隠し球と呼ばれる行為があります。元は野球用語です。そもそもこの競技は、攻撃側が一塁ベース、二塁ベース、三塁ベース、ホームベースという4つの拠点を順繰りに狙い、最終的にホームベースを陥れた回数の多いチームが勝ちになります。そしてこのベースに、身体のどの場所でも良いから接触していたら安全な状態です。少しでも離れた上で、ボールを収めたグラブか手で触れられるとアウトとなり、ベンチへと下がらなくてはいけません。一般的に、投手がボールを保持してる間は、少しでも次の塁に行ける確率を高める為、進行方向ににじりよります。これをリードと呼びます。一方のピッチャーも、あまり自由に進まれると不利になるので、ボールを投げたり、振りをすることで走者を威嚇します。これを牽制と言います。隠し球は、この一連の流れの穴を突いたものです。例えば一塁にランナーが居る際、一塁を守る選手が投手にボールを渡す振りをして守備位置に戻り、うっかりリードをとってしまった時にタッチしてアウトにするというものです。卑怯と言えば卑怯な行為ですが、ルール上は何の問題もありません。ボールの所在をちゃんと認識していなかった攻撃側のチームが悪いという意見すらあります。プロ野球でもかつては何度となく見られましたが、ここ十年以上は記録されていないようです。非紳士的と見なされる為か、集中を欠かなくなったのかは分かりかねますが。転じて、秘密兵器とか、とっておきの秘策の様な意味合いで使われることがあります。本来の用法が廃れていく中で、別の生き方を見付けていく。言語もまた、生存競争に晒された生き物のようなものなのかも知れませんね。 (・ω・) しかしゼロから野球の説明するのって、本当に難儀だな 【宴会だけ意気揚々な中年社員は少なくない気もするけど】 月:最近、学生の飲み会に乱入してバカ騒ぎした上で、 同額だけ払うのを繰り返してるんだが。 黄:仮にも年長者なんだから多めに出せと言いたくなるけど、 精神年齢はむしろ下と言っても過言では無いから悩むんだよぉ。 月:目上なのに気を遣わせない、理想的関係だと自認している。 黄:社会にはこんなのがそれなりに生息してると思わせるのは、 卒業後に何らかの禍根となりそうなんだよぉ。 【これが指導者の端くれだというのは教育界の敗北なのでは】 月:とはいえ、一気飲みのような危険行為は嗜めるぞ。 黄:そりゃ現場に教授が居て搬送騒ぎにでもなったら、 全責任を負わされるんだよぉ。 月:こういう時だけ大人扱いは納得いかない。 黄:いつも利用してる肩書に振り回されるが良いんだよぉ。 月:どうにかして旨味だけを享受できないかと思考を巡らせるが、 打開策が思い付かないまま月日が流れていく。 【一部入りを目指して邁進する選択肢は無いのか】 月:意欲向上の為、教授の三部リーグ制を検討してるらしい。 これまでの実績で割り振って、一定期間で入れ替えするのだとか。 黄:末期の会社が行いそうな企画なんだよぉ。 月:問題は、最底辺で更に低迷した場合、除籍も視野ってことなんだがな。 黄:事実上、時限爆弾を手渡されるみたいな話なんだよぉ。 月:計画を潰すのと、委員を抱き込んで残留できる査定にしてもらうのと、 どっちが現実的か計算してるところだ。 【内心メッチャ焦っていたであろうことは想像に難くない】 月:結局、教授会の強い反発でお流れとなった。 黄:膿を出して患部を治療するより、腐ったぬるま湯を選んだんだよぉ。 月:実に人間らしいとも言える。 この手の既得権益を題材として論文を書こうかとも思う。 黄:当面は地位を脅かされなくなったから、テンション高いんだよぉ。 月:自らを切り売りすることも厭わない、研究者の鑑と言って欲しいものだ。 現実世界で飲み会の難易度が果てしなく上がっていますが、こちらでは特に問題は無いようです。大学生から飲み会を差っ引いたら、どうやって親交を深めたら良いんだという風潮すらありますが、結局はこの頃から飲みニケーションの下地が出来上がってる気がしてきました。 PR |
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