2010
先日、舛添新党こと新党改革が旗揚げしましたが、そこで新代表の舛添氏が気になる一言を。『ビールケースで演説の元祖は私です』とか何とか。え、田中角栄元総理がやってたって聞いたことありますけど。あんた、あの人より昔から政治活動してたの?
まさにオオカミ中年! 適当なこと言わせたら月読以上!
( ・ω・) いや、流石にそれは無いかなって、思わなくも無い
「てめぇ、まだ、何処にも所属してねぇらしいな」
「ああ。まあ、一生ってのは大袈裟だけど、今後は左右するからな。ちょっとくらいは真剣に考えるさ」
これからは、女の子相手にも口からを出任せを言えるように頑張りたいです。
「良いか。これから俺らが喋ることは、あくまでも駄弁りの一環だ。たまたま耳に入ったとしても聞き流せ、良いな」
「ほぉ?」
彼らが手に持ってるのは、一枚の紙切れだった。やっぱり、食いついてくれたなぁ。何だか、釣りの楽しさに似てる気がしてきたよ。
「俺ぁ、とんでもないもんを拾っちまったんだ。下手したら、組織の根幹を揺るがしかねない程のもんだ」
実は根底はもとより、上層部も含めた全てがグラグラだなんて残酷すぎて言えやしない。
「これを見てくれ」
言って舎弟は、手にしていた紙を広げた。
「昨日の騒動の余波でエンリコのアニキの部屋を片付けてたら見付けたんだがな。こいつぁどう見てもサマンオサ王国広域治安軍の密書だ。順当に考えてアニキがサマンオサと通じてるってことになるんだが、アニキがそんなことをするとは思えねぇ。俺は一体、どうすれば良いんだ」
言うまでも無いけど、この密書と思しきものは、僕とシスが夜なべして作ったものだよ。
「これから口にするのは、俺の独り言だ。壁が喋ってるとでも思ってくれ」
一応、設定には付き合ってあげるのも人情だと思うんだ。
「個人的な意見としては、静観ってのが良いと思うぜ。何しろそいつがもし本当なら、ここの力関係どころか、全てをひっくり返す程の大事だからな。安易に他の幹部に知らせたりしても、身の安全が保証されるとは限らない。裏を取るまでは、慎重に動いた方が良いだろうな」