気障という言葉があります。キザと読みます。所作や言動がカッコつけすぎていて鼻につくといった意味合いです。文字通り、気に障るが語源となります。概ね男性に対して使う表現です。これは江戸時代の遊郭で流行したのが始まりで、口説いている様に用いられたからとされています。あの界隈は見栄を張りまくる場所なので、そういった輩は多かったことでしょう。受け止め方に個人差はありますが、良い男というのは存在します。好感を得たいが為、或いは美学でそれを目指すというのも普通の行動と言えます。しかし身の程を弁えない程に大仰であったり、センスや流行にズレが生じているとイラッとします。言い換えれば、気障とは己を客観的に見られないせいで発生するのです。まあ、空気を読めず少しばかり浮いている人なんてのは時代や地域を問わず存在する訳でして。一形態に過ぎないと言われれば、そんなものの気がしてきました。 (・ω・) 個性の範疇で済めば、致命傷にはならんはずや 【玄武にとって辛い現実が突き刺さってきた】 マ:硬派な探偵を名乗ってええ条件て何やろ。 玄:その思考をしている時点で失格なのでは。 マ:天然ボケは計算が入ったらアカンみたいなもんか。 玄:形から入って極めるという道もあるんでしょうけど、 本物に勝てるかは怪しいと言わざるを得ません。 マ:生粋のスーパースターと、 努力で同等の人気になれいうんは難儀やもんなぁ。 【学生設定だと知識量と精神性が現実離れしてしまう】 玄:根本的に、ペラペラ喋る方は向いてないと思うんですよ。 ですけど推理をする上で長ゼリフは欠かせない訳で、 実は相性が悪いのではと疑っています。 マ:せやから驚いたり解説する役で助手が欠かせへんのや。 玄:博識な常識人でないと務まりませんね。 マ:もっとええ商売あるやろいう気になるけど、 そこは友人の弁護士とかで誤魔化すことになるんやろな。 【こうやって偏った見識に染まっていくんだな】 玄:ハードボイルドを気取るなら、薄暗い照明は不可欠です。 マ:偏見やろ言いたなったけど、 煌々と照らされとる事務所はなんかちゃうな。 玄:電気代をケチっているのかという場末の酒場で、 安物の蒸留酒をあおるだけで様になります。 マ:ああいうのは人生を直視したないから、 あんまし見えんようにしてるんちゃうの。 【所詮はバイトなので言いたい放題である】 玄:ともあれ、複数の案件を抱えて忙殺されているのは、 その手合と呼べないのではないですかね。 マ:売れたらアカンのかい。 玄:依頼を選り好みして、結局は閑古鳥に戻るくらいでないと。 マ:スタイリッシュて、しんどいなぁ。 玄:その辺りは生き様と収入を天秤に掛ける部分ですので、 私としては判断を委ねる以上のことは出来ません。 何事も、他人にどう思われるかを考え始めた時点で本物ではないような気がします。逆に言うと顕示欲の類で成立している業界は虚構に過ぎないのかという話になりますが、あながち間違ってないんじゃないですかね。 PR |
フリーエリア
最新記事
(11/22)
(11/20)
(11/17)
(11/15)
(11/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ内検索
アーカイブ
|