2015
その昔、中国のどっかの武器商人が、自称、最強の矛と盾を売りつけようとして失敗しました。彼は弁が立ちましたが、論理的な構築力が不足していた為、この様な結末に至ってしまったのです。
一方、時は移って現代社会でのこと。世に溢れるは胡散臭い商品の数々。しかし弁が立つのか、雰囲気に弱い人が多いのか、物によってはガラクタ同然の品が飛ぶように売れています。或いは、武器商人は生まれる時代を間違えたのではというお話。というか、売る相手を間違えてしまった為、何千年と語り継がれる羽目になったのでは無いでしょうか。多分、他の頭が緩い相手には、相当数、売りつけることに成功していたと思うのですよ、割とマジで。
(・ω・) この一点だけを切り抜いてクローズアップする手法は、マスコミと一緒だな!
【この場合どっちが罪深いのか】
朱:色欲って、エロスのことですよね~。
月:朱雀がエロスとか言い出すだけで、テンションが上がるな。
黄:レベルの高い変態なんだよぉ。
月:ギャップ萌えも理解できんとか、貴様はこの世界をナメてるよな。
黄:何でここで逆ギレできるのか、
そっちの方が世間をナメてるとしか言いようが無いんだよぉ。
【ゴールデンドラゴンなのにローカルなのも居るんですよ】
朱:色欲の悪魔さんってどなたでしたっけ~?
マ:アスモデウスやな。
月:七大悪魔なのに、この絶妙すぎるマイナーっぷり。親近感を覚える。
マ:実際問題、ルシファーにサタン、あとはベルゼブブくらいしか知れ渡ってへんしな。
黄:ベルゼブブは格が高いのもあるけど、あの蝿的な見た目のインパクトが強すぎて、
忘れられないのが相当の強みな気がしてるんだよぉ。
【超雑食も暴食の内なのか】
マ:アスモデウスはなー。めっちゃ美人の女に取り憑いて、
七人の旦那を殺したったねんで。
月:二人目、三人目くらいなら分かるが、五人目辺りから頭がおかしいとしか。
黄:男のレベルがドンドン下がっていくなら、なくはないんだよぉ。
月:それはそれで、テンション上がる設定だな。
黄:こいつの脳内がどうなってるのか、
色んな意味で後世の為に、掻っ捌いて研究施設に提供すべきな気がしてきたんだよぉ。
【江戸時代には確立していた模様】
月:まあ露出が多ければエロいとかいう輩は、素人としか言い様がない訳だ。
大事なのは、シチュエーションとの合致、ないしは絶妙なミスマッチっぷりだろ?
黄:プロの意見なんだよぉ。
朱:そろそろ、隔離を考えてもいいんじゃないですかね~?
月:安心しろ、日本では迫害を恐れて、この手の同好の士は地下に潜るのが常識となっている。
黄:まるでここが治外法権みたいに言われた気がしたけど、
そこまで間違ってない現実に、苦虫を噛み潰した心持ちなんだよぉ。
日本人の変態っぷりは業が深いと言いますが、本当の話なんでしょうか。そういえば、三貴子にはそれぞれ、ヘタレ、変態、マザコン兼ロリコンと、日本人らしい設定を盛り込んていた気がします。月読がちょっとアレなのも、致し方無いですよね。
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2015
私は神奈川在住なのですが、何か今年の夏はセミが少ない気がしてなりません。野良猫がワシャワシャ食しているのを見たり、アリがボーナスステージだと言わんばかりに群がったりするのは目にしたりするのですが、鳴き声自体をあまり耳にしないような。今も一匹がジーーーっと鳴いているだけで、合唱にはなっていない感じです。景気のいい年は足の踏み場もないくらい転がっているものなのですがね。基本、日本のセミは七年周期だから、ローテーションで当たり年と外れ年が繰り返されるのは分かるのですが、こうも少ないものだったとは。静かでいいはいいのですが、何やら物悲しさを感じ入ることができたら、あなたも立派な風流人です。私は、暑さが先行してどうでもいい部類の話に思えてきていますが。
(・ω・) 夏は暑いから夏なんだという正論なんて、どっかに行ってしまえ!
