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 最近、空気を通り越して真空なんじゃないかって勢いの存在感しかない国民新党ですが、何故だか郵政関連法案で若干の脚光を浴びつつあります。何で又しても会期終わる直前に言うんだろう。夏休みの宿題かよ、もっと早く言えよとツッコミを入れたいところですが、何か高度な戦術なんですかね。通る訳無いのを分かっていながら、支援者の手前そういう訳にもいかないというか。ってか、民主党、通常国会の終了間際に、『今回は時間が足りない。秋の臨時国会でじっくり時間を掛けてやりたい』って言ってましたが、『補正で忙しかった。一月からの通常国会でじっくりやろう』とかほざいてました。夏休みの宿題だったのは、民主党だったよ!

( ・ω・) こうしてみると、何だか味わい深いような、スカスカなような。考えたら負けの気がする

「ふつーに直球でいいんじゃないの? あったことをそのまんま言うだけで」
「でも、結構な大事だよ? あの様子じゃ、ノアニールがどうなったかも知らないっぽいし、あけっぴろげに何もかも伝えたら相当の衝撃になりそうなんだけど」
「ですが、知り合ってしまった以上、伝えることは責務だと思いますの」
「あの~」
「いや、僕も言わないことを考慮すべきだって言ってるんじゃなくてさ。『今日はいい天気ですね』くらいから入って、何とか自然な会話の流れで辿り着けないかな」
「それ、かなり無茶なこと言ってるよ? 具体的に言うと、無装備に加えて正拳突きだけで王宮の警備を突破して王様のところに辿り着こうってくらい」
 うーむ。良くは分からない喩えだけど、無茶な空気感だけは理解できた様な、そうでも無い様な。
「ちょっと、いいですか?」
 うわっ、奥さん、一体、いつの間にこんな近くに来たんですか。仮にも剣士として、喋って考える方に集中しすぎて、背後を取られて気付かなかった失態については、あんま触れないことにするけどさ。
「何の話をされているんですか?」
「えーと、ですね」
 ぜ、全然、方針が纏まってない内に、問い詰められるのは、正直なところ、辛いです。ってか、シスとアクアさんは僕の後ろに逃げ込んじゃったし。困った時に、僕に全部委任するのって、信頼されてるのかどうなのか、微妙に判断が分かれるところだと思う。
「エルフの皆さんは、そりゃもう元気でしたよ。まあ、若干の種族的偏見があるせいか、必ずしも友好的とは言えませんが、それなりにといった感じですかね」

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 グダグダにも程がある臨時国会も閉会が近付いてますが、党首討論もどうやら行われないようです。菅総理曰く、『いやぁ、やりたかったのに残念だなぁ』だそうですが。この状況で、何でそんな満面の笑みなんだろう。相変わらず、緊張感が足りないと思うのです。

( ・ω・) 支持率が下がり続けると総理は死ぬという俗説は、割と信憑性があるというのにね

 えーと、順繰りに整理していくと、この奥さんはエルフで、旦那さんは多分、人間だよね。ジョン君の耳に特徴があるのは、いわゆるハーフエルフって奴だからなんだろうけど、あれ、何かどっかで、こんな関係についての話を聞いたことがある様な。
 ちょっと待って。順繰りに纏めていくから。こちらの御家族、お子さんが一人なのかは知らないけど、とりあえずお父さんは三十になるかならないくらいの、人間の男性だ。お母さんは、エルフで、僕みたいな凡庸な人間に年齢の判別は難しいけど、多分、旦那さんとそうは変わらないだろう。そして、ジョン君は十歳になるかならないかくらいかな。ハーフエルフが、人間と同じ様に成長するのかどうかまでは知らないけどさ。
 そして、言ったら何だけど、只でさえ辺境なのに、更に完膚なきまでに滅ぼされた不便極まりないこの土地で暮らすなんて、人目を忍ぶくらいしか理由が思い付かない。単に見付かりたくないだけなら、都会の雑踏も選択肢に入るだろうけど、奥さんは何しろエルフだ。目立つなという方が無理ってものだと思う。
 その上で、この奥さんの出身地はノアニール西方の隠れ里とのことだ。これらの情報を総合的に構築すると、何をどうしたって、僕達が関わったあの事案を連想してしまう訳で。
「ちょ、ちょっと待って下さいね。作戦会議しますから」
「はい?」
 奥さんを含めた三人が、何やら、怪訝な顔でこっちを見てるけど、とりあえずは無視しておこう。果てさて、一体、僕達はどうやって話を切り出すべきなんだろうか。

 北朝鮮の親玉と言うか、後見人として中国が主要なものとして取り扱われますが、こんだけ好き放題やられると、そろそろどうなんだろうと思わなくもありません。米国を主体としたいわゆる旧西側諸国の勢力が朝鮮半島の根元まで伸びてくるのと、北朝鮮を庇い続けることに依る国際世論の批判と、どちらがデメリットとして上か。まあ、国際世論なんてあやふやなもんは二十世紀に入ってからの概念の気がしますので、クラシカルな中国共産党としては、要所としての北朝鮮を選ぶ気がします。あくまでもしばらくは。

