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 何だかんだで、社民党の政権離脱が確定したそうです。まあ、衆議院はともかく、参議院も現状でギリギリ民国系グループで過半数ありますから、当面は回るんですよね。参議院選は惨敗しますから、その後は知ったこっちゃありませんが。公明とみんなも、泥船は嫌だって言い始めてますし。

( ・ω・) それでも公明なら……公明なら目先の権力に飛びついてくれる!

「一応、言っておくが、真っ二つってのは大体二等分のことだからな。端っこの方がちょっと欠けたくらいでそう言い張るのは、素人のすることだぞ」
 うぐっ。先んじて言い訳を潰してくるとは、流石はお師匠さん、侮れないものがある。
「ふぅぅ」
 多少、腕力がついてきたと言っても、兄さんの剣は腕にズシリと重量感を感じさせてくれる。実際、素振りでも振り回されっぱなしだし、僕の上背に比肩するこの大剣は、適正な武器とは言えないだろう。
 それでも、兄さんが残し、トウカ姉さんが想いを繋げるものとして託してくれたんだ。ここはビシッと使いこなして、最低限の水準にあることを証明してみせる。
「んじゃ、放ってやるから、ちゃんと打ち込めよ。一応言っておくが、あらぬ方向に飛ばして、俺やお嬢ちゃん達、それに船員達に怪我なんぞをさせないようにな」
 しかし、何て言うか、本当に人として尊敬出来ない人だよね。大体、そんな船の端まで行くんじゃないかってくらい間合いを取らないでも良いじゃないですか。ってか、シスやアクアさんもそんな遠ざかっちゃって、本当、信用ないんだから。
「ほらよ」
 うわっ、ちょっと、心の準備くらいはさせて――なんて考えてる間に、木片は始動をしなければ叩き込めない位置にまで迫ってきていた。
 ええい、もう、どうにでもなれ。
「うりゃ!」
 気合と共に、下段から剣を一気に振り抜いた。
 カツーンという音と、両の手に、たしかな衝撃を知覚した。剣の何処かに当たったことは、間違いない。問題はそれで木片がどうなったかだけど――。

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