ブログやメールなどのネット上のツールを使っている時、恐らくは誰もが一度は思ったことがあること。何故、あの類の運営会社は、バージョンアップする際、わざわざ使いづらくするのか。旧式のシステムが好きだから、ここを選んだんだよ。下手に弄るな。弄るにしても、旧タイプを選ばせろ。
( ・ω・) 最悪極まりない改悪をしでかして、無かったことになったツールを、私は知っている
ちなみにトヘロスは表向き聖なる力で近付けないってことになってるけど、本当のところ、この感情を増幅させて、脅かしてるってのが実態だったりする。だって、そうでもなければ、明らかな格下以外効果がないっておかしいでしょ。洞窟内なんかでは、暗所閉所が凶暴性を増幅させてる影響で効果が薄いってのは、又、別の話だけどさ。
「僕の、力か」
たしかに、格上の意識が強すぎて、策を弄する方に頭が動いていたのは事実だ。だけど、策と力は、どちらが弱まっても、その潜在能力を発揮出来るものじゃない。どれ程の差があるかを確かめる意味でも、ここは真っ向からぶつかっていこう。
『イオラ』
今の僕に放てる呪文の中で、最大最強の威力を籠められるのが、このイオラだ。通常は敵陣の中央部に投げ込むようにして全体への損害を狙うものだけど、今回は威力を凝縮して、単体向けに調整を加えてある。
『ふむ』
エビルマージは、光球を興味深げに一瞥すると、右手を差し出した。
イオ系呪文は、着弾と同時に破裂するものと、術者が任意に時を選べる二種類がある。僕が今回選んだのは、後者だ。避けるにせよ、弾くにせよ、最低限のダメージは、食らってもらう。
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