ヌンチャクと呼ばれる武器があります。二本の棒を短い鎖か紐で繋いだものです。片方を手にして振り回すことで、もう一方を叩き付けるのが基本的な使い方となります。その形状から、二節棍、双節棍と称することもあります。中国武術が発祥だと思われがちですが、意外にも琉球古武術に源流があるとする説が有力視されています。これは名を広めたのがブルース・リー主演の映画である為です。更に遡ると大陸から伝承した技術の改良なんて見解もあるので、逆輸入に分類されるのかも知れません。優れているのは、携帯性と動きの読めなさです。折り畳めば数十センチの長さに過ぎないので、さほど邪魔になりません。そして受け止めるにせよ躱すにせよ、固定されていないが故に手首の返しで縦横無尽に軌道を変化させることが可能です。フルアーマーで来られると衝撃が伝わらないので、あくまで護身具だと思われますけど。ペン回しなんかもそうですが、回転させるのって謎のカッコよさがありますよね。円運動には、人を惹き付ける未知の力があるのでしょうか。 (・ω・) 三節棍なんてのもあるけど、実用性は不透明だ 【封印したらでかい野良猫が残るだけだし】 朱:ふに。 白:こっち見てどうしたのさ。 朱:文言に肉を入れたらイマイチな感じになります~。 月:わざと外す場合はアリなんじゃないの。 黄:ちょいダサを狙う手法は存在するんだよぉ。 白:良く分かんないけど、 私のイメージが極端なことだけは肌で感じた。 【寝てない自慢もその一端か】 白:私は、肉を守る為に戦う。 黄:獲物の横取りを防いでるだけなんだよぉ。 朱:ハイエナさんとかは強敵ですからね~。 月:家族とかなら様になるのに、こうも印象が違うのか。 黄:文明が進みすぎたせいかは知らないけど、 本能を雑に扱うことがカッコイイみたいな風潮はあるんだよぉ。 【器量の範囲でという但し書きが付くから仕方無い】 玄:玄武の名は天果つる地まで響き渡る。 月:誇大広告でクレームが入りそうだ。 黄:願望を垂れ流すのは自由なんだよぉ。 朱:ですけど実現性が皆無だとピンと来ません~。 玄:大人は夢を大きく持てと言い放つくせに、 その後に関しては責任を持とうとしませんよね。 【実際に助けた人数なんて本質的な問題じゃないからな】 玄:じゃあ、あれですか。隣町とかに縮小すれば良いんですか。 黄:酷い不貞腐れ方なんだよぉ。 月:御近所で有名な玄武さんとか、ある意味で幸せな生き方だぞ。 玄:スケール不足で文句を言われそうです。 黄:終わってみたら近場しか守ってない主人公なんて山ほど居るし、 そこら辺は臨機応変という名の大雑把なんだよぉ。 キャッチコピーを作る時は、宣伝する対象を端的に表す単語を軸にすると効率的な気がします。そうすると白虎はやはり肉になるのですが、これで小綺麗に纏めるのは相当のセンスが要求されるのでは無いですかね。 PR ドラミングと呼ばれる行動があります。文字通り、太鼓を奏でる行為を称したものです。転じて、動物が発声以外の方法で音を出す行い全般を指します。日本語としては、こちらの方が馴染み深いでしょうか。ゴリラが掌で胸を叩くものや、キツツキに代表される鳥類が樹木を嘴で突く辺りが例となります。特にゴリラのそれは有名で、代名詞と言っても過言ではありません。老若男女を問わず殆どの個体で確認できるとのことですが、どういった感情の時にやるかは未だ研究中とされています。記録に残っている範囲で最古の出会いは19世紀半ばですが、そこから百年程は攻撃の前段階という認識でした。1930年代に発表された映画キングコングでも、獰猛な生き物であるとする影響が伺えます。しかし近年は、親愛を示していたり、テンションが上がってきた為とする見解が主流です。