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2011

0813

 民主党代表選が既定路線になったようですが、自公の了承も無しに大連立が争点とか、この暑さで脳に蛆でも湧いてんのかと思ったのは私だけではないと思います。ついでに、代表総理が代わったから、何か変わると言うのでしょうか。『菅以下の総理が居るわけがない』と言いたい気持ちは分からんでもないのですが、つい一年ちょっと前、『鳩山より酷い総理が居るわけねーだろ』と思っていた者としては、やっぱり更新するのかなって思っています。

( ・ω・) 上を見ればキリが無いが、それは下も同様。それでも人は、毎日生きている

『フヌッ』
 炸裂する瞬間に合わせて発した声と共に、エビルマージは握力で以って爆発の威力を減じさせた。数歩、後方に吹き飛ばすことは出来たし、手の表面も焼け焦げて、全くの無傷という訳でもない。とはいえ、並の中堅モンスターだったら、一撃で破壊できる程の力を籠めていたのも事実だ。
「成程、こりゃ強いわ」
 不思議と、絶望的な戦力の差に畏怖することは無かった。むしろ頭の一番深い部分が冴え渡って、五感が研ぎ澄まされる様にすら感じていて――僕は言いようの無い高揚感に、意識せず、口の端を緩ませていた。
『何故笑える。その可能性を鑑みていたのだが、よもや頭がおかしいのか』
「さて、ね。僕にも良く分かんないや」
 と言うか、少しどころじゃない失礼な発言があったよね。
「でもさ。そんな僕の心の機微も分からないようで、人間の全てを理解してるかの様な物言いもどうかなぁ。知ったかぶりって、魔法使いとしてかなり恥ずかしい部類の行動だよね」
『戯言を』
 そう、紛れも無い、戯言だ。だけど、自尊心を揺さぶるには、充分な効果があったはずだ。奴が心の底から人を見下していて、力こそ全てだと思っているなら、次に取る行動は――。


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2011

0812

 ブログやメールなどのネット上のツールを使っている時、恐らくは誰もが一度は思ったことがあること。何故、あの類の運営会社は、バージョンアップする際、わざわざ使いづらくするのか。旧式のシステムが好きだから、ここを選んだんだよ。下手に弄るな。弄るにしても、旧タイプを選ばせろ。

( ・ω・) 最悪極まりない改悪をしでかして、無かったことになったツールを、私は知っている

 ちなみにトヘロスは表向き聖なる力で近付けないってことになってるけど、本当のところ、この感情を増幅させて、脅かしてるってのが実態だったりする。だって、そうでもなければ、明らかな格下以外効果がないっておかしいでしょ。洞窟内なんかでは、暗所閉所が凶暴性を増幅させてる影響で効果が薄いってのは、又、別の話だけどさ。
「僕の、力か」
 たしかに、格上の意識が強すぎて、策を弄する方に頭が動いていたのは事実だ。だけど、策と力は、どちらが弱まっても、その潜在能力を発揮出来るものじゃない。どれ程の差があるかを確かめる意味でも、ここは真っ向からぶつかっていこう。
『イオラ』
 今の僕に放てる呪文の中で、最大最強の威力を籠められるのが、このイオラだ。通常は敵陣の中央部に投げ込むようにして全体への損害を狙うものだけど、今回は威力を凝縮して、単体向けに調整を加えてある。
『ふむ』
 エビルマージは、光球を興味深げに一瞥すると、右手を差し出した。
 イオ系呪文は、着弾と同時に破裂するものと、術者が任意に時を選べる二種類がある。僕が今回選んだのは、後者だ。避けるにせよ、弾くにせよ、最低限のダメージは、食らってもらう。

2011

0811

 何だか、ようやく菅総理が辞めることを正式に表明したとか。逆にすげーな。ここまでグッダグダになるまで辞めなかった総理って、戦後居たんだろうか。っていうか、グダグダになったら普通は解散総選挙ですよね。後二年は、絶対にしがみつくよ。

