これも運命

　茜は、当初のコンセプトとしては、抜け目の無い美人だったのですが、いつの間にやら、人として大事なものが無い御方になりました。

( ・ω・)　何処で道を踏み外したんだろう？

【只の罰ゲーム】
霞：茶道の極意は、もてなしの心。
黄：何だか、随分とまともなことを言うんだよぉ。
霞：だから嫌いな人を相手にする時は、極上のワサビ汁を飲ませても良い。
黄：格式が、一気に下落の一途を辿ったんだよぉ。

【ボケ無法地区状態】
美：ですけど～、緑同士ですから気付きませんよね～。
公：そういう問題では無い気がするがな。
白：ってか、匂いで丸分かりでしょ。
霞：それを誤魔化す為に、香の技術が発達したのは常識。
朱：べ、勉強になりました～。
麗：どなたか、嘘を嘘だと言えないんですか。

【世界が終わった】
霞：ではどうぞ。
雅：って、何でお猪口なんだよ。
霞：茶器に固執するとは、所詮は俗物。
黄：そういう問題じゃない気がするんだよぉ。
雅：俺は、芽依が増殖したみたいで、頭が痛い。

【せめて御椀サイズで】
霞：茶器に固執したといえば、戦国武将松永久秀があまりに有名。
美：ふに？
霞：名器古天明平蜘蛛が他人の手に渡るのを拒み、もろとも自爆したとされる。
美：そ、壮絶すぎる最期ですね～。
霞：そういう風になりたくなかったら、道具は選ばない方が良い。
雅：茶杓や茶せんが極めて使いづらいのは、明らかに問題だと思う俺が居る。

　昔やった信長の野望で、久秀を追い詰めると自爆してしまうのは良い思い出です。