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2010

0601

 鳩山総理の進退が取り沙汰されていますが、この騒動の正しい楽しみ方は、輿石氏を始めとした参議院改選組の見苦しさで良いんですよね? そりゃ、選挙に不利なのは分かりますけど、選挙まで一月あるかないかのところで、選挙の為に総理交代とか、ここ十年ありませんでしたよ。森→小泉ラインでさえ、三ヶ月前には交代してましたし。唯、自分の保身の為だけに総理交代を迫る様は、まあ、ある意味、民主党らしいといえばらしいんですが。

( ・ω・) この姿が流れることで更に票が減る……典型的悪循環ですなぁ

「よぉし、分かった。てめぇがそこまで言うなら、好きにするが良いさ」
 やっほー。ようやく許可が降りたよー。
「だがな、こうなった以上、てめぇとそいつは一心同体だからな。飯食う時も、寝る時も、用を足す時もその鞘の無い剣と一緒に居やがれよ」
 本当、この人、どうしてここまで大人気ないんだろうなぁ。
「そうさ。そいつを担いで町に入るってことは、それだけで奇異の目で見られる訳だからな。小賢しいてめぇが、その羞恥に耐えられるか、じっくりと見物してやるさ。
 もちろん、ちょっと低い天井での室内戦があったとしても責任を持って使いやがれよ」
 何だろう、そろそろうざったさの感情が突き抜けて、哀れみに転化してきた気さえするよ。
「分かりましたよ。次の町に着いたら、何か適当に小回りの効く護身用の剣を買いますから。あくまで、副武器としてですけどね」
 そして、ここで折れてしまう辺り、僕はダメなのかなって思う訳で。
「当たり前だ。てめぇが意固地になって使いたがるのは分からねぇでもないが、武器ってのは汎用性なんだよ。
 んな、野外での対大型モンスターを前提とした様な大剣一本で、全局面を乗り切れるとか思ってんじゃねぇぞ」
「始めっから、そう諭してくれませんかね」
 一応、これでも理論派のつもりなんで、訳の分からない条件付けとか、子供みたいな駄々を捏ねられるより、よっぽど合点が行くんですけど。
「はぁ……」
 結局、今日もライデインは完成の目をみないのかなと思う、とある日の昼下がりの出来事だった。

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2010

0531

 拙著、サイエンス・ハンターにて主人公の三村諒君がタッチパネルのキーボードを使う場面があります。ここ数年、話題になってるi-phoneや、i-padを見る限り、方向性は大体、予測した通りなのかなぁと思ってみたり。ちなみに、2013年設定なので、もう、すっかり現実に追い付かれそうです。

( ・ω・) 一体、いつ頃書いた作品なのか、逆算するのももう懲り懲りだよ

「シス、どうなったの?」
 基本的に嘘を言わない上、目が一番良いシスに問い掛けた。お師匠さんに聞いたら平気で無茶苦茶な捏造をしそうだって思う辺り、余り信用してない気がしないでもない。
「うーん、難しいとこだねぇ」
「何さ、それ」
「アレクは、この棒を真っ二つにしたかったんだよね?」
「そうだね」
「で、普通、棒を真っ二つって言ったら、長さが半分になることになるじゃない」
 シスは人差し指を棒状の角材に見立てて、第二関節辺りをもう一つの人差し指で突っついてる。
 え? 何、一体、どういうこと?
「足元を見てみれば分かると思うよ」
 促されて、恐る恐る視線を動かしてみたけど、そこには、何事もなかったかのように木片が転がっていて――いやいや、当たったのはたしかだから、それはおかしいって。少なくても、何処かに傷くらいは付いてないと理屈に合わないって。
「後は、左足の横」
「ん?」
 ちょうど黒刀の影に隠れて気付かなかったけど、そこにも良く似た木片が転がって……あ、あれ?
「ん、あー、そういうことか」
 上から見てたんですぐには分からなかったけど、よくよく見てみたら厚みが足りない。どうやら、薪割りみたいにパッキリと縦に切れちゃったみたい。
「これも間違いなく、真っ二つだよね?」
「狙った訳じゃねぇだろうが」
「ハハハ、お師匠様、嫌だなぁ。僕の狙いなんか関係なく、事実、お師匠様が口にした通り、木が殆ど半分になった訳ですから、どう考えても目的は達成されてますって」
「うぐぐ」
 精神年齢が低い人相手に、こっちも下げていくと堂々巡りになる気もするけど、ちょっと溜飲が下がるから困ったものだよね。

 

2010

0530

 何だかんだで、社民党の政権離脱が確定したそうです。まあ、衆議院はともかく、参議院も現状でギリギリ民国系グループで過半数ありますから、当面は回るんですよね。参議院選は惨敗しますから、その後は知ったこっちゃありませんが。公明とみんなも、泥船は嫌だって言い始めてますし。

( ・ω・) それでも公明なら……公明なら目先の権力に飛びついてくれる!

