出番が少ないけど

　黄龍ちゃんは、一人称が私のキャラが大多数を占めている珍しめの作品です。例外をあげると、則天武后の妾、須佐之男のワシ、天帝の儂、裏朱雀のボク……。

( ・ω・)　あれ？　案外、居る？

【政治の基本だよ】
白：次に、朱雀の天然ボケは計算では無いかという疑惑が持ち上がってる件ですが――。
朱：ふ、ふに？
黄：前々から、怪しいとは思っていたんだよぉ。
白：御近所の声もこの様に芳しいものでは無く――。
朱：か、完全な情報制限に依る世論操作じゃないですか～。

【負の螺旋階段へようこそ】
朱：わ、私は～、断じて計算キャラなんかじゃありません～。
白：この様に、あくまで天然であると主張する朱雀被告ですが――。
黄：何だか、どっちに転んでも旨味が無い気がするんだよぉ。

【中国ならあるだろう】
白：そーいや、ベジタリアンの中には動物を殺したくないからって人が居るんだっけ。
黄：白虎には理解出来ない世界なんだよぉ。
白：いやさ。その理屈で言うと、トカゲの尻尾料理は問題無く食べられることになるんだけど。
黄：その発想は白虎にしか出来ないんだよぉ。

【裏街道の人々】
朱：同じ理屈で～、摘出腎臓でしたら調理しても問題ありませんね～。
黄：どいつもこいつも、真っ当な思考回路というものを備えて欲しいものなんだよぉ。

　黄龍ちゃんの最終回は、小悪魔な朱雀が延々語るとか目論んでみたりもします。