濡れ衣という言葉があります。ヌレギヌ、ないしはヌレゴロモと読みます。本来は単に濡れた衣服のことでしたが、現代語では冤罪ないしは根拠の無い噂などといった使われ方がほとんどでしょう。この用法は千年以上もの歴史を持っていて、それだけに由来も定かではなく諸説あります。最も有力視されているのは、佐野近世という地方に派遣された行政官の逸話です。妻が病死し娘との二人家族だったのですが再婚して、娘にとっては継母が出来ました。しかしこの方は実に嫉妬深く、先妻譲りの美貌を持った娘に殺意すら覚えてしまいます。そこで一計を案じ、海水で濡れた漁師の衣を盗んで娘の部屋に隠したのです。その犯人であるとされた、もしくは通じている男が居ると思わされたことで近世は怒り狂い、娘を殺してしまったとされています。後に娘が夢で歌を詠んだことで無実を知り、近世は出家してしまいました。普段のコミュニケーションが不足しているが為に肉親を信じきれないというのは、いつの時代でも変わらないのでしょう。或いは、後妻にべた惚れで疑うという発想すら無かったのかも知れませんけど。しかし濡れ衣を着せると言いますが、別に娘は着てないじゃないかと思わなくもありません。服なんだから着るのは当然だろと後付けでくっついたのだとすれば、辻褄が合いはしますけどね。 (・ω・) 悲劇とされてるけど、親父が短気なだけじゃなかろうか 【そもそも勤続年数で適当に決めてるっぽいしな】 猫:うにゃーご。 朱:『給与に見合わない働きしか出来ない被雇用者を、 どう処すべきかオンラインで意見を募っている』ですって~。 黄:飼い主に突き刺さりそうな議題なんだよぉ。 朱:私以外に朱雀は居ないんですから、 それが適正かどうかを判断する材料は無いんじゃないでしょうか~。 黄:ちょっとだけ成程と思ってしまったけど、 歴代とか似た格の聖獣とか、比較するものは幾らでもあるんだよぉ。 【ちょっとした無差別爆撃とさえ言える】 猫:ごろみゃーん。 朱:『安易な降格や解雇は業界の萎縮に繋がる。 最後の緊急手段であることを自覚すべきだ』と言ってます~。 黄:人間共に聞かせてやりたいんだよぉ。 朱:ですが、やる気が無い方を奮い立たせるのは難しいです~。 黄:自虐なのか、特定の誰かを指して言っているのか、 心当たりが多すぎるせいで的を絞りきれないんだよぉ。 【この際だから猫であることには目を瞑ろう】 猫:みぃやー。 朱:『猫でも分かる系の実用書や雑学本が、読み応えあった試しがない。 筆者は猫の知的水準を低く見積もっているのではなかろうか』だそうです~。 黄:絶対、アンタが特別なだけなんだよぉ。 朱:私もたくさんの猫さんとお話してきましたが、 ここまで理知的な子は居ませんでした~。 黄:色々と生まれ方を間違えてる気がしてならないけど、 時代次第で解剖されてそうという意味では、現代で良かったんだよぉ。 【自分が言いたいことすら言語化できてるか怪しいからな】 猫:なーぎゃー。 朱:『基本的に猫は物臭だからアホの振りをしてるのも多い。 腰を据えて付き合うと、驚くほど賢いやつもたくさん居るぞ』らしいです~。 黄:猫賢者という、言葉の響きが面白いんだよぉ。 朱:もしかして私、通訳として独立できるんでしょうか~。 黄:たしかに猫語を意訳できる数少ない存在っぽいけど、 朱雀というフィルターを通すだけで正確性が疑われそうなんだよぉ。 なんか、このドラ猫をイメージすると、妙にネタが出てきてしまいました。これをニャンスピレーションとでも呼ぼうかと密かに思っています。 PR |
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