【月読半壊編参照】
朱:憤怒の話ですけど~、月読さんって、いつも怒ってるみたいに喋りますよね~。
月:これが地だがな!
黄:さすが、社会性ゼロなだけのことはあるんだよぉ。
月:私がいきなり、『御機嫌よう、今日も皆様方に於かれましては御壮健のようで』
とか言い出したら、人格を乗っ取られたとか疑うくせに。
黄:変なキノコ食べてお嬢様化した時のトラウマが蘇るから、
やっぱり今のままでいいんだよぉ。
【ロバの耳の井戸が欲しいところだな】
マ:怒ることの何が悪いっちゅう話やで。
喜怒哀楽が出せんようになったら、生き物として終わりちゃうんか。
黄:一理ある気もするんだよぉ。
朱:この場合、当たり散らしたりして迷惑を掛けるなってことじゃないんですか~?
黄:それも一理あるといえばあるんだけど、
溜め込みすぎると地震やマグマみたいに、大爆発が待ってるのも事実なんだよぉ。
【大衆化とはそういうことの気もするけど】
月:プンスカプンプン。
黄:自分のキャラクターを理解した上で行動しやがれなんだよぉ。
月:よくよく考えたら、七つの大罪で媚びまくれるんじゃないか。
黄:誰に対してなんだよぉ。
月:そりゃまあ、信徒、かなぁ。
黄:プンスカだの、ジェラシーだの、大飯食らって得た信者とか、
薄っぺらすぎて、見るに耐えないと理解しやがれなんだよぉ。
【最近の流行は暴食と怠惰かな】
マ;強欲のウチはどないしたらええんや。
黄:割りかし、難易度が高いんだよぉ。
月:傲慢、憤怒、嫉妬、暴食、怠惰、色欲はまだイメージが湧くがな。
朱:あれもこれもぜーんぶ私のものみたいな感じですかね~?
黄:何か完全に一世代前のヒロイン像の様な気もするけど、
プンスカとか言い出す輩も死滅寸前だから、どっこいだと気付いたんだよぉ。
傲慢から順に女王様、プンスカ、ヤンデレ、ハラペコ、ダルダル、誘惑系と、属性的な意味でイケるんじゃないかという説が出てきました。さすが建前上は清廉を重んじるキリスト教です。ひっくり返して言えば、魅力になりうるということですよ。男に適用されるかは、まあ好み次第ってことで。
2015
昨日、とってもいない新聞が投函されていました。割と長いことここに住んでいる気もしますが、初めてのことだと思います。人間にミスはつきものなので、そのこと自体はどうこう言うつもりはないのですが、私はどうするのが正解だったのでしょう。とりあえず、間違いに気付いて戻ってくるかも知れないので放置しました。どこの配達所か分かりませんから連絡なんてできませんし、どこのお宅と間違えたのかも分かりません。それをわざわざ調べて行動する義理も無いなと思うので、やっぱり捨て置きました。結局、夜になっても取りに来る気配もないので、引き抜きました。あちらサイドでどうなったか知るよしもありませんし、大して興味も無いのですが、これだけは言えます。
(・ω・) ここのネタを提供してくれて、ありがとう!
【美味しいからしょうがないよね】
朱:月読さんの暴食って、どんな感じですか~?
月:ひたすら、同じものを食べ続けることはある。枝豆とか。
黄:精神に問題を抱えてそうな行動なんだよぉ。
月:貴様、その発言は枝豆への挑戦と受け取るぞ。
黄:話の本質が枝豆に無いことに気付かない辺りに、
やっぱり色々と難儀なものを感じ取ってしまったんだよぉ。
【枝豆なのに未熟じゃないとはこれ如何に】
黄:枝豆なら大量に栽培してるから、食わせてやるんだよぉ。
月:枝豆様をコケにした貴様に、枝豆を調理する資格があるのか。
朱:枝豆さんは、そんなことを気にするほど心は狭くないですよ~。
黄:この会話の落とし所を知りたいようなそうでもないような、
とても微妙な気分なんだよぉ。
【姉はあくまで同格気取りだからセーフ】
月:塩は薄めにしろよ。枝豆の風味を損なう上に、健康にも悪影響だからな。
黄:何で茹でるだけの作業すら手伝わないくせに、あんなに偉そうなんだよぉ。
朱:傲慢も、中々いい線行くんじゃないですかね~。
黄:ああいう、亭主関白系のいばりんぼは自分より大きい物には逆らわないから、
どれかというと、狭量とか小心と表現される気がするんだよぉ。
【普段の行動が加味されてる感はある】
月:うめー、枝豆、うめー。
黄:やっぱり、心に何らかの影を感じるんだよぉ。
朱:そ、それを言ったら、白虎さんの家族も大概になりませんか~?
