2024
国宝と呼ばれる物品があります。コクホウと読みます。文字通り国の宝なのですが、法律的には日本国の指定が必要です。文部科学省が文化学的に評価したものを重要文化財と称します。その中でも国宝は特に価値が高い存在です。この区分は昭和25年、文化財保護法が制定された際に誕生しました。それまでは一律で国宝としていた為、旧国宝、新国宝と呼称することもあります。認定されると補助金や税法上の優遇を受けられるなど恩恵が生じます。同時に維持の義務を背負い、国外への輸出が禁じられるといった制限を受けます。なので下手に肩書を得たせいで所有し続けることが困難になり、消息が不明になったりもします。責任を持って国家や地方自治体が買い上げれば良いのですが、そんな予算や人的リソースを割く使命感に欠けているのが現状のようです。貧すれば鈍するなどと言いますが、歴史ある国を自称するのであれば先人達からの継承は途絶えさせるべきではありません。とはいえ全てを無尽蔵にというのも非現実的です。取捨選択が肝要なのですが、政治家と官僚の理屈で成せるかはやっぱり疑問が残るのですよ。
(・ω・) まず委員からして政治力が無いとなれないっぽいし
【後ろめたさを覚えないのは地味に強い】
月:近頃、呪いの研究をしている。
黄:文化学的な意義はともかくとして、
恐ろしく似合うんだよぉ。
月:私ほど妬みに満ちた教授は珍しいからな。
黄:言い切られるとほんのり爽やか感が出るけど、
中身に関しては残念極まりないんだよぉ。
【心の整理を付けるのに必要なこともあるから】
月:呪術の類は世界各地に存在するが、
共通しているのは負の感情をぶつける点だ。
黄:自身の幸福より、
他人の不幸を願う層は少なくないんだよぉ。
月:憎いアイツの苦しみが愉悦なんだから、
正しいムーブメントだと思うぞ。
【せいぜい数十人程度の集団にしか通用しない理屈だ】
月:スパッと切り替えて前に進むべきなんだが、
何故か非合理的な行動を選択する。
黄:人類のバグなんだよぉ。
月:スカッと系も自分に大したプラスは無いからな。
マジで人にしか無い情緒かも知れん。
黄:自力で這い上がるより蹴落とした方が、
ヒエラルヒーを上げやすい名残と推測するんだよぉ。
【前提がそもそも無理筋じゃないかな】
月:慈愛や博愛みたいな徳に分類されるのと、
エネルギーの総量はどっちが多くなるんだろう。
黄:分かってて言ってるんだよぉ。
月:個々人が僅かでも善性に傾くよう努めれば、
世の中は少しずつでも良くなるはずなのだが。
黄:それを少人数で帳消しにしてしまうのも、
人類史ってやつなんだよぉ。
何かの統計で、日本人は嫌いな人が自分以上に得をするくらいなら、逆にマイナスに転じた方がマシと考える人が多数という結果が出たとか出ないとか。うろ覚えの怪情報ですが、有り得なくも無い話な訳でして。人を呪わば穴二つも、大した抑止力にはならんのかも知れません。
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2024
一日署長という役職があります。警察署、消防署、税務署など署を冠する組織の長に、部外者が就任した際に与えられる肩書です。もちろん形式的なもので実務上の権限はありません。広告塔として防犯、防災辺りを注意喚起するのが主な役割です。その対象は芸能人、アスリート、マスコットキャラクター、愛玩動物と幅広く、話題性があれば誰でも成り得ます。逆に実在の存在である以上は不祥事のリスクを鑑み、慎重に人選しなくてはなりません。時たま本当に検討したのかと言いたくなるケースもありますが、公僕のやることと考えたらさもありなん感があります。数十年前から執り行われているので何となく受け入れていますが、割と謎のシステムです。関心を集めたいのは分かりますが、幾ばくか血税を使わないと成立しないのは事実な訳でして。普段の周知不足を触れ回ってるだけの気もします。初めて起用されたのが何処の署で誰なのかは、ちょっと検索したくらいでは見つかりませんでした。役所といえば横の連携が壊滅してるものなのに、こういったのは速やかに模倣するのが実にらしい話だと思います。
(・ω・) ルフィ(本物)が犯罪撲滅を呼び掛けるポスターは二度見した
【その割に日本語で多用されるよね】
月:蒐集家の終活は収拾がつきづらい。
黄:何回シュウって言うんだよぉ。
月:学び修める意の修習を絡めたいところだ。
黄:早口言葉なんだよぉ。
月:意識して口を動かすと、
シュウって意外と発音しにくいな。
【訃報で業者が群がって買い叩く展開もある】
月:手放したくないが寿命は有限だろ。
没後に処理してもらう迷惑を考えたら、
生きてる内に進めないといけない。
黄:時たま良識的になるんだよぉ。
月:捨てられたり投げ売りされる危険性を考えたら、
やむを得ないというのが本音に近い。
【強欲と嫉妬に塗れた人生でした】
