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2010

0917

 菅新内閣の顔ぶれが決定したそうです。個人的注目は、割と右寄りで知られる前原外務大臣。ねじれ国会だけでは飽きたらず、ねじれ内閣まで発生させそうな雰囲気とは、菅総理は、ドMですなぁ。

( ・ω・) むしろ各紙が叩いても、官邸でひっそり喜んでるド変態なんじゃなかろうか

「気にはなっていたんだけど、これって、人間じゃないの?」
「ああ、トーマスは、人形だ」
「人形、ドール、マリオネットでーす」
「ふーん……」
 何やら、クリスさんは興味深げにトーマスさんを見詰めた。
「私に惚れると、ヤケドでアチアチでーす」
「良く出来てるのね」
「俺にとっては、奇跡と言って良い水準の傑作だろう」
 むぅ。そう言われると量産化して、護衛に使うという僕の構想が崩れるんだけどなぁ。尤も、世には悪い人が居るもので、略奪に使う人が出るやも知れないから、必ずしも増やすことが良いことかどうかも分からないんだけど。
「ん?」
「シス、どしたの?」
「いや、今、なーんか嫌な予感が」
「もうちょっと、具体的にならな――」
「あ」
 シスの違和感を掘り下げようとした瞬間、平衡感覚が狂い、視界が揺らいだ。耳に入ってくるのは、怒号の様な轟音。それが足元の地面が崩れ落ちた為のものだと理解するのには、もうちょっと時間が必要だった訳で。
「あたた」
 幸いにしてと言うべきか、僕が降り立った場所は、さほど深くも無い別の坑道だった。いや、そもそも、近くに坑道なんかあるから穴が開いたとも言うんだけどさ。
「アレクー、生きてるー?」
「死人は、返事しないと思うよー」
 とは言え、ほぼ無傷だったのは運の良い話だったかな。この崩れた土が、良い緩衝材になってくれたみたい。
 何にしても、この暗さじゃ何をするにも心もとないし、予備の松明は、と。
「むがー、むがー」
 不意に、声を聞いた。
「何さ?」
 急いでメラで松明に火を付けて周囲に翳してみると――。

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2010

0916

 民主党新幹事長に、現外相である岡田克也氏が内定したそうです。まあ、大概の人が思うことは、『ま た 四 天 王 か』という点かなと。内閣のパワーを落としてまで幹事長に回さないといけないなんて、人材居ねぇなぁ。

( ・ω・) ある意味、外交と同じくらい、ゲッソリ痩せそうなポジションではあると思います

「ところで、クリスさんは何で新しい剣が欲しいんですか?」
 坑道に入って、幾ばくかした頃、僕は当初から抱いていた疑問を口にしてみた。
「喋りたくないなら、別に良いですけど」
 唯、僕が見る限り、腰に帯びている長剣は、それなりの品の気がする。使い慣れた愛剣があって、わざわざ新しいものを欲しがるのには、理由があると見るのが妥当だよね。
「どうしても、討ちたい仇が居るのよ」
「仇?」
「ええ、剣の師を殺したモンスターをね。その為には、特別な力を持った霊剣が必要なの」
 成程。本当のことかどうかは分からないけど、一応、筋は通ってるかな。
 それにしても、剣の師匠ねぇ。僕にとっては、アリアハンのお爺さんと、元ポルトガ兵のダニエルさんか。ことダニエルさんに関して、どうかなったとしても、仇討ちをするか怪しい自分がちょっと情けない。
「その為に一人旅を?」
 仲間がいる可能性も考えてたんだけど、この段階になっても現れないってことは、ほぼ断定して良いと思う。
「こういったことは、身軽な方がいいのよ」
 父さんや兄さん、それにトウカ姉さんの縁でここに居る僕だけど、復讐心があんまないせいか、そういう物の考え方は良く分からない。
「それで、あなた達はどうしてヒヒイロカネを?」
「ええと」
 この件に関しては、一応、他パーティの重要事項になる気がするので、チラリとモロゾフさんを見遣った。
「うむ、このトーマスの維持補修に、どうしても必要でな」
 まあ、この人相手に、そんな気遣いが必要かどうかは、今一つ分からないんだけどさ。

 

2010

0915

 ふにでも分かる小沢氏側近の変遷。

『6月の代表選はあくまでも仮。ちゃんとサポーターや地方議員も入れた正式な選挙をやらないと』
↓
主として、サポーター票で大敗
↓
『ノーーーーサイーード! ノ、ノ、ノ、ノーサイドォォォ!!』

