退屈という言葉があります。タイクツと読みます。暇はあるものの熱中できることがなく、感情の起伏に乏しい状態のことです。人に対して使う時は、面白みに欠けるという辛辣な評価となります。日常でも使用頻度がそれなりな単語かと思われます。しかし漢字を分解してみると退くと屈するで、何処となく軍事用語感が漂っていたりと謎に満ちた部分があります。源流は、仏教にあるというのが定説です。修行のしんどさに耐えかねて心が折れてしまい、距離を置いてしまうというのが始まりです。ここから何を成す訳でもなく達成感を得られないという解釈で、現行の用法へと繋がりました。見方に依っては、悟りを開く以上に価値があることなんて無いという傲慢な考えに基づいているような気もします。何かに挫折したなら、次を見付ければいいだけのはずですが、それほどの虚無感に包まれてるってことでしょうか。そもそも堕落した坊主なんてのは時代や地域を問わず転がっていますし、やっぱり自画自賛の類であるのは否定できません。 (・ω・) 仏教ってそういうもんだろと言われれば、まあそうなんだけど 【国家だって英雄が出るまで混沌とするし】 マ:今日は地獄を統一しようと無数の勢力が争って、 えらいことになった思い出を語ろう思うねん。 朱:まさに地獄絵図ですね~。 黄:何事も、纏めるのは凄いエネルギーが要るんだよぉ。 マ:格闘技の団体が増殖してくんを見ても、 ちょっとした違いで揉めるんが常やで。 【時代と地域で社会通念の差がデカすぎるんだもの】 マ:知っての通り、地獄いうんは各宗教の縄張り制でな。 何処に行くかは色んな条件で決まるんや。 朱:そこのルールが未だに分かってません~。 黄:どの程度の悪さで送られるかも曖昧なんだよぉ。 マ:現世でビビらせる為に作ったもんの具現化やし、 ぶっちゃけ気分次第なとこは否定せーへん。 【すし詰め状態を前提に作られてるんだろうしな】 朱:そもそも、地獄は亡者さんを欲してるんですか~。 マ:あんまし増えるとワチャワチャして大変やけど、 数は力やし、おらんと始まらんのや。 黄:ガラガラな地獄ってのも、謎の場所なんだよぉ。 朱:悪い人が少ないのは良いことですけど、 何故か物足りなく感じてしまいます~。 【狩りが嫌いな肉食獣も理論上は存在し得る】 マ:獄卒かて生活がある訳やし、仕事は与えなならんやん。 朱:別の職に就かせようって発想になりませんかね~。 黄:虐げてばかりの鬼や悪魔に、何が出来るんだよぉ。 朱:潰しがききません~。 マ:その為に生まれた連中やし。 黄:そう言われると天職な感じも出てくるけど、 嫌でしょうがないのが居たら苦労しそうなんだよぉ。 人間は集団でないと生きていけないのに、個を認めて欲しい承認欲求を持っている、難解な生物と言えます。母数が大きいだけで強いというのを理解しながら派閥争いで分裂していくのは、この厄介さが原因なんでしょうね。 PR |
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