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 すっぴんという言葉があります。大体の場合は、ノーメイクの女性を意味します。すっ、の部分が素であることは想像に難くありませんが、ぴん、が謎を醸し出しています。なんでも、漢字で書くと嬪になるのだそうです。元々は後宮に入った女性の称号の一つなのだとか。別嬪という美女を表す言い回しもありますが、これは別格の嬪ということなのだそうです。そこから転じたというか、対語として素のままでも美しい女性を素嬪として、更に時代が下って、化粧を施していないことそのものを意味するようになったのだとか。化粧の歴史は人類史とほぼ同じくらいあるらしく、見た目を整えることの価値が不変に近いものであるという証拠とも言えます。人間は視覚情報に偏っている面があるので、犬や猫のように嗅覚に重きを置いていたら、或いは香水が近い役割を果たしたのかも知れませんね。

(・ω・) そういや目と鼻はともかく、耳で魅了するってあんま思い付かんよな

【これもロックだぜと言えば何でも許されると思うなよ】
天:そういえば、ユニット名を決めていませんでしたね。
ア:星かスターは入れたいと考えてますの。
白:なんだか、微妙に疎外感ある提案だなぁ。
天:では、ダブルスターズウィズストレイキャットなどはどうでしょう。
白:野良猫扱い?
ア:その時の気分で舞台から消えたり、自由奔放な感じになるのかしら。


【お爺ちゃんが頑張って孫に迎合する微笑ましさはある】
白:ともあれ、長すぎるから却下だね。
天:まあ、略称のダブスタがダブルスタンダードみたいで印象が悪い気もします。
白:サラッと野良猫部分が抹消されてる。
ア:山猫座があることですし、絡めていくというのはどうですの。
白:座が入ると、劇団っぽくなっちゃうんじゃ。
天:では、ザ・を冠に付ける方向では。
白:はっきり言って、私達の親世代からしても古い感性だと言わざるを得ない。


【野良猫要素が邪魔でしょうがないという結論に至った】
ア:ギリシャ語で三つの星という意味の、トリ・アステールは如何ですの。
白:微妙にサマになってるのが、逆に不安なんだけど。
天:それ、本当にギリシャ語として正しいんですか。
ア:辞書で調べただけですので、なんとも言えませんわ。
白:この、沖縄に祖父母が住んでるけどソーキそばを食べたことないみたいな感じ。
天:地元の人は名物を食べないと言いますし、問題ないということにしておきましょう。


【どういう意味で食らい尽くす気なのか深く考えてはいけない】
白:何にしても、これ以上の案を出せる気しないし、それで良いよ。
天:右に同じです。
ア:では、トリ・アステール、始動ですわ。
白:じゃあ結成記念ってことで、肉バイキング行かない?
天:アイドル候補生が取る行動としては、新しい気がします。
ア:弱肉強食の世を生き抜くという意味で、悪くないやも知れませんの。

 当初、どういう想定をしていたのか既に忘れかけていますが、アイドルものってこんな感じでしたっけ。ともあれ、なんか消化不良な感じがあるので、もう一本分続けることにしました。戦国浪漫編の時もこんな感じでグダった気もしますが、来年のオムニバス枠が削れるだけなので大した問題ではないということにしましょう。
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 ボスラッシュと呼ばれるものがあります。主として、ビデオゲームにおいてボスキャラと称される強敵と立て続けに戦うことを意味します。物語も終盤に迫った頃、これを差し込むことでそれまでを振り返る意図があったりします。単に、容量や製作工程の削減という事情があったりもしますが。さてこのボスラッシュ、大まかに二つのパターンがあります。一つは当時のままの強さで、もう一つは強化されて相対するものです。クリアが近付いた状況だと、プレイヤーキャラクターも強くなっている場合が多く、前者だと瞬殺となってしまうことでしょう。連戦前提なので、それくらいでちょうど良いとも言えますが。こんなにも俺たちは強くなったんだと感慨に浸ることも可能なようです。ステータスそのままで最初からプレイ出来ると似たような気分にもなりますが、ロープレはハクスラとして楽しむタイプの私としましては、ボスは優良素材にしか見えない面もあったりします。

