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2020

1002

 デブリという言葉があります。フランス語に由来にするもので、ざっくり訳すと散乱した廃棄物といったところでしょうか。瓦礫、雪塊、廃石などが例として挙げられます。SFや宇宙関係では、スペースデブリの略称として用いられます。開発中に遺棄したり、事故などで散り散りとなって衛星軌道に乗ってしまい、地球を周回し続けているゴミを指します。途上期は環境意識が低く、進出速度が優先されたこともあって、ポイ捨て上等でした。少量であれば大した問題では無いのですが、積み重なると激突の危険性が増してきます。回収すると言っても、大海にバラ撒かれた発泡スチロールの破片を集めるようなもので、技術的にも労力的にも無駄なエネルギーを使うことになります。時間が経てば重力に負けて落ちてくることも多いようですが、デブリ同士がぶつかり合って更に細かくなるという厄介なパターンもあるようです。身から出た錆とはいえ、本格的に宇宙を目指すには避けては通れない問題になるみたいですね。

(・ω・) どうでも良いけど、スペースデブリって英語と仏語なのがモヤモヤする

【但し薄っぺらさを併せ持つ諸刃でもある】
月:パラレルワールドに永住することが確定したけど、
 どんな世界かを選べるとしたら、どうする?
黄:中高生の妄想みたいなこと言い出してるんだよぉ。
月:本来、若者とは無限の可能性を持っているはずなのだが、
 脳内で済まそうとする辺りに時代の閉塞感を覚える。
黄:そのフレーズ言っときゃ良いと思ってるんだよぉ。
月:心に潜む闇みたいなもんで、
 それっぽい雰囲気を出すには便利だよな。


【簡単に言うけど出来るやつは極少数なんじゃ】
月:やっぱ評価されないことが勲章になるみたいな、
 価値観逆転系が良いだろうか。
黄:単純に自分が有能で人格者なところにしたらどうなんだよぉ。
月:それ、私である必要あるか?
黄:意外にも、己の人間性を尊重してるんだよぉ。
月:というより、自我が連続性を持たない気がしてる。
黄:つまり他人を演じてる気分になるってことなんだろうけど、
 核となる自身が無いから、そういったことになるんだよぉ。


【この域に達したら治療法は無いに等しい】
月:使えるセリフが三つに制限されたら、何を選択すべきだろう。
黄:またしても、どうでもいい想定してるんだよぉ。
月:『おんどりゃあ』と『痴れ者が』は入れることが確定してるんだ。
黄:汎用性を無視してて、ある意味で男前にすら見えてきたんだよぉ。
月:他人と同じ傾向に染まるなんて許せないからしょうがない。
黄:本当に精神年齢が十代半ばで止まってるんだなと、
 再認識したくもないのに思い知らされるんだよぉ。


【犬や猫ですらもうちょっとボキャブラリありそう】
月:一般的日本人なら、『すみませんでした』『よろしくお願いします』
 『毎度おおきに』さえ抑えておけば何とかなる。
黄:変なのが混じったんだよぉ。
月:相手が『ボチボチでんな』使いだった時のことを考慮しないといけないし。
黄:まさか複数人が対象とは思わなかったんだよぉ。
月:言葉が多すぎるから表現で揉める訳で、
 ここまで絞られたら逆に人間関係とかが円滑になるかも知れない。

 この縛りでゲーム的なものを作れるような気もするのですが、どうにも纏まらないので頭の片隅にでも置いて、時間を開けてから考え直してみるかもしれません。
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2020

0930

 隠し球と呼ばれる行為があります。元は野球用語です。そもそもこの競技は、攻撃側が一塁ベース、二塁ベース、三塁ベース、ホームベースという4つの拠点を順繰りに狙い、最終的にホームベースを陥れた回数の多いチームが勝ちになります。そしてこのベースに、身体のどの場所でも良いから接触していたら安全な状態です。少しでも離れた上で、ボールを収めたグラブか手で触れられるとアウトとなり、ベンチへと下がらなくてはいけません。一般的に、投手がボールを保持してる間は、少しでも次の塁に行ける確率を高める為、進行方向ににじりよります。これをリードと呼びます。一方のピッチャーも、あまり自由に進まれると不利になるので、ボールを投げたり、振りをすることで走者を威嚇します。これを牽制と言います。隠し球は、この一連の流れの穴を突いたものです。例えば一塁にランナーが居る際、一塁を守る選手が投手にボールを渡す振りをして守備位置に戻り、うっかりリードをとってしまった時にタッチしてアウトにするというものです。卑怯と言えば卑怯な行為ですが、ルール上は何の問題もありません。ボールの所在をちゃんと認識していなかった攻撃側のチームが悪いという意見すらあります。プロ野球でもかつては何度となく見られましたが、ここ十年以上は記録されていないようです。非紳士的と見なされる為か、集中を欠かなくなったのかは分かりかねますが。転じて、秘密兵器とか、とっておきの秘策の様な意味合いで使われることがあります。本来の用法が廃れていく中で、別の生き方を見付けていく。言語もまた、生存競争に晒された生き物のようなものなのかも知れませんね。

