メッキと呼ばれるものがあります。漢字では、鍍金と書きます。こう表記された場合はトキンとも読みますが、意味は一緒のようです。固体の表面に、薄い金属の被膜を固着させることで腐食を防いだり、或いは装飾とすることを目的とした技法です。メッキが剥がれるという言い回しだと、上っ面だけ取り繕っていたことが露呈する的な意味合いになります。金箔のように金属の高い粘性を利用して引き伸ばし貼り付ける方法もありますが、電気メッキの方が一般的でしょう。金属イオンを含む溶液に電圧を掛けると固体に戻るので、目的の物質に原子レベルで付着させることが出来るのです。高校程度の化学知識があれば実行できる訳ですが、なんと紀元前からあったというのが通説みたいです。原理的にどこまで理解していたのかは不明ですが、古代人と侮っていると現代人もボロ負けしてしまう恐れがあるのが実態みたいです。 (・ω・) 古代ギリシャのヤバさと今のヤバさの意味が違うのがヤバい 【泰平の世を持続できないんだったら纏めるなという】 猫:うにゃあ。 朱:『猫の悩み相談を受け付けようかと考えてるんだが』ですって~。 黄:そうやって弱みを集めて、支配の礎にする気なんだよぉ。 猫:みゃーご。 朱:『最終目標は、猫の統一王朝を築くことだからな』だそうです~。 黄:猫皇帝とか字面に面白さがあるけど、 数日で飽きて群雄割拠に戻る匂いしかしてこないんだよぉ。 【それで組織と呼べるものを構築するのは難しそうだ】 朱:そもそもの話として、猫さんの悩みってなんなんでしょう~。 黄:背中が痒いけど飼い主がやたら触ってくるのはウザいとかなんだよぉ。 猫:なーみゃぁ。 朱:『そんなんでどうやって人心掌握するんだ』と言ってますが~。 黄:まず、猫に命令系統とか通用するのかが疑問なんだよぉ。 朱:白虎さんから推察するに、目先の餌で釣って誘導するくらいでしょうね~。 【青龍の異常さを浮き彫りにする委員会でも立ち上げてるのか】 朱:黄龍さんに、勤労の極意をお伺いしたいのですが~。 白:元泥棒に防犯テクニックを講習してもらうってのはあるし、 逆にニートに聞くのは一つの手かも。 黄:民族の一つくらい消滅させられる力を前提にして情熱的に向き合ったとしても、 世の中を良くするなんて出来ないと知ったら脱力するんだよぉ。 朱:これはいわゆる反面教師でしょうか~。 白:結局、社会貢献なんてのはまやかしで、 自分の為に働くのが一番やる気がもつってことで良いんじゃないの。 【寿命が無限なせいでクリア設定をどうすべきか分からないんだろう】 朱:大会社を辞めた後も精力的に働く方はたくさん居ますが、 黄龍さんがぐーたらしてるのには理由があったんですね~。 黄:黄龍という肩書も地に落ちたし、また盛り返そうって気にもならないんだよぉ。 白:そーいや黄龍が若い頃、黄龍に権威は無かった訳か。 朱:ゼロからの再出発とかカッコいいじゃないですか~。 黄:その手の王道主人公的なのは性に合わないんだよぉ。 白:とはいえ、かつての栄光とちょっとした財産を日々食い潰して、 目的もなくダラダラと過ごす物語ってのもどうかと思う。 毎年の様に、最後の一つは渾身のネタにしようと思いはするのですが、必ずしも納得がいっている訳では無いようです。 PR がめる、という表現があります。他人の物を卑怯なやり口で盗み出す、或いは必要以上に何かを集める、といった使われ方をします。がめついという、強欲と似たような意味の言葉と同源とされていますが、仔細は曖昧なようです。一応、方言に分類されるようですが、地域に関しても不明瞭です。つまり使用法以外が謎に包まれた単語なのです。出自住所共に分からない無職と書くとどうしようもない奴の感じが出ますが、正体不明のダークヒーロー的なものと言えば、ちょっとくらいは格好が付くかも知れません。どっちにしろ、信用に値しないことに変わりはありませんが。ガメという音がやたらと俗っぽいというか、高尚な雰囲気が無いせいで浸透したとすれば、やっぱ語感って大事なんだなという気にもなりますね。 (・ω・) 亀も濁ってガメになりがちだけど、関係は無さげだね 【心動かされない黄龍にそんなものは無いって言ってるんだな】 ア:心の栄養が足りませんわ。 朱:どうすれば満たされるって質問させることが目的に思えるんですが~。 