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 暖簾と呼ばれるものがあります。ノレンと読みます。元はノウレン、ノンレンなどと発音していたものが縮んだようです。一般的には支柱を横にして長方形の布を垂らし、幾つかの切れ込みを入れた形状をしています。布の代わりに紐をぶら下げる紐暖簾なんてのもあるようです。店先ないしは部屋の境界などに掛けることで、仕切りや目隠しとしての役割を与えられます。そして店舗で用いる場合は、屋号を記すという大事な使命があります。そこから、店の象徴としても扱われるようになりました。店員が半ば独立して支店のようなものを立ち上げることを暖簾分けと言ったりすることからも伺えるでしょう。他にも、信用を損なうことを暖簾に傷が付くと表現したりもします。現代日本で暖簾に店名が書いてあることは少なくなりましたが、近い存在として看板が現役な部分があります。なんやかんやで権威や流行り物に弱い国民性ですし、暖簾というのはブランドの類語なのやも知れません。

(・ω・) 暖簾に腕押しだけ、ニュアンスが違いすぎるのは何故だろう

【実社会で消費する雑兵を育成してると言われると否定しきれない】
岬:へんてこな夢を見たんですよね。
綾:伺いますわ。
岬:身分の分け隔てなくたくさんの若人が男女別に同じ服を着て、
 無機質な造りの建物に集まって勉学やら修練っぽいことに励んでるんですよ。
綾:たしかに不可思議ですの。
岬:ビシッと等間隔に並んで座ったりしてるところから、
 一種の軍事調練なのではと推察しています。


【垂れ目でおっとりしてたらキャラクター性が崩壊しそう】
岬:ただ直接の戦火とは無縁で、どこかのんびりとした顔付きではあったんです。
綾:良いことですわ。若い内から血の匂いに慣れると戻れなくなりますもの。
結:それで家老殿は、いつも鋭い目をしておられるのですな。
綾:これは元からですわ。
舞:もしも戦乱の世に生を受けなければ、もっと柔和になっていたやも。
海:そうすると威圧感が減るので、良し悪しではあるのだけどな。


【ニートに市民権があるかと言われると微妙ですけどね】
岬:まあ、ボケーッとしたり、好きな時に寝れないって意味では、
 私には合いそうに無い空間でした。
海:判断基準が酷い。
結:そんなことが許されるのは泰平の世の公家とかだけであろう。
岬:争いが無く、食べ物に溢れる世界になれば、
 庶民ですらそういった生き方を選びそうですけど。
舞:何を戯言をと言い切れない空気を感じるのは何故であろうか。


【これ以上の変わり種が居ないとは言わないが相当な水準であろう】
綾:その話の規模では無理ですが、養成所の参考になりそうですわね。
舞:どんな与太話も無駄にしない。
結:若くして老練な家老殿が通う必要は無さそうですな。
岬:そういう方こそ、世俗を知る目的でありなんじゃないですか。
海:たしかに出自で付き合う相手を選ぶと、どうしても偏ってしまう。
結:人の世が一筋縄で行かないことを学べそうではある。
綾:あなた達の様な珍種を目の当たりにした時点で、
 そのことに関しては骨の髄まで理解してるつもりですわよ。

 せっかくなので現代っぽい夢シリーズで被せていってみます。戦国時代に現代人がトリップして活躍する話は溢れてますが、この世界はどういった立ち位置なのか書いてる私自身にも良く分からない部分があります。
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