「一応、言っておくが、真っ二つってのは大体二等分のことだからな。端っこの方がちょっと欠けたくらいでそう言い張るのは、素人のすることだぞ」
 うぐっ。先んじて言い訳を潰してくるとは、流石はお師匠さん、侮れないものがある。
「ふぅぅ」
 多少、腕力がついてきたと言っても、兄さんの剣は腕にズシリと重量感を感じさせてくれる。実際、素振りでも振り回されっぱなしだし、僕の上背に比肩するこの大剣は、適正な武器とは言えないだろう。
 それでも、兄さんが残し、トウカ姉さんが想いを繋げるものとして託してくれたんだ。ここはビシッと使いこなして、最低限の水準にあることを証明してみせる。
「んじゃ、放ってやるから、ちゃんと打ち込めよ。一応言っておくが、あらぬ方向に飛ばして、俺やお嬢ちゃん達、それに船員達に怪我なんぞをさせないようにな」
 しかし、何て言うか、本当に人として尊敬出来ない人だよね。大体、そんな船の端まで行くんじゃないかってくらい間合いを取らないでも良いじゃないですか。ってか、シスやアクアさんもそんな遠ざかっちゃって、本当、信用ないんだから。
「ほらよ」
 うわっ、ちょっと、心の準備くらいはさせて――なんて考えてる間に、木片は始動をしなければ叩き込めない位置にまで迫ってきていた。
 ええい、もう、どうにでもなれ。
「うりゃ!」
 気合と共に、下段から剣を一気に振り抜いた。
 カツーンという音と、両の手に、たしかな衝撃を知覚した。剣の何処かに当たったことは、間違いない。問題はそれで木片がどうなったかだけど――。

2010

0529

 南北朝鮮半島が、割と危機的な状況にあるという報道がなされています。まー、公式発表を鵜呑みにするのであれば、休戦中の敵対国家が、魚雷で戦艦を沈没させた訳ですからねぇ。緊張が高まらない訳が無いと言いますか。
 え? 北の公式発表? 東スポの方が、よっぽど信頼性がありますよね?

( ・ω・) とりあえず北朝鮮は、オオカミ少年の物語を読みなおすんだ

「これで、兄さんの剣を使わざるを得ないってことだよね」
「てめぇは、そういう詭弁を使う訳か」
 あれ、船の上でのお師匠さんが、何か言ってますよ。
「悪いことは言わねぇ。俺の剣をくれてやるから、これを使え」
「いいですよ。それって、お師匠さんがポルトガ兵士時代に使ってたのを譲って貰ってきたんでしょう?
 そんな大事なもの頂けませんって」
「良いんだ。正直俺は、既存の兵士の枠には収まらない程の器だから、武器なんぞどうでもいい。
 だがお前は、尻に殻がついたまんまのヒヨッコ。どう考えても、優先されるべきはそっちだろう」
 好き放題言われるのは割と慣れてるけど、ここまで来たらどう対処したもんか割と本気で悩みそうになるよ。
「だから、いいんですって。僕としてはむしろ、いい機会だとさえ思ってるんですから」
「ほぉ、そうかそうか。ではアレク君。君のその素晴らしい剣技で以って、この板を真っ二つにしてみてくれないかね。
 ああ、いや、君を信用していない訳じゃないんだが、手を失うのは御免だからね。宙に放り投げたものを頼むよ。
 なぁに、師の言うことを聞かずに我流を貫く自信があるというなら、余裕だろう、な」
 それにしても、何でこんな子供っぽい人がこの船で一番、剣の腕が立つんだろう。一部で、剣や魔法で研鑽することが人格に良い影響を与えるっていう意見もあるけど、僕は全く信じてなんかいないよ。
「いーですよ。そこまで言うんなら、兄さんの力を借りてでもやってみせますから」
 一方で、幼少から魔法を嗜んできた僕も、まだまだ大人にはなりきっていないようでして。

2010

0528

 普天間問題で日米共同での声明が発表されました。それと連動して、福島消費者・少子化担当大臣が閣議決定に反対した為、罷免されました。何というか、どっちもどっちって言いたいところですが、どちらかと言えば福島氏に義がありますよね。だって、別に消費者・少子化担当大臣として何がしかの致命的な落ち度があった訳でもなく、三党連立政権なんですから、社民党の意向を無視してアメリカと交渉をしてる時点で、どーしょーもないです。
 さて、これで社民党が連立に残るかどうかが焦点になる訳ですが、微妙な情勢ですよね。連立に残れば選挙で壊滅的敗北が待っており、離脱・下野すれば多少は勝てるかも知れませんが、未来永劫与党には入れない可能性が濃厚です。

( ・ω・) 張った張った! オッズは今のところ、離脱が本命だよ!

「で、問題はシスが言うところの『勇者系』呪文、ライデインなんだよ」
 何だか、話が変な方に行き過ぎたし、ここは一つ、元に戻しておこうと思うんだ。
「たしかに、魔法を使わない人から見ると、デイン系は勇者が使うものっていう印象は強いんだよね」
 僕がライデインの習得に躍起になってるのは、それが大きな理由だしさ。
「結局、話を纏めると、アレクが自分で思ってる程、魔法のセンスが無いってだけの話なんじゃないの?」
 ぐはっ。折角、その可能性を自己否定し続けてきたのに、魔力自体を持ってない人に言われちゃったよ。
「もしくは、追い詰められないと真の力を発揮出来ないタイプとか」
「締め切り間際の作家や画家みたいな話だね」
 だけど、ちょっと理屈としては興味深いところではあると思う。何せあの時は完全に落とされる寸前だった訳で、火事場的に能力が開放された可能性はある。
「つまり、纏めると、この鞭でキュッと締めてあげれば、もしかすると、もしかするかも知れないって思う訳よ」
 パチィンと、手にした刺のムチを小気味良く鳴らした。
 はい、それは人の首を締めるための物ではありませんからね。武器は正しく使いましょう。
「あ、そう言えば、武器って言えば――」
 ドタバタしてて後回しにしちゃったけど、アリアハンでの師匠に貰った鋳型の剣がポッキリと折れちゃったんだよなぁ。
 別段、名剣って訳でも何でもないから、直してまで使うものでも無いっていうのが大方の見解だし、僕もそう思う。ずっと使ってきたものだからちょっと惜しい気持ちもあるけど、ここまで一緒にやってきた戦友として、しっかり供養してあげることにした。

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