生物学者でも人間の価値観で物を考えてしまう辺り、偏見を捨て去ることの難しさが垣間見えますよね。 (・ω・) あんなゴツいのを相手にしてビビるなというのも難儀だけど 【精神年齢で見ると月読も似たようなものでは】 朱:決めゼリフが欲しいんですよ~。 黄:珍妙なことを言い出したんだよぉ。 月:時代劇やヒーロー物の様に、 とりあえず発しておけば盛り上がれる口上は存在する。 黄:ちびっ子が真似するやつなんだよぉ。 月:朱雀自体がその枠だとは、触れないでおいてあげよう。 【一度決定したことを覆すのは困難なのが現実】 黄:ああいうのは設定的に本人が考えてるのか気になるんだよぉ。 朱:ノートにコツコツと書き溜めてそうです~。 月:即興で出すのは難易度が高いからな。 朱:何となく言ったのが成り行きで定着することもありますかね~。 黄:内心で『これは無かったかな』と思っても、 修正不可なのは実にリアルなんだよぉ。 【後出しで追加されるよりはマシってことで】 月:断罪系、カッコイイ系、不思議ちゃん系と、方向性は多い。 朱:ちょっとコミカルで深い意味がありそうでいて、 私らしさが失われていない感じが良いですね~。 黄:注文が多いんだよぉ。 月:クライアントなんてこんなもんだ。 朱:細かく指定してもその通りに仕上がるとは限らないですから、 盛れるだけ盛っておくべきです~。 【こんなのが流行する時世は荒廃してそうだな】 朱:月読さんばかりだと偏りそうなので、 皆さんにも意見を伺いたいと考えています~。 黄:信用が足りてないんだよぉ。 月:裏でこっそり泣いてやる。 朱:少し決めゼリフっぽいです~。 黄:年がら年中これを口にしてる輩は、普通に嫌なんだよぉ。 次回予告を決まり文句で締められると、耳に残って離れなかったりします。なんなら原作で言ったこと無いのに、代表的発言みたいになることだってあります。適当な嘘も繰り返されると本当に思える心理効果があると聞きますが、似た話なんですかね。 ホッチキスと呼ばれる文具があります。御存知の通り、紙を束ねる目的で金属片を打ち込む器具のことです。アルファベットで表記するとhotchkissですが、英語での総称はstaplerです。これは20世紀初頭に初めて輸入されたのがホッチキス社の製品だったことに由来します。英字で社名が刻印されていて、日本用に命名することもしなかったのでそのまま定着したという流れです。なのでホッチキス社製以外をそう呼称するのは躊躇われるところですが、今更感があるので修正されるかは微妙と言えます。少なくても私個人はステープラーで認識するのが難しいです。構造的には、バネで押し出して最前部にセットする機関銃に着想を得て開発されたという説があります。その為、マシンガンの発明者であるベンジャミン・ホッチキス氏が元とも言われていました。しかし現在では創業者親子の家名であるというのが有力視されています。良くそんなうまいこと被ったよなと思ったりもしますが、あちらでは山田さんくらいありふれた名前なのかも知れません。 (・ω・) つまり山田屋製品が海外で定着してヤマダと呼ばれてるみたいなもんか 【やってることが人間と大差ねーな】 朱:決闘を申し込みます~。 白:この、言ってみたかっただけ感。 黄:長いこと生きてても、意外と機会は少ないんだよぉ。 玄:龍族の決闘とか、天地を巻き込む激戦となって、 傍迷惑なことこの上ない印象なんですが。 白:もしくは一方的に蹂躙する大義名分として、 形式だけは作っておいたみたいな。 【勝負をするにしても情勢は見極めないと】 玄:それで、どういう意図の発言なのでしょう。 朱:誰しも生きている限り戦い続けないといけません~。 白:これまた受け売りっぽい。 黄:手当たり次第ケンカを売るって意味じゃねーんだよぉ。 