えぐい、という日本語があります。生理的嫌悪感を憶えるほどの様や表現を意味することが多いでしょう。若者言葉としても未だに通じる感があります。この使われ方は1981年にテレビCMで流行したのが発端らしいので、当時の若年層は立派な中年ないしは壮年になっていそうですが。語源としては、アクなどが強く舌や喉に不快感が残る、えぐみという味が源流となっています。これはなんと平安時代には確認されている、実に歴史あるものなのです。漢字だと、刳い、など何種類かありますが、相当の通でも無い限り読めそうもありません。というか変換の難易度が高すぎます。似た語感で近い使用法をされるえげつないというものもありますが、これはいげちないが変化したもので関連は無いようです。こうやって進化の系統図のように色んな要素が組み合わさって現代語が成り立っていると思うと、ちょっと壮大感がある気もしてきませんか。 (・ω・) 味覚の方のえぐいが先に廃れる可能性もあるのがえぐいよね 【一万分の一すら無い可能性に恐怖するのが人の性なのさ】 マ:バンジージャンプがあるねんけど、 おもろい何かを追加したいと考えてんねや。 朱:切れ込みを入れて、緊張感を増すとかでしょうか~。 黄:悪魔だし、それくらいのイタズラは許されるんだよぉ。 マ:そない直接的なんはウチの趣味ちゃうなぁ。 落ちる寸前に耳元で『生命保険掛けといたで』言う方がええわ。 朱:すぐさま改良案を出してくる辺り、 仕事が出来る悪魔さんって本当に厄介ですよね~。 【来園者側の意見を求めて招待したんだったような】 朱:落下するのが一般的なので、別の要素を取り入れるのはどうでしょう~。 マ:重力制御して、全く落ちへんかったら驚くやろなぁ。 朱:いっそふわふわと上に浮いていくっていうのもありじゃないですか~。 黄:ドッキリとしての完成度は高いけど、遊戯施設視点だと失格なんだよぉ。 マ:ネタバレされたら意外性ゼロやからか。 黄:客の期待に応えてないという常識的な考え方は、 この際だからゴミ箱にでも放り込んでおくべきな気がしてきたんだよぉ。 【本音はどうあれ対外的に無理なことはあるのさ】 マ:天使と悪魔のコーヒーカップを紹介するでー。 黄:とうとう混ぜてきたんだよぉ。 朱:いつもマモンさんは悪魔を先に言うのに、これは天使と悪魔の、なんですね~。 マ:よう言うてくれた、嬢ちゃん。 ウチはどっちを先にしてもええ併記を主張したんに、天使共が譲らへんねん。 黄:そこを折れたら、存在意義に関わるってのは分からんでもないんだよぉ。 朱:だったら最初から一緒にやるなっていうのは、言っちゃいけないんでしょうか~。 【むしろ本当に主導権を握ってるのはどっちだ展開も有りえる】 朱:それで二つの要素がどう絡み合うんでしょう~。 マ:悪魔席と天使席がランダムで設定されて、 天使が悪魔を遠隔操作できるようになるんや。 黄:ここにも、大人の事情が垣間見えるんだよぉ。 朱:主従をハッキリさせたいという思惑が透けて見えます~。 マ:操り人形がおらんと傀儡師は飯食えへんし、 持ちつ持たれついうんを分かってへんよな。 バンジージャンプのバンジーは英語のニュージーランド方言でゴム紐のことらしいです。どこも商標登録してないっぽいところを見ると、一般名詞扱いで許可されないんでしょうね。 PR |
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