2019
ツキと呼ばれる言葉があります。確率で起こる事象は結果が偏って生じるものです。6面体のサイコロを6回振ったところで、必ずしも1から6までが1回ずつ出る訳ではありません。その中で自分にとって都合がいい状態を強運だとか、ツキが有ると表現します。逆であれば不運、ツキが無いになります。語源は運が『付く』から来ているそうで、大して面白いものではありませんでした。人間なんて勝手な生き物で、どうあろうとも操れるはずのない領域に足を踏み入れ、制御を試みようとするのです。誰かが勝ち負けをコントロールしている遊戯の類ならともかく、結果のムラを読み取るなど人に出来ようはずもありません。ギャンブル作品では強キャラが風格を強調するのに用いられますけど。本当にそんな力があるなら、ギャンブルなんかに使ってる場合じゃねーだろという正論は、ジャンキーだからで済まされる逆に平和な世界なのです。
(・ω・) 偉人系は持っていたぞとするネタも、割と見かける気はするけど
【不眠不休に加えて秒刻みで行動して追いつけるかどうか】
朱:では次に、最も強運なのはどなたなんですか~。
月:いつまで続くんだ、これ。
黄:朱雀が飽きるまで付き合ってやって欲しいんだよぉ。
須:儂ら、暇やと思われてやせんかいな。
黄:個人的には、青龍以上にスケジュールが詰め込まれていて、
初めて忙しいと認めてやるんだよぉ。
天:物理的に困難な条件を示すのは、無理難題と表現すると思うのですが。
【月読に上積み要素しかないのは逆にアンフェアなのでは】
朱:心理的駆け引きや技術が関係ない、運だけで決まるゲームってなんでしょう~。
月:双六とかどうだ。
サイコロを手で転がすと操作可能だから、自動装置を使うことになるが。
黄:姉弟揃ってやる分には、微笑ましい光景なんだよぉ。
朱:問題は、小さな子供ではなく日本でトップレベルの神様なことですけど~。
黄:普通に考えたら領土とか権限なんかの分配を賭けた、
今後の国が決まるくらい大仰な争いになるべきものなんだよぉ。
【機械が一秒で数億回も試行する時代に何というアナログな】
天:ところで、何回ほど繰り返せばデータとして価値があるものになるんですか。
朱:誤差が無視できるくらいって話ですか~。
月:なんか計算式があった気がするけど忘れた。
黄:とりあえず千回もやれば勝敗付くと思うんだよぉ。
須:わりゃ、本気で言っちょるんかいな。
月:寿命が無限みたいな私達でも、ここまでの時間の無駄はそう無い気がしてならない。
【結局ぶん投げて無かったことにしました】
月:楽しいはずの遊びも百回超えてくると、一種の苦行になってくるな。
朱:精神力の高さも競えて一石二鳥です~。
天:見ながら記録してるだけの朱雀さんも辛いはずなのですが、なんともありませんね。
黄:言い出しっぺが最初に脱落したら、軽く殺意が湧くんだよぉ。
月:ところで、朱雀が近くに居ることで確率に揺らぎが生じる可能性についてなんだが。
黄:ここまで進んだところでそこに触れやがるとは、
認定悪魔の称号は伊達ではないと証明してくれるんだよぉ。
普段は前文と本編のネタが被らないようにしているのですが、たまには良いでしょう。
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