黄:あいつらは本能としての大食らいだけど、
これは精神的欠損を埋める為の偏食行動に見えるんだよぉ。
マ:長年問題児を相手し続けると、カウンセラーみたいな能力が付くんやな。
月:枝豆たくさん食べたくらいでこう言われるのって、あからさまに理不尽だよな?
私はいい塩加減の枝豆が丼に積まれていたら、多分、三杯くらいは平然と食べきれます。無論、酒も飲まずにです。そんな行為は、枝豆への冒涜じゃないですかね。
2015
関東で、梅雨が明けました。暑いです。ヤバいです。日中はグダってます。何か最近、やたらと身体が熱を放出するので、熱暴走を起こしそうです。やっぱり痩せないといかんぜよ。どういう理屈かは今一つ分かりませんが、私は身体が火照っている間は頭が働かないということに気付いたので、何がしかの手段で冷却しないといけないようです。そして一番いいのは、水浴びだという結論に至りました。どうやって現代社会でそう頻繁に水浴びなんかするんだよという話はさて置きましょう。極力冷やした方がいい、空冷より水冷がいいとか、お前、コンピューターだったのかよというツッコミも、受け流すとしまして。ちなみに、去年辺りまでは身体を冷やしすぎて放置すると筋肉が悲鳴を上げて発熱するという症状が出ていました。何か知らん間に治ったみたいですが、基本的に虚弱体質な感じはありますね。当面、死ぬ予定もその気もありませんが、人生とはどうなるか全く見当が付かないのも事実だから困ったもんです。
(・ω・) ハンターハンターとベルセルクの最終話を読むのは、諦めるのが常識的な判断だぞ
【誤ちを認められるのはいいこと】
マ:なんやおもろそうなことしとんなー。
黄:強欲の権化が湧いたんだよぉ。
月:流石に、欲深さでは負けるだろう。
朱:どうですかね~?
マ:お、世界中の人間を物欲まみれにして、
奪われることに怯えて夜も寝れへんようにするっちゅうウチの夢と勝負するんかー?
朱:ごめんなさい、戦うまでもなくマモンさんの圧勝でした~。
【そこかしこに点在してる】
月:私が欲どしいと言っても、手の届く範囲でしか欲しがらないからな。
黄:権力に興味ないのに姉は引き摺り下ろしたいとか、
考えてみればロクでもねー話なんだよぉ。
月:それは強欲より、嫉妬に分類される問題だ。
黄:この話題を始めた張本人としてはなんだけど、
こいつの場合、ハイブリッドなのが一番の問題点なのではなかろうか、なんだよぉ。
【財閥並に癒着してる気もするけど】
マ:妬み嫉みも、ええもんやでー。
黄:ええい、この悪魔め、なんだよぉ。
朱:悪魔さんって、他の方の管轄に口を出していいんですか~?
