、他人に迷惑を掛ける酔っぱらいは最低だとは思っている

【酒の一滴も飲んだらダメそうな流れだ】
マ:世の中には、慰安旅行っちゅうもんがあるらしいな。
メ:人員がごっそり抜けたら大事だし、
 そんな時間があるなら帰って寝させろのうちには縁の無い話だね。
マ:やろう思たら、三十分以内に帰ってこれる旅館で、
 緊急用の連絡手段は絶対に切ったらアカン感じやな。
メ:一欠片として慰安になる気がしないのが、残念すぎるなぁ。


【真の最前線はここだという自負があるのやも】
マ:世間のナース連中は女子会ゆうて、飯食いに行くらしいけどな。
  御飯なんて、はよう済んで栄養ありゃなんでもええやろ。
メ:男の人でも、ここまできたら末期だと思う。
  軍人でさえ、食事は最後に残された楽しみなんだしさ。
マ:つまり病院は、戦場より過酷な環境っちゅうこっちゃな。
メ:どうしてここで誇らしく言えるのかが、ちょっと分からないかな。


【自在に引っ込められる可能性については考慮しない】
玄:白衣の天使だけに、羽を休める暇が無いということでしょうか。
マ:何か言うとるで。
メ:大体、白衣を着たら天使の羽って隠れちゃうよね。
マ:窮屈そう言うか、痛ないんか、それ。
メ:香箱座りの猫みたいに、凄い収納術があるのかも。
玄:孔雀の羽も案外コンパクトにまとまりますし、有り得る話やも知れません。


【必要悪とも言えない程ささやかな罪過】
玄:ですが悪魔であっても羽は有りますよね。
  白衣を着てしまっては、判別が付かないのでは無いでしょうか。
マ:粉飾する為に、白衣を身に纏うんかもなー。
玄:興味深い見解ですね。
メ:結局、こういう時間が息抜きになっているんじゃないかって指摘は、
 過労で倒れない為に聞き流すのが最善なのかも。

 病院事情に詳しくも無いくせに描かれるナース譚も定例化しそうです。しかし月読教授といい、業界の底辺ばかりが舞台となるのは、転がしやすいからとしか言いようがありませんな。

2016

1023

 日本において、社会性の高さとは、ほぼ世渡りのうまさのことを指します。そして世渡りのうまさとは何かと問われれば、大体が、人に好かれる度合いのことになります。方法や経緯はどうあれ、大方の相手に敵意を抱かれなければ、割と生きていくのは楽でしょう。逆にどんなに能力が高かろうと、全方位に敵視される人は苦労が絶えません。かの猛将項羽でさえ敵を作りすぎて、謎のカリスマ性を持った劉邦に敗れ去っているのです。物語の要素が強いので、どこまで史実なのかは分かりませんけど。
 では、人はどうすれば他人に好かれることが出来るのでしょう。生まれ持った素質で好意を持たれる方も居ますが、そんなのは極一部の話で、一般的ではありません。大抵の場合は、相手に合わせる、嫌な言い方をすれば媚びる必要があります。とはいえ、これを自然にやるというのは難易度の高い話で、加減を間違えると只の卑屈な人となってしまい、嫌悪感を抱かれてしまいます。絶妙な具合に協調できるのは、才能なのか、技術なのか。これはこれで興味深い議題だとは思う次第です。

(・ω・) 能力だけで捻じ伏せられる社会人には、誰もが憧れるよな

【幹部評定に出てる以上は通らないと思うけど】
茜:経済戦争を仕掛けようと思うんだけど。
麗:また、ロクでもないことを思い付いたんですか。
千:この、手慣れてる感のある遣り取りが割と恐ろしかったりする。
彩:私達、知らない内にとんでもない悪行の片棒担がされたりしてない?
千:ネズミ講も、末端なら被害者で押し通せるらしいから、
 機密には触れない方向でいけば、何とかなるかも。


【領土拡大禁止プレイ中だからしょうがない】
麗:それで、何をどうしようというんですか。
茜:例えば、他国が鋳造してる貨幣を劣化させてから再流通して、
 危機的状況を演出してみたりとか。
千:よく、そんな悪魔みたいなことを考え付くよなぁ。
茜:通貨っていうのは、偽造防止策を取らない方が悪だからね。
千:普通、そこまで経済力に差があるなら、
 武力で押し潰すのがこの時代の正道だと思うけどね。


【若き教育者にありがちな葛藤】
麗:古典的な手段としては、金に銀を混ぜて純度を下げるというのがありますね。
  改鋳と呼ばれ、一見すると使える貨幣を増やせそうに思えますが、
 インフレを引き起こす危険性を孕んでいる為、悪手とされています。
茜:要は造幣局が刷った紙幣を、国家予算に組み込むみたいな話だからね。
千:通貨が、国家の信用を切り売りしてるってのがよく分かるかも。
彩:この子達が高校教育の範囲でドンドン社会の仕組みを学んでいるのを、
 止めていいものかどうなのかが分からない……。


【能力のカンストが先か精神の崩壊が先か】
彩:何にしても、うちの実家にそれを仕掛けるのはやめてもらえるかな。
麗:そういえば、東の大大名の姫でしたね。
茜:近場で経済規模が一番大きいから最適なんだけどなぁ。
  しょうがない、公康君のところで試してみようっと。
千:チュートリアル感覚で国を荒らされる公康が不憫に思えてきた。
麗:人は困難を乗り越えることで成長できると考えれば、
 これ以上無い程に有意義な人生を送っているとも言えますよ。

 公康→岬→茜の三勢力を二回ループするだけで一話分になるという、ある意味、素晴らしい編成です。問題は、話が動くようで全く動かない点ですが、これはこれでいいだろうと、自分の中で決着という名の諦観が芽生えつつあります。
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