(・ω・) しかしゼロから野球の説明するのって、本当に難儀だな

【宴会だけ意気揚々な中年社員は少なくない気もするけど】
月:最近、学生の飲み会に乱入してバカ騒ぎした上で、
 同額だけ払うのを繰り返してるんだが。
黄:仮にも年長者なんだから多めに出せと言いたくなるけど、
 精神年齢はむしろ下と言っても過言では無いから悩むんだよぉ。
月:目上なのに気を遣わせない、理想的関係だと自認している。
黄:社会にはこんなのがそれなりに生息してると思わせるのは、
 卒業後に何らかの禍根となりそうなんだよぉ。


【これが指導者の端くれだというのは教育界の敗北なのでは】
月:とはいえ、一気飲みのような危険行為は嗜めるぞ。
黄:そりゃ現場に教授が居て搬送騒ぎにでもなったら、
 全責任を負わされるんだよぉ。
月:こういう時だけ大人扱いは納得いかない。
黄:いつも利用してる肩書に振り回されるが良いんだよぉ。
月:どうにかして旨味だけを享受できないかと思考を巡らせるが、
 打開策が思い付かないまま月日が流れていく。


【一部入りを目指して邁進する選択肢は無いのか】
月:意欲向上の為、教授の三部リーグ制を検討してるらしい。
  これまでの実績で割り振って、一定期間で入れ替えするのだとか。
黄:末期の会社が行いそうな企画なんだよぉ。
月:問題は、最底辺で更に低迷した場合、除籍も視野ってことなんだがな。
黄:事実上、時限爆弾を手渡されるみたいな話なんだよぉ。
月:計画を潰すのと、委員を抱き込んで残留できる査定にしてもらうのと、
 どっちが現実的か計算してるところだ。


【内心メッチャ焦っていたであろうことは想像に難くない】
月:結局、教授会の強い反発でお流れとなった。
黄:膿を出して患部を治療するより、腐ったぬるま湯を選んだんだよぉ。
月:実に人間らしいとも言える。
  この手の既得権益を題材として論文を書こうかとも思う。
黄:当面は地位を脅かされなくなったから、テンション高いんだよぉ。
月:自らを切り売りすることも厭わない、研究者の鑑と言って欲しいものだ。

 現実世界で飲み会の難易度が果てしなく上がっていますが、こちらでは特に問題は無いようです。大学生から飲み会を差っ引いたら、どうやって親交を深めたら良いんだという風潮すらありますが、結局はこの頃から飲みニケーションの下地が出来上がってる気がしてきました。

2020

0927

 鬼界カルデラと呼ばれるものがあります。キカイカルデラと読みます。名前はやたらといかついですが、地理用語です。カルデラとはスペイン語で釜や鍋を意味する言葉で、火山活動に依って出来た窪地も指します。火山というと、山頂から溶岩やらガスの類が吹き出すものをイメージします。しかし規模が大きくなれば、噴出した内部の空洞に地盤が耐えきれず、陥没して凹んでしまいます。その跡地がカルデラなのです。鬼界カルデラは薩摩半島から見て南方50km程の場所にある、固有名詞です。過去に何度となく噴火していますが、7300年程前を最後にひとまずは落ち着いているようです。その際に、南九州の縄文文化を壊滅させ、西日本に大打撃を与えたと言われるほどに強大なものなのだとか。物々しい名前は、縁にある薩摩硫黄島の旧名が鬼界ヶ島であったことに由来します。昔の人は分かっていたのか、火山島でゴツゴツとしているかなのかは、微妙なところではありますけどね。

(・ω・) 今一度爆発すれば、日本と言わず周辺は終わりを迎えるらしい

【主要産業が何になるのか想像できないけど】
月:学会で、数年前に発表したのとの矛盾をネチネチ指摘された。
黄:アンタの論文を読み込んでるのが居ることが衝撃なんだよぉ。
月:駄作映画マニアと似た感じなんじゃないか。
黄:言い得て妙ではあるけど、納得したくないんだよぉ。
月:世には、文句を付ける為だけに全シリーズ完走する猛者も多い。
黄:こういった非生産的なエネルギーを一点に集めれば、
 国家の一つや二つ興せる気がしてならないのが残念なんだよぉ。