黄:目の前で落とし穴を掘って、ワクワクしてる子供を見る心持ちなんだよぉ。 朱:落ちてあげるのは優しさなんでしょうか~。 黄:本当の児童なら遊び心を無くさない為にも付き合ってあげるべきだけど、 こいつはいい歳した、しかも格が高い女神なんだよぉ。 ア:そういった所作が母性をくすぐって、いい感じになるのですわよ。 【どうやら雛を見守る母鳥くらいの感情はあるらしい】 朱:何で満足するかはそれぞれすぎて、対応が難しい部分があります~。 ア:とても偉い方の様なことを言ってますわね。 黄:これでも一応、中国の重鎮なんだよぉ。 朱:娯楽の供給は国家の使命だって青龍さんが言ってました~。 ア:結局は、受け売りですの。 黄:朱雀の精神年齢ならそれでも立派なもんだと、 親バカみたいな反論をしてしまいそうになるんだよぉ。 【最初に名乗った始皇帝からして独善的な人だったみたいだし】 則:くれいじぃ、なる褒め言葉があるようじゃの。 黄:根本的に相容れない発言があった気がするんだよぉ。 朱:枠に嵌まらない中でもインパクトがある方をそう呼ぶ訳ですが、 たしかに人に依っては喜ぶ雰囲気があります~。 黄:他人と違うことに優越感を得るなんて、精神的に未熟な証拠なんだよぉ。 朱:皇帝なんて究極の中二病と言われたら、反論する余地は無い気もしますけどね~。 【中国三大悪女として名を残した人に言われても反応に困る】 則:誰しも胸中にささやかな狂気くらい住まわせているものじゃろ。 黄:それをオープンにしないのが人という生き物の理性なんだよぉ。 朱:ちょっとしたキッカケで暴れだすのが難儀らしいですけど~。 則:だからこそ普段から育て上げ、いっそ飼い馴らせば良いとは思わぬか。 黄:やっぱり分かりあえそうも無いんだよぉ。 朱:制御できなかった場合のリスクがとんでもないことになりそうですが、 そういう検討はしないんでしょうね~。 そういやこの皇帝様は、こないだの頭おかしい選手権で上位を狙える逸材でしたが、序盤にちょっと顔を出したせいで掘り下げがしづらかったということを思い出しました。 徒花と呼ばれる言葉があります。アダバナと読むのが一般的ですが、イタズラバナ、ムダバナとも読みます。意味は、咲くけれど実をつけない花、が第一に来ます。転じて、見た目だけは良いけれど、内実が伴わないもの全般で使われます。最近は花の方も随分と価値がありますし、共感しきれない物言いの気もします。文化人から見れば、食べて終わりな果実より、長いこと愛でられる分、高く評価するのでは無いでしょうか。となると、生きるので精一杯な下層民か、実用性を優先する武人の間で発生した匂いがします。こういった受け取り方の差は良い悪いではなく生き方の違いなのですが、何故かどちらが上かを競う習性が人間にはあります。広い視野を持つとは、多様な価値観を客観的に処理することなんでしょうけど、それを完全無欠に実行するのは人類には無理という矛盾も抱えています。 (・ω・) 原理主義も立派な一つの考え方というとこから相容れない理屈だ 【日常系と言われるものだって最低限の起伏はある訳で】 月:人はもっと、投げっぱなしの代表格である爆発オチを許容すべきだ。 黄:博愛と甘やかしは違うんだよぉ。 朱:広げた風呂敷を畳めないってことじゃないですか~。 月:ギャグ系なら別に良いだろ。最初から収集することなんて考えてないんだから。 黄:多分だけど、ワンパターンになりがちなのが問題なんだよぉ。 朱:月読さんの生き様の如く平坦なものを否定する気はありませんが、 創作物でメリハリが全く無いのは頂けないですよ~。 【そのラストが必要不可欠であっても大半は否定しそうである】 朱:もう一方の真面目な作風で、結末が世界崩壊や、 主要人物が全滅するなんてことになったら返金騒動ものです~。 黄:映画なら何日か文句言うだけで済むかも知れないけど、 十年以上、数十巻に及ぶ連載マンガとかだったら笑えないんだよぉ。 月:インパクトがあって、逆に伝説になるっていうのが業界の総意だ。 黄:狙ってやって滑る流れなんだよぉ。 朱:そこに至るまでの経緯があってこそなのに、 上澄みだけ掠め取ろうなんて浅はかも良いところですよね~。 