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 マカロンと呼ばれる洋菓子があります。フランス語ではmacaronと表記されます。アーモンドパウダー、卵白、砂糖を混ぜ合わせて半球状に焼き、クリームを挟んだものの総称です。好みでクリームのベースをチョコレートやバターなどに変えられます。また色鮮やかに染め上げられることもあって高い人気を誇っています。製法がシンプルゆえルーツは古代ローマまで遡ると言われています。その過程で誕生したイタリアのアマレッティと呼ばれる菓子が現行の雛形になったという説が有力視されています。これがフランスに渡って流行し、世界に広まったとのことです。一方、マコロンという和菓子が存在します。単なる表記揺れではと思ってしまいますが、マカロンを出発点として日本風に作り直したものなのだそうです。まずアーモンドを落花生に差し替えていて、更には小麦粉も使います。食べ比べたことはありませんが、ここまで違うと別物と言っていいでしょう。ラーメンやカレーもそうですが、これほど改変したなら名前を一新するのも手じゃないかと思うのです。馴染みがあるものなので、簡単にはいかないってのはあるんですかね。

(・ω・) 通販でマコロンを検索してもマカロンしか出てこねーぞ

【影の実力者を自称するのに許可は要らないからな】
月:二番手を曖昧にする組織は多い。
  現代日本も名目上のトップは総理大臣だが、
 次が誰かと言われると即答できないだろ。
黄:官房長官、衆議院議長、最大与党幹事長、財務事務次官と、
 解釈次第なところはあるんだよぉ。
月:つまり私も、実は大学のナンバーツーかも知れない訳だ。
黄:それで自尊心が満たされるなら好きにすれば良いんだよぉ。


【だからこそ評論家は権威確保に奔走するのだ】
月:これは派閥を競わせたり、ポストを増やすのが目的となる。
黄:キッチリ序列を決めると命令系統はしっかりするけど、
 硬直化しやすい部分も出てくるんだよぉ。
月:トップの器が試されるところなんだが、
 現実は制御できずグダグダになってしまうのが情けない。
黄:一度として出世競争に勝ったこと無いのが言うと、
 これ程までに説得力が欠落するのかと感心すらするんだよぉ。


【一度決めたら変えられない悪いところが出てしまってる】
月:一方で創作だと四天王筆頭的なのが設定されてたりする。
黄:その場合、二番目以降は不明瞭なんだよぉ。
月:最初に出てくるのが最弱だろ。
黄:決め付けが凄いんだよぉ。
月:終わってみるとそこそこ強かった感じになったりもするけど、
 見栄を張った以上、そういうことにしなくてはならないのだ。


【時たま異世界の記憶に操られるよな】
月:まあ誰が上とか言い出す時点で、人として下なんですけどね。
黄:それは、下層が持ち出す理屈なんだよぉ。
月:貴族階級が平等や博愛を口にする方が偽善っぽくて腹立つ。
黄:どうしてここまで歪んでしまったんだよぉ。
月:なんか知らんが哀れみを掛けられてるような気がしてならないんだ。
黄:生まれながらに日陰者みたいな言い方だけど、
 世間に揉まれることなく教授になってる時点で恵まれてるんだよぉ。

 警察なんかも一階級の壁はでかいですが、同格だとどちらが上か分かりづらいものがあります。それでも警視総監は定員一名な辺り、形式上のナンバーワンはキッチリ決めないとマズいってことなんでしょうね。
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 ジャガーノートという言葉があります。止めることが出来ない圧倒的な力といった意味合いです。元は、ヒンドゥー教の神様の名前とされていて、ジャガンナータ、ジャガナートといった表記揺れもあります。最高神の一角であるヴィシュヌの化身とされています。もしかしたらクリシュナという異名の方が有名かも知れません。同神話には人格神という概念があって、人の身を借りて顕現するとされています。宗教側の都合で実在の人物を神格化する為の手段と表現してしまえば身も蓋もありませんが。無敵の愛の神様で、最も人気があるともされています。一万以上の妻を持ちながら分身して全員を平等に愛したという、中々にぶっ飛んだ設定の持ち主です。そして冒頭の用法ですが、現地の祭りに由来します。狂信的な宗徒がジャガーノート像を乗せた山車で轢死すると救済されるとして次々に飛び込んでいきました。これを見たキリスト教宣教師が本国であるイギリスに報告したのが始まりです。人間という枠では抗えないものがあるという解釈なのでしょう。正直、クリスチャンが言うのかと思いますけど。更に転じて、巨大トラックの俗称としても使われます。ネコ科のジャガーとはたまたま音が被っただけで関係無いのですが、何か強そうということで浸透した可能性があったりするんですかね。

