ロイヤルゼリーと呼ばれる物質があります。和訳は王乳です。乳白色のドロッとした液体で、ミツバチが体内で生成します。彼女らの幼虫に与えると女王蜂に育つのが最大の特徴です。また成虫となった後も女王蜂が主食にします。働き蜂との違いはこれだけという、人間視点だと凄まじい神秘性を有しています。その為、人類が食しても何かしら有用なのではと一部で人気です。高タンパク高ミネラルですから栄養価は高いと言えますが、それ以上の効果については研究中なのが現状ですけど。採集には、ミツバチの習性を利用します。前提として、女王蜂は一つの巣に付き一匹が基本であることを知っておかなくてはいけません。つまり主が健在な状態では、さほど作られないのです。しかし何らかの理由で居なくなると、新たに用意しなくてはなりません。そこで世話係達が女王を誕生させようと、ロイヤルゼリーを注ぎ込む訳です。そこでヒョイッと幼虫を除去して奪い取ったものが、御家庭に届くサプリなどの正体です。何で何百、何千匹分も集められるのさという疑問についても、テクニックがあります。女王蜂は王台という特殊な部屋で育成されるのですが、通常の巣穴より大きめです。そこで人工王台と称する、サイズを模した蜂の巣に引っ越させます。これに依ってミツバチ達は、『あ、こいつは特別扱いしないと』と錯覚し分泌してしまうのです。このえげつなさが実に人っぽくあります。バグ技みたいなやり方ですよね虫だけに、とか言ってしまいたくなりますよ。 (・ω・) ハチミツからして九公一民みたいなもんだけどさ 【お笑い芸人が御意見番を気取ってみたり】 黄:日本で初めて歌を詠んだのは、 須佐之男だという伝説があるんだよぉ。 朱:間違いなく権力で捏造されてます~。 須:なんちゅう言い草じゃ。 朱:文化的なイメージがありませんし~。 黄:成り上がり者は教養人だと思われたがるし、 疑われるのは自然な流れなんだよぉ。 【公家っぽさを演出するには暴れすぎた】 黄:八岐大蛇を倒した時、 何か感慨に浸ったらしいんだよぉ。 須:悪もんを倒して嫁を娶ったんだから、 思うところの一つくらいあるじゃろがい。 朱:そこで和歌という風流さに違和感があるんです~。 黄:いっそ酒でも飲んでガハハと笑ってる方が、 印象を損なわない気すらするんだよぉ。 【誰だっけと返される方はちょっと】 朱:須佐之男さんは名乗る時に、 必ず姉である天照さんを持ち出すと聞きました~。 黄:天衣無縫の無頼漢を気取ってる風で、 実は権威主義の甘えん坊なんだよぉ。 須:長子を立てるんが悪い言うんかい。 黄:だったら下の姉にも触れてやれという、 至極真っ当な意見を述べさせて貰うんだよぉ。 【若い頃だったら意に介さなかったであろう】 朱:自慢できる家族が存命なのは羨ましいです~。 須:いたたまれなくなるからやめんか。 黄:悪気は無いんだよぉ。 朱:本気で良いなと思ってるだけですから~。 須:立つ瀬が無くなっとるんじゃが。 黄:一般人に近い感性が失われてないことを、 喜ばしいとしておくんだよぉ。 という訳で須佐之男オムニバスという、めっちゃ久々な回をお送りします。須佐之男の喋り方は広島弁を参考にした謎方言ですが、いつだったか出雲って島根県であることに勘付いていました。島根弁を認識できる日本人は少ないですし、必要な犠牲だったに違いありません。 PR |
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