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 昨今のRPG、全てに精通している訳ではありませんが、女性キャラ優遇措置がとられているのが一般的の模様です。ドラクエも既に論議した通り、水着やドレスがちょっとずるい位の防御性能です。一方、男性専用はステテコパンツだと。
 しかし男女差別の最たるものと言えば、ファイナルファンタジータクティクスでしょう。香水シリーズの常軌の逸し方は異常。永久リレイズとか、永久ヘイストって何やねん。

( ・ω・) これも時代の、流れって奴なのですかねぇ

 洞穴の奥深い部分、岩肌の雰囲気がやや変わったかの印象を受ける場所まで入り込んだところで、空気が変わったかの様な印象を受けた。具体的に、気温が下がった訳じゃない。何て言うんだろう、空気が澱んで、圧迫感が増した感じだ。この暑い中で只ならぬ量の冷や汗も掻いて、服の下は気持ちが悪い程に湿ってしょうがない。
「シス、どう思う?」
「んー、お宝って感じじゃないなぁ。ってか、割と危険かも。王宮警備隊の寝所に忍び込むよりヤバい気がするね」
 似つかわしくないほど、危機感に満ちた真面目な瞳で言い放った。
「アクアさんの意見は?」
「感覚的な話をするのであれば、この先は、立ち入ってはいけない空間である様に思えますの。常人の支配が及ばぬ聖域の類と言い換えても差し支えないですわ」
 表現の違いはあっても、二人に共通しているのは、先に進んじゃまずいってことか。
「どうしますの? ここは退くというのも、一つの選択肢かと思われますわよ」
「退く……ね」
 当然のことだけど、僕達の最終目標はバラモスを征伐することだ。そこに至り達成するまで、この命を粗末にする訳にはいかないのは、当然の論理ではある。
「それでも、僕はこの先に何があるかを見たい」
 兄さん達に何があったかを正確に知ることは、僕の旅にとって重要な意味を持つ。ここで退いてしまったら、『勇者の弟』でさえ、名乗るのははばかれることになりかねない。
「ま、そー決めてんなら、行くしかないんじゃない」
「ですわね」
 本当に、僕は分不相応なほど仲間に恵まれていると思う。その幸運に感謝をしながら、決意を固め、奥へと足を進める。

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