(・ω・) ノートの方も、書き留める意のnoteでは無いのだ

【そして数世紀後には過去の遺物扱いされてしまう】
月:石油王が金持ちの代名詞になって久しいけど、
 原油が戦略物資になったのって割と最近だよな。
黄:技術革新で有用になった代表例なんだよぉ。
月:時代を象徴する称号と言い換えることも出来る。
黄:数百年前の人に地中から湧き出す油が、
 国家の命運を分けると言っても信じないのは間違いないんだよぉ。


【伝手こそが最重要なのである】
月:濡れ手で粟のボロ儲けを泡銭とか言うけど、
 将来的にオイルマネーも似た意味になるかも知れん。
黄:現代だと、圧倒的な資金力ってニュアンスなんだよぉ。
月:庭を掘ったら出てこねぇかなとは、
 誰しも考えてみたことがあるはずだ。
黄:温泉もだけど実際に噴出したとして、
 換金する術が無くて買い叩かれるのが現実なんだよぉ。


【もはや創作上の存在に近いってのもありそうだけど】
月:暴露芸って、興味深いジャンルだよな。
黄:古くから、色々な理由で裏事情をバラ撒く輩は居たんだよぉ。
月:目的はともかくとして、タイミングで価値が変わるのも面白い。
黄:学術的に意義があるならともかく、
 大抵はゴシップだから流行に左右されるんだよぉ。
月:そう考えると現代でも戦国武将の豆知識に需要があるのは、
 彼らの時を超えた愛されっぷりが垣間見えると言える。


【永遠に蓋をしておけば存在しないも同然なのさ】
月:私が知ってるのは、有力教授の怪しい金の流れくらいのもんだ。
黄:それのせいでクビに出来ないと囁かれてるんだよぉ。
月:退路を断つと何をしでかすか分からんから、
 飼い殺しにするしかないのも良くある。
黄:懐柔って大事なんだよぉ。
月:そもそも悪事を働くなと言い出さない辺りに、
 残念な世の中が凝縮されてる匂いを感じるぜ。

 石油はいつになったら枯渇するんだよと長いこと言われ続けています。底が知れたら足元を見られるという意味では暴露屋と似ているのかも知れません。もちろん、社会的価値に関しては天地の差があるんですけど。

 磯巾着と呼ばれる生物が居ます。イソギンチャクと読みます。菟葵とも書くようです。石牡丹(イシボタン)という別名もあります。海に住む、イソギンチャク目に属する動物を総称したものです。水中で無数の触手が揺れ動いている印象が強いかと思われます。珊瑚や岩に張り付いていると思われがちですが、必要に応じて移動するんだそうです。彼らは紛うことなき肉食で、近付いてきた小魚などに毒針を刺して動きを鈍らせ捕食します。人間にも有効な種が多いので、安易に触れるのは避けた方が良さげです。名前は、先端に獲物が触れた際に捕らえようとして縮む様が巾着の口に似ていることから付いたとされています。食用として一般的ではありませんが、クラゲの仲間になるので全く食べないという訳でもありません。珍味として重用している地域もあるとのことです。この見た目ゆえ、好みは分かれる部類と言えるかも知れません。私は蓮みたいに点が集合している絵面は苦手なのですが、イソギンチャクは平気なようです。毒とか関係なしに、手に乗せて愛でろと言われたら躊躇うでしょうけど。でも、食材として普及していたら何も思わないであろう辺り、適当なもんです。

(・ω・) 春雨と何が違うんだと言われたら、返答に詰まるだろう

【鍵を掛け忘れたのが悪いと主張する泥棒の理屈】
月:『諸外国から見た特異国家ニッポンを語る会』、
 とかいうのを冷やかしてきた。
黄:暇すぎるんだよぉ。
月:自由参加ってことは、何が紛れ込んでも文句は言えない。
  身内で完結したいなら会員制にするべきだ。
黄:それはソーシャルネットにも通じる正論ではあるけど、
 場を荒らそうとしてるのが口にすると腹立たしいんだよぉ。


