先の日曜日に参議院選の投開票が行われました。結果は報道で御存知の通り、与党である自公の大勝といったところでしょう。圧勝と言うには、少しばかり伸び悩んだ感じもあります。イギリス関係を含めた株価の乱高下やTPP、沖縄の基地問題、都知事のやらかしなど、色々と現政権には不利な要素が多かっただけに、こんなものかいった感じです。逆に野党にしてみれば幾らでもつけこむ余地があったような気もしますが、安保と憲法問題一本で通す男気溢れる選挙戦略でした。結果が伴わない以上、只の蛮勇という気もしますが。 さて、何故だか憲法問題がやたらと注目される選挙戦でしたが、ここで一つおさらいといきましょう。そもそも、国民の半分以上が、2/3がなんなのか分かってないという調査もあるんだとか。しばらくは、『イギリス人か、てめーら』という便利な文句で煽っていこうと思います。それで2/3についてですが、ざっくり言うと、憲法を改める為に必要なプロセスとして、衆参それぞれ2/3の賛成が必要なのです。第一段階として、与党なりが憲法の改正案を国会に提出します。普通の法律なら衆参共に過半数で可決されるのですが、国家の支柱とでも言うべき憲法ですから、ことはそう簡単ではありません。衆議院で2/3、そして参議院でも2/3の賛成が得られた後、国民投票で過半数の賛成を獲得して、ようやく改正が出来るのです。ぶっちゃけた話、最後に国民投票がある以上、憲法改正が自民党の独断で断行できるとかいう主張をしているのは、国民を愚弄している行為以外の何物でもありません。更に言えば、衆議院はともかく、参議院に関しては、与党でないおおさか維新や、日本のこころといった、話を聞いてやってもいい系の野党に加えて、似た立場の無所属数名を足してようやく到達する数字なので、通過するかは果てしなく微妙なところです。自民にも改憲には慎重な勢力は居ますし、公明もそんな積極的という訳でもありません。逆に民進党にも、改憲は時代の流れであるという方は居るようですが。ともあれ、ようやく議論が出来る環境が整った、というのが近しい解釈でしょう。個人的な意見ですが、護憲が党是である共産党はともかくとして、政権奪還を標榜している民進党が、改憲を絶対に許さないみたいなことを言っているのは、少しばかり視野が狭いと断ぜざるを得ません。政府関係者である以上、国家の為に出来る全ての可能性を常に模索すべきであって、結果として改憲をしないというのであれば、まだ話は分かるのですが。まあ彼らの去年からの動きを見るに、単に票になるぞと主義主張もへったくれもなく食いついただけっぽいですけど。劇薬である共産党との連携を選んでこれじゃ、鼻で笑われても致し方ありません。 (・ω・) まず2/3を取らせないって言って出来なかったけど、これ、どう責任とんの? 【困難は己の力で乗り越えてこそ価値がある的に】 青:仕事をしなくても、仕事をした気分になれる方法はありませんかね。 黄:この御仁は、何を言いやがってるんだよぉ。 青:いえ、ここのところ幾ら働いても充足感に欠けるので、参考にしようかと。 黄:何で素直に、仕事の満足感を復活させる方法を聞かないんだよぉ。 青:ハッ!? 黄:本当に、骨の髄から疲れてるんだなぁというのは感じるけど、 いつも通り、だからといって何かするという訳でもないんだよぉ。 【世界はそういう風に出来ていると言っておけばいいさ】 白:その手の話題なら、私はプロだよ。 黄:一番、口にしてはいけない輩が口にしてないだろうか、なんだよぉ。 青:伺いましょうか。 黄:こっちも、何かが色々とおかしいんだよぉ。 朱:悪を知らぬ者に悪を裁く資格は無いって理屈もありますし、 青龍さんの懐の深さを感じ入りました~。 黄:いつもながらの字面だけはまともな解釈だけど、 壊れたピース同士が偶然合わさっただけの危うさしか感じないんだよぉ。 【要は部下のくせに見たことない】 白:例えばだけど、退社する時に『今日一杯やってく?』