免罪符と呼ばれるものがあります。メンザイフと読みます。カトリック教会が発行した、罪の減免を認める札のことです。贖宥状、贖宥符、免償符などといった他の和訳もあります。始まりは十字軍の時代で、聖戦に貢献する手段という名目で行われました。参戦が出来ない、或いはしたくない層が金で済ませたと言い換えても構いません。遠征が落ち着くに連れて規模も縮小されていきましたが、16世紀初頭、レオ10世の代に事態は大きく動きます。聖ペテロの墓上に建てられたサン・ピエトロ大聖堂の大改築が進行中だったものの、予算が足りなくなってきました。彼自身の浪費癖も影響していたとされています。そこで信徒に対し、この御札の代償に寄進すれば、あなたの後ろ暗い過去は赦されますよという商売を大々的に始めた訳です。煽り倒した成果なのか、人とは罪業に怯える生き物なのかはともかくとして、大ベストセラーになります。同時に、カトリックそのものの権威が根底から揺らぎ、マルティン・ルターに依る宗教改革へ繋がったというのは余談としまして。現代では、罪過に対する言い訳的な大義名分の比喩としても使われます。免罪符があれば多少の悪事は平気でこなしてしまう辺り、心なんて脆いものだと言えるのかも知れません。 (・ω・) そういうストッパーが端から無いのを、サイコパスと呼ぶ 【非論理的な方がロマンスは成立しやすい】 朱:黒猫さんは不幸の前触れと言いますけど、 白猫さんはどうなんでしょう~。 猫:なーご。 朱:『お前は俺と出会って幸せになっただろ』ですって~。 白:それ、柄と何の関係も無いんじゃ。 黄:何なら猫である必要性すら皆無なんだけど、 ちょっといいセリフ風なのがズルいんだよぉ。 【心構えがホワイトなら問題無いで押し切れ】 黄:一般論として、白い獣は崇められるんだよぉ。 白:ほほぉ。 朱:たしかに白虎さんが聖獣なのって、 理由の九割くらいが見た目ですよね~。 白:色付きだけど優秀な虎が居たらどうすんだろ。 黄:今時そんなことに拘ってられない感はあるけど、 形を重視するなら脱色剤でも使えば良いんだよぉ。 【強固な否定と前フリの境界線は曖昧だ】 朱:猫さんって、蛇さんが苦手らしいんですよ~。 黄:細長いものを誤認して警戒するとは聞いてるんだよぉ。 猫:まーご。 朱:『試すなよ、絶対に試すなよ』だそうです~。 黄:余計なちょっかいを掛けたくなる言い回しだけど、 単に朱雀の脚色にも思えるんだよぉ。 【感覚じゃなく明確な情報を子孫に残してくれ】 猫:にゃーお。 朱:『先祖が連中に痛い目あわされてた』ですって~。 黄:遺伝子に刻まれた記憶とやらも、バカに出来ないんだよぉ。 朱:虫さんを嫌悪する人が多いのもそれでしょうか~。 黄:毒にやられたか食い殺されたか、 いずれそこら辺を科学的に解明できる日が来るかもなんだよぉ。 猫の死角にキュウリを置いておくと、気付いた時にビックリすることが多いようです。単なる野菜にしては大仰なので蛇と勘違いしているという説がまことしやかに囁かれています。猫の心の内なんて謎オブ謎なので、本当なのか分かりませんけどね。 PR |
フリーエリア
最新記事
(11/20)
(11/17)
(11/15)
(11/13)
(11/10)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ内検索
|