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 彼岸花という植物があります。ヒガンバナと読みます。秋の彼岸、現代でいう秋分の日の前後に花を咲かせることから名が付きました。球根に強い毒性があり、彼岸=あの世=死と関連付けているという面もあるようです。日本に生息する種は、鮮やかな赤色が主流となります。幻想的ではあるものの血を連想させる為か、恐怖の感情が呼び起こされる方も少なくないでしょう。また、数々の異名を持つことでも知られています。その数は四桁にもなるとされていて、全てを把握するのは困難です。代表例は、曼珠沙華、天蓋花、死人花、捨子花、毒花、葉見ず花見ず、地獄花、リコリス、などです。やはり、ネガティブであるものが多い感じです。曼珠沙華なんかは天界に咲き誇る花に由来するので、全てがそうとは言えませんけど。他には、晩秋に葉を伸ばし初夏に枯れるという、一般的な多年草とは逆の性質を持っていたりもします。工夫すれば毒を抜けないこともないので、飢饉の際に非常食として用いられた過去もあります。今ではほぼ観賞用ですが、何事にも歴史はあるものだと思わされますよ。

(・ω・) 葉っぱ無しで花だけくっついてるのが、やっぱ特徴的よね

【会話能力が壊滅してる月読にこそ必要なはずなのに】
亜:世間じゃ何を言いたいのか分かりづらいことが多いらしいから、
 発言を意訳する装置を作ってみたんだけど。
朱:悲しい行き違いが減りそうで何よりです~。
月:本当に、そうだろうか。
黄:断言しないから社会が成立してる部分もあるんだよぉ。
月:大抵のことは面白がって放置する私でも、
 真顔で止めだすと言えば危機感が出ると思う。


【スパイ映画みたいな小道具が闇取引されるのは怖いな】
月:具体的には別れ話で、『貴様に飽きた』とか告げる感じだ。
朱:刺される気がしてきました~。
亜:凶器になりそうなものが無い場所で会うのが常識になるのか。
黄:常に何かしら携帯するのが増えるだけなんだよぉ。
朱:取り締まりが大変そうです~。
月:一見すると武器に見えない偽装商品が出回るとすれば、
 新たな需要や技術が生まれる可能性があるとも言える。


【放任主義を通り越して無関心の域に達してる】
亜:そこんとこは普及させてから判断するんじゃダメなの。
黄:怖い提案をしやがるんだよぉ。
月:いっぺん広まったものを、後で回収できた前例とかあるのか。
朱:お酒や銃器類なんかでは挫折してる感じです~。
亜:世が求めてるなら、それはそれでしょうがないんじゃない。
黄:この考え方で四神を務めていたのが、
 何よりも恐ろしい点な気がしてならないんだよぉ。


【規制は過剰と皆無のいずれであっても悲劇に繋がる】
黄:なので残念ながら廃棄、ないしは封印させてもらうんだよぉ。
月:人類がもうちょっと進歩したら日の目を見るかも知れない。
朱:これらを扱えるほどに成長して欲しいという、
 願いが籠められているということにしておきましょう~。
亜:悪魔の誘惑に通じるものがあるね。
黄:厄介なものを作ったのと使うの、どちらに罪を負わせるべきかは、
 永劫の課題みたいなところがあるんだよぉ。

 アメリカの禁酒法は、現代から見ると壮大な社会実験だったみたいなところがあります。たしかに、アルコールが人を堕落させている面は否定できません。しかしこれほど社会に溶け込んだものを法律的に縛ったところで、害悪なだけであると知らしめたのは大きいでしょうね。
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 ボルテージという言葉があります。英語では、voltageと表記されます。乾電池や家電などでボルトという単位を見掛けますが、これは電流が生じる二点の電位差を表したものです。イタリアの科学者であるアレッサンドロ・ボルタ氏の名にちなんでいます。ボルテージはその派生語で、電圧というのが本来の意味になります。けれど現代日本語で、電気に関連して使うことは稀と言っていいでしょう。大体は、精神的な熱気というニュアンスになります。会場のボルテージが上がってきた、であれば、そこに居る人達の興奮度や意気が上昇している状態といった具合です。道具として電力を用いる際は、適正な電圧を保つ必要があります。弱いと必要な出力を得られませんし、強いと回路などへの負担が大きくなるからです。なので電圧を上げ下げするというのはそれなりに特殊な状況になりますが、何故か慣用句としてすんなり受け入れられています。電気が持つパワーへの憧れが理由なのかなと推察しますが、想像の域は出ません。或いは、雷みたいに力を溜め込んでいくイメージなのでしょうか。いずれにしても変わった表現だよなと思ってしまう次第です。