( ・ω・) 『うわぁ……』以外の感想が出てこないのが逆に凄いと思うんだ

 だけどアクアさんが居ないから、回復役が居ないというのが結構、キツい部分だと思う。一応、僕も回復呪文が使えるは使えるけど、初歩のベホイミくらいが限度だしなぁ。
「行かないの……?」
 又しても、小首を傾げたままジュリは僕に問い掛けてくる。
 うっ、だから、その顔は反則だってば。シスはああ言うけど、こんな状況で断れるのは、相当の冷血漢だけだと思うんだよ。
「うん、分かった。洞窟に篭ってるモンスターくらい、僕に任せておいてよ」
 そう遠くない将来、僕は女の人を庇って死ぬんじゃなかろうか。或いは、この経験が免疫となるのか。若輩の僕に、男女の奥深さは理解しきれないや。

◇

「この坑道の一番奥に、件のモンスターが居る。どうやら奴は鉱物を餌にする特異なモンスターらしく、場合に依っては繁殖するやも知れん。故に、一刻も早い排除が求められるのだ」
 鉱山の責任者である男性に、簡単な状況の説明を受ける。話を聞く限り、つがいの二匹以上、居るってことなんだろうか。いや、世の中、一匹で殖えるモンスターも居るらしいしなぁ。
「尚、この中で何が起ころうと、我々は一切、関知しない。君達はあくまで、警備の目を盗んで勝手に入り込んだという扱いになるので、あしからず」
 そして、勤め人らしい、実に割り切った扱いで。まあ、勇者として旅立ったその日から、こと自分の命に関して、誰かに責任を取って貰おうと思ったことは無いから、別に良いけどね。
「何処の地域でも、流れの冒険者の扱いなんてこんなものよ」
 クリスさんが、物憂げな顔でそんなことを口にした。その表情の意味を理解したのは、もう少し後の話な訳で。

2010

0915

 今更ながら民主党代表選でふと思ったこと。国会議員票、小沢氏200票、菅氏206票……あれ、民主党所属国会議員って、411じゃなかったですっけ。5人、誰に入れた。

( ・ω・) まーた、グズグズと、秀秋った奴がいやがるってことか
 

2010

0914

 民主党代表選で、菅氏が、再選を果たしました。ポイント的には圧勝で。面白くねぇなぁ。個人的な理想は、微差で菅氏勝利だったのですが。際どければ際どいほど、小沢氏側近の発狂率が上がったでしょうに。それにしてもサポーターポイントが、249:51とは。何しろ、300小選挙区で割られた、小選挙区制ですからねぇ。勝ち負けがはっきりでるのは予想がついたことですが。

( ・ω・) 比例分配でも良いような気がしますが、しないのにはそれなりの理由があるんでしょうね

「ええ。実は今、この村の鉱山の一つが、魔物達に巣食われて大変なことになってるらしいの。
 回りくどいのは嫌いだから平たく言うけど、それを退治してくれるならヒヒイロカネを回してもいいと、責任者と話を通してあるわ」
 何と言うか、何処かで聞いたことある様な分り易い話だなぁ。
「成程。村がどうにも落ち着かない雰囲気だったのはそのせいか」
 モロゾフさんの情報収集能力に、多大な疑問が生じた瞬間だった。無事、この村に辿り着けたこと自体、奇跡的なことだったんじゃなかろうか。
「と言ってますので、モロゾフさん、頑張って下さい」
 正直、ヒヒイロカネが欲しいのはモロゾフさんであって、ここまでついてきただけで相当のお人好しだと思うんだ。
「ハハハ。『メタル族に、すんでのところで逃げられる』って言うだろう?
 ここまで来たら、最後まで付き合った方が、後々スッキリすると思うぞ」
 人間の言語が通じないって辛い。
 ちなみに、メタル族云々っていうのは、『苦労して積み上げたことが無為に帰す』っていう意味で、転じて、『八割方で挫折するのは、下手に手を出さないより釈然としない』という意味でも使われてる格言だ。
「まー、それはそれとして」
 冷静に、現状を分析してみよう。何にしても思うのは、パーティバランスの問題だ。クリスさんの剣の腕がそこそこだと仮定して、前衛にトーマスさんと共に置くとしよう。そして中衛にシスとジュリが援護に回って、僕とモロゾフさんが後衛で後ろからの攻撃に備えれば、そんなに悪く無いようにも思える。ジュリは、留守番してても良いと思うし。

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