って言っておけば、 それだけでやりきった気分になる人種はいるらしいね。 青:成程。 黄:何が成程、なんだよぉ。 朱:そもそも、青龍さんってお酒飲むんですか~? 白:大酒飲みを意味するウワバミは大蛇のことだし、 蛇の親玉みたいな龍族がいける口じゃないなんてありえないんじゃないかな。 【なにせ加減というものを知らない男だから】 黄:飲もうと思えば幾らでも飲めるけど、なきゃないで気にしない感じなんだよぉ。 白:これは、一度徹底的に付き合って貰うべきだね。青龍と黄龍の奢りで。 黄:後輩にキップのいいところを見せないといけない風習は、 長命種族には損ばっかり溜まっていくんだよぉ。 青:それよりも、飲みニケーションというやつは、むしろストレスが溜まりそうなのですが。 黄:これ程までに発散が苦手な輩も珍しいような、そうでもないような感じだけど、 部下のちゃらんぽらんさを見習ったら精神崩壊しそうで、軽々に勧められないんだよぉ。 公的に5000歳を超えてるらしい朱雀ですが、酒を飲むシーンがあったら苦情が来そうですね。昔、飲んでも普段と変わってないじゃねーかってネタを書いた記憶もありますけど。 PR 一般論として、人には五つの感覚があると言われています。いわゆる五感です。視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚、なんで全部覚なのに、五覚じゃなくて、五感なのかはさておくとしまして。この感覚を現代科学で解釈すると、順に可視光、分子、分子、可聴音を読み取っていることになるでしょうか。触覚だけは、神経センサーの総称なので、ちょっと毛色が違うやも知れません。逆に考えると、生身でこれ以外に情報を得る手段が無いとも言えます。更に言えば、気付いていないだけで、宇宙には全く別の情報が満ちているのかも知れません。超常的な能力者を自称する方は、そういった理屈を捏ね上げてる気もしますが、検証することが出来ない以上、妄想に過ぎないのですけど。百年前、二百年前の科学観から見た現代科学は理解し難い別次元のものでしょうし、将来的にどうなるかは分かりませんけど。 (・ω・) 最先端科学は、軽い気持ちで触れると気が狂う奇書みたいなもんだからな! 【劇薬はリスクがあるから劇薬なのです】 玄:もしも、もしもですよ。 私が四神を辞めると口にしたら、どういったことになるのでしょうか。 黄:まーた、構って欲しい病の発作を起こした患者が出てきたんだよぉ。 朱:基本的な対処法は軽く流すことですけど、 荒療治として、徹底的に干渉するっていうのもあるそうですね~。 黄:一度、とことんまでにやってやりたい気持ちはあるけど、 一つ間違ったら依存される訳で、やっぱりやめておくんだよぉ。 【とりあえずレアアイテムはかっぱいでおこう】 黄:ちなみに、人事権は無いから推定だけど、粛々と真武が受け継ぐか、 先代に新型の開発を要求するかの二択だと思うんだよぉ。 朱:先代玄武さんの復帰はない感じですかね~。 黄:アレは、麒麟がどうにも合わないらしいから、なさげなんだよぉ。 朱:黄龍さんが返り咲けば、戻ってくる可能性もあるんですかね~。 玄:この一欠片として引き止めてもらえない感じに、 オンラインゲームで引退宣言する危険性を汲みとった次第です。 【やりたいことが無いよりはいいよねという逃げ口上】 亜:たくさん予算くれて、内容に口出ししないっていうんなら、復職してあげてもいいけど。 朱:何処の世界に、そんな申請が通る業界があるんですかね~。 黄:機密費とか、なくはないけど、相当の特権階級にだけしか許されてないんだよぉ。 玄:白紙の小切手とか、ロマン溢れる響きですよね。 亜:領収書は要らないよって言いながら札束ドーンは、死ぬまでにやってみたいよねぇ。 黄:こうやって誰もが一生に一度でいいから達成したいリストを溜めるだけ溜めて、 最終的には全部放り投げて涅槃へと旅立つものなんだよぉ。 