(・ω・) コンデンサーに電気を蓄えるのは、ボルテージアップに含まれるのだろうか

【なぜ敵に回してはいけないと判断できなかったのだろう】
朱:フェンリルさんとヘルさんって、
 どういう感じで知り合って結婚したんでしょうか~。
黄:虎同士なんだからおかしなことは無いんだけど、
 ドラマがありそうなのは分かるんだよぉ。
朱:対立勢力に雇われていて、殺し合った仲とかありそうです~。
黄:一般的にはロミオとジュリエット的な悲恋になるけど、
 あの二匹だと雇用主の不義でブチギレて両方が壊滅する流れなんだよぉ。


【黄龍に至っては断片的な記憶すら無いから興味が湧かない】
白:親の馴れ初めとか聞きたくないし、逃げていい?
朱:そういうものですか~。
黄:そこら辺は、それぞれではあるんだよぉ。
白:どれほど劇的なエピソードがあったとしても、
 普段の姿がチラついて拒否反応を示すんだもの。
朱:私の様にほとんど接したことが無いのと比べると、
 かなり捉え方が違うんですね~。


【運命の出会いは血飛沫と共に】
フ:そんな大した話ではありませんよ。
  狩りをしようと同じ獲物に狙いを付けて、奪い合ったというだけです。
朱:大型店の特売品みたいなイメージで良いんでしょうか~。
黄:そう考えると、ちょっと微笑ましくなるんだよぉ。
白:逃げられたら元も子もないから、とりあえず息の根を止めてそう。
ヘ:分配で揉めに揉めまくったが、
 今にして思うと、その労力でもう一匹仕留めた方が早かった。


【振れ幅の大きさが良い方向に働くこともある】
ヘ:まー、その後はなんやかんやで意気投合して今に至った訳だ。
朱:その細かいところを聞きたいんですけど~。
黄:このくらいでやめとくと、ダメージは少なさそうなんだよぉ。
白:精神安定の為に、照れて語りたがらないってことにしとこう。
ヘ:その、裏は絶対に殺伐としてたみたいな決め付けはなんだ。
黄:むしろ第一印象は最悪だったけど的な、
 良くある恋愛ものみたいな展開だったら困惑するんだよぉ。

 黄龍ちゃん世界の夫婦というと、他に須佐之男と櫛名田が居たりもします。こちらは八岐大蛇を倒した結果という明確な出会いがあるのですが、明記されてる分、いじり甲斐が少ない気がしてなりません。

 鹿を指して馬と為す、という故事があります。中国の春秋戦国時代から前漢に掛けてが描かれた史記で確認することが出来ます。始皇帝の没後、二代目である胡亥が帝位に就いていた時期の話です。彼はまだ若く、先帝が偉大すぎたこともあってか、これといった実績が記録されていません。通説では酒色に溺れ、堕落した生活を送っていたとされていますが、かつての権力者は悪く書かれがちなので何とも言えないところはあります。ともあれ、実務は宦官である趙高が取り仕切っていました。こちらはかなりの野心家で、宮中の完全掌握を目論んでいたとされます。しかし慎重な性格でもあった為、王朝内の勢力図を確認する試みを実行しました。胡亥に名馬を献上すると言って、実際には鹿を連れてきたのです。その場に居た重臣達は戸惑いました。反応は『どう見ても鹿じゃないか』であったり、『何と立派な馬だ』と迎合したなど様々だったようです。趙高はここで追従しなかった者を反乱分子とみなし、粛清したとされます。このことから、強権を振るって事実では無いことを押し通す様を意味するようになりました。転じて、愚か者という意味での馬鹿になったという説もあります。動向を読めずに真実を口にするのと、力に屈して見て見ぬ振りをする。どちらが真の意味で馬鹿なのかは解釈が割れそうですよね。

(・ω・) 世渡り上手を賢いとするのは、嫌味な感じもあるし

【悪魔にそう思われるのはかなりヤバいのでは】
マ:ここんとこ、なにもかも二極化しとるゆうやん。
  アホみたいな安モンが出回ってる思たら、
 有り得へん高級品がバシバシ売れとったり。
黄:昔は最先端が型落ちして下に流れるのが基本だったんだよぉ。
朱:今は最初から対象を決めてますもんね~。
マ:それを安い安い言うて喜んどる連中は、
 小馬鹿にされてると感じんのか心配してまうわ。