月:あの世に物品を持ち込めないのが宜しくない。
善行一回につき一つ携行を許して貰おう。
黄:割と良い提案のようでいて、
煩悩が動機ってのはどうなんだよぉ。
月:キッカケはともあれ行動に移すのが大事だ。
黄:そもそもコレクターが安寧を得ようってのが、
間違いな気がしてるんだよぉ。
【死後も同じ心意気を持てるなら大したもんだ】
黄:天国とやらじゃ生産はされてないだろうし、
新入りが歓迎されそうなんだよぉ。
月:どうやって毟るとるかを考えたくなる。
黄:諍いのせいで追い出されそうなんだよぉ。
月:コレクションと一緒なら何処にだって行ける。
その覚悟なくして踏み入れてはいけない。
ジャンルはともかく、コレクション趣味は地域や文化を問わず存在しています。気になるのは、世界で初めての蒐集家は何を集めたのかということです。変な形の石や木の実辺りでしょうか。それを見てニンマリしてたら頭のおかしいやつだと思われそうですが、現代でも大して変わらないので問題はありません。
2024
絶対零度という科学用語があります。現代科学の範疇で、理論的に到達し得る温度の下限を指す単語です。マイナス273.15℃が良く知られています。概念が誕生したのは17世紀と、それなりに昔です。気体の体積が一定ならば、低温になるほど圧力が下がる実験結果から底の存在を予測します。後にボイル・シャルルの法則として纏められ、気圧は絶対温度に比例する知見を得ました。ちなみに絶対温度とは、絶対零度を起点とした単位で刻み方は摂氏と同じです。なので絶対零度が0K(ケルビン)、0℃が273.15Kになります。ケルビンの名は熱エネルギー界の巨人、ケルビン卿ウィリアム・トムソン氏に由来します。古典物理学では絶対零度になると粒子の運動が静止すると考えられていました。しかし量子力学で不確定性原理が登場し、そうはならないと推測されています。とはいっても現状の見解だと、実在の物質が絶対零度に達することは無いんだそうですけど。決してゼロに至ることは無いと表現したら、拗らせてる感が出て良いですよね。
(・ω・) 初めて聞いたのが聖闘士星矢だったのは私だけじゃないはずだ
【能力はともかく終始ウザかったから星二です】
マ:エゴサしてみたで。
玄:勇気は買います。
マ:平均で星四以上もろとるからそこそこや。
玄:探偵業より便利屋の評価が多いようですけど。
マ:人間性が壊滅しとるのに推理だけは信頼されてこそ、
正統派ゆうもんなんやけどなぁ。
【自分に言い聞かせるような発言である】
玄:『換気扇掃除から家計簿の改善点まで。
どんな困り事も解決してくれます』ですって。
マ:ちゃんと働いてるねん。
玄:これを、ちゃんと、に分類して良いのでしょうか。
マ:こないしてコツコツ点数を稼ぐことで、
いずれデカい事件も任されるようになるはずや。
【放ったらかすとたまに既成事実化するけど】
玄:『こちらの家庭事情を事細かに聞いてきて最悪です。
裏社会と繋がってる噂もあります』だそうですが。
マ:何ぞドロドロはあらへんかなぁって。
ヤクザもんについては言いがかりや。
玄:レビューは話半分が基本です。
マ:火消しに走ったところで玩具にされるだけやから、
反論とかはせーへんけどな。
【与えてはいけない餌を撒いてしまった感が】
玄:ともあれ、この様に何が書かれていようと、
笑い飛ばせる人でないと見てはいけないのでしょう。
マ:せやな。
玄:私の学校も裏サイトが存在していますけど、
それはもう怨嗟が渦巻いています。
マ:ちょいと突いたら、おもろいことになりそうやで。
大抵の人は自分がどう見られているかを気にして生きています。しかし人間というのは他人の粗を探して謎の充実感を得る生き物な訳でして。真っ当に考えたらエゴサをするべきでは無いのですが、被害が消え去る日はやってこないんでしょうね。
2024
ヴァスコ・ダ・ガマという人物が居ます。15、16世紀に掛けて活躍した海洋探検家です。ポルトガル出身で、アフリカ大陸を周回してインドに至る航路を確立させました。特にケープ半島の南端である喜望峰近海は難所で、先達であるバルトロメウ・ディアスは嵐の岬と命名したくらいです。しかしこの海路が莫大な富をもたらしたことから改名されました。そんな母国に多大な貢献をしたガマですが、仔細は曖昧です。当時、スペインのコロンブスがアメリカ大陸に到達したことを受けて、ポルトガルは焦燥感を募らせていました。二大帝国である両者のパワーバランスが、新ルートの開拓で崩れかねなかったからです。そこでインドを含むアジアへ至る別の道を模索します。ガマは現場責任者として抜擢されましたが、経緯は分かっていません。推定20代の頃なので、卓越した手腕を発揮していたであろうことは想像に難くないのですけど。一説には交渉力を買われた代表で、海と船については素人同然とも言われています。これだけの実績を持ちながら色々と不明瞭なのは、1755年のリスボン地震が一因です。彼らの航海記録を含む多くの歴史的資料が灰燼に帰してしまいました。あの時代の感覚としては極秘情報だったのでしょうが、バックアップは大切だなとも思う次第です。