【地元出身の生え抜きだから雇われてるみたいな】 玄:分かりました、私、辞めません。 と言いますか、何があろうともしがみつきます。 朱:昨今は、再就職も大変ですからね~。 黄:特筆すべき技能を持たない聖獣が守護職を解かれると、 大体は野良と化すか、怨霊的に悪さをしだすといったデータもあるんだよぉ。 玄:この、どこまでも行っても世知辛い感じに、 どのような反応を示したものかが分かりません。 どこかで、朱雀の一番の友達は玄武じゃなかろうかと書いた記憶がありますが、朱雀は仕事と私事は分けて考える、大人の鑑だったんですね。 投票日が近付いてくると、必ずと言っていいほどに、どうして投票に行かなければならないのかという議題が湧いてきます。行かない派の理屈は様々で、その一つに支持したい候補が居ないというものがあります。気持ちは分からんでもありませんが、個人的には少しばかり稚拙な言い訳に感じます。候補者の何処がどうダメであるかを具体的に列挙できるほどに詳しいのであれば、自分でやればいいのです。それが面倒臭いと言うのであれば、わざわざ率先してやってくれる方を否定する権利はありません。何となく感覚的に気に食わない程度の知識なら、そもそも評価する立場にありません。実際に候補のいずれかに私達の代表を務めるだけの能力があるかどうかはさておいて、誰かがやらないといけない仕事である以上、詭弁にしかなっていないと私は思います。いっそのこと、興味がないと言った方が清々しいくらいです。 他にも、誰に入れても一緒というものもありますが――民主党政権が誕生したことで、この幻想は打ち砕かれたと思っています。個人的に、民主党唯一にして最大の功績では無いかと考えています。最近では、投票率が上がれば上がるほど自民党に有利という驚愕のデータもあるそうで、あの悲劇が深く心に刻まれているのでしょう。どうせ二十年もすれば忘れてるんだろうなとも思いますけど。 いずれにせよ、どの候補に入れるにせよ、投票するということは、政治に対して一国民として責任を負う行為です。責任を負わない者が何を言ったところで、外野の雑音に過ぎません。大人なら当然のことのはずなのですが、何故だか今日も今日とて、行かない理屈を捏ね上げる人が後を絶ちません。精神性が未熟なんだなと、幼稚な私に思わせる、大した連中だと思います。民主主義が粗雑なシステムであることは否定しませんが、それよりマシなものが構築される気がしない以上、諦めて投票所へ行くしか無いのです。 (・ω・) 民主主義が定着するまでに流れた血の量を考えると、否定する覚悟はないしな 【詐欺師の手口は案外ワンパターン】 月:よく、大した労力も費やさず大儲けすることを錬金術って表現するよな。 朱:株や為替取引なんかで使う方は居ますね~。 月:あれって考えてみれば錬金術舐めてると思うんだ。 金を生み出すのに研究を重ね、出資者に下げたくもない頭を下げ、 成果の出ない日々に悶々としたという事実を、あまりに軽視している。 黄:まあ、そういった錬金術師も結構居ただろうけど、 口車で資金を集めるだけ集めて消えたのも居たはずだから、 ある意味、的確な気もするんだよぉ。 【まるでフィクサーだった頃があるみたいな物言い】 月:大体、金なんてもんは産出量が限られてるから価値があるのであって、 個人で錬成できる技術を確立したら、確実に消されると思う訳だ。 黄:タイムマシンは完成してるけど、 権力者に依って隠蔽されてるみたいな理論を聞いたんだよぉ。 朱:ちょっと前ならいざ知らず、今の世の中では難しいですよね~。 月:通信網の発達で、私も裏で暗躍しづらい嫌な時代だな! 【プルトニウム辺りだと流石に負けるけど】 黄:錬金術の本来の目的は、存在を完全にすることであって、 卑金属が貴金属になるのは、一つの結果に過ぎないんだよぉ。 朱:金って、完全な存在なんですか~? 月:いきなり核心を突きやがるな、こいつ。 