【とはいえ後払いに保証なんて無いのも事実という】
マ:そこで思いついたんやけど、
 悪魔の取引もエクゼクティブプランを用意すべきちゃうか。
黄:魂の価値に差を付けようって発想はエグいんだよぉ。
マ:ゆうて、徳を積んだら死後にええ目を見るんは良くあるで。
朱:そういうのって、ちょっとした脅迫ですよね~。
黄:恩恵を受ける順番が違う訳だけど、
 先渡しの分だけ悪魔の方がマシに感じるのが怖いんだよぉ。


【始祖にして究極は神話に良くあるパターン】
朱:ですけど、悪魔さんと交渉しようなんて、
 ロクでもない方ばかりで評価は低いんじゃないでしょうか~。
マ:そこは逆や。世に悪徳を撒き散らしたもんほど見返りはでかくなるで。
黄:使うほど貰えるポイントの比率が上がるカードみたいな発想なんだよぉ。
朱:経済と同じく、こうやって悪意も高速回転させるんですね~。
マ:大抵の悪知恵の元祖はウチらやゆうても、
 過言やない自負があったりするんや。


【結果を聞く直前までワクワクしてたんだろうな】
マ:若い頃のワル自慢しか取り柄が無いようなんに、
 最低ランクの査定を突き付けたら、どないな顔するんやろ。
黄:こういうことばっかり考えてるんだよぉ。
朱:実はそこまで悪人じゃないというのは、
 本来は喜ばしいことのはずですけど~。
黄:自身を構築する柱を折られるみたいなものだし、
 今から悪事に走る根性も無いから救われないんだよぉ。

 ここで問題となるのは、悪事を働いた人の善行が償いとして機能するのかということです。金銭ならプラスとマイナスで相殺されますが、人間の行動は別個のこととして記録されるので、功罪併せ持つ大人物は極悪人として扱われる気がしてきました。

 マンモスと呼ばれる絶滅動物が居ます。英語表記では、mammothです。外見は毛むくじゃらな象といった感じでしょうか。1万年ほど前に終わったとされる、最も近い氷河期を代表する哺乳類の一つです。アジアゾウやアフリカゾウと近縁であるものの、直接の祖先ではありません。私達の御先祖様っぽい類人猿が謎の毛皮を着て、マンモスを狩っておけば古代の雰囲気を出せる程度にはイメージが刷り込まれてる方も多いでしょう。絶滅した理由は環境の変化に対応しきれなかったのと人類の乱獲によるという二説が推されていますが、確たるものは無いとのことです。いずれにしても、生存競争に敗れたというのは間違いないようですが。そして日本語では、冠として付けることで『巨大な』や『とても大きい』という形容詞的な使い方をします。具体的には、マンモス校やマンモス団地などです。ただ、この用法もかなり古い感じが出ていて、時代に取り残されている部分があります。近年は大型のショッピングモールが一つの流行ですが、マンモスモールなんて聞きませんし。言葉も、生き残るのは一部なんだなと、しみじみ感じ入ってしまいます。

(・ω・) いずれ人類も滅びるけど、どういった理由でなんだろうなぁ

【金が掛からず飲み物まで出てくる理想的な場所だし】
玄:猫飼いが猫カフェに行くのは浮気となるのかという議論に、
 終止符が打たれる日はやってくるのでしょうか。
朱:うちの子が一番という結論を得る為には必要なことです~。
玄:他を知らなくても、別に問題ありませんよね。
黄:いきなり何なんだよぉ。
玄:会議室で討論していたら、
 青龍さんに『よそでやって下さい』と言われた結果ですが何か。


【理解し難いものが流行りだすのを何度となく見てきた】
猫:うなーお。
朱:『通うのは好きにすれば良いが、
 毛や匂いといった痕跡を消すのは最低限のマナーだろ』ですって~。
黄:なんで当事者まで参戦してるんだよぉ。
玄:それ程に、世間の関心が高い話題なんです。
黄:絶対に嘘だと否定したいところだけど、
 隠者みたいな生活をして久しいから強く出れないんだよぉ。


【また代用肉は妥協の産物なのか的な話になるぞ】
玄:鳥や兎といった、別の動物の店であればセーフな可能性はあります。
朱:抜け道は、常に探るべきかも知れません~。
黄:もう、訳が分からないんだよぉ。
猫:まーご。
朱:『代替品で我慢するのは文化の基本だろ』だそうですけど~。
黄:そりゃそうなんだけど、
 その言い方だと猫が愛玩動物の最高峰に聞こえるんだよぉ。