【職人をこじらせると経済的に行き詰まるのに似てる】 白:そろそろ、国家は肉大臣を設定すべきだと思うんだよね。 朱:食糧庁みたいなのは聞いたことありますけど~。 黄:肉食獣にとっては、ほぼ同義と考えて良いのかも知れないんだよぉ。 白:担当部署がそこになったら、私も労働意欲が湧くかもって気がするし。 朱:趣味は仕事にしない方が良いとも言いますが~。 黄:白虎にとっては人生そのものな部分もあるけど、 拘りが強くて妥協しないから、実務には向かない予感がするんだよぉ。 【あくまで業務上の問題でプライベートにまでは影響しないよ】 朱:サポート役の秘書官に、肉食と草食、どちらを選ぶのかが気になるところです~。 黄:被食者あっての肉ではあるし、偏らない為にも反対のを使うべきなんだよぉ。 朱:側近をイエスマンで固めるのは無能の証左ってやつですね~。 白:同胞が食べられるデータとか提出してくるって思うと、 何とも言えない気分になるんだけど。 黄:そういう感性が残ってることに驚くんだよぉ。 白:それはそれとして、御飯食べないと元気出ないから食欲は落ちないと思う。 黄龍ちゃんに於ける二大自由人の月読と白虎ですが、月読が登場するまでは白虎が単独で担っていた記憶があります。更に担当の細分化が進んで肉キチみたいになってしまいましたが、生き残れただけマシなのでしょうね。 オーパーツと呼ばれるものがあります。英語表記だと、OOPARTSになります。out of place artifactsの略称で、場違いな工芸品と訳されます。技術的な理由などで、その時代にあったとは思えない遺物を総称したものです。中南米で発見される水晶ドクロや、アンティキティラ島の謎の機械などが有名です。そこから飛躍して、古代には現代に匹敵する、或いはそれ以上の文明があったのではとするオカルト的な考え方も存在します。世界の歴史は、文献の類が戦乱や大火などで定期的に失われてしまいます。為政者に都合が悪いから抹消されるパターンもありますが。その為、割と虫食いだったりするので状況証拠と想像で補うほかありません。結果、どうやっても嵌まらないピースの一つや二つが出てきてしまうのでしょう。年代鑑定が間違っている的な、否定的な論調ももちろんあります。そういったことを踏まえた上で様々な魅力が詰まっているのも事実なので、今後も色々なネタとして使われるのでしょうね。 (・ω・) artifactを工芸品や人工物と訳すのに違和感がある人はサブカル脳 【この様にして分かり易い善悪の二極化が進んでいく】 マ:人が限界超えて悪いことするんを、悪魔的とか言うやんか。 朱:例えとして便利すぎるところはありますね~。 黄:悪魔が唆したからってことにしておけば罪悪感が減るのもあるんだよぉ。 朱:凄いアイディアが閃くのを神様のお陰にすることもありますが、 逆バージョンってことでしょうか~。 マ:ウチらのせいにすることで丸く収まるんやったらしゃーないで。 黄:こうやって雪だるま式に悪の総本山的地位を固めていくのかと思うと、 実に良く出来たシステムの気すらしてくるんだよぉ。 【そんな感じで悪行に対する抵抗を軽減するつもりだな】 マ:たまに、ウチらが引くくらいえげつないことやらかすやつもおるけどな。 朱:そういうのも、悪魔さんが被るんですか~。 マ:箔になる思て受け入れるしかあらへんやろ。 黄:チンピラの武勇伝みたいになってるんだよぉ。 朱:悪いこと自慢って無くなりませんよね~。 マ:自分は他のもんとは違ういう意識が、進化で起こる変質と混同されてるからちゃう。 黄:悪魔にそんな真っ当な理由付けされても、 こっちとしてはどうリアクションして良いか分からないんだよぉ。 【自宅は小綺麗にしてる辺り働きたくなかっただけかも知れない】 朱:黄龍さんって古い話を思い出すのに時間が必要ですけど、 青龍さんは割とすぐに返答してくれるんですよね~。 青:脳内ファイリングをしているかどうかだけですよ。 黄:頭の中を雑多な情報で満たすことで、創造性を高めてるんだよぉ。 朱:一流になりきれないクリエイターみたいな言い訳が出ましたが~。 青:彼女の仕事場が混沌としていたのは、 今にして思えば、こういう性格を反映していたんでしょうね。 