【無能ほど中身の無い仕事を抱えて満足する典型例】
月:書き終えた瞬間に過去のものとなるのに、憶えてる訳ないよな。
黄:学者として論外なことを、良くそこまで堂々と言えるんだよぉ。
月:最大で十二のテーマを同時進行したことがあって、
 自分でも何がどうなってるのか分からない時期の話だし。
黄:黎明期の売れっ子マンガ家みたいなエピソードだけど、
 何かしら名を刻んだ訳でも無い点が違いすぎるんだよぉ。


【若者の内に矯正できなかったら一生そのままなんじゃなかろうか】
月:初めて手料理を振る舞われた時、
 無理しても美味いと言わないといけない風潮が納得いかない。
  冷静に考えてみろ。次があれば、その味が基本線になるんだぞ。
黄:弁当わけてやって、その言い草もどうなんだよぉ。
月:個性的な味とどっちが良いか、悩んだ末の発言だ。
黄:素直にまずいと言われた方が、後腐れなかったんだよぉ。
月:こういうところが社交性不足の原因なんだろうけど、
 どうやったら直せるか未だに分からんし、やる気も大して無い。


【実用性皆無で低レアリティでもフルコンプしたくなるやつだ】
月:世界は広いし、口に合う民族が無いとは言い切れない。
  何なら範囲を動物全般に広げる手もある。
黄:その追い打ちが、天然なのか悪意込みなのかが謎なんだよぉ。
月:こと食い物に関して普通って褒めてない雰囲気あるけど、
 無難で大衆に受け入れられるって、それはそれで難しいよな。
黄:二度と食わせてやらないことだけは心に誓ったんだよぉ。
月:純粋に味だけを評価するなら何一つ問題は無いんだけど、
 一生、口に出来ないと思うと少し惜しい気持ちもあったりする。

 本編の黄龍はそれなりに料理が出来るはずですが、こちらはそうでもないようです。単に月読以外の登場人物が黄龍しか居ないから、役割を押し付けられた感じはありますけども。

2020

0925

 拍車が掛かるという慣用句があります。ある程度の速度で進んでいた物や状態が、何かをキッカケとして加速する際に用います。行政改革に拍車が掛かる、国家間の緊張緩和に拍車が掛かる、などという用例になります。現実にはあんまし起こらないことなのはさておくとしまして。この拍車というのは、踵に装着する金属製の馬具です。ここで馬を小突いて合図として、スピードアップさせることが由来となります。中世ヨーロッパに於ける騎士の象徴の一つでもあり、叙勲式で剣と共に授けられるものでした。日本には明治期以降に欧米から入ったらしく、歴史は浅いようです。それ以前は鞭を用いるのが一般的だったのだとか。そういえば鞭を入れるも、気合を入れて能率を上げさせるという意味では似てる部分がありますよね。馬というやつは、なんやかんや言って犬の次くらいに人間と長い付き合いをしてきたと感じさせられます。

(・ω・) そういう意味で、猫の取り入り方って半端ないところがあるな

【そこらの石ころだって世界に一つしか無い】
月:最近、伝統や慣習に流されない、己の革新性の高さに気付いた。
黄:世間はそれを、空気が読めないと言うんだよぉ。
月:歴史的偉業を成し遂げるのは、そういう類だからな。
黄:大半は自分の道を行き過ぎたせいで人生を破綻させるんだよぉ。
月:まあ私に、踏み外す程の度胸は無いんですけどね。
黄:なんか定期的にこんな感じの話題になる辺り、
 どうしようもない意味でのオンリーワンだと痛感させられるんだよぉ。


【共同発案者と言えないこともない訳で】
黄:自然科学なら珍妙な研究を評価したりするけど、
 文化系はあんまし聞かないんだよぉ。
月:よし、主催して審査委員長になってやるか。
黄:一部で異様な盛り上がりを見せそうで納得いかないんだよぉ。
月:私のように日の目を見ない実力者の為に始めたとか、
 適当なこと言っときゃ形になるだろ。
黄:何かの間違いで権威が付いてしまった場合に、
 おこぼれを貰えないかと考えて、少し自己嫌悪してるんだよぉ。


【テンションだけは高いから凄い話してると勘違いしそう】
月:プラモ作りは大人の趣味かどうかを大真面目に議論して、
 ほとんど寝てないから休講にした。
黄:ひでー理由もあったもんなんだよぉ。
月:なんなら講義で顛末について演説しても良かったんだが、
 内容がディープすぎて学生がついてこれるとは思えない。
黄:真っ当な議題ならバカ学者で済むのに、
 どうしてここまで何をしてもダメさ加減を撒き散らせるんだよぉ。