(・ω・) ヒャッハー、ダンジョンのモンスターを狩り尽くしてやるぜ

【やっぱ肉食系アイドルとしてアピールするべきだろうか】
白:そういやアルテミスってアジア人っぽくない気がするんだけど。
ア:父はギリシャ人ですが、日本国籍ですわよ。
白:ああ、そういう系。
天:和洋折衷的な売り出し方も選択肢に入れるべきでしょうか。
白:洋風食材なのに、味付けは和風な肉じゃがみたいな。
ア:ここまでブレないのを活用出来ないか、ちょっと考えたいですわ。


【単なる食道楽なら割と確認できそうだけど】
白:すき焼きも牛鍋時代から見れば、中々に個性的な進化を遂げたよね。
天:白虎さんって、本当に今年の春まで外国住まいだったんですか。
白:肉料理に関しては、世界中のを調べ尽くしたし。
ア:ネット時代、恐るべしですわ。
天:アニメが好きで日本に来たり、音楽を学びにオーストリアに行くなどは聞きますが、
 肉を食べに諸国を回りかねない方は、そうは存在しないでしょうね。


【なんか感染してる気がするけど放っといて良いんだろうか】
天:一つ気になったのですが、日本以外にアイドルという職は存在するのですか。
白:うちの国だと、歌唱力度外視で人気あるのは聞いたこと無いね。
ア:毒が入りましたわ。
天:完成度より現場の雰囲気に重きを置いていると言い換えは可能です。
白:うまいこと言ったもんだなぁ。
ア:肉だって、一流の料理人が完璧に調理したものは美味しいですが、
 バーベキューの様にワイワイするという別の楽しみ方もありますもの。


【むしろ流されて共犯まがいになってるとさえ言える】
白:ギリシャだとどうなのさ。
ア:さぁ。わたくし、パスポートすら取得したことありませんし。
  ゆくゆくは世界へと羽ばたいて、各国の女性と親しくしたいと考えていますが。
天:こう言ってはなんですが、国際問題に発展しませんか。
白:だったらアイドル自体、思い留まらせた方が良いんじゃないの。
  具体的にどうしたら良いか分かんないし、やろうって気力も無いんだけどさ。

 東アジア以外でアイドル業が成立してる国は少数なんだそうです。なんか文化学的な匂いがしますが、ネタになりそうもないので深くは考えないでおきましょう。

 マッチポンプという言葉があります。日本語だと自作自演が一番近いでしょう。マッチで火を付けた当人がポンプを使って消火するところから来ています。転じて、問題を作った張本人が解決して、何らかの利益を得ること全般を意味します。しかし昨今、マッチというものの存在が影に追いやられているのは以前に触れた通りです。少なくてもライターの類より危険なので、将来的に姿を消すやも知れません。その時、マッチポンプという言葉はどうなってしまうのでしょうか。ですが消化器をポンプと表現すること自体、日本人には馴染みが薄い部分があります。ということは、単語を構成する要素は良く分からないけど生き残る可能性もあります。考えてみれば世の中そんなもので溢れかえってる気もしてくる辺り、適当なものだと思いますよね。

(・ω・) ざっくばらんなのはお前の脳だろと言われると否定しきれない

【卒業までに上下二学年を含めた全制覇とか目論んでそう】
ア:ところで、アイドルとしての心得を学ばなくてはいけませんわ。
天:偶像として、幻想を壊すような真似は御法度ですものね。
白:少なくても、うちの学校の人は過度な期待をしないと思うんだけどなぁ。
天:アルテミスさんのハンターとしての噂を知らない方が居ないのは確かでしょう。
白:猛禽系アイドルってのも、斬新っちゃ斬新な扱いになるのかしら。


【立ち上げた目的からして的外れではない】
ア:とりあえず、アイドルが男の影を感じさせるのはアウトですわよ。
白:女の影なら良いのかって、ツッコんだら負けな気がする。
天:ちょっとした心理戦になってきましたね。
ア:要は特定の誰かのものでは無いことを印象付ければいいんですの。
白:つまるところ、全員に手を出すのは一周してセーフだと。
天:なんだか、捻くれた見方が標準装備になってきた感があります。


