純粋という概念があります。使用頻度が低くない単語ではありますが、どういったものか説明しようと考えると、ちょっと詰まります。化学的には、成分が限りなく単一に近いことを指します。水、シリコン、フッ化水素など、高純度なものは工業的に重要ですし、分かりやすい考え方です。しかし人格に対して使う場合は、汚れが無い、純朴であるなど、一気に曖昧さが増します。私の考え方ですと純粋な人間というのは善でも悪でもなく、ちょっとしたキッカケでどちらにも振れる存在です。透明なガラス板には、透明な液体以外の何を塗ってもその色となるのに似ているでしょう。ですが世間的には、悪いことを知らない風に扱われがちです。元来、人は白い紙のようなもので、黒い悪徳に影響を受けて染まるという解釈なのでしょう。性善説的なものがが色濃く反映されていると思われます。見解の相違というやつなので、納得はしませんが否定もしません。この捉え方で、多少は人となりが見えてくる部分がありそうですよね。 (・ω・) そういや純粋を小馬鹿にする感じの雰囲気もあるっけか 【少なくても数十年前の人には意味不明な行動よね】 公:珍妙な夢を見た。 遊:とりあえず話を聞こうか。 公:日の本の民と思しき連中が異国の装束を身にまとい、 光る板切れのようなものを凝視しながら指を叩きつけてたんだ。 莉:世が乱れると、特定の宗派が力を得るって言うけど。 遊:どういった事情かは分からんが、 そいつらも何かにすがってしまいたいのかも知れんなぁ。 【呪殺なんかを切り売りすれば延命は出来そう】 公:いや、それがどうやら板は世界中に繋がる力を持っていて、 無尽蔵とも言える情報を集めることが出来るらしいのだ。 莉:やっぱ宗教的な何かじゃん。 遊:神通力もお手軽になったものだ。 公:修行の類が要らんのだとしたら、烏天狗とかは廃業するしかないな。 遊:環境の変遷で消えていく生業は多いが、 山に籠もってるような奴らも例外では無いというのか。 【どうあれピラミッド構造に落ち着くよう出来ている】 遊:大体そんなもんがあったら民が賢くなりすぎて統制とれなさそうだ。 公:俺が見た範囲では遊興絡みか、 ちょっとした好奇心を満たす程度の使われ方しかしてなかったぞ。 莉:平和な様な、もったいない様な。 遊:蔓延するとありがたみを忘れるのが浮世の常なのだろう。 公:上に立つ為にはそいつを利用して、 民草を操るくらいの度量が必要という話なのやも知れぬ。 【決断一つで国が滅びかねない重圧に耐えられるだけで偉大すぎる】 公:もしも手に入れることが出来たら、どう活用するのが最も有用だろうか。 遊:お前の場合、処理しきれずに惑いまくって流言に乗せられそうなんだが。 公:否定しきれないのが辛い。 莉:今だって、収集したのを精査して総合的な判断が必要だし。 遊:どんな状況だろうと、決めることが上役として最大の資質なんだな。 公:それに伴う心労を、少しでも減らす術を欲してやまない。 スマホが世に登場して十数年といったところでしょうが、それ以前の携帯電話は縦長か二つ折りが主流でした。黒電話が骨董品となっている辺り、近い将来、この光景も平成、或いは令和の遺物と呼ばれるのでしょうね。 PR |
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