【相対的に月読が残念なだけで大学自体も大概なのです】
月:ちなみに、自分でも最低だなと思うサボりは、
 トランプピラミッドを積み上げてて、最後の一つを失敗してヘコんだから、だ。
黄:学生課に、どう言って通知してもらったんだよぉ。
月:うちは一身上の都合だけで通る緩さだぞ。
黄:相手したくないだけに思えてきたんだよぉ。
月:どれだけ休んだら教授会で取り上げられるか試してみたいが、
 腹を探られたくないのは誰もが一緒だからスルーされる気もしてる。

 文系のイグノーベル賞に相当するものって耳にした記憶が無いですけど、あるはあるんでしょうね。ただでさえ謎の研究をしてる方が多い業界なので、とんでもなくカオスなことになりそうです。

2020

0923

 軌道エレベーターと呼ばれるものがあります。現状、SFでしか目にすることがないものの、近い将来に実現するかも知れない建造物の名称です。物凄く単純に言えば、静止衛星から地上までチューブを垂らして固定し、内部を移動するというものです。地球が持ち手のハンマー投げと言い換えても良いでしょう。グルグル回転を続けるだけで、放り投げる訳ではありませんけど。自転を考えれば、赤道上に作るのが最も負担が軽くなるというのも、なんとなくイメージできるかと思われます。ここで重要になってくるのは筒の素材ですが、ナノカーボンなる軽量かつ頑健なものが登場したことで現実味を帯びてきました。最大のメリットは、ロケットやスペースシャトルのように莫大なエネルギーを消費しなくても人や物資を宇宙へと運べる点です。本格的に地球圏外の開発を進める段階になったのであれば、足場として有用になるとされています。とはいえ、技術的に可能かもというだけで、とんでもない予算と時間、それに人的ソースが必要なことに変わりはありません。政治的な問題も大きく、夢のままで終わるか微妙なところです。

(・ω・) 私が死ぬまでには無理だなと思うと、ちょっとばかり切ない

【長期的に居場所が無くなるリスクについては言及しない】
月:今、ダンジョンについての論文を纏めてる。
黄:正直、何を言ってるか分からないんだよぉ。
月:ここ数十年で、ゲーム的な迷宮は星の数ほど作られた。
  洞窟、遺跡、塔、魔王の居城などが挙げられるが、
 これ程の蓄積となると文化学的側面も無視できないのではなかろうか。
黄:話は理解したけど、学者として取り組む理由はサッパリなんだよぉ。
月:ほぼ趣味でも誰に咎められる訳でも無い辺り、
 教授って究極の自由業みたいなところあるよな。


【大玉の補充をするバイトが雇われてるのかも知れない】
月:例えば、スイッチを入れると丸い岩が襲ってくるトラップあるだろ。
  何とはなしに受け入れてるかも知れんが、
 ああいうのも設計した人が居るし、動作を試行錯誤してるかと思うと面白い。
黄:たしかに、曲がり角で引っ掛かったら何とも言えない気持ちになるんだよぉ。
月:よどみなく転がり落ちるギミックを開発した人の名が冠せられていて、
 業界では常識のように呼ばれている可能性だってある。
黄:ちょっと興味深い雰囲気は出てきたけど、
 基本的に妄想だってことを考えると、何してるんだ感は拭いきれないんだよぉ。


【定期的に創作家の打ち合わせ現場みたいになるな】
月:その手の職人がどうやって収入を得てるかとかも考えさせられる。
黄:フリーの凄腕というありきたりな設定にしても、そこそこいけそうなんだよぉ。
月:口封じに殺される危険性があるしな。
  前金制で、完成したら速攻で消え去る逃げ足も重要になってくるだろう。
黄:仕掛け作りのネタが切れて、逃亡劇が主体になりそうなんだよぉ。
月:こうやって初期に受けた作風からズレて客も離れていくのだなぁ。


【それを含めて依頼人の要望にでもするしかないな】
月:リアル罠は大抵が即死で、頑張ればなんとかなるってもんじゃないからつまらん。
黄:そりゃそうなんだよぉ。
月:生かさず殺さずのギリギリを攻めてこそ、匠の仕事というものではないか。
黄:プロフェッサーとして、弄ぶ理由を論理的に説明して欲しいんだよぉ。
月:どの程度なら切り抜けられるかのデータを集めて、次回作の参考にするとか。
黄:もしや割と理に適ってるんじゃないかと騙されそうになったけど、
 今作を生き延びられる程度の仕様にする言い訳にはなってないんだよぉ。

 とりあえず、困った時は月読教授でお茶を濁していけというのが自分の中での定番になっています。彼女自身、この世界の濁りみたいな存在なので特に問題は無いでしょう。
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