最近、脳内だけは調子に乗って、この政治講座に続くモノを色々模索中。月読と学ぶ日本神話……奴は色々と改竄しそうだ。涼と禊の楽しい科学……誰も憶えて無いだろ。リリスとレイナのドキドキ☆クリスチャン……流石に、命が惜しいよね。
( ・ω・) 俺、この企画が成功したら幅広く展開するんだ……
【地味に謎だよ幹事長】
公:さて、岬ちゃん。
岬:何でしょうか、公康ちゃん。
公:いやいや、何でいきなり、ちゃん付けなのよさ。
岬:面白いかなと思いまして。
公:せめて……せめて、さん付けで。旦那気分を味わいたい……!
岬:それは、先輩しか得しないので却下します。
公:ところで、話としては全く関係無いんだが――。
岬:いつもの流れなので、何の問題もありません。
公:いやさ、すげー基本的なことなのかも知れないんだが、幹事長って何なんだ?
岬:では、先ず政党の基本体系について考えてみましょう。
各党で、一番偉い方はどなたでしょうか。
公:えっと、総裁とか、代表とか呼ばれてる奴らかな。
岬:そうですね。党に依って名称が変わりますが、纏めると党首と称されます。
ですが当然、党首は多忙です。何と言っても党の顔ですし、露出が多いです。
更に、与党第一党党首である場合、ほぼ内閣総理大臣に選出されます。
そこで党内の実務部分を補佐するのが、幹事長という役割です。
絶対ではありませんけど、事実上のナンバーツーであることが多いです。
公:内閣の官房長官に似てるな。
岬:ポジション的には、近いかも知れません。
向いてる方向は、政党内に各省庁と、大分違いますけど。
公:しかし党内調整って……具体的には何をするんだ?
岬:最大の役割は、選挙対策です。
公:今、目がキラリンってしなかった?
岬:選挙参謀には、良くあることです。
公:認めた! 今、この人、認めたぞ!
岬:それはさて置きまして、幹事長には各選挙区の候補を選定する、
公認権が認められていることが多く、選挙の最高責任者であることが多いです。
その為、大きな選挙で大敗すると、引責という形で辞任することもあります。
公:権限を持つ者は、責任も大きいという、極々自然な話だなぁ。
岬:ですが、考えてみて下さい。公認権を持つということがどれだけ大きなことか。
基本的に、政党所属議員は、大半が政党の支援無しには当選出来ないんです。
更に幹事長は財政管理も担っている方が多いです。
その気になれば宥めすかして、手玉に取るのもチョロいもんなんですよ……。
公:黒い、黒い! 軌道修正をしなさい!
岬:又、ナンバーツーのポストの訳ですから、マスコミへの露出も自然と多くなります。
余りに悪人顔だと、党のイメージが悪くなるかも知れませんね。
公:それに関しては、敢えてノーコメントで。
岬:兎にも角にも、幹事の長の名は伊達ではなく、
政党内でかなりの実力者であるという認識をしておいて下さいね。
今項目の纏め:幹事長とは、基本的には、党首に次ぐ二番手の実力の持ち主。その最大の仕事は、選挙対策である。
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