【器の容量以上に注ごうとするから溢れるってだけなのでは】
黄:結局、猫とはちゃんと話し合えってことなんだよぉ。
玄:微妙に難しいことを言いますね。
朱:もういっそ、飼ってる子も連れて行ったらどうでしょう~。
黄:意気投合して、飼い主が無視されても良いなら止めないんだよぉ。
玄:因果応報オチとしては、まあまあですね。
朱:癒やしを求めた末に心が乾いてしまうのは、
 一筋縄ではいかない世の不条理ゆえかも知れません~。

 なんか、夫が妻に隠れて女性が居る店に行く話の暗喩になってないかという気もします。何処までが許されるかは家族の問題なので交渉するしか無いのですが、お猫様相手だと高難易度なところがあるのもまた事実です。

 ビタミンと呼ばれる物質があります。英語表記ではvitaminとなります。人類が摂取しなければならない微量な有機物を総称したものです。それなりの量が必要な、炭水化物、蛋白質、脂質の、いわゆる三大栄養素は含まれません。1912年に、ポーランドの生化学者であるカシミール・フンク氏がビタミンB1を発見しました。その際に、vital(生命)とamine(アミン化合物)を組み合わせたのが語源となります。後にアミン、つまりはアミノ基を含まないビタミンも確認されますが、名前だけは残った訳です。21世紀を生きる我々にとって、ビタミンが欠かせない存在であることは常識であるとさえ言えます。何かしら不足すると、激しい倦怠感、壊血病、脚気、夜盲、くる病、等々、明確な症状が現れます。しかしその認識が科学的に解明されだしたのが、僅か百年程前というのは、意外とも言えます。それまでは特定の食品を口にすれば治るかもという、ふわっとした対策しかされていなかったのです。病原菌説や衛生上の問題説、精神的な不安から来るなどの異説も根強く、定着には更なる年数を要します。人間は雑食を極めたような生態をしていますが、逆にこれさえ食べていれば問題ないというものが無いのは厄介な気がしてなりません。

(・ω・) 完全食は開発されてるけど、根付くんだろうか

【スパイダー系モンスターを同名で呼ぶのはこれが由来】
黄:アラクネの話は、メデューサに通じるものがあるんだよぉ。
朱:と言いますと~。
天:機織りの名人だったのですが、自身の能力を、
 『アテナと関係なく才能と努力で得たものだ』と断言しました。
朱:筋書きが読めたんですけど~。
黄:想像通り、なんやかんやあってアテナが激高して、
 罰として蜘蛛に変えられてしまったんだよぉ。


【作品が高位神を揶揄するものだったのも悪かったとされてる】
黄:アテナも聞きつけた当初は老婆に変身して、
 『驕ってはいけませんよ』と忠告する優しさを見せてたんだよぉ。
天:ですが改めなかったので、織物勝負をすることになりました。
朱:少年マンガみたいな流れですね~。
黄:結果はほぼ互角、なんならアラクネの方が少し上とも言われてるんだよぉ。
朱:これで力量を認めて友情を育むのが王道なはずですけど、
 ギリシャ神話は一味違うと思い知らされます~。


【ほとんどが身内だから気にしても仕方ないのは否定しない】
朱:アテナさんって、とにかくプライドが高いんですね~。
ア:それが、高貴さに拍車を掛けている一因ですの。
天:ふと思ったのですが、『お前の父ちゃんゼウス神』と言うのは、
 自尊心に触れたりするんでしょうか。
朱:最高神なのに、扱いが酷いところがあります~。
黄:アルテミスも血縁であることは認めても距離を保ってるし、
 あんまし触れて欲しくないのが本音っぽいんだよぉ。


【それが好意的なものであるかは考えないでおこう】
ア:お姉様の魅力を、理解頂けたと思いますわ。
朱:実にアルテミスさんのお姉さんでした~。
黄:こんなのが上澄みだけで十二柱も居るのはヤバいんだよぉ。
天:同じ多神教として、日本神話も個性を磨くべきと痛感します。
朱:変な方向に触発されてませんかね~。
黄:元々は月読を振り向かせるヒントを欲していたはずだけど、
 考えてみればこれだけキャラを立てれば嫌でも視界に入るんだよぉ。

 アテナのこととか聖闘士星矢でしか知らないところがありました。しかしやっぱりというかなんというか、ゼウスの子の中でも重視されてるだけあって、中々のものです。沙織嬢がナチュラルに鬼畜なのも、無理からぬことと言わざるを得ません。


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