( ・ω・) 民主主義って怖い。そう思う、私なのであった

「生憎と、諦めが悪いっていうのは、勇者の家系の売り文句みたいなものだからね」
『メラ』
 続けて、炎としての性能を特化させた火球を三発、エビルマージに叩き込んだ。仮にも、紅蓮を名乗る炎部隊の隊長に、こんなものが効くとは思っていない。目的は、副産物である煙だ。奴の視力がどの程度かは分からないけど、少なくても、頼っている度合いを推察できるだけの情報は得られるはずだ。
『意図が、透けて見えるな』
 奴はもうもうと立ち込める煙幕の中、そう一人ごちると、二度三度、右腕を払って、霧散させてしまう。な、何て奴だよ。こともなげにやってるけど、それだけで人間の枠で容易に出来ることじゃない。
『小細工は、やめたまえ。私は、マージの名を冠してはいるが、君達のそれとは価値観が違う。知恵ではなく、心でもなく、力に依ってのみ、屈する相手を決める。君が本気でこの状況から脱することを望んでいるなら、力を見せて貰おうか』
「その点については、少しは理解しているつもりだよ」
 魔物達と相対してきて思うのは、彼らは本当に、自分より強いものに対して従順だ。獣ベースの存在が多いのも一因なんだろうけど、その分かりやすい摂理が消化しやすいっていうのも大きいんだと思う。

2011

0810

 ドラえもんがタイムパトロールに咎められないのは不可思議であるという論があります。たしかに、タイムマシンを用いての利得行為は違法なのだそうで、野比氏が将来発生させるであろう借金を消す行為は、充分に利得行為であると言えるでしょう。ですが、組織とは、その様に杓子定規に動くものなのでしょうか。最高練度まで鍛えられた軍隊ならいざ知らず、同作者の作品である、『タイムパトロールぼん』を読む限り、あの組織はかなり緩い部分があると言わざるを得ません。おそらくは、大長編で幾度か繰り広げられた、『世界を救った』事実と引き換えに、黙認されていると考えるのが、自然なのでは無いでしょうか。

( ・ω・) 今日も私の脳内は、極めて通常営業です

 これでも、数年に渡って書を嗜んで、二年近く旅を続けてきた身だ。人体の構造については、医者や高位僧職程とまではいかなくても、それなりには知っている。その上で言えるのは、単純な握力だけで肩を外したり砕いたりするのは並大抵のことじゃない。肉体的才能に恵まれた人間が、幾年も鍛錬を重ねないと到達は出来ない域だろう。それをこいつは、魔法使いの身で、純粋な才能のみで成してしまった。頭では理解していたつもりだったけど、生まれ持った容量の違いに、全身が震えそうになっていた。
『少しは分かって貰えたでしょうか。魔法を封じられようと、君達を捻り殺すことくらい、なんてことは無いのですよ』
「ぐっ」
 言葉通り、実力の差は明確だった。魔法を使えない現状ですら、剣技のみで奴を倒すことは至難だろう。
『ホイミ』
『スカラ』
 だけど、僕のやるべきことは、当面の時間稼ぎだ。治癒呪文で痛みを軽減させ、防御呪文で耐久性能を上げれば、持ちこたえることくらいは出来るはずだ。
『やれやれ。何故、人間という奴はこうも現実を見ないのか。ことの全てが、自分の思った通りに動くと信じて疑っていない。ここまで来ると、悪徳とさえ言って良い』

2011

0809

 アナログ停波から何週間か経ったような気がしますが、私の生活には何の影響もございません。まあ、ここんとこ、ニュース以外見てなかった様な気もしますしね。横浜戦? ナンノハナシデスカ? とりあえず魅力的なコンテンツも今のところ無いので、しばらくは現状維持が続きそうです。でも、選挙報道と開票速報は見たいので、解散するんなら、割と本気で考えます。セネレ書き始めてから、選挙大好きっ子になっちゃったよ。

( ・ω・) 興味が先行して作品を作る人が多いだろうが、私は作品が先行して興味へと移る

『無傷が理想でしたが、抵抗するというのでしたら、致し方ない。痛い目を見て、考えを改めて頂きましょう』
「みんな! こいつは、僕が引き付ける! その間に、他の奴らを何とかして!」
「了解~」
 あの三人なら、魔法の火力と、距離を取っての攻撃力は充分。接近しすぎた場合にはやや難があるけど、幸い、相手は炎のブレス主体の偏重部隊だ。スカイドラゴンの動きにさえ気を配れば、対応出来るだろう。後は、僕さえこいつを何とか出来れば――。
『殺せないと思って、強気なことを言うのはやめておいた方が良い。我々にとって君の価値など、天賦の魔力そのものだけだ。腕か足の一つでも削って、現実を教えて差し上げましょう』
 懐近くまで飛び込んできた奴の攻撃は、実に明快だった。僕が放ったイヅナの斬撃を左手で受け流すと、右手で左肩を掴んできたんだ。
『少し、痛むやも知れません』
 その言葉と共に、身体の左側から、激痛を知覚した。今、奴の魔力は封じられている。理力の杖みたいな、体内魔力を攻撃力に転化する媒体を使った可能性もあるけど、おそらくは、単純に握ってきただけなんだろう。

 

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