2011
何だか、ようやく菅総理が辞めることを正式に表明したとか。逆にすげーな。ここまでグッダグダになるまで辞めなかった総理って、戦後居たんだろうか。っていうか、グダグダになったら普通は解散総選挙ですよね。後二年は、絶対にしがみつくよ。
( ・ω・) 民主主義って怖い。そう思う、私なのであった
「生憎と、諦めが悪いっていうのは、勇者の家系の売り文句みたいなものだからね」
『メラ』
続けて、炎としての性能を特化させた火球を三発、エビルマージに叩き込んだ。仮にも、紅蓮を名乗る炎部隊の隊長に、こんなものが効くとは思っていない。目的は、副産物である煙だ。奴の視力がどの程度かは分からないけど、少なくても、頼っている度合いを推察できるだけの情報は得られるはずだ。
『意図が、透けて見えるな』
奴はもうもうと立ち込める煙幕の中、そう一人ごちると、二度三度、右腕を払って、霧散させてしまう。な、何て奴だよ。こともなげにやってるけど、それだけで人間の枠で容易に出来ることじゃない。
『小細工は、やめたまえ。私は、マージの名を冠してはいるが、君達のそれとは価値観が違う。知恵ではなく、心でもなく、力に依ってのみ、屈する相手を決める。君が本気でこの状況から脱することを望んでいるなら、力を見せて貰おうか』
「その点については、少しは理解しているつもりだよ」
魔物達と相対してきて思うのは、彼らは本当に、自分より強いものに対して従順だ。獣ベースの存在が多いのも一因なんだろうけど、その分かりやすい摂理が消化しやすいっていうのも大きいんだと思う。
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