【早くも何を言おうが軽く流せるようになってきてる】
天:他にも、ファンあってのものですから粗野な振る舞いはダメでしょうね。
白:どうせイロモノ確定みたいなところあるし、そっち路線も有りじゃないの。
天:ちょっと乱暴な感じで、ついてこれる方だけを対象にする訳ですか。
ア:女性をわたくし色に染め上げるのは、大好物ですわよ。
白:高校一年生が言う台詞じゃない。
天:アイドルより向いている職があるのではと、疑問に思うくらいは許されますよね。


【巨大な猫だと考えれば一定の需要はあるやも知れぬ】
ア:ともあれ、常に笑顔と愛嬌をふりまくのが基本ですわ。
白:そこだけ抜き取ると、媚びた嫌な女っぽく聞こえるんだけど。
天:紙一重なところはありますね。
ア:そこを悟らせないところまでがワンセットですの。
白:私、感情隠すの苦手なんだけどなぁ。
天:肉のことしか考えてないのがダダ漏れというのも、
 それはそれで新しいやも知れませんよ。

 かつては、特定のコミュニティで持ち上げられる女性をマドンナと呼びましたが、現在では姫になるのだそうです。国民的アイドルなんてものが無くなった訳ですし、カテゴライズとしてはこれに近いのかも知れませんね。


 アルテミスのアイドル隆盛伝(仮称)は、十年以上前から続く、アイドル粗製乱造ブームに、今更ながら乗っかる形で思い付いたものです。スピンオフは、黄龍ちゃんのキャラクターが現世に人間として生を受けていたらどんな生き方をするのかというのが基本線となります。最初はアルテミスのラジオ風トークコーナー的なものにしようかとも思ったのですが、広がりに乏しそうなのでこんな感じになりました。アルテミスありきの企画なのですが、他のメンバーとしての条件は、月読教授、悪魔的ナースのレギュラーではないことが先ず挙げられました。そして本編でアイドルをやってみたい的なことを言っていた白虎と天照で纏まりました。白虎に至っては十年以上前の話の気がするんですが、初期のネタは逆に憶えてるものなのです。どうでもいい話ですが、どこの世界線にもちょっとだけ顔を出す朱雀とかいう生き物が居ますが、悪魔的ナースでは小学生、朱雀的妹物語では中学生、月読教授では大学生なので、この話に高校生として出てくればコンプリートと言えるでしょう。本編では一応、社会人な訳ですし。まだ幼稚園とか主婦とかが残ってるぞと言われると、キリがなくなる気がしてきますけどね。

(・ω・) あいつ、何者なんだと割とマジで悩みだしてしまうな

【ベタなキャラ付けも王道というパッケージで誤魔化そう】
天:はぁ、アイドルグループですか。
白:興味湧かないよねぇ。
天:いえ、何故だか分かりませんが、
 昔から日の本で一番スポットライトを浴びるに相応しいという気がしていました。
白:これが日本の中高生が患う、中二病ってやつかなぁ。
天:その様に、外国人目線で偏った日本観を語る感じで行こうという訳ですね。


【この世界で三貴子の他二名は何をしてるんだろうか】
ア:これでメンバーが揃いましたわね。
白:被害者はこのくらいで留めておくべきってのと、
 弾除けは多いに越したことはないってのが、私の中で戦ってるんだけど。
天:三は和を成すバランスの良い数字ですし、丁度いいと思いますが。
白:何か知らないけど、天照って三つの内の一つをないがしろにしてるような、
 そんなイメージあるんだけどさ。


【日本最古のアイドルはアマノウズメってことで纏まってる】
白:で、具体的にどんな活動するのさ。
ア:とりあえず、歌と踊りを形にしないといけませんわ。
天:その二つは、やるより見る方が好きなんですが。
白:根本的に人選ミスしてる気がしてきた。
ア:わたくしとしましては、センターを確保できて理想的とも言えるのですが。
白:今更だけど、みんな自分のことしか興味無い感じあるよね。


