四面楚歌という言葉があります。シメンソカと読みます。中国の故事が元で、全方位、何処を向いても敵しか居ないことを意味します。これはざっと2200年くらい前、現代では楚漢戦争として知られる戦いに由来します。始皇帝が興したことで有名な秦王朝が、その暴政に依って瓦解した末の主導権争いと言っていいでしょう。その派閥争いの中心的人物が、楚の項羽と漢の劉邦です。項羽はこと戦場に於いては無類の強さを誇り、その圧倒的な武功で昇りつめたといっても過言ではありません。一方の劉邦は特に際立った能力は無いものの、何故か人に好かれる性質を持ち合わせていて優秀な人材が集まっていました。両名は何度となく戦地で相まみえました。単純な勝率で言えば項羽が遥かに上回っていたとされています。しかし最終決戦とも言える垓下の戦いで劉邦は勝利し、400年ほど続く漢王朝の礎を築きました。四面楚歌とは、この時に項羽が置かれた状況を指します。既に物資も残されておらず、兵の脱走が後を絶ちませんでした。そんな中、劉邦側の追い打ちとして四方から楚の歌を浴びせたのです。楚は項羽と精兵の故郷でした。それが周囲から聞こえるということは劉邦陣営に寝返ったのだと、僅かに残った兵達は絶望しました。この後、項羽は最後の大暴れをするものの力尽き戦死してしまいます。中国史上屈指とも言われる武人でさえ覆せない絶体絶命さこそが四面楚歌な訳です。こうして見ると、喩えとして使っていいくらいの窮地はそうそう無いんじゃないかという気もしてきます。まあ、決死の覚悟みたいに、大仰になりがちなものではあるのですが。人間、敵を作るのは簡単と言えば簡単なので、色々と放置していると四面楚歌に陥るかも知れません。 (・ω・) 縁者を雑に扱って生活が行き詰まるのは該当しそうだ 【同時進行で幾つもこなしてるから実質ハーレムだな】 フ:嫁の目が届かないところで食事というのも、久々な気がします。 朱:そういえば独身なのは青龍さんだけですね~。 黄:職務と結婚してるからしゃーないんだよぉ。 朱:ここまで来ると、奥さんである御仕事に、 『私と仕事どっちが大事なの』って詰め寄られそうです~。 黄:ややこしい話になってきたんだよぉ。 朱:こういうのも二股扱いになるのかが、 今後の議題になるのでは無いでしょうか~。 【反論した気分に浸るのが目的なら問題は無い】 黄:ともあれここは、奥方が複数居る須佐之男を弄るところなんだよぉ。 須:なんでじゃい。 青:昔は珍しく無かったと思いますが。 現代でもそういった地域は少なからずありますし。 朱:どうあれゼウスさんと比較したら、大抵の方は一途に分類されます~。 青:そうやって極端な例を持ち出して思考を偏らせますと、 本質を見抜けなくなって将来的に苦労しますよ。 【肉食獣が歩いた後は骨しか残らぬ死屍累々】 朱:虎さんって、一般的には一夫一婦制じゃないですよね~。 フ:気付けば尻に敷かれていました。 黄:虎的には、こっちのがマイノリティってのが興味深いんだよぉ。 朱:家族の形態は、各々が勝手に決めれば良いってことでしょうか~。 フ:グダグダ言う連中は叩きのめす生き方が今後も続くのでしょう。 黄:フェンリル一家の場合、喩えじゃなく腕力でってのが、 ネコ科らしい潔さを感じるんだよぉ。 【名目上の住所ならそれで充分だという】 朱:青龍さんは、家に帰ったら誰かが待っていることに憧れとか無いんですか~。 青:言われて気付きましたが、最後に帰宅したのはいつだったでしょう。 管理者に任せてますし、荒れているということは無いはずですけど。 黄:もうダメなんだよぉ。 朱:自宅を持っている意味があるのかが謎すぎます~。 青:一応は役人みたいなものですから、無いと困るんですよ。 黄:いずれ維持する意義を感じなくなって、 うちに居候してることにするんじゃないかという嫌な予感がするんだよぉ。 単に仕事が恋人とか言うと負け惜しみ感がありますが、青龍の場合、ニュアンスが変わるような気もします。頭おかしい部分はありますが、周りがもっとおかしいので、同情してしまうせいですかね。 PR |
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