玄:そういった方は狂犬として社会から排除されて、 人生そのものの敗者となってしまいがちです。 【ガラケーすら古代の遺物みたいな目で見られる時代だ】 朱:黄龍さんって、とてつもなく深いことを考えているようで、 行き当たりばったりの発想が多いですよね~。 黄:長生きすると、その場凌ぎが最強という結論に至るんだよぉ。 月:世の動きに、頭が追い付かないだけとも言う。 朱:たった五十年前にスマートフォンはおろか、 携帯電話が無いも同然だったのはとんでもない話です~。 【今後も生き続けるから対応しないとやってけないし】 黄:こうあるべきという固定観念を持つと、 それが崩れた時に自我が崩壊しかねないってのもあるんだよぉ。 朱:偏屈な御年配にありがちなやつです~。 月:その視点だと黄龍は柔軟と言えるが、 チャランポランなだけではとも感じる。 黄龍と青龍が同じ職場で働いていた期間は4000年くらいですが、一度として正面衝突したことは無かったんでしょうか。どちらも折れることを知っていると同時に、絶対に譲れないものを抱えている感じがあるので、何かあっても不思議ではありません。 ハンモックと呼ばれる寝具があります。日本語だと、吊床、釣床などになります。樹木や柱といった頑強な支柱に紐を括り付け、間に張った網や布に身を横たえて休息するものです。屋外でのんびりしたり、船上で狭いスペースを有効活用する印象が強いかと思われます。歴史的には中南米の先住民が使っていたもので、大航海時代に広まったというのが定説です。語源も現地の言葉であるアマカが英語に変化した結果とされています。一見すると、ゆらゆら出来る快適さが主目的と思われがちです。しかし小動物や虫に噛まれないよう地面から離れる必要性でこうなったのだそうです。更に風通しが良いので高湿度対策にもなります。現代でも一式がさほど嵩張らない利点を活かして、採用している軍隊があるのだとか。南国やキャンプに行った際は是非とも試してみたい一品ですが、実際に設置する難易度はどんなもんなんですかね。 (・ω・) 人が乗っかっても平気って、結構な技術が必要そうだ 【人間も異国でやらかすと母国に迷惑が掛かるからな】 朱:神様って、国内に留まってる限りは偉い存在止まりですけど、 外国に行くと地域の象徴扱いさせられますよね~。 黄:天照達のせいで、日本のイメージが偏ってきたんだよぉ。 ア:そういうところもありますの。 黄:そしてこれはギリシャ神話の重鎮な訳だけど、 ハチャメチャっぷりに関しては代表ヅラに文句は無いんだよぉ。 【今となっては過去の栄光で食ってる部分がある】 ア:神様を見れば女の子の傾向が掴めると言いますわよね。 朱:国民性の具現化みたいなところはありますけど~。 黄:アルテミスにしか通用しない格言なんだよぉ。 朱:ギリシャの皆さんは、ギリシャ神話をどう思ってるんでしょう~。 黄:こいつらの影響でイメージが悪くなる面より、 知名度に貢献してる方が大きい気がしてならないんだよぉ。 【こいつの場合は勝手に堕落したのもある】 朱:ニートさんを最大に活用する方法は、 叩いて憂さを晴らすことだと伺いました~。 黒:そういった発想が被差別階級を生むのだ。 誰しもが堕ちる可能性を考慮せねばならぬ。 黄:口にしてる内容は正しい気もするんだけど、 発言してる輩のせいで肯定したくないのは不思議なんだよぉ。 【なんだかんだ黄龍は自給自足に近い生活をしてるからな】 黒:古来より、人は迫害を一種のエンタメとしてきた。 しかしいい加減、脱却する時期が来ているのでは無いか。 黄:御高説が、心に響かないんだよぉ。 朱:黄龍さん的に、黒龍さんよりマシというのが心の支えですし~。 