【結局は同水準だから張り合うってのは否定できない】
月:だけど、ああいう日本はどうとか語るやつって、
 この国はおろか、海外のことも知らんのが多い。
黄:そりゃ、どんな文化も成立した経緯があるんだから、
 まともな知見があったら単純比較なんてしないんだよぉ。
月:無知の暴論が謎の説得力を帯びる理由で一本書いてみるか。
黄:こうやって残念な連中でネタを使い回してる辺り、
 類は友を呼ぶは良く出来た言い回しなんだよぉ。


【故人にとっては国宝級であったという事実が大切】
月:死んだら蒐集物を一緒に燃やしてくれって言う人も居るじゃんか。
黄:法律的に微妙そうなんだよぉ。
月:古いビニール人形とか、ヤバいガス出るだろうな。
黄:好きだった食べ物か花くらいにすべきなんだよぉ。
月:大事にしていた陶磁器を入れて、割れたのを骨壷に収めるか。
黄:時間的に鑑定しないまま相続権を放棄してる辺り、
 目利きに関しては信頼されてないのが伺えて切ないんだよぉ。


【体型の違いが宗派と解釈されるんだな】
月:日本は土葬禁止になって久しいからマシかも知れん。
  千年後の学者が発掘したら、そういう文化があったことにされる。
黄:土偶は当時の美少女フィギュアって説は聞いたことあるんだよぉ。
月:現代でも、祭壇のようにして飾ってるやつ多いからな。
  何かの弾みでそのまま保存されたら、確実に御神体扱いだ。
黄:圧倒的な熱量で崇めたり、派閥争いでいがみ合ってるって意味では、
 さほど変わらない気がしてならないんだよぉ。

 文化に断絶があると、何を目的とした道具なのかサッパリ分からないことがあるそうです。現代の話でも、ライブ用のサイリウムの使い方を予備知識無しで推察するのは困難な気がしますし。

 殺生という言葉があります。セッショウと読みます。生きているものを殺すことを意味します。ひっくり返すと生殺でセイサツと読みますが、こちらは生かすことと死なせることになるので、かなり変わります。仏教用語としての面が強く、殺生戒というのは文字通り殺めることを指す大罪になります。この場合、人間に限らず生物全てが対象なので、現代科学で考えると守るのは難しいでしょう。例えば侵入してきた細菌を免疫機能が敵と判断したら意思とは関係なくやっつけに掛かる訳ですし。不必要に殺るなくらいの解釈が健全なのかも知れません。転じて、惨たらしい様の表現としても用いられます。血塗れの死屍累々なイメージから派生した割には、軽い使われ方をする気がしますけど。関西方面で誕生した用法らしく、厳しい扱いを受けた時に、殺生な、と返すシーンはたまに見掛けます。人間関係が壊滅するより手前だとすると、残虐無比な行いからは遠いと言えるでしょう。根本的な話として、生命が何であるか解明されない限りその価値は確定しないような気もしています。しかし失われた命が元に戻ることは無い以上、大事にせざるを得ないんですかね。

(・ω・) 他種から見たら、奇異極まりない価値観だろうな

【当然ながら兵士を増やせばそれだけ飲食物が要る】
麗:我らが領土に侵攻してくる軍が苦戦する理由として、
 水場の確保が困難であるからという仮説を纏めました。
千:限られた水源を絶対に渡さないもんなぁ。
茜:乾ききった兵士なんて、病人と変わらないでしょ。
麗:数に任せての力押しが不可能というのは、
 敵側からしたら頭が痛いと思われます。


【人体に影響があるという意味で毒と薬は大差が無い】
茜:後はわざと渡した土地の井戸に腹痛の毒を入れてみたり。
  命に別状は無いけど、怖くて他のも飲めなくなるのよ。
麗:下手に殺すより、生きたままの方が足手まといです。
千:怖いこと言ってる。
茜:遅効性で時間差を付けるとか、色々と考えられるよね。
千:たまに大陸や南蛮の薬学書を読み漁ってると思ったら、
 とんでもない応用をしてるんだなぁ。


