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 頭数(あたまかず)という言葉があります。人間は一人につき一つしか頭を持っていないので、ほぼ人数と同義になります。しかしわざわざ頭数という表現を使う時は、数合わせで集められた人達という意味合いが強くなります。頭は動物の最重要器官と言ってもいいくらいなのに、どうしてなのですかね。逆に、どんな無能でも生きてるなら頭は付いてるという嫌味的なものなのかも知れません。他には、昔は戦での功績を頭を狩って競っていたからというのが思い付きました。英語にhead countという、そのまんまな言葉があったりするらしいので、明治期に出来た和製漢語の可能性もあります。謎が謎を呼ぶ言葉ではありますが、由来を知らなくても使える辺り、言語ってのはちゃらんぽらんなものな気がしてきます。

(・ω・) ちゃらんぽらんこそ、語源の想像が付かなすぎるな

【実現性という枠を取り払ってイメージだけ暴走してる】
結:妖術的なものを修めてみたい。
海:天候を操ったり、木偶人形で陽動したり。
舞:いっそ炎の渦を巻き起こしたりなんかすれば絶対に強い。
岬:そりゃ、そんなものが使えたら強力に決まってますよね。
綾:常識の再確認というのは、何かを考える上で重要なことですの。
岬:内容は荒唐無稽なんですが、それは良いんですかね。


【当時の偉い人の宗教観って割と謎だよね】
綾:大衆向けにそういった力を演出することはありますが、
 現実に存在しないということは認識して欲しいところですわ。
舞:夢の無いことを言う上司だ。
結:巷で流行してる、商売で坊主やってるみたいなもんか。
綾:罰が当たりますわよ。
海:たった今、家老殿が否定したところなので特に恐れるものではない。


【エネルギーは余ってるから誘導さえ出来れば何とかなりそう】
結:この家の最終目標ってなんじゃらほい。
舞:うむ、言われてみれば聞いたことも考えたことも無かった。
海:家臣としてどうなんだという意見は聞き流すことにする。
岬:大きな話をするのは好きですよ。
  結論は出さずにぶん投げるという但し書きが付きますが。
結:今更だが、こんな纏まりのない家を動かしている家老殿の手腕が怖い。


【江戸末期まで家を残すことのハードルの高さときたら】
綾:優先順位としましては、家を存続させること、大大名に睨まれないこと、
 そして領地を維持することといった感じですわね。
海:家臣団の繁栄が入ってないのが遣る瀬無い。
綾:そういった方針の家もあると聞きますが、
 出世競争が厳しい上に、領地召し上げの危険性も高いですわよ。
舞:やっぱ人間、そこそこを目指すのが一番だよな。

 三つ子の強みって、誰と絡むでもなく勝手に会話を展開して収束させることだと思うのですよ。実は大したこと言ってなくても、勢いで誤魔化されますし、数の力って凄いものですよね。
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