(・ω・) 語感が良いから何となく記憶してる一人だよね
【なんならやんわりと病院を紹介するレベル】
マ:探偵は恨みを買うさかい、
堂々と事務所を構えるんは危険なんや。
玄:売れっ子で厄介事に巻き込まれている、
という条件が付きますけどね。
マ:まるでウチがちゃうみたいな言い方やん。
玄:仮にそうだと主張するのなら、
現実の認識能力を疑わざるを得ません。
【所詮は場末の零細企業である】
玄:雑居ビルで営業は、時たま防犯意識を疑います。
マ:せやけど客の入りやすさを考えたら、
あんま高級なとこも腰が引けるんちゃう。
玄:富裕層だけを顧客にすれば何とか。
マ:庶民の味方みたいな印象あるけど、
金払いええの相手にして悪いことなんてあらへんで。
【裁判まで通ったら真実になりかねないけど】
マ:ミスリードってあるやん。
玄:偏った情報を提供することで、
誤った結論に至らせる手法ですね。
マ:推理をミスって、全員が信じてもてもそう呼ぶん。
玄:意図的であればそうかも知れませんが、
一般的には単なる醜態でしょう。
【失態を忘れて次へ行くのは社会人として正しい】
マ:犯人もこっちの目ぇ逸らすんに必死やねんな。
玄:恨みを持つ相手に被せるのが理想です。
マ:そないなことしても罪の意識は消えへんのやで。
玄:世間はそれを負け惜しみと称するのでは。
マ:してやられたんやから、
口でくらい勝った気分にさせてーや。
ガチ目のクイズ番組では、誰も答えられなかった問題は大半がカットされると何処かで聞きました。正答率すげーなと思ってしまいますが、実態は割と低かったりする訳です。ミステリも似た感じで探偵側が完敗したエピソードはお蔵入りにされていると考えたら、脅威の推理力に多少のリアリティが出るのかも知れません。
2024
ガーネットと呼ばれる鉱物があります。語源は柘榴を指す単語です。和名は柘榴石または紅榴石で、さほど意味合いは変わりません。ケイ酸塩鉱物の一種で、マグネシウム、鉄、マンガン、アルミニウムなどを含む結晶の総称です。色は赤、黄、緑、紫と様々ですが、赤色の印象が強いのは名前からも伺えます。ある程度の大きさで見た目が良いものを宝石とし、それ以外も高硬度を活かして研磨に用います。人類との付き合いは非常に長く、少なくても5000年以上前のエジプトで装飾品にあしらわれていました。欧州圏では魔除けの効果が信じられていて、アミュレットの素材にすることがあります。また血液を連想させることから、厄除けとして兵士が携行した時期もあったとのことです。誕生石の認定は時代や組織に依ってマチマチですが、ガーネットは1月であることが大半です。理由は諸説ありますが、無加工でもカットしたかのように整っているからというのが有力視されています。ちょっと綺麗なだけの石ころなのに、人はどうして魅了されるのか。まあカラスなんかも好きなので、割と本能的な部分に根付いた行動なのかも知れませんけど。
(・ω・) でも低知能が集めるってのはあんま聞かんよな
【裏を掻こうとして支離滅裂になる典型例】
マ:アリバイて、同じやつが二つの場所に、
同時に居られへんのが前提やん。
それが覆ったとしたらどうやろ。
玄:かなり攻めた発言ですね。
マ:時空を歪められんなんて固定観念は、
捨て去ってもええんちゃうかなぁ。
【アホ過ぎてわざわざ禁止しない項目だよ】
マ:人は分裂でけへんて、誰が決めたんやろか。
玄:アメーバくらい単純なら可能でしたが。
マ:特異体質いうことで押し切れんかいな。
玄:結末より評判の方が気になるトリックです。
マ:後出しの双子がアカンのは常識やけど、
これやったら慣例違反にならんのとちゃう。
【残された手札は逆ギレくらいだ】
マ:ドッペルゲンガーを操るとかでもええで。
玄:奇抜なことを言えば良いと思ってませんか。
マ:真っ当な手段やと不可能やん。
玄:だからアリバイが成立するのでは。
マ:ものっそい言い返したいねんけど、
あまりに正論なんで難しいわ。
【ミステリを名乗らなければギリ怒られないはず】
マ:せいぜい自分似のロボットを作るくらいか。
玄:その技術があるなら、もっと楽できそうです。
マ:被害者と密室に入って跡形もなく爆死とかどや。
玄:先程から読者にケンカを売り続けています。
マ:個人的に頭脳戦いう名のちゃぶ台返しが好きやから、
しゃーない面もあるねん。
世の中にはファンタジー世界を舞台にしたミステリも存在します。もちろん本格と認める人は居ないでしょうが、ルールの提示をキチンとするなら成立しないこともありません。とはいえメジャーなジャンルになってないのは、いずれ何でもありになるのが避けられないからでしょうね。