【何よりも朱雀の電波こそ壊滅的被害をもたらすものだろうとか】 朱:ですけど、仕事に関係ないことはあまり話してくれないんです~。 青:昔話が聞きたいのでしたら、成果を上げる度にということにしましょうか。 黄:一生、引き出せそうもない提案なんだよぉ。 朱:黄龍さんの記憶をどうにかする方が楽そうですね~。 青:こういった小賢しい計算はそれなりなんですよ。 黄:なんか悪影響を与えてるのが居るな的にこっちを見てるけど、 そこまで責任を負えるかと言い返してやりたいんだよぉ。 『この悪魔』と表現すると結構な罵倒になりますが、『この小悪魔』だと場合に依っては褒めてないかという辺り、悪魔に対する認識は幅がある気がしています。 マイルは、今なお一部で使われている長さの単位です。メートルに換算すると、1.609kmほどになります。英語表記だとmileですが、語源はラテン語で千を意味するmilleと言われています。古代ローマで千歩、と言っても両足で進んだ分を一歩としていますので、現代人の感覚だと二千歩分が由来だとされています。マイルを未だ日常的に使っている代表的な国といえばアメリカですが、その成り立ちに似合わない歴史ある単位を用いているという見方も出来ます。国家として若いからこそ、逆に由緒あるものにすがりたいのかも知れませんけど。航空各社は、ポイントカード的に溜めたマイルでチケットなどと交換みたいなサービスをしています。アメリカの会社が始めたということで、それに倣って使っているのでしょう。単にマイレージという語呂の良さが理由かも知れませんけど。キロメートルを溜めてだと微妙に落ち着かない感じがありますものね。 (・ω・) メジャーリーグの球速表示もマイルだから、正直ピンと来ない 【名は体を表すって軽い呪いみたいなところあるかも】 天:自分の娘に『かぐや』と名付ける親の気持ちが分からないのですが。 朱:設定的に、絶世の美女ではありますよ~。 天:まず、それがハードル高いじゃないですか。 場合に依っては、名前負けも良いところになりかねません。 黄:女優から拝借する場合もあるし、深く考えるものでも無いんだよぉ。 朱:それを言ったら、根暗寄りなのに天を照らす天照さんも問題です~。 【仕事や家事が得意という描写なんかがあれば或いは】 天:しかも実の子では無い上に、嫁にも行かず実家に帰るんですよ。 黄:そう言われると、縁起悪く思えてきたんだよぉ。 天:更に最終的には出自をバラすのに、 求婚を断る為に無理難題を押し付けて死人まで出す性格の悪さです。 朱:顔以外、良いところが無いように思えてきました~。 黄:こういうのも箇条書きトリックって言うのかと考えてみたけど、 美人なら大概のことは許されてしまうのが人の世ではあるんだよぉ。 【なんなら亀がスピンオフで主役になるパターンだって有り得るぞ】 朱:その理屈でいきますと、桃太郎はもっと流行っても良いんじゃないでしょうか~。 黄:すくすく育って悪者退治で宝物ゲットは、中々の孝行っぷりなんだよぉ。 天:釣りに行ったっきり帰ってこなかった浦島太郎と比較すると分かり易いですね。 黄:現代なら、息子の帰りを待つ母親視点も描かれそうなんだよぉ。 朱:切なさが増しますが、蛇足な感じもあります~。 天:全てを描写して欲しいという読者側の要望と、 ややもすると野暮ったい感じがする二律背反は当時からあったのかも知れません。 【乙姫も終わってみれば嫌がらせみたいなラストだものな】 朱:本編後に出世街道を歩む金太郎や、お姫様と結婚する一寸法師も捨てがたいです~。 黄:男の方は夢一杯なのに、なんでかぐや姫は微妙に後ろ向きなんだよぉ。 天:私のように高貴な美女として生を受けたからといって、 幸せになれるかは別の話という教訓が含まれているんでしょうか。 黄:しれっと自画自賛しやがったんだよぉ。 朱:本物の貴族って凄いですよね~。 黄:朱雀も割とそうなんだけど愛玩動物的な立ち位置に収まってる辺り、 生まれと生き様は必ずしも合致しない気もするんだよぉ。 かぐや姫の名の由来は諸説ありますが、確たるものは無いのだそうです。竹が光っていたので輝くからきているというのが有力なのだそうですけどね。 |
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