【白虎がツッコミ担当とかいう恐ろしい話になってきた】
ア:講堂でしたら大抵空いていますし、許可を取りやすそうですわよね。
白:緞帳下ろせば目立たないけど、音はダダ漏れで恥ずかしそう。
天:サラッと緞帳が出てくるって、日本語得意すぎませんか。
白:その部分は、もうやったから。
ア:わたくし達の言動を拾うのも速すぎますし、並の言語能力ではありませんわ。
白:こんな立ち位置になるとは、日本に来る前は想像もしてなかったよ。

 正直、二人で会話は緩急がつけづらいので、三人目がようやく入ってくれて助かりました。悪魔的ナースで玄武が加入したのも似たような理由です。一方、月読教授はほぼ二人で回してる訳ですが、あれは月読が馬鹿なことを言うのを黄龍が嗜める、鼻で笑う、軽く流すなどパターンが大体決まってるが故に出来ることなのです。

 モンスターという言葉があります。御存知の通り、英語のmonsterをそのままカタカナ語化したものです。日本語として訳される際は怪物や化物などが一般的でしょう。人類に害を成す生物的な存在や、或いは比喩的に厄災なんかをそう呼ぶことがあります。日本の考え方だと、迷惑を掛けてくる系の妖怪が近いのかも知れません。ここで気になるのは、あくまでも空想上のものであることが前提にあるということです。それと人間に無害なものをそう呼ぶことはありません。害虫と益虫のようなもので、利があるのであらば幻獣だとか神獣だとか呼ぶ訳です。さすが善悪二元論が基本の欧米圏での概念だと思わされます。敵味方がハッキリしていて、そこらを危険生物が闊歩するファンタジーRPGとの相性が良いせいか、雑魚を総称する単語として用いられることもあります。むしろゲーム世代にはそれが第一に来るまでありそうです。本来は、理解不能な未知に対する畏怖が生んだ概念なのでしょうか、時代が下れば何事も変わっていくものなのです。

(・ω・) その移ろいこそが、ある意味ではモンスターなのかも知れませんね

【国民が価値観を共有する時代は終わってしまったからね】
ア:閃きましたわ。
白:絶対にロクでもないことだけど、暇だから話は聞いたげる。
ア:女性専門のアイドルになれば良いんですの。
白:もはや、女の子相手が冠言葉みたいになってるし。
ア:ターゲットを広く浅くするより、
 ある程度絞った方が良いというのは現代商売の常識ですわよ。
白:マーケティングの結果じゃなくて、
 欲望を優先した商いは失敗する流れだと思うんだけどなぁ。


【タンパク質至上主義は肉食獣の嗜み】
白:関西の方に、それに近い劇団があるって聞いたことあるけど。
ア:その、異様なまでに日本文化に詳しい部分を掘り下げたいところですわ。
白:今時、ネットがあれば世界の何処に居たって情報は入ってくるし。
ア:それでこの国に興味を持った訳ですか。
白:世界中の料理が集まる国の一つだって聞いたんだよね。
ア:肉以外の基準は無いんですの。
白:健康を考えて、魚や豆なんかも織り交ぜていってるから大丈夫。


【偶像という本来の意味から言えば間違っちゃいない】
ア:という訳ですので、これから一緒に頑張っていきましょう。
白:ひょっとして私、メンバーに入れられてる?
ア:昨今のアイドルは、手頃な感じが大事らしいですわよ。
白:何か引っ掛かることを言われたような。
ア:完全完璧な高嶺の花と、地に咲き乱れる野の花、
 どちらにもそれぞれの良さがありますの。
白:要するに多神教の親しみやすさ的な、そういう話な訳ね。


【月が太陽光を反射してるという事実を本能的に理解してるらしい】
ア:それと隣のクラスの天照さんは絶対に誘いたいんですわ。
白:アルテミスとアマテラスで、語感が似てるから?
ア:ではなく、わたくしが輝く為に必要不可欠な気がしていますの。
白:引き立て役宣言とか、怖いこと言うなぁ。
ア:そうでもなく、生まれ持った特性としてと言いますか。
白:何言ってんだかイマイチ分かんないけど、
 巻き添えが多いと被弾が減りそうだから賛成しておくよ。

 という訳でこれは、アルテミス、白虎、天照の三名がアイドルを目指す物語なのです。初日にそこまでいけないとか、端からダラダラし過ぎな感じですが、世の中そんなので溢れてると論点のすり替えをしたいと思います。


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