【勝者が恥部を闇に葬るのは常套手段】
千:でも、雨季だと相手もかなり楽になるんじゃないの。
茜:水を手に入れるって意味ではそうかもだけど
 進軍や情報伝達が遅れるから、こっちに利する部分のが大きいよ。
麗:環境の全てを活用する、指揮官の鑑です。
千:そこまで苦労して獲ったところで、大した旨味が無いのがまた。
麗:後世には、集落と呼べる規模のものは無かったと、
 文字通り歴史から抹消されるかも知れませんね。


【茜が存在しなくても別の誰かが引っ掻き回すだろうし】
千:こうして気楽に飲んでる一杯の白湯も、
 源泉や薪があってのことだと考えると感慨深い。
麗:泰平の有り難みを実感します。
茜:それを知った上で厄災たろうとするって業が深い。
千:これに対してどう返すのが模範的なのか、
 未だに全く分からなくて困り続けてる。

 加藤清正は、唐入り時の経験から熊本城に井戸を掘りまくったとされています。そこから250年以上経った西南戦争でも難攻不落を誇ったそうなので、築城に於いて外せない要素であることが伺えますね。

 リンチと呼ばれる行為があります。英語では、lynchと表記されます。御存知の通り、法律に則らず裁くことを意味します。私刑と訳されることが多いでしょう。特に暴力を伴う事例に使われがちで、場合に依っては死に至ることさえあります。語源は諸説ありますが、アメリカはバージニア州のウィリアム・リンチ氏に由来するというのが有力視されています。彼は独立戦争前後の人物です。一種の裁判官だったのですが、暴徒を鎮圧する為に手続きを無視して力で捻じ伏せました。これがリンチ法などと呼ばれて輸入された訳です。治安維持という名目はあったにせよ、悪名として残っている辺りかなり苛烈であったことが伺えます。なので原義としては、とても正規の手段であるとは言えないけど、その集団なりの理屈があるケースを呼ぶべきなのでしょう。単なる弱いものイジメよりは、暴走族の足抜けでボコボコにするみたいな。どんな状況だろうと、抵抗できない相手を一方的に攻撃するのは人としてどうかと思いますが、まともじゃない環境で冷静な判断を下すのは難しいってだけの話かも知れません。

(・ω・) 当時のアメリカに、ちゃんとした法制度がある印象はないけど

【橋を架けるか迂回路を探した方が百倍は楽】
結:水上戦をやってみたい。
岬:うちの領土に海は無いんですが。
海:その気になれば、河川でも可能なのでは。
綾:大陸ならいざ知らず、
 幅が狭くて急流の日の本で行う意義は少ないですわね。
岬:雨の前後で水量が全然違いますし、
 浮かべておくだけで大変そうです。


【広義では戦の類も文明的活動だしなぁ】
舞:せめて、川を挟んで対峙する王道のやつを。
綾:領土の境界線であることも多いですし、
 軍略の上で重要な立ち位置ですの。
海:水を汲んだり、洗濯をするだけの場所では無いのだな。
岬:一気に庶民的になりました。
結:水辺とは文化を育む土壌であるのに、
 争いの種とする人はなんと愚かなのだろうか。


【まず何処の大大名に追従するかで紛糾して分裂します】
岬:百姓が水利で揉めて殺し合いに発展だなんて、
 珍しくもないじゃないですか。
結:生きるとは、かくも過酷なものなのか。
綾:結局、上が仕切らないから対立し続けるというのが、
 世が纏まらない元凶となりますわ。
舞:そういった意味で家老殿のお陰で我らの国は落ち着いているのだが。
海:居なくなったらどうなるかとか怖いから考えないでおこう。


【衝突回避が最善だけど完全には不可能だし】
海:水場の戦いと言えば、背水の陣はどう考えても頭おかしい。
綾:前の敵を撃破するしか無くなるのですから、合理的ですわ。
結:そんな、逃げたら種子島で撃つぞみたいな真似を。
舞:恐るべきことに、二千年近く前の史書に書かれているらしい。
岬:真っ黒な上官というのは、いつの時代も居るものです。
綾:負けた方が悲惨なのですから、
 むしろ情に溢れてるとして欲しいものですの。

 背水の陣というと楚漢戦争の韓信が有名ですが、これは手勢が寄せ集めで死中に活を求めないと勝機を見出だせなかったという事情もあったそうです。うまくいったから伝説となっていますが、まともに記録されてない失敗例も多くあるんでしょうね。


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