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 宗教には何の根拠も無いということを言う人が居ます。たしかに現代人の価値観だと、創造神的な存在は荒唐無稽に思えるやも知れません。ですがそういった発言をする人は、この世界をどう解釈しているのでしょう。まず天地開闢、つまりは宇宙の始まりが現代科学では曖昧です。無の空間に無限のエネルギーが押し込められていてビッグバンが起こることで始まったと言われていますが、どういう経緯でそういった結論に至ったかを説明できる方がどれだけ居るでしょうか。結局は偉い人が言っているからに過ぎません。生命に至っては、己のコピーを作ろうというのが何処から来ているのか定説すらありません。仮に自分なりになんらかの考え方があるにしても、土台が雑であれば軽く見ている宗教と変わりないものになってしまいます。意外にも最先端の自然科学者に特定の神を信仰する方は少なくないそうで、考えれば考える程に宇宙の謎は深まるばかりなようです。

(・ω・) そういや私、神様オモチャにしてるけど罰が当たるんじゃないか

【朱雀にとって忍者は最高級の褒め言葉だからな】
朱:例えば、御三方の中で一番足が速いのはどなたなんでしょうか~。
黄:天照と月読に俊足の印象は無いんだよぉ。
朱:月読さんは忍者っぽく、足音少なく走りそうですけど~。
月:知らないところで、変なイメージが築き上げられている。
黄:と言うか、こそ泥の方な気がするんだよぉ。
朱:私の中に多大な違和感があったのですが、腑に落ちました~。


【韋駄天くらいの代名詞になれば勝ち組と言える気もするけど】
朱:須佐之男さんはガニ股でドタドタと遅そうです~。
須:じゃから、その手前勝手な妄想はなんじゃいな。
黄:あまりに情報が無さすぎるせいで、キャラクターから推察するしかないんだよぉ。
月:たしかに、良い大人になると全力疾走する機会なんて滅多に無いが。
朱:そもそも、専門の神様以外が走るっていうことがレアだと思うんですよ~。
黄:エピソードとして徒競走的なものが残ってるやつは、
 それしか語ることがないとほぼ同義なんだよぉ。


【現代文明に毒された極一般的な日本の神様ですので】
黄:という訳だから、ちょっくらうちの庭を一回りしてきて欲しいんだよぉ。
天:何処までが黄龍さんの地所ですっけ。
黄:あの山を三つ越えた辺りに崖があるから、とりあえずそこまでで良いんだよぉ。
月:単なるサバイバルになってるぞ。
朱:ついでに生活力の優劣も競いましょう~。
月:石器時代じゃあるまいし、徒手で自然界を生き抜く技術を生活力とは呼ばん。


【単に道に迷ったという解釈はしないらしい】
朱:終わってみれば、須佐之男さんが一着でした~。
黄:障害物をものともせず、イノシシ的に一直線で往復したのが勝因なんだよぉ。
朱:ところで、残りの二人はいつ帰ってくるんですかね~。
黄:推察するに、天照は手頃な洞窟を見つけてしまったんだよぉ。
朱:月読さんはどうなんですか~。
黄:性格と一緒でねじ曲がったコースを進んでいる内に、
 何故か野生を取り戻して自然に還ったとするのが最も納得できるんだよぉ。

 まず、黄龍の家が何処にあるのかは、連載十五年近くなっても未だに良く分かっていないのです。
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