黄:現代でも元素単体で見ればかなり高価な部類ではあるんだけど、 『純金が一番素晴らしいです』と言い出すと、 人間として不完全な気がするという二律背反を抱えてるんだよぉ。 【月読がそれを発言していいのかは知らない】 月:結局のところ、一番の錬金術は供給量を調整して、 値段を釣り上げることなんですけどね。 朱:また、月読さんのしたり顔パターンが始まりました~。 黄:この、戦地から帰還して故郷へ帰った時のような安堵感、 職人技の域と言っても過言では無いんだよぉ。 月:いつものこととはいえ、お前ら、無遠慮にも程があるよな。 ブログで検索を掛けてみたら、昔、月読が錬金術でやらかそうとしているネタが発掘されました。何か喋り方違わなくないかと思いましたが、今更戻れないので、このままで行こうと思います。 抱き合わせ商法というものがあります。一例として、ゲームソフトの予約注文が一般的で無かった頃、発売直後に人気ソフトを手に入れるのが困難だったことがありました。ゲーム屋さんはこれ幸いと、品薄の人気ソフトと不良在庫を一緒くたにして売りつけてしまったことがあったのです。狂乱景気時代だったこともあり、割と捌けてしまったのだとか。後に悪質な店舗に有罪判決が下り、違法であるとの周知がなされました。その割に、米不足の際に、外米とセットで売り出してしまう業者があった辺り、人とは学習しない生き物だとは思います。それにしても握手券や、イベント申し込み券の類はこれに抵触しないのでしょうかと、誰もが思うところだと思います。どっちがおまけなのかはともかくとして、市場価値が曖昧だからギリギリセーフなんですかね。暇と金を持て余していたら最高裁まで争ってみたい案件ではあるので、どこかの誰かに託したいと思います。 (・ω・) この流れで民共連合に触れないだなんて、私の方が驚きだよ 【税金泥棒と罵倒されるだけの簡単なお仕事】 朱:キリスト教系の地獄って、どういうところなんですかね~。 月:悪いことして反省せずに死ねばいいんだから、行くの自体は簡単だぞ。 戻ってこれるかまでは責任持てんが。 朱:ですけど、死後の世界って縄張り争いが激しいんじゃなかったでしたっけ~。 月:そういえば、そんな感じのこともあったような? 黄:仮にも黄泉の国の管理者のくせにこの適当っぷり、 普段、如何に仕事をしてないかが、ダダ漏れなんだよぉ。 【無神論者は無へと還るんですかね】 マ:ここんとこ、西洋も他宗教が幅を利かせてきとってなー。 死んだ地域やなしに、どこの審判を仰ぐか、 死人自身に選ばせようっちゅう案も出とるねんで。 月:マジで!? 黄:町内会とかに全く出ない、個人商店のオッサンみたいな反応なんだよぉ。 朱:横の繋がりを重視したところで共倒れになる時代ですし、 これはこれで正解の一つということにしておきましょう~。 【心の弱い者は数時間で廃人になるという】 マ:ほんでなー。こっちの地獄は、ほんまに過酷やでー。 朱:ぐ、具体的には、何がどうなるんですか~? マ:まず、下っ端悪魔どもに取り囲まれるねん。 朱:それだけで恐ろしい話ですね~。 マ:ほいでもって、延々と一発ギャグをかまさんといかんのや。 ちなみに、下っ端連中は全くの無反応やで。 朱:つ、辛さは伝わってきましたけど、 何でそんな罰を受けるに至ったのか、全くもって想像がつきません~。 【ヒキニートが増えてしまうのも自然の摂理だな】 月:推定だが、生前に自分は面白人間だと吹聴したのではなかろうか。 黄:どうして人は、わざわざハードルを上げて首を締めるのか、なんだよぉ。 マ:虚栄心は高慢に類する、れっきとした大罪やから、しゃーないな。 朱:あまり卑下しすぎても鼻につきますし、どうしたらいいんですかね~。 黄:何事も程々が一番と言えれば楽でいいんだろうけど、 そうすると今度は没個性という評価を受けてしまうんだから、世の中は面倒臭いんだよぉ。 今日から気分的には久々の、オムニバス形式です。思い付きをどんな風にぶん投げても許される私にとって心のオアシスのようでいて、少しばかり長く書いてもそんなもんだろうという事実からは目を逸らしておきます。 