2019
蠢、という漢字があります。音読ではシュン、訓読ではウゴメ(く)と読むのが一般的です。一応、オロ(か)とも読むようですが、一発変換できない程度にはマイナーなようです。意味は、モゾモゾと動く様、が最も使われているでしょう。字を分解すると春と虫が二つになりますし、冬が終わる頃、活発に行動する彼らから生まれたものであると推察されます。蠢動と書いてシュンドウと読みますが、ムーブする漢字がダブルで使われるという強調のされっぷりです。但し、辞書にハッキリと『大したこと無い物が』とか『取るに足らないちっぽけな存在が』なんて書かれちゃったりしてますが。闇の蠢動とか書くと、一部の人がときめく雰囲気がありますが、虫に比肩する程度のダークネスと考えると微妙な気もしてしまいます。
(・ω・) 何故ルー語風と問われると、私にも良く分からないから困る
【救いを求めてる人に論理が役立たないのも事実だけど】
朱:こう変わった方ばかりですと、
マモンさんって、お仕事は特殊ですが常識人寄りな気すらしてきました~。
マ:せやろ。
黄:比較で判断する怖さを感じるんだよぉ。
マ:そない言うけど、普通いうんは他人と比べてナンボやん。
朱:悪魔さんに口で勝つのは難儀です~。
黄:それっぽい理屈を構築してくる辺り、
慈愛とか情念でゴリ押しが基本の天使連中よりマシにも思えるんだよぉ。
【人間が悪魔扱いされようと思ったら相当に振り切れてないとダメだし】
マ:考えてみーや。人に道を踏み外させるんには、当たり前を知らなあかんやろ。
朱:ツッコミを修めるにはバランス感覚が重要みたいな話でしょうか~。
黄:見ている側に笑いのポイントを分かりやすく、
しかも苛つきを感じさせないで解説するのは職人芸なんだよぉ。
マ:何の話になってるねや。
朱:悪魔さんの業務はコメディアンと大して変わらない的な感じですかね~。
マ:能無しが気軽に始められるもんや無いいう意味やったら間違ってへんで。
【土下座が武器の一匹狼とか新ジャンルになるかも知れない】
メ:天使は、どうなんだろう。
朱:良い子の代名詞ですし、外面は問題ないでしょう~。
メ:その言い方だと、裏があるみたいに聞こえる。
黄:本気出したら人類なんて余裕で潰せる物理的なヤバさはあるんだよぉ。
朱:その視点で見ると、信奉してる理由が分からなくなりますけど~。
黄:どう足掻いたって勝てないマフィアの軍門に降るみたいなものだと思えば、
ハードボイルド的には失格でも、処世術としては正しいんだよぉ。
【災厄は人知を超えた存在のせいにしておけばいい】
メ:最近は私達の業界もコンプライアンスがうるさいから、
気分で粛清を加えちゃいけないってことになってる。
朱:昔はそうでもなかったって言ってますね~。
黄:落雷とか竜巻とか、自然現象に見せ掛けて何発かぶっ放してそうなんだよぉ。
メ:天使だって、ストレスが溜まることくらいあるし。
朱:カラオケみたいなものでしょうか~。
黄:古い話になるけど、ムシャクシャして小山を吹き飛ばしたら、
龍神様の祟りじゃと、ほぼ正解を導かれたことならあるんだよぉ。
天使と悪魔、どっちに全力で肩入れしようと結果はそんなに変わらないんじゃないかと疑ってる部分があります。
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