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 プラナリアと呼ばれる生物が居ます。これは俗称に近く、生物学上はウズムシの一種です。主な生息域は淡水で、ナメクジのような胴体と三角形の頭、そして2つの目をハッキリと確認できるのが印象に残ります。そして高い再生能力を持つことが有名で、なんなら代名詞的存在と言っても過言ではありません。具体的には、縦横いずれだろうと、二つに分断したら別の個体として独立してしまうほどです。というか、過程で死にさえしなければ十や二十だろうと理論上は行けます。また無性生殖も可能で、自ら身体を分割して二匹になります。何故このようなことが出来るかと言えば、全身に幹細胞が備わっているからです。幹細胞は万能細胞とも呼ばれていて、分化する以前の細胞なので、どの部位にも成り得ます。かのiPS細胞は、これを再生医療で実用的な水準に発展させたとして名を馳せました。プラナリアは欠損したパーツを把握して、必要部分を補完する訳です。人間にも応用させられないかと研究材料として使われ、今日も今日とて切り刻まれる日々なのです。

(・ω・) 朱雀の分裂は、或いはこれと同類なのやも知れぬ

【その立ち位置が美味しいと思ったら末期に近い】
月:青龍の女性ウケを良くする為に、
 有りがちなキャラ付けを試みるというのはどうだろうか。
青:彼女は、何を言っているんですか。
朱:真面目に考えても疲れるだけですよ~。
黄:渾身のギャグが滑ってると思えば、微笑ましくなるんだよぉ。
月:お笑い芸人に対しては最大級の侮蔑だが、
 無視されるよりはマシかも知れないジレンマが襲い掛かる。


【せっせと埋めてきた生き方のせいだと言わざるを得ない】
月:世にはテンプレと呼ばれ、
 基本に忠実な性格を設定されるキャラクター達が居る。
朱:ツンデレさんみたいなやつですか~。
月:まあ、そうだな。
黄:そういや月読が昔、
 謎めいた淑女系で通そうとしてた時期があったんだよぉ。
月:一歩ごとに地雷を爆発させる流れだけど、めげずに頑張る。


【青龍にメリット皆無なのが笑いどころなんだろうか】
青:私に、そういった性格を演じろと。
月:偉い人が率先して歩み寄ることで、親しみやすさが増すのだ。
朱:失敗例の月読さんが提案しても説得力が乏しいんですけど~。
月:青龍みたいに、地位と名誉と実績があるなら行けるだろ。
黄:失うものだらけなんだよぉ。
青:自分では出来ないから、
 実験動物にしてやろうという魂胆が見え透いていますね。


【傍から見る分には落ち着いた雰囲気の美少年だしな】
青:これでも巷では、王子キャラとして親しまれているらしいですよ。
朱:どう判断したものでしょう~。
黄:もしかしたら精一杯のジョークかも知れないから、
 下手に対応すると傷付く恐れがあるんだよぉ。
青:長い付き合いだというのに、機微を分かってくれませんよね。
黄:むしろ知己だからこそ何を考えてるのか分からない訳で、
 上っ面だけで貴公子とされてる気がしてきたんだよぉ。

 今年は特にこれといったものが思い付かなかったので、青龍編はオムニバスでお送りします。もう二十年に近い付き合いと言っていいのですが、未だに彼をどうしたいのかサッパリ分かりません。
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