御存知の通り、7月10日は参議院選挙の投票日です。選挙戦真っ盛りのこの時期、候補者の先生方は必死に自分の名前を売り込もうとしているはずなのですが――例の如くやかましい選挙カーの演説を、あんまり聞いた記憶がありません。ようやっと、あの行為の逆効果さ加減に気付いたのでしょうか。いえ、実のところは違います。公職選挙法により、選挙区の候補者は一人につき選挙カーは一台と決められている為、衆議院選と比べて立候補者が少ない参議院選は、遭遇確率が低くなるのです。しかも一台しか使えないのでしたら、人口密集地である都市部へと行くに決まってますので、私が住んでる中途半端な郊外では、加速度を付けてエンカウントしないということになります。ちなみに、車の代わりに船を使ってもいいんだそうですが――どう使うのかがイメージ湧きません。一応、川なんかを走って活動した前例もあるそうですが、効果のほどはあったのでしょうか。いっそのこと、富豪が軍艦の払い下げ品でも買ってアッピールすれば目立てたでしょうに、残念ながら4人乗りまでしか許されてないのだそうです。いや待ってください。どんなにでかかろうが、4人で運行すれば、ギリギリセーフなのかも知れませんよ。このコンピューター時代、何とかなりませんかね。 (・ω・) 何か特定の層を挑発してる感じもあるけど、リトマス試験紙代わりだよ! 【悟りと諦観は似て非なるものなのだとか】 阿:他には、そうだな。世界に、絶対の存在など有り得ないということだろうか。 朱:阿弥陀さんほどの方でもですか~。 黄:宇宙の広さが底知れないとバレた今、 こんな小さな惑星の偉いさんなんて、たかが知れてるんだよぉ。 朱:結局のところ、自分の器で何が出来るかを考えるのが大切なんですね~。 黄:実のところ、今の発言は仏教的な悟りに近いのだけど、 朱雀が言うと、どうにも凄みを感じないのが、やっぱり困ったものなんだよぉ。 【青龍がどうやってモチベを維持してるのかが気になる】 天:こう言ってはなんですが、人があまりに誰が言ったかに依存する為、 宗教関係者が不必要なまでの虚飾をするという側面もあります。 阿:もう幾ばくか、本質を踏まえて考えて欲しいものなのだがな。 黄:それが出来るなら、もうちょっとくらい人類史は進歩を感じられるんだよぉ。 朱:つまり、今後も現状維持が続くということですか~? 黄:その現実を考えると働くのが馬鹿らしくなるから、 深くは触れないでおくのが、聖獣界隈の暗黙の了解と化してるんだよぉ。 【いつだってダメな方向に全力疾走】 阿:どうだ。一端とはいえ、仏教というものが垣間見えただろうか。 朱:これで明日から、仏教博士を名乗れます~。 黄:まあ、自称するのは、なんだって自由なんだよぉ。 天:真理の追求からは程遠い行為ですけどね。 朱:いざとなれば、『そんなことも分からぬのか、未熟者め』と言って、 お茶を濁すから問題ありません~。 【まるで男女の間柄の様とでも言っておけば詩的になる】 黄:とはいえ、たしかに理と知でことの全てを解き明かそうと思ったら、 何十億年と掛かるのも、しょうがない気がしてくるんだよぉ。 朱:黄龍さんなら、挑戦権ありますよね~。 黄:一万年以上生きてきて、分かったことといえば、 御飯が美味しければ大体健康ってことくらいなんだよぉ。 天:それはそれで偏っている気がしないこともありませんが、 知れば知るほど訳が分からなくなるというのも、一つの真理なのやも知れません。 朱雀に仏教を教える体で、適当に転がせば尺を稼げるだろうという安直な考えで始めましたが、よくよく考えてみたら、私、そんなに仏教に詳しくありませんでした。仏教は、易きに流れるとロクなことがないということを教えてくれる、素晴らしい学問だと思います。 |
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