マ:ウチら、しがない民間企業やで。
縦割りの縄張り争いで無駄な労力つことる公務員の天使様とちごて、
助け合えるとこは助け合わんと、すぐに潰れてまうわ。
黄:こういう一瞬で自己を正当化できる辺りが実に悪魔的というか、
タチの悪さを感じ入ってしまうんだよぉ。
【悪魔に悪魔と言うのは罵倒になるのだろうか】
マ:そないゆうけど、上の命令を聞いてるだけの仕事なんて、何が楽しいっちゅうんや。
黄:耳が痛い真理を突きやがったんだよぉ。
月:お前、それヘロヘッロに疲れたサラリーマンの前でも言えるのかと。
マ:むしろ悪魔のウチがゆわんで、誰がゆうっちゅう話やろ。
黄:そろそろ、ボタンを押したら『この悪魔め』と再生してくれる装置を作っても、
その手間に見合うだけの楽が出来る気すらしてきたんだよぉ。
マモンの雰囲気関西弁は、どうしても平仮名が増えてしまいます。微妙に読みづらいような気もしますが、世間の方言表記もこんなものだった気がするので、深く考えない方向でいきます。
2015
その昔、新作というか、セネレのスピンオフというか、よく分からない立ち位置の作品を構想したことがあります。舞台は近未来で、国会に対して高校生が発言権を持てるようになり、その代表枠を争う為に全国の論客達と舌戦を繰り広げる展開です。主人公は茜の息子で、選挙参謀枠になります。母譲りの才能を持ち合わせていながら、世の中に対してどこか冷めていて、政治と選挙に対して自分の力なんかちっぽけに過ぎないと考えています。セネレは基本、性悪論者ばかりで意見が偏るので、ヒロイン枠の校代表は性善論者にしてやろうかと思っていました。あ、これ綺麗事ばかり言うヒロインに、主人公が溜め息を吐きながら後始末をするパターンだなと、勘のいい方ならお気付きいただけるかと思います。
と、何か文面だけ見れば結構面白そうな感じもありますが、どうにもいい感じでまとまるイメージが湧きませんでした。とりあえずの短編すら書かれなかったことで、お察し下さい。具体的にどのような形で発言権を持つのかとか、それで何をしたいのかという、話の根本に関わる部分が盛り上がりそうもないのが原因かも知れません。現実の国会議員を見て貰えば分かると思いますが、基本的にアホだらけなので、アホに描くと逆に生々しいというか。でもあまり強キャラにしてしまうと、年齢の分、主人公勢の勝ち方に違和感がバリバリと出てしまいますし。ん? 師匠格の国会議員が無双する展開なら案外イケるのかしら。まあその場合、主人公がカッコ笑いを付けられてしまう諸刃の刃なのですが。
(・ω・) 三十年後の完成形公康が師匠だとしたら、純コメディの罠からは逃れられないな
【傲慢に含まれてるような気もするけど】
黄:傲慢、憤怒、嫉妬、怠惰、強欲、暴食、色欲、なんだよぉ。
月:七つの大罪がどうした。
朱:前に月読さん、これを大体網羅してるって言いましたよね~。
月:言ったような、言わなかったような?
黄:この際、発言や行動に責任を持たない厚顔も加えるべきではないかと、
ちょっとばかり考えてしまったんだよぉ。
【何故か小鳥が上から目線】
朱:この中で~、月読さんが一番強く持ってるのはどれかという話になりまして~。
月:すっげー話題だな。
黄:暇人ナメんな、なんだよぉ。
月:そんな貴様に、怠惰の称号をなすりつけてくれる。
黄:それだけは、絶対に月読に負けてない自信があるんだよぉ。
朱:どっちもどっちってことで、いいんじゃないですかね~。
【テスト期間の部屋掃除理論は偉大なり】
月:ほとんど使わない客間が物置と化して、
掘り起こせば千年単位の文化財が出てくる黄龍に言われたくない。
黄:『寝なくちゃいけない時に見るアニメほど楽しいものはない』
とか言い出す輩は、お話にすらならないんだよぉ。
朱:こうしてみると、月読さんの方が大分、下なのかも知れませんね~。
【ノブレスオブリージュとかいう虚像】
朱:とりあえず、怠惰は有力候補ってことでいいですね~。
黄:肩書と収入源があるといっても、二千年ほとんど働いてないのは凄いんだよぉ。
月:人間社会の形成とは、搾取階級が構築される過程のこと。ここ、テストに出るからな。
黄:ものの見方が偏り過ぎなんだよぉ。
朱:本来、上に行くほど責任は重くなるものなんじゃないですか~。
月:そんなもの、貴族が庶民に対して行うアッピールに過ぎん!
黄:たしかに、『仕事つれー、俺の仕事つれーわ』って訳されると、
あながち間違ってないとも思えてしまうんだよぉ。
視点を変えれば、ギリシャ人のあの怠惰っぷりも人間社会の縮図と言えるのやも知れません。他人事だから言えることですが。