黄:たしかにこれが再起なんかしようもんなら焦るだろうけど、 まず有り得ないってのも事実なんだよぉ。 あまり知られていない国は、数少ない有名人のイメージがそのまま直結してしまいがちです。そういった意味で責任重大なのですが、本音はそんなもん背負わされてもなんじゃないかと思ってたりします。 鼈甲と呼ばれるものがあります。ベッコウと読みます。現代では南方に生息するウミガメの一種である玳瑁(タイマイ)の甲羅を称することが多いです。主に髪留めや眼鏡のフレームといった、装飾品に用いられる素材です。鼈とはスッポンのことで、かつてはこちらの甲羅を指していました。しかし江戸時代後期に贅沢禁止令が公布され、玳瑁製は制限されることになります。そこで『これはスッポンだからセーフ』と言い逃れをしたのを契機に現行の用法が定着したとされています。歴史は古く、少なくても飛鳥・奈良時代には大陸から持ち込まれていました。しかし日本列島の近海にほぼ居ないこともあって、貴族階級の中でも上澄みしか手に出来ないものでした。時代は下って江戸時代初頭、オランダを経由して材料と加工技術が伝わり、長崎近辺で生産が開始されます。もちろん高級品に違いないのですが、それまでと比べたら入手しやすくなったようです。近年はワシントン条約によって国際的な取引が禁じられて、輸出入が出来なくなっています。国内で保有している分を加工販売することに問題はありませんが、玳瑁自体が絶滅危惧種なので解除される可能性は低そうです。鯨と違って根拠があるっぽいですし、趣味の産物なので消えゆく文化なのかも知れません。 (・ω・) いずれ合成品が安価に出回ることを信じようじゃないか 【第三第四まで行くと完全に趣味の領域である】 玄:私に足りないのは、第二形態ではないでしょうか。 黄:解説を求めるんだよぉ。 白:ボスキャラみたいに変身したいってことじゃないの。 朱:真の姿を見せるのは貴様が初めて的なやつです~。 黄:どれかと言うと、そのセリフを口にしたいが為に、 謎の生態を獲得したみたいなところはあるんだよぉ。 【中抜き業者が挟まらないだけマシとするしかない】 白:玄武なら、先代玄武も忘れてる機能が付いてそうだけど。 黄:そういや昔、デストロイモード的なのが発動したんだよぉ。 朱:ボタン一つで変形できませんかね~。 玄:でしたら羽を生やして、虹色の光を放ちたいのですが。 黄:その仕様書で先代に依頼すれば良いんだよぉ。 白:要望した通りになるとは思えないのが、 残念を通り越して残酷な話だ。 【ここで虎に戻ったら圧死したりするんだろうか】 朱:猫さんは、頭が通る隙間なら潜り抜けられると言います~。 白:人と違って肩幅が広くないし、関節の柔軟性が違うからね。 黄:何故か自慢げなんだよぉ。 玄:言い換えると、人間形態に変化している間は詰まりかねません。 黄:こんな狭い壁の間で何してんだという疑問に、 分かりやすい解答が用意されてて助かるんだよぉ。 【自然界では保守的な方がジリ貧なのかも知れない】 黄:大した近道にもならないのに、何してるんだよぉ。 白:どれかと言うと、本能に抗えなかった。 朱:無理矢理に入り込もうとしますよね~。 白:挑戦精神を失ったら、ネコ科失格じゃんか。 玄:言葉だけはカッコ良さげです。 黄:そうやってやらかした個体は淘汰されるはずなのに、 未だに攻め続けるのは不可解なんだよぉ。 もちろん元のサイズにも依りますが、猫は10cm程の隙間があれば根性で通り抜けようとする生き物らしいです。たまに挟まって消防や警察のお世話になるのがほのぼのニュースになったりしますけど、やっぱり挑まないのは恥だって考え方なんでしょうかね。 |
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