商鞅という人物が居ます。日本語ではショウオウと読みます。紀元前4世紀くらいの生まれで、衛の貴族出身です。魏で学びそのまま仕えますが、さほど出世できませんでした。そこに秦の考公が人材を募っていると聞きつけ転職します。なおこの際、上司に当たる人物が『こいつはめっちゃ有能だから他国に渡してはいけない。逃がすくらいなら殺しなさい』と魏王に進言します。しかしこれほどの傑物を失うのは惜しいと後悔して、すぐに出国しろと商鞅に告げました。商鞅は泰然としたまま『私を重用しないなら、命を奪えというのも無視するだろう』と、慌てることなく出奔しました。職場を変えたことで水を得た魚の様に活躍し、秦は強国への道を歩み始めます。100年以上後の始皇帝に依る統一も、彼の功績なくしては有り得なかったとするのが定説なほどです。その骨子は、厳格な法整備でした。君主を軸とした中央集権体制を敷き、諸侯であろうと不正は許しません。それは民衆も同様で、治安が劇的に改善しました。一方、急激な改革だったので恨みを買い、暗殺されかけます。なんとか逃亡したものの、自身が施行した法律のせいで宿にも泊まれず弊害を痛感します。そして自領に戻って反逆しましたが、自らが築いた秦の軍事力に敵うはずもなく戦死してしまいました。ちなみに重鎮だった頃、前の勤め先である魏に攻め入れと具申していたりします。魏は大打撃を被り、『なんであの時やっちまわなかったんだ』と悔しがりました。もう遅い系って2000年以上前からあったんだなと、何とも言えない気分にさせてくれます。 (・ω・) 范雎や韓信も似た感じなのは流行ってたんだろうか 【こいつに関しては名誉悪魔だし】 月:近頃、酒造りに凝ってる。 黄:謎の行動力なんだよぉ。 朱:日本では無許可だと密造になった気がします~。 月:私を取り締まれる法が存在するとでも。 黄:嫌な言い方なんだよぉ。 朱:偉ければ偉いほど範となるべきなのに、 律しない方が多いですよね~。 【討論を得意としない理由が凝縮されてるな】 月:そもそも酒とは、エタノールを含む飲料の総称だ。 黄:語りだしたんだよぉ。 朱:マニアという人種はそういうものらしいです~。 月:知ってる範囲だけをしたり顔で発信したい。 黄:ちょっと外れると知識が皆無だから、 しどろもどろになるまでが定番の流れなんだよぉ。 【そこそこの所で飽きる気質が問題なのでは】 朱:それで何のお酒を造ってるんですか~。 月:一通りだ。 黄:頭おかしい発言があったんだよぉ。 月:触れてみなければ向いてるか分からんし。 黄:それなりに筋が通っているようでいて、 結果として広く浅くを体現する半端者になるんだよぉ。 【天照のところにたくさん侍女が居るから大丈夫】 朱:どれくらいの種類がありましたっけ~。 月:良く知らんが『酒、一覧』で検索を掛けて、 片っ端から挑戦してる。 黄:暇を持て余すと碌なことしない典型なんだよぉ。 朱:これ自体は迷惑でもありませんし~。 黄:どうせ製造するだけ製造して、 自分では消化しきれず押し付けてるんだよぉ。 今年は月読の出番を意図的に抑えていました。毎年月読教授で2、3話は出ずっぱりだし、本編は扱いを軽くしても良いのかなと。とはいえ当番回くらいはごってりして然るべきなので、マヨネーズ並にネットリとした感じで行ってみます。 PR |
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