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 イギリスでEUに残留するか否かの国民投票で離脱派が過半数を獲得して数日が経ちました。他のEU主要国は、『分かった、とっとと出てけ』と、慰留する気はないようです。この問題が長期化して、飛び火するリスクを減らしたいんですかね。どっちみち、もう延命にしかならないとは思いますが。
 一方で、当のイギリス人は何をしているかというと――『今回の選挙全然本気じゃなかったし、もう一回選挙やり直そうぜ』と署名を集めてるのだとか。仮にも、議会制民主主義の本場でやることでしょうか。小学生がジャンケンに負けた後、『実は三回勝負だし』と言い出すのと、大差はありません。結果が出た後にちゃぶ台返しが有効になってしまう前例を作ることのマズさが分からない訳でもないでしょうに。それをやってしまったら、そもそも次の投票をやったとしても、正当性が無くなってしまいます。という訳で、後出しでグダグダ言うのは格好悪すぎるので、意見を言うつもりがあるなら、選挙には行きましょう。そして出た結果に不満があっても、それ自体を否定してはいけないのが民主主義なのです。

(・ω・) イギリス人は紳士であると、誰もが一度は騙されるものなのです

【貴族の下取り品が庶民に流れるみたいなものか】
阿:既知の通り、仏教は現今でいう印度で生誕せしものだ。
  だが当節、さほど信仰の対象とはなっておらぬのが実情となる。
朱:それなのに、東南アジアや東アジアでは一大勢力なんですよね~。
天:本場では廃れてしまったのに、他で隆盛を極めるというのはよくあることです。
朱:特定の地方でだけ流行ってる、一時代前のファッションみたいなものですかね~。
黄:ああいったのは在庫処分という面があるのだろうけど、
 エコロジーという観点では実に素晴らしい気が、ちょっとだけしてるんだよぉ。


【宗教的な抗争が苛烈な地域だからね】
朱:それで、なんで今のインドでは受け入れられていないんですかね~。
黄:そこら辺は、国民性とか、風土とか、ややこしい歴史とか、
 事情が複雑に絡み合ってて、一言では纏められないんだよぉ。
阿:うむ、人の因果は業によりて形成されるものだからな。
黄:この様に、張本人の一端すらよく分かってないと暴露してるんだから、
 難しく考えるだけ無益な領域と思って間違いないんだよぉ。


【由緒正しい家宝にすれば格好は付くぞ】
阿:中華を経由し、日ノ本へと伝来したのが六世紀頃と言われているな。
朱:お父さんのお下がりをお兄さんが着て、更に弟が、みたいなものですかね~。
黄:一々、生活感に満ち溢れる例えなんだよぉ。
朱:こういう風に脳内変換すると、憶えやすくありませんか~?
黄:その部分は否定しきれないけど、脳内にほのぼのファミリーの図が浮かんで、
 何の話をしてるのか分からなくなってくる弊害もあるんだよぉ。


【実社会で役に立つかどうかまでは責任持てないけど】
天:いえ、朱雀さんはこう言いたいのではないでしょうか。
  服装と宗教は、生きていくだけなら大して拘る必要はないけど、
 人生を豊かにするには、あって困るものでもない、と。
黄:これが、そんな深いこと考えてると思ってる辺りが、残念極まりないんだよぉ。
朱:そ、そこまで言わなくてもいいじゃないですか~。
黄:逆に言えば、本能と直感だけで正解を叩き出すことが出来る天才肌とも言えるんだし、
 思考回路がトリッキーなことを恥じなくてもいいんだよぉ。

 私の中で仏教は邪気眼的な意味で中二病なところがあるので、阿弥陀はそういう感じにしようとしました。それが足枷になってる感もありますが、きっとこれから化けてくれます。ええ、多分。
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