( ・ω・) 俺ならとっくの昔にブチギレて離縁状叩きつけてる気がするけどなぁ

「あれ?」
 この奥さん、フードを被っててすぐには気付かなかったけど、随分と若々しいような。ぱっと見、アクアさんとそう変わらないと思う。とても、こんな大きな男の子のお母さんには見えない。それにこの、やや冷たささえ感じる整った顔立ちは何処かで見たことある様な――。
「ん?」
 チラリと、彼女の耳が垣間見えた。人から見れば倍近くの大きさで、更に鋭角にとんがったその物は、一目見ただけで、特定の種族を連想させてくれた。
 えーと、この場合、どう接するのが正しいんだろうか。フードを被ってる以上、余り知られたくないと考えるのが妥当なのかも知れない。だけど単に日差しを避けてるだけかも知れないし、あんまし露骨に触れないのも不自然の様な――。
「ねーちゃん、エルフでしょ。久々に会ったけど、気配がやっぱ、かなり独特だよね」
「……」
 良いなぁ、シスのこの遠慮の無さ。こうはなりたくは無いけど、少しくらいは見習うべき部分があるとは思う。
「エルフに会ったことがあるんですか?」
「え、あー、ノアニールの近くでちょっと」
 そういえば、あの近辺にエルフが居るのはこの目で確かめたけど、全世界で言ったら、何個くらい集落があるんだろう。何しろ、世界を巡ってるって言っても、実際に触れることが出来てるのはほんの一部だもんなぁ。この世の中は、一人が知るには広すぎると思わなくもない。
「そこ、私の故郷です。わー、懐かしい。皆さん、元気にしておられましたか?」
「……」
 あれ、何だろう、この違和感というか、頭に何か引っ掛かってる感じは。

 今日の鳩山語録。
『1%でも続投すると言ったが、あれは誤報だ。正しくは1%になっても続けて欲しいと友人が言ってた、だ』
 何だろう。わざわざ、このブログを含めて色んな場所にネタを提供する為にやってくれてるんじゃないかって思えてきましたよ。まー、あやつらの発言を弄るだけで埋まる埋まる。考えように依っては、マスコミ関係者へのサービス精神旺盛と言えなくもないのではないでしょうか。

( ・ω・) ゴメン、俺、今、かなり適当なこと言ったよ

「俺の名前はボブ。こっちは息子のジョンだ」
「何でこいつらに挨拶なんてしてんだよ」
「まあ、そう言うな。美人とお近付きになって損することなど無い。たしかにお前からすれば年上すぎるやも知れんが、可愛い妹さんがいるやも知れぬぞ」
 何だか、ここまではっきりと本音で語られると、射掛けられたことなんてどうでも良く思えてくるから、人間って面白い。
「あーなーたー。一体ジョンに、何を吹き込んでるのかしら?」
 不意に、女性の声がした。
「め、メアリー、誤解だ。これはあくまで、男児としての生き様を教えていただけで、俺自身が邪な気持ちを持ったりなどはしていない」
「さっき、アクアさんが美人ってだけの理由で、息子さんに手を上げてました」
「お、おいっ!?」
 とりあえず、夫婦ゲンカは男に分なんて無いという鉄則に従って、勝ち馬に乗らせて貰うことにした。
「うふふ、あなた~」
「ま、待てメアリー、話せば分かる。むしろ無益な争いを減ずる為には、話し合いこそが大事だとは思わぬかね」
「言い訳は、それで終わりかしら?」
「嗚呼、世とは何ゆえ、ここまで無常だというのか」
 ボブさんは大袈裟に天を仰いで、まるで神に祈るかの様なポースを取った。まあ、僕は気にしませんけど、神職さんの前で軽々にそういう格好をするのはどうですかね。メッてされちゃうやも知れませんよ。それが狙いなのかも知れませんけど。
「ごめんなさいね、うちの人、ちょっとバカで」
「いえいえ。男は大体、こんなものですから」
 こういう切り返しもどうかと思うけど、扱いが難しいし、この位で良いかなとも思うんだよ。

 今日の菅総理語録『支持率が1%になっても辞めない』。
 まあ、平然とこんなことを言える神経はさておいて、実際、どうなんですかね。いえ、1%は大げさにしても、支持率が20%切って持ちこたえた政権は殆どありませんし、一桁になったら目も当てられないというか。個人的に、どっちでもよかったら支持する日本という国で、支持率が20%を切るというのは、エヴァンゲリオンでいうところの、ゼルエル戦くらいの絶望感があると思ってますし。ドラえもんの鉄人兵団でもいいです。現実世界に、ウルトラCで起死回生の一手は中々ありませんよ。

( ・ω・) だからこそ、桶狭間は今でも教科書に載ってる訳なのさ

「い、痛いよ。何をするんだ、父さん」
 あ、うん。赤の他人の僕でも、今の行動は理不尽で不可解極まりない。
「バカモン! あんな美人が、嘘なぞ言う訳が無かろう。いや、仮に嘘だと分かっていても、黙って騙されてやるのが男の甲斐性というものだ。俺は貴様を、そんな情けない息子に育てたつもりはないぞ!」
 ああ、成程、この人、バカなんだ。
「えーえー、美人は得ですよねー。それだけで世の中渡っていけますものねー」
 何だか、何処かの盗賊のお嬢さんから怨嗟の声が漏れ出た様な気もするけど、気にしないことにして。
「いえいえ。分かって頂けたのでしたら、幸いですわ」
 そしてアクアさんの方も、微妙に会話が成立してないような気がしないでもない。
「やはりお子さんの行き過ぎた行動には、メッして叱るのが、正しい大人としての行動ですわよね」
 アクアさんにメッされるなら、多少のイタズラは辞さない大人がどれだけ居ることやら――じゃなくてさ。
「ところで、この近くに住んでおりますの?」
「うむ、我が嫁と共にな」
 息子さんが居るんだから、奥さんが居るのに何の不自然さも無いんだけどさ。何でだろう、この人が結婚できたことを素直に認めたくない僕が居た。
「わたくしは、アクアと言いますの。見ての通り、神に仕える身ですわ。こちらがわたくし達のリーダーで勇者をやっておられるアレクさんですの。女性は、シスさんですわ」
「なーんか、おまけ扱いされた気分」
 シスのやっかみが、いつもより強い